【第一章完結】だから、わらわは聖女などではない!〜令嬢転生した魔王、人類をせん滅したいのに皆をどんどん幸せにしてしまう〜

イチノキ コウ

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第一章

第十話 魔王、追いかける

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 優秀な護衛とは、決して護衛対象のリスクが増すような行動を起こさない。

 例え視界の端で、穏やかでないことが展開されていたとしても、護衛対象に『どうなさいますか?』などとは訊ねない。

 厄介ごとにわざわざ護衛対象を巻き込むのは、護衛としては完全に失格なのだ。

 だから、護衛対象がそれを無視したのなら、葛藤を抱えながらも無言でその場を立ち去るのが正解なのである。

 ……コウガは黙っていた。少年が恐喝を受けているのを見ても、黙っていた。
 だがそれは、彼が優秀な護衛であるから、という訳ではない。
 彼は分かっていたからだ。

 自分の主人は、見過ごさない。少年を襲う理不尽を、決して許さない。
 自分が伺いを立てるまでもなく、必ず主人は命令してくれる。『あれを止めよ』と。

 なぜなら、自分の主人は、聖女だから。外見も、御力も、そして御心も、真の聖女だから。

 だからコウガは、なんの葛藤もなく、ただ黙って待っていれば良かった。

 そして、待っていた時はすぐにやってきた。

「コウガ」

「はい!」 

「あれを……ぶちのめせ」

「承知しました!」

 自分で言い終わるのも待たずに、コウガは低い姿勢で飛び出した。

 予想よりも少し過激な命令だったが、ぶちのめせと言われたらぶちのめすのみ。
 自分の主人は、不条理には鉄拳で猛省を促す鋼鉄の聖女なのだ。

 勢いそのままにコウガが放った飛び蹴りは、今まさに再度少年を殴ろうとしていた男の脇腹を直撃した。

「ぐほあああ!?」

 突然の奇襲に思考が追いつく間もなく、男は路地の奥に積まれた資材に全身で突っ込んでいった。

「な、なんだこいつ!?」
「突然、なにしやがる!」

「問答無用!!」

 客観的には多少の問答が入ってもよいところだったが、コウガの頭はとっくに殲滅モードだった。

 手近な男の顔面を思いっきり殴り飛ばす。

「うぎゃああ!」

「くそっ!テメェ!」

「あれ?どこ行った?!」

 吹き飛ばされた仲間に一瞬気を取られた残りの二人は、その場にいたはずのコウガの姿を見失う。

 しかしすぐに、自分たちの上から影が落ちていることに気がついて……。

 二人同時に振り上げた顔を、丸太をぶん回したかのような強烈な蹴りが襲った。



「ご苦労」

 エリスがゆっくりと路地に入っていく。

 先ほどまで自分を殴りつけていた男たちの悲惨な姿と、怪しげな白ローブの二人組を交互に見ながら、少年は腰を抜かしたように座り込んでいた。

 エリスが、倒れた男の手から、十字形状の石を取り出す。

「あ、それは……!」

 少年が思わず声をあげる。

「小僧」

 エリスの声に、少年はびくっと体を震わせた。

「どこで手に入れた?」

「……その石のこと?」

「そうじゃ。この石を買ったところを教えよ。出所を探して街をぶらついてみたが、どこにも売ってる様子がなくてのぅ」

「それは、買ったんじゃない……もらったんだ」

「ほう、誰にじゃ?」

 少年は、座ったまま俯いて答えない。

「なんじゃ?これは盗品か?実はコイツらが本来の持ち主というオチか?」

「!ちがうっ!誰にもらったか言うなって言われてるんだ!」

 少年が慌てて立ち上がったところで、路地のさらに奥から子供の声が聞こえた。

「ラルフ兄ちゃん!ここにいたんだ!リムルが、リムルが!!」

「ウィル!?リムルがどうした!?……くそっ、返せ!!」

「うぬ?!」

 ラルフと呼ばれた少年は、後から来た男の子供に気を取られていたエリスの手から、素早く十字の石をひったくった。

「貴様!」

 コウガが止めにかかるが、その手をスルリとくぐり抜け、ラルフは路地の奥へと走り去っていく。

「ちぃっ、小僧め!とっとと追うぞ!」



 ……しばらく、入り組んだ路地裏で盛大な追っかけっこが続く。
 直線でこそ大人の足が勝つが、少年たちは身体の小ささを存分に活かして建物や障害物の隙間を巧みにくぐり抜け、エリスたちを引き離す。

 気がつくと、差し込む光はだいぶ乏しくなって、あたりは徐々に夕焼け色に染まり始めていた。

「……はぁっ、はあっ!見失った!ガキと思って舐めておったわ!それにこの迷路のような路地!おのれ、魔法で更地に変えてくれようか……!」

 エリスがワナワナと身体を震わせ不穏なことを口走ったところで、コウガが何かに気づく。

「お嬢様。あの建物は……」

 ああ?!とエリスが唸りながら顔を上げると、路地を抜けて少し開けた空間に、古びた小さな教会がぽつんと建っているのが見えた。

 その教会の扉を開けて、今まさにラルフが中に入っていくのが遠目にわかる。

「そうか、あそこがガキどもの根城か!もう逃さぬぞ!!……ようし、威嚇がてら、あの古ぼけた扉を吹っ飛ばして……!」

 怒髪天のエリスが両手に魔力を集中し始めたところで……

 両手に大きな木の容器を抱えた、シスターと思しき女性が、同じく扉を開けて入っていくのがわかった。
 その様子が、あまりに慌てているように見えて、エリスは少し訝しんだ表情をする。

「……なんじゃ?さっきのガキといい、何か様子がおかしいのぅ」

 慌てたシスターが閉め忘れたのか、教会の扉は半開きのまま風に揺れている。
 エリスは躊躇いなく中へと足を踏み入れた。

 少しカビ臭い匂いが鼻をつき、エリスは思わず顔を顰める。外観もだが、中身もかなりオンボロの教会であった。
 入ってすぐの広間は、長椅子がいくつも並べられており、恐らくは祈りの間と思われた。しかし前方中央の台座に置かれた羽の生えた女性の像以外、あまり手入れは行き届いていない様子だ。

 ――ええと、これは、聖女神教か。大陸では主流の宗派じゃったな。……まったく愚かな。神など、どこにも存在せぬというに。

「さて、ガキどもを探すぞ」

 エリスは大股でズカズカと奥に進む。コウガも、周囲を警戒しつつ後に続いた。


 像の台座の右手方向に、奥の廊下へと続く入り口があった。より一層カビ臭いその廊下の壁を反響して、子供たちのものと思われる声がかすかに聞こえてくる。

「こっちか?」

 長い廊下に面して複数の扉があったが、エリスはそのうちの一つに手をかけ、ゆっくりと開く。

 中には、二つベッドが並べて置いてあり、そのうち一つに子供たちが群がっていた。先ほど外で見かけたシスターもそこにいる。

 皆、真剣な表情で、ベッドに横たわる少女を見つめている。
 誰一人として、背後の扉を開けたエリスたちに気付いていない様子だった。

「リムル!しっかり!目を開けて!!」

「シスター!リムルは?!リムルはどうなっちゃうの!?」

 リムル、と声をかけられ続けている少女は、ベッドの上で苦しそうに顔を歪ませ、大量の脂汗を浮かべている。
 顔も手足も、奇妙なほどはっきりと土気色に変わっていた。

 ――ふむ、病か。この症状は……。

「リムル!もう大丈夫だぞ!兄ちゃんが、病気を治す魔法の石を手に入れてきたんだ!!」

 子供たちの中に、ラルフがいた。
 ラルフは、先ほどの十字の石を取り出すと、少女の胸元にあてる。

「えと、確か、魔法の言葉は……『解病リプラ』!」

 瞬間、少女の胸元の石が強い光を帯びる。
 子供たちが、歓声を上げた。
 光はやがて少女の全身を包み込み……消えた。

「リムル!どうだ!?」

 ……だが、ラルフと子供たちの期待虚しく、少女の様子に変化は見られない。呼吸は荒く、眼は硬く結ばれたまま開く気配はなかった。

「……な、なんでだよ……これ、病気に効く魔道具だって……あの人が……」

「ド阿呆。その魔法式は、この病気には効かぬ」

 その場の視線が、突如聞こえた声の発生元に集中する。

「あ、あなたがたは!?」

 いつの間にか部屋に入り込んでいた白フードの二人組を警戒し、シスターが子供たちを庇うように背中に回す。
 だが、エリスはそのシスターの様子を一切無視して言葉を続ける。

「ラルフとか言ったな小僧。その石……その魔道具に刻印された魔法式は、黄疹病の治療用じゃ。そこの娘は、黄疹病ではない。効かぬのも当たり前じゃ」

「そんな!医者の先生は、黄疹病だって!」

 ラルフの反論を聞きながら、エリスは部屋をぐるりと見渡す。

「ここは教会付きの孤児院じゃな?ふん、恐らく孤児だからと適当に診られたんじゃろう。これを黄疹病と診断するなど、まずありえん」

「じ、じゃあ、リムルはなんの病気なんだよ!!」

「灰疹病じゃ」

 エリスがはっきりと告げた病名に、部屋の空気が凍りつく。見たところシスターも子供たちも、その病名を知っているようだった。

「……灰疹病って……あの、不治の病の……」

「かかった人は、みんな死んじゃうって……」

 子供たちの顔が、絶望に歪む。
 ラルフもまた、手を震わせていた。

「う、嘘だ!嘘をつくな!医者でもないやつの言うことなんか、信じられるか!!」

「信じぬなら信じぬで良い。いずれにせよ、お主らに出来ることなどないのじゃからな」

 冷たく淡々としたエリスの言葉に、皆が黙り込んでしまう。

「……なぁ、ジャム。俺のいない間に、先生呼びに行ったんだろ?いつ来てくれるって言ってた?」

 ラルフにジャムと呼ばれた少年は、俯いたまま首を横に振る。

「……今日は忙しいから、行けないって……」

「そんな……」


 そんな子供たちのやりとりを、つまらなそうにエリスは見つめていた。

 ――ふん。この様子では、石の出どころを聞き出すのには手間取りそうじゃな。日を改めるか。

 不満げに顔をしかめながら、髪をかく。

 ――しかし、たかが小娘一人、なにを気にすることがあるのやら。所詮は他人じゃろうに。

 ふぅ、とため息をひとつついてから、エリスが踵を返そうとした……その時。

 シスターがゆっくりと立ち上がり、優しい微笑みを浮かべながら、子供たちの方を向いた。
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