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あんなこと……イケメンとじゃなきゃヤれない!!
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「美愛ちゃん、大丈夫?」
ヒロ先輩が気遣わしげに声をかけてくるけど、そんな優しい声も今は憎たらしくて、うっとおしく感じる。
「っせ、んぱ……
もう、入り……ました?」
きっと、後少しで終わるはず、だよね……
「えっ!?
いやいや、まだまだほんの先っぽだよ」
ありえーーーーーーんっ!!!!!!!!!!
は、はやくっ!!!
でも……なるべく痛くなく終わってぇーーーーーーっっ!!!!!!!
中学生の時に見たあの裏ビデオの映像が、また私の脳裏にリプレイされる。
あの男女は気持ち良さそうにしてたけど……ほんとにこれ、気持ちよく思えるの?
そんな日が、私にもいつか来るの!?
今はただ……痛み、それもものすごく痛い痛み、でしかない。
もし……めちゃめちゃ好きな人とのエッチだったら、気持ちいいのかな?
あ、でも……梨絵は秋人のこと蹴り飛ばしてやろうかと思った、って言ってたよな。
神様……どうか私を、痛みに強い身体に変えて下さい……
なんて今更祈ったところで、急に私の知覚神経が変わるはずも無く。
アホなこと考えてても、痛みはひかないわけで……
「うぐっっ!!」
ヒロ先輩が浅く抜き差ししながら少しずつ奥に押し進めてくれてたのが、急にぐっと深くに刺され、変な声が出る。
「ご、ごめんっ!
深すぎた、かな?」
ヒロ先輩の焦った声がして、
「っっ……だい、じょうぶ……ですっ」
なぜ大丈夫じゃないのに、大丈夫、なんて言ってるのか……自分でイミフ。
ほんとは大声で、
「ぎゃーーーーーーーーーーーっ!!!!! たすけてぇーーーーーーーーーっ!!!!!
おかあさーーーーーーーーーーーんっっっっ!!!!!」
って叫びたいくらいの勢いなのに。
イケメンの前で、こんなときでもかっこつけてしまう自分が嫌になる。
ヒロ先輩の額から汗が流れ、私の胸を伝った。
すっごい汗かいてる。汗かいてるヒロ先輩も、かっこいい……
ほんの一瞬だけ現実を忘れて、ヒロ先輩に見惚れてた私に、
「入ったから……これから、動かすよ」
現実が突きつけられた。
いっっっ!?
動、かすの……!?
ヒロ先輩のモノが、私の中から少し引き抜かれる。
と、スポンッと、ヒロ先輩のモノが勢い良く弾き出されてしまった。
「美愛ちゃんの中、キツいからやっぱ動きづらいな」
そう言って、もう一度私の入り口に当てがわれる先輩のモノ。
えーーーーーーーっ!!!!!!!
ようやく入ったと思ったのに……
またこれ、入れるの!?
一気に谷底へと突き落とされたような、絶望に苛まれる。そんな私の絶望の色を読み取ったのか、ヒロ先輩が優しく慰める。
「もう、一度入れてるし、初めてほどの痛みじゃない筈だから」
それでも……痛いもんは痛いんだよっっっ!!!!!
ヒロ先輩のモノがゆっくりと私の中へと入る。慎重に、ヒロ先輩が腰を揺らし始めた。
「ゔぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
身体の外側、だけじゃない……
身体の内側、全ての臓器、筋肉、骨……ひとつひとつの小さい細胞までが、強い振動に揺さぶられる。私の身体の中で、大革命が繰り広げられてるようだ。
ギュッと閉じていた目を見開くと、天井が揺れてる。
ううん、きっと……天井、だけじゃない……
この部屋全体が、この地域一帯が、この国全体が、この地球全体が、宇宙にまで……
激しい振動を響かせ渡ってるんじゃないかって、そう確信するほどの激しい激動を感じる。
「っは、はっ、はっ、はっ、はっ……」
呼吸することすら、ままならない。
もしここで死んだら、どうなるんだろう……
エッチしてその痛さで死ぬとか……カッコ悪い。
自嘲気味な笑いが溢れる。
「美愛、ちゃ……イく、よ」
ヒロ先輩の切ない声が頭上から響く。
それはまるで、天使のお告げのように聞こえた。
あぁ、この痛みからようやく解放されるー!
ヒロ先輩が気遣わしげに声をかけてくるけど、そんな優しい声も今は憎たらしくて、うっとおしく感じる。
「っせ、んぱ……
もう、入り……ました?」
きっと、後少しで終わるはず、だよね……
「えっ!?
いやいや、まだまだほんの先っぽだよ」
ありえーーーーーーんっ!!!!!!!!!!
は、はやくっ!!!
でも……なるべく痛くなく終わってぇーーーーーーっっ!!!!!!!
中学生の時に見たあの裏ビデオの映像が、また私の脳裏にリプレイされる。
あの男女は気持ち良さそうにしてたけど……ほんとにこれ、気持ちよく思えるの?
そんな日が、私にもいつか来るの!?
今はただ……痛み、それもものすごく痛い痛み、でしかない。
もし……めちゃめちゃ好きな人とのエッチだったら、気持ちいいのかな?
あ、でも……梨絵は秋人のこと蹴り飛ばしてやろうかと思った、って言ってたよな。
神様……どうか私を、痛みに強い身体に変えて下さい……
なんて今更祈ったところで、急に私の知覚神経が変わるはずも無く。
アホなこと考えてても、痛みはひかないわけで……
「うぐっっ!!」
ヒロ先輩が浅く抜き差ししながら少しずつ奥に押し進めてくれてたのが、急にぐっと深くに刺され、変な声が出る。
「ご、ごめんっ!
深すぎた、かな?」
ヒロ先輩の焦った声がして、
「っっ……だい、じょうぶ……ですっ」
なぜ大丈夫じゃないのに、大丈夫、なんて言ってるのか……自分でイミフ。
ほんとは大声で、
「ぎゃーーーーーーーーーーーっ!!!!! たすけてぇーーーーーーーーーっ!!!!!
おかあさーーーーーーーーーーーんっっっっ!!!!!」
って叫びたいくらいの勢いなのに。
イケメンの前で、こんなときでもかっこつけてしまう自分が嫌になる。
ヒロ先輩の額から汗が流れ、私の胸を伝った。
すっごい汗かいてる。汗かいてるヒロ先輩も、かっこいい……
ほんの一瞬だけ現実を忘れて、ヒロ先輩に見惚れてた私に、
「入ったから……これから、動かすよ」
現実が突きつけられた。
いっっっ!?
動、かすの……!?
ヒロ先輩のモノが、私の中から少し引き抜かれる。
と、スポンッと、ヒロ先輩のモノが勢い良く弾き出されてしまった。
「美愛ちゃんの中、キツいからやっぱ動きづらいな」
そう言って、もう一度私の入り口に当てがわれる先輩のモノ。
えーーーーーーーっ!!!!!!!
ようやく入ったと思ったのに……
またこれ、入れるの!?
一気に谷底へと突き落とされたような、絶望に苛まれる。そんな私の絶望の色を読み取ったのか、ヒロ先輩が優しく慰める。
「もう、一度入れてるし、初めてほどの痛みじゃない筈だから」
それでも……痛いもんは痛いんだよっっっ!!!!!
ヒロ先輩のモノがゆっくりと私の中へと入る。慎重に、ヒロ先輩が腰を揺らし始めた。
「ゔぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!」
身体の外側、だけじゃない……
身体の内側、全ての臓器、筋肉、骨……ひとつひとつの小さい細胞までが、強い振動に揺さぶられる。私の身体の中で、大革命が繰り広げられてるようだ。
ギュッと閉じていた目を見開くと、天井が揺れてる。
ううん、きっと……天井、だけじゃない……
この部屋全体が、この地域一帯が、この国全体が、この地球全体が、宇宙にまで……
激しい振動を響かせ渡ってるんじゃないかって、そう確信するほどの激しい激動を感じる。
「っは、はっ、はっ、はっ、はっ……」
呼吸することすら、ままならない。
もしここで死んだら、どうなるんだろう……
エッチしてその痛さで死ぬとか……カッコ悪い。
自嘲気味な笑いが溢れる。
「美愛、ちゃ……イく、よ」
ヒロ先輩の切ない声が頭上から響く。
それはまるで、天使のお告げのように聞こえた。
あぁ、この痛みからようやく解放されるー!
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