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6話目!黒乃の章 記憶の足跡
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僕は木登りなんてした事がなく、人生で初めての試みに、とても覚束無い足取りで、何とか足場を探しながらゆっくりと気を登っていった。気の高さは僕より遥かに背が高く、猫のいる位置まで行くのに僕の身長三人分ぐらいは登らなければ……。割と高い位置にいるから、落ちたらひとたまりもないかもしれない。僕は足場に気をつけながら、急いで、けれどゆっくり慎重に木を登った。
そして、ある程度の高さまで来て、猫のいる木の枝の位置で僕は止まる。流石にこの心許ない木の枝の上に登る訳にもいかないし、僕は猫の方へと手を伸ばして、指をクイクイと自分の方へと動かした。
「猫ちゃ~ん、こっちおいで~」
猫は僕の声に反応してこちらに視線を向けた。猫は真っ黒な毛で覆われていて、金色の瞳が印象的な猫だった。けれど、よく見るとこの黒猫、左目を負傷していたのか古傷があり、目が開かない様だ。
黒猫は僕を見て警戒するかと思ったが、どうも人馴れしているらしく、威嚇などすることはなく、スンスンと鼻を動かして僕の様子を窺っていた。
しかし、黒猫はそこから一歩も動けないのか、木の上で蹲ったきりで、全く動こうとしない。このままでは互いに防戦一方で日が暮れてしまう。僕は思い切ってその木の枝に足を掛けた。その行動に黒乃が下で「おお」と、短い歓声を上げる。
僕は木の枝に抱きつくような形で手を伸ばしながらゆっくりと猫の方へと移動する。が――ミシッ。なんか、嫌な音がした。その音が聞こえてから、木の枝はミシミシと音を立て、グラグラと激しく揺れる。それに対して猫も焦ったように毛を逆立てて、にゃーにゃーと鳴き喚く。僕もわーわーと泣き喚く。木の枝は容赦なくバランスを崩し、僕らを一気に地面へと叩きつける。
「うわぁあああるああああ!!!」
かつて、これ程までに悲鳴を上げたことはあっただろうか。僕は目をギュッと閉じ、来る衝撃へと備えた。
「…………」
しかし、いつまで経っても衝撃も痛みも感じない。それどころか変な浮遊感さえ感じる。もしかして、僕はあの一瞬で死んでしまって、幽霊になって浮いているのか? 僕が恐る恐る目を開けると――
「な、なんだこれ!?」
僕は木の枝に掴まったまま、猫と一緒に地面スレスレのとこでフワフワと低浮上していた。
「言ったろ? 亡骸は拾ってやるって」
上から聞こえてきた黒乃の声に、僕は間の抜けた顔をして彼を見上げた。
「亡骸は拾ってやるってそういう……」
そういう意味だったのね……。
僕と黒猫は黒乃の手によって、何とか無事地上に着地した。
地面にやっと降りられて、黒猫はすぐに何処かへ立ち去ると思っていたのに、意外にもそういうことはなく、どういうわけか黒乃の匂いをクンクンと嗅いでいた。
「もしかして動物に好かれやすかったりする?」
僕がそれを見てそう聞くと、黒乃は「あ~」と、一頻り唸ったあと僕の質問に答えてくれた。
「なんつーか、俺は他の動物から見て、毛のない同族みたいに見えるらしいんだよな~」
「毛のない同族!?」
「例えば、この猫からしたら、俺は服を着た二足歩行の毛のないでっかい猫に見えてるってワケ」
「え!? そんなことあるの!?」
「知らねぇよ。俺を創った奴に聞けよ。そのお陰でなんか動物の群れとかに溶け込みやすかったり、めっちゃ懐かれたりする。白と銀はめっちゃ羨ましがってるけど、俺は別にって感じ」
「はえー……」
黒乃の凄い情報に僕は口をポカンと開けて驚いた。そういえば、黒乃ってわりと動物的な見た目をしているかもしれない。筋肉質だったり、目の瞳孔が細くなったり太くなったり、八重歯がかなり鋭かったり、爪が伸びたり縮んだり……ネコ科みたいな特徴がある気がする。
「は~、ナルホドナ~」
僕が黒乃をジロジロと見て一人で納得していると、黒乃が「何、人見て納得してんだよ!」と、プンプン怒って来たけど、軽くスルーした。僕もなかなか針山家に馴染んできたかもしれない。ここに来たての僕なら、きっとスルースキルなんて発動出来なかっただろうし。
そうこうしていると、黒猫は少し警戒を解いたのか、黒乃の足元をカリカリと前足で引っ掻いた。
「あ? なんだよ?」
黒乃はその場にしゃがみこんで、黒猫へと顔を近付ける。黒猫はにゃーにゃーと何かを訴えかけるかのように鳴いていたが、僕には何を言っているのかサッパリわからない。
しかし、黒乃にはそれが分かるのか「えー」だの「はぁ?」だの、短い相槌を返していた。
「何言ってるかわかるの?」
「ん、まぁな。一応俺ら家族は全員ある程度動物の話してる言葉がわかる。通訳機と同じで、感情を受信してそれを俺らのわかる言葉に変換する。そして、俺らが喋った言葉は相手のわかる言葉に変換される。それは人型の生き物だけじゃねぇ。普通の動物も同じことだよ」
「え!? すごい! いいな、動物と喋れるなんて!」
「でも感情を明確に持ってる生き物以外は言葉を受け取るのも伝えるのも、曖昧で分かりにくい。たとえば、魚とか虫とかな。そんな中、家族の中でも突出してそれが理解できるのが俺。でも一々魚や虫の声まで聞いてたら、メス、腹減った、寝る、くらいしか喋らねぇのにやたら叫ぶから、うっさくて頭狂いそうになるから、普段は魚とか虫の声は聞かないようにしてる」
「……動物と喋れるのも困りものだね」
動物と喋れても、色んなところから話し声が聞こえるとなると、確かにうるさいかもしれない。黒乃は心底煩わしそうに顔を顰めていた。
すると、足元で黒猫がまたにゃー! と大きく叫んだ。どうも怒っているように見える。
「なんて言ってるの?」
僕がそう聞くと、黒乃は説明するのが面倒くさくなったのか、僕の額に指をコツンと当てた。
「え」
その指先から淡い光が漏れだして、僕の頭にスっと入っていく。すると――
「おい! おみゃーら、みゃーを無視するみゃ!」
「え」
声が聞こえてきた方へ視線を向けると、そこ視線の先には黒猫がいた。
「おいこら、聞いているのかみゃ!」
その声は確かに黒猫から発せられていた。
「わ……は……ね、猫が喋ったぁあああああああああ!?」
そして、ある程度の高さまで来て、猫のいる木の枝の位置で僕は止まる。流石にこの心許ない木の枝の上に登る訳にもいかないし、僕は猫の方へと手を伸ばして、指をクイクイと自分の方へと動かした。
「猫ちゃ~ん、こっちおいで~」
猫は僕の声に反応してこちらに視線を向けた。猫は真っ黒な毛で覆われていて、金色の瞳が印象的な猫だった。けれど、よく見るとこの黒猫、左目を負傷していたのか古傷があり、目が開かない様だ。
黒猫は僕を見て警戒するかと思ったが、どうも人馴れしているらしく、威嚇などすることはなく、スンスンと鼻を動かして僕の様子を窺っていた。
しかし、黒猫はそこから一歩も動けないのか、木の上で蹲ったきりで、全く動こうとしない。このままでは互いに防戦一方で日が暮れてしまう。僕は思い切ってその木の枝に足を掛けた。その行動に黒乃が下で「おお」と、短い歓声を上げる。
僕は木の枝に抱きつくような形で手を伸ばしながらゆっくりと猫の方へと移動する。が――ミシッ。なんか、嫌な音がした。その音が聞こえてから、木の枝はミシミシと音を立て、グラグラと激しく揺れる。それに対して猫も焦ったように毛を逆立てて、にゃーにゃーと鳴き喚く。僕もわーわーと泣き喚く。木の枝は容赦なくバランスを崩し、僕らを一気に地面へと叩きつける。
「うわぁあああるああああ!!!」
かつて、これ程までに悲鳴を上げたことはあっただろうか。僕は目をギュッと閉じ、来る衝撃へと備えた。
「…………」
しかし、いつまで経っても衝撃も痛みも感じない。それどころか変な浮遊感さえ感じる。もしかして、僕はあの一瞬で死んでしまって、幽霊になって浮いているのか? 僕が恐る恐る目を開けると――
「な、なんだこれ!?」
僕は木の枝に掴まったまま、猫と一緒に地面スレスレのとこでフワフワと低浮上していた。
「言ったろ? 亡骸は拾ってやるって」
上から聞こえてきた黒乃の声に、僕は間の抜けた顔をして彼を見上げた。
「亡骸は拾ってやるってそういう……」
そういう意味だったのね……。
僕と黒猫は黒乃の手によって、何とか無事地上に着地した。
地面にやっと降りられて、黒猫はすぐに何処かへ立ち去ると思っていたのに、意外にもそういうことはなく、どういうわけか黒乃の匂いをクンクンと嗅いでいた。
「もしかして動物に好かれやすかったりする?」
僕がそれを見てそう聞くと、黒乃は「あ~」と、一頻り唸ったあと僕の質問に答えてくれた。
「なんつーか、俺は他の動物から見て、毛のない同族みたいに見えるらしいんだよな~」
「毛のない同族!?」
「例えば、この猫からしたら、俺は服を着た二足歩行の毛のないでっかい猫に見えてるってワケ」
「え!? そんなことあるの!?」
「知らねぇよ。俺を創った奴に聞けよ。そのお陰でなんか動物の群れとかに溶け込みやすかったり、めっちゃ懐かれたりする。白と銀はめっちゃ羨ましがってるけど、俺は別にって感じ」
「はえー……」
黒乃の凄い情報に僕は口をポカンと開けて驚いた。そういえば、黒乃ってわりと動物的な見た目をしているかもしれない。筋肉質だったり、目の瞳孔が細くなったり太くなったり、八重歯がかなり鋭かったり、爪が伸びたり縮んだり……ネコ科みたいな特徴がある気がする。
「は~、ナルホドナ~」
僕が黒乃をジロジロと見て一人で納得していると、黒乃が「何、人見て納得してんだよ!」と、プンプン怒って来たけど、軽くスルーした。僕もなかなか針山家に馴染んできたかもしれない。ここに来たての僕なら、きっとスルースキルなんて発動出来なかっただろうし。
そうこうしていると、黒猫は少し警戒を解いたのか、黒乃の足元をカリカリと前足で引っ掻いた。
「あ? なんだよ?」
黒乃はその場にしゃがみこんで、黒猫へと顔を近付ける。黒猫はにゃーにゃーと何かを訴えかけるかのように鳴いていたが、僕には何を言っているのかサッパリわからない。
しかし、黒乃にはそれが分かるのか「えー」だの「はぁ?」だの、短い相槌を返していた。
「何言ってるかわかるの?」
「ん、まぁな。一応俺ら家族は全員ある程度動物の話してる言葉がわかる。通訳機と同じで、感情を受信してそれを俺らのわかる言葉に変換する。そして、俺らが喋った言葉は相手のわかる言葉に変換される。それは人型の生き物だけじゃねぇ。普通の動物も同じことだよ」
「え!? すごい! いいな、動物と喋れるなんて!」
「でも感情を明確に持ってる生き物以外は言葉を受け取るのも伝えるのも、曖昧で分かりにくい。たとえば、魚とか虫とかな。そんな中、家族の中でも突出してそれが理解できるのが俺。でも一々魚や虫の声まで聞いてたら、メス、腹減った、寝る、くらいしか喋らねぇのにやたら叫ぶから、うっさくて頭狂いそうになるから、普段は魚とか虫の声は聞かないようにしてる」
「……動物と喋れるのも困りものだね」
動物と喋れても、色んなところから話し声が聞こえるとなると、確かにうるさいかもしれない。黒乃は心底煩わしそうに顔を顰めていた。
すると、足元で黒猫がまたにゃー! と大きく叫んだ。どうも怒っているように見える。
「なんて言ってるの?」
僕がそう聞くと、黒乃は説明するのが面倒くさくなったのか、僕の額に指をコツンと当てた。
「え」
その指先から淡い光が漏れだして、僕の頭にスっと入っていく。すると――
「おい! おみゃーら、みゃーを無視するみゃ!」
「え」
声が聞こえてきた方へ視線を向けると、そこ視線の先には黒猫がいた。
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