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8.5話目!はじめてのおつかい アキラより
8.5-4
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拓斗さんは化粧品売り場での買い物を終えると、同じフロアにある天然石やアクセサリーを売っている店に入って行った。今度は碧さんから頼まれた物を買いに来たようだ。カップルや学生が多く見られたせいか、拓斗さんは終始居心地が悪そうにそわそわしていた。
店内を見て周り、またも目を凝らしながら、仕切りに並べられた天然石を見つめていた。しかし、今度はすぐに見つかったのか、拓斗さんは嬉々としてそれを取ろうとした。
しかし、拓斗さんは丸くカットされた天然石を一粒だけ取って、しばらく固まったあと大きく首を傾げた。
拓斗さんの心の中をチラッと読んで見ると、どうやら天然石を何個買えば良いのかわからないようだ。碧さんはブレスレットを作るのに使うラピスラズリの天然石を買ってきてほしいと言っただけで、それを何個とは言っていない。更にサイズも様々で、拓斗さんは脳内処理し切れず、フリーズしてしまったようだ。
固まっている拓斗さんを見て店員さんが話しかけてくれた。拓斗さんは少しホッとしたように胸を撫で下ろして、ブレスレットを作るにあたって一般的天然石のサイズと戸数を店員さんに尋ねていた。店員さんからある程度の平均値を教えて貰い、拓斗さんは「じゃあそれぐらいで」と、ちょっと緊張した様子で返事をしていた。
一応、なんとか天然石を買うことには成功したが、拓斗さんは本当にこれで合っているのだろうかと不安に思い、天然石の入った小さな紙袋を見つめ、また首を傾げていた。
これも正解はわからないが、拓斗さんの対応は良かったと思う。もしこれで文句を言われても詳しく言わなかった方が悪い。彼はよく頑張った。まぁ、碧さんはそんなことで怒るような人では無いけれど。
拓斗さんはそのまま別のフロアまで移動して、今度はお茶っ葉専門店に向かった。翡翠さんはよく謎のお茶を飲んでいる。毎日種類は様々で、キッチンの棚やら自室に数多の種類のお茶っ葉が並べられている。それは緑茶から紅茶まで種類は様々だ。
「うーん」
拓斗さんは眉間に皺を寄せながら、商品を探していたが、なかなか見つからなかったらしく、店員さんに尋ねていた。すると店員さんはすぐにその商品を持ってきてくれて、拓斗さんは無事、お茶っ葉を購入することが出来た。ここは難なくクリアですね。ずっとこうなら安心できるんですけど。
そして、次に向かったのは錬金術専門店。灰冶さんが錬金術で使う匙がもうひとつ欲しいとのことで拓斗さんに頼んだものだが、特に見た目や大きさの指定はなく、拓斗さんが良いと思ったものを選んで買ってきてほしいとのことだった。
拓斗さんは匙がたくさん並べてあるコーナーを見つめ、色々手に取って隅々まで観察していたが、一通り観察し終えると、腕を組んで「うーん」と唸り出してしまった。どうやらかなり悩んでいる様子。僕なら色々考えるのが面倒臭いので直感で良いと思ったものをプレゼントしますが、拓斗さんはどうも使い勝手やデザインもちゃんと見て考えているらしく、気になった物を手に取ってはまた別の気になる物を手に取っていった。そこで十分程悩んだところで、拓斗さんは何故か匙を二本手に取ってレジに向かっていた。しかも一本は別払いで自分のお金で購入していた。まさか、拓斗さんも気に入った匙があったのでしょうか。
その後、雑貨屋さんに行き、紅さんが頼んでいたタンブラーも購入していた。紅さんもデザインは君の気に入ったもので良いよと言っていたので、拓斗さんはまた一頻り悩んだあと、今度はちゃんと一つだけ購入していた。
薫さんの頼んでいた本もデパートの本屋さんで無事ゲットしていたが、拓斗さんは本のタイトルと表紙と帯を見て、また宇宙を背景にした古の猫のような顔をしていた。まぁ、気持ちはわかります。薫さんの読む本は幅広いですが、難しい本はとことん難しいですからね。誰が読むんだろうと思うような本も読んでいますからね。言葉はわかるはずなのに、一ミリも理解できなくて、正に呪文ですね、はい。
拓斗さんは商品の入った袋を受け取ると、人の邪魔にならない憩いのスペースで足を止めた。そして、小さな袋を大きな袋に纏めると、デパートを出て行った。
店内を見て周り、またも目を凝らしながら、仕切りに並べられた天然石を見つめていた。しかし、今度はすぐに見つかったのか、拓斗さんは嬉々としてそれを取ろうとした。
しかし、拓斗さんは丸くカットされた天然石を一粒だけ取って、しばらく固まったあと大きく首を傾げた。
拓斗さんの心の中をチラッと読んで見ると、どうやら天然石を何個買えば良いのかわからないようだ。碧さんはブレスレットを作るのに使うラピスラズリの天然石を買ってきてほしいと言っただけで、それを何個とは言っていない。更にサイズも様々で、拓斗さんは脳内処理し切れず、フリーズしてしまったようだ。
固まっている拓斗さんを見て店員さんが話しかけてくれた。拓斗さんは少しホッとしたように胸を撫で下ろして、ブレスレットを作るにあたって一般的天然石のサイズと戸数を店員さんに尋ねていた。店員さんからある程度の平均値を教えて貰い、拓斗さんは「じゃあそれぐらいで」と、ちょっと緊張した様子で返事をしていた。
一応、なんとか天然石を買うことには成功したが、拓斗さんは本当にこれで合っているのだろうかと不安に思い、天然石の入った小さな紙袋を見つめ、また首を傾げていた。
これも正解はわからないが、拓斗さんの対応は良かったと思う。もしこれで文句を言われても詳しく言わなかった方が悪い。彼はよく頑張った。まぁ、碧さんはそんなことで怒るような人では無いけれど。
拓斗さんはそのまま別のフロアまで移動して、今度はお茶っ葉専門店に向かった。翡翠さんはよく謎のお茶を飲んでいる。毎日種類は様々で、キッチンの棚やら自室に数多の種類のお茶っ葉が並べられている。それは緑茶から紅茶まで種類は様々だ。
「うーん」
拓斗さんは眉間に皺を寄せながら、商品を探していたが、なかなか見つからなかったらしく、店員さんに尋ねていた。すると店員さんはすぐにその商品を持ってきてくれて、拓斗さんは無事、お茶っ葉を購入することが出来た。ここは難なくクリアですね。ずっとこうなら安心できるんですけど。
そして、次に向かったのは錬金術専門店。灰冶さんが錬金術で使う匙がもうひとつ欲しいとのことで拓斗さんに頼んだものだが、特に見た目や大きさの指定はなく、拓斗さんが良いと思ったものを選んで買ってきてほしいとのことだった。
拓斗さんは匙がたくさん並べてあるコーナーを見つめ、色々手に取って隅々まで観察していたが、一通り観察し終えると、腕を組んで「うーん」と唸り出してしまった。どうやらかなり悩んでいる様子。僕なら色々考えるのが面倒臭いので直感で良いと思ったものをプレゼントしますが、拓斗さんはどうも使い勝手やデザインもちゃんと見て考えているらしく、気になった物を手に取ってはまた別の気になる物を手に取っていった。そこで十分程悩んだところで、拓斗さんは何故か匙を二本手に取ってレジに向かっていた。しかも一本は別払いで自分のお金で購入していた。まさか、拓斗さんも気に入った匙があったのでしょうか。
その後、雑貨屋さんに行き、紅さんが頼んでいたタンブラーも購入していた。紅さんもデザインは君の気に入ったもので良いよと言っていたので、拓斗さんはまた一頻り悩んだあと、今度はちゃんと一つだけ購入していた。
薫さんの頼んでいた本もデパートの本屋さんで無事ゲットしていたが、拓斗さんは本のタイトルと表紙と帯を見て、また宇宙を背景にした古の猫のような顔をしていた。まぁ、気持ちはわかります。薫さんの読む本は幅広いですが、難しい本はとことん難しいですからね。誰が読むんだろうと思うような本も読んでいますからね。言葉はわかるはずなのに、一ミリも理解できなくて、正に呪文ですね、はい。
拓斗さんは商品の入った袋を受け取ると、人の邪魔にならない憩いのスペースで足を止めた。そして、小さな袋を大きな袋に纏めると、デパートを出て行った。
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