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白雪姫 ー継母side storyー
しおりを挟む美貌こそが、女の最大の武器
美しささえあれば
地位も金も男も
何もかもが手に入る
舞い込んだ寡男との縁談
それが国を統べる王となれば、話は変わる
国王を骨抜きにすれば
この国の財産、そして権力までもが私のもの
この国どころか
世界を統べる美しき女王として君臨できる
王はたちまち
私の美しさの虜となった
美しい衣装
眩い宝石
傅く家来たち
全て、望みのまま
気に入らないのは
王の前妻が残していった忘形見
3歳になる王女、白雪
王は、白雪を溺愛していた
今に見ておれ
跡目を継ぐ男子さえ身籠れば、王の寵愛は私のもの
だが
幾度躰を重ねても、懐妊することはなかった
年月を経て
王が私の元へ訪れる回数が減っていった
4年が過ぎたある真夜中
喉の渇きに目が覚める
通り過ぎた王の部屋に僅かに漏れる灯り
こんな時間に、何を……
不審に思い、近付いた扉
幼く甲高い声が耳に届く
「あはっ、お父様……くすぐったい……ふふっ」
息を凝らし、指をかけ、扉の隙間から目を凝らす
燭台の蝋燭が、橙色に部屋をほんのり照らし出す
王が無様な裸体を晒し
寝所に座る白雪の股の間に顔を埋めている
「あっ、あぁっ……いいっ……」
「ッハァ、ッハァ……しら、ゆき」
乱れる呼吸
淫らな水音
薄闇でさえも、その行為は容易に想像がついた
薄目を開けた白雪は、扉の奥の目に気づく
「ねぇ、お父様……
お義母様と私、どちらが綺麗?」
息を詰め、見守る
「ハァッ……お前は美しかった母によく似ておる。
白雪の美貌はこの国、いや世界一じゃ……」
「ふふっ」
勝ち誇ったように微笑む白雪に
地獄の業火のように嫉妬の炎が燃え上がる
悪魔に魂を売った瞬間でもあった
国一番の名手と謳われる猟師が呼ばれた
差し出される血塗れの心臓
まだ生温かいそれは、脈打つかのように震えていた
猟師から貪るように奪い取り、力強く握り締める
グシャッと潰される音ともに上がる血飛沫
血を滴らせる白雪の心臓に歯を立て、齧り付く
猟師は顔を引き攣らせ、床を這いずり、後退った
全身に血飛沫を浴び
無心に食らいつきながらも笑みが溢れる
世界一美しいのは、この私
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