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狂酔 ー秀一視点ー
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美姫は気怠そうに躰を起こした。繋がっていた部分を抜くと、更に白濁がドロリと滴った。秀一の躰を擦るように美姫が躰をズルズルと這い下りていき、秀一の内腿へ唇を寄せ、白い蕩みを吸い上げた。秀一の内腿が波立ち、ゾクゾクと身を震わせた。
内腿の白濁を完全に綺麗にすると、美姫の顔が上を求めて移動する。陰嚢を掌に包み込むように持った。うっとりと見つめたと思ったら、徐に口を大きく開け、掌で持っていない方を咥えた。
「っっ!!ハアッ…!!」
刺激が脳髄にまで届き、秀一は思わずシーツを掴む。温かい口内で中に閉じ込められている欲の塊が左右に転がされる。もう一方の陰嚢も掌で転がされ、その動きに翻弄される。
「ハアッハアッ……っっく!!」
眉を顰め、唇を噛み締める姿を美姫が上目遣いに覗き、横向きの三日月のような形をさせて妖艶に目で笑った。その瞬間、秀一の頭にカッと血が上り、美姫の足首を掴むとぐいっと引き寄せた。
「アゥ!!!」
バランスを失った美姫は後ろに反り返り、秀一の躰の上で仰向けになった。秀一は躰を起こすと、美姫の足首を掴んでいた手を膝裏へと持ち変えるとくの字に曲げ、美姫の顔を膝で挟んだ。所謂、まんぐり返しの体位だ。
「ハアッハアッ…さぁ、膝裏を…ハアッ……しっかり、自分の手で…ハアッハアッ…掴んで下さい……」
美姫は大人しくその言葉に従い、膝裏を手で抱えて支えた。制圧感が秀一の胸を満たしていく。
「ハアッハアッハアッ…る、しハアッハアッハアッ……」
美姫の顕わになった恥部を舐めるように見つめる。真っ赤になったソコはピクピクと痙攣し、雄を求めて蠢いている。同様に、秀一の雄が雌を求めてビクビクと跳ねた。
欲蜜をジュルジュルと吸い上げる。どろりとした苦味が舌を刺激し、自らの白濁を飲み込んだことを嫌でも思い知らせるが、そんな悍(おぞ)ましい行為すら、今は欲情を高める行為の一つに過ぎなかった。花弁を細かく震わせるように舐め回すと、ピクピクと蠢くその動きに、興奮が渦巻く。勃起した花芽の皮を剥き、紅く艶やかな花芯を口に含んでやる。
「ハアァァァァッ!!!!!」
蜜が漏れだし、臍からお腹、乳房の中心へと伝い落ちる。その感触がゾワゾワと秀一の全身を震えさせた。両腕を美姫の脚の下に潜らせ、乳房を掴んで揉みしだき、舌で花弁の中心を上下になぞった。
「ハアッ!!!!あ、あ、あ、あ……ハアッハアッ……」
蜜の溢れる入口に舌を差し込んで伸ばし、肉襞を舐め回すように動かすと内壁が絡み付いてきた。舌を抜くと、直ぐに指を一気に三本入れ、内部をぐるぐると掻き混ぜた。指が溶かされそうに熱い。美姫の一番感じる場所を探り当てる。
「はっ!!!あぁぁぁぁぁぁ……っっ!!!!!」
花芯に舌を這わせ、左右に一定のリズムで小刻みに揺らしてやる。
「ぁぁぁぁぁぁぁ……」
美姫が全身を痙攣させ、内壁がキュウッッと収縮した。
ん…凄い、締め付けです、ね……
ギチギチと指が締め付けられ、秀一の汗が滝のように流れた。
「ハアッハアッハアッハアッ……」
艶かしい美姫の姿に、秀一は鳥肌が立つ程の興奮を覚える。硬く尖った猛りを一気に深く挿入した。
「ッグ!!!」
喉を押さえつけられたかのような美姫の声が上がる。傘のエラまで引き上げてから、また深くに突き刺す抽挿を秀一は何度も何度も繰り返す。先程まで熱い内部に埋まっていた指を花芯に当て、蜜と絡ませながら円を描くように擦り回し、もう片方の指で乳房の先端をグリグリと摘まんで刺激する。
「ハアァァァァッ!!!!!」
三点を同時に刺激され、美姫が絶叫しながら激しくエクスタシーに達した。
それからは終わることのない絶頂の波に呑まれていった……
「ハアッハアッハアッハアッ……」
「ハアッハアッハアッハアッ……」
幾度も体位を変え、抽挿を繰り返し、吐き出す欲も尽きてきた。お互いの荒い呼吸と欲をぶつける音だけが静かな闇を満たしている。
「ハ、ア……」
ついに、美姫が力尽きて気を失った。恐らく、暫く目を覚ますことはないだろう。次に目を醒ました時には媚薬の効果も切れている筈だ。
秀一はガックリと膝から崩れ落ち、肩で大きく息を吐いた。秀一の媚薬の効果は既に切れており、体力的にも精神的にも…精力的にも全て吸い取られたような気分だった。
ですが……美姫の眠っている今、行かねばなりませんね……
ずっしりと重くなった躰をもう一人の自分が持ち上げるかのように引き上げ、足を地につけると秀一はしっかりと立ち上がった。
内腿の白濁を完全に綺麗にすると、美姫の顔が上を求めて移動する。陰嚢を掌に包み込むように持った。うっとりと見つめたと思ったら、徐に口を大きく開け、掌で持っていない方を咥えた。
「っっ!!ハアッ…!!」
刺激が脳髄にまで届き、秀一は思わずシーツを掴む。温かい口内で中に閉じ込められている欲の塊が左右に転がされる。もう一方の陰嚢も掌で転がされ、その動きに翻弄される。
「ハアッハアッ……っっく!!」
眉を顰め、唇を噛み締める姿を美姫が上目遣いに覗き、横向きの三日月のような形をさせて妖艶に目で笑った。その瞬間、秀一の頭にカッと血が上り、美姫の足首を掴むとぐいっと引き寄せた。
「アゥ!!!」
バランスを失った美姫は後ろに反り返り、秀一の躰の上で仰向けになった。秀一は躰を起こすと、美姫の足首を掴んでいた手を膝裏へと持ち変えるとくの字に曲げ、美姫の顔を膝で挟んだ。所謂、まんぐり返しの体位だ。
「ハアッハアッ…さぁ、膝裏を…ハアッ……しっかり、自分の手で…ハアッハアッ…掴んで下さい……」
美姫は大人しくその言葉に従い、膝裏を手で抱えて支えた。制圧感が秀一の胸を満たしていく。
「ハアッハアッハアッ…る、しハアッハアッハアッ……」
美姫の顕わになった恥部を舐めるように見つめる。真っ赤になったソコはピクピクと痙攣し、雄を求めて蠢いている。同様に、秀一の雄が雌を求めてビクビクと跳ねた。
欲蜜をジュルジュルと吸い上げる。どろりとした苦味が舌を刺激し、自らの白濁を飲み込んだことを嫌でも思い知らせるが、そんな悍(おぞ)ましい行為すら、今は欲情を高める行為の一つに過ぎなかった。花弁を細かく震わせるように舐め回すと、ピクピクと蠢くその動きに、興奮が渦巻く。勃起した花芽の皮を剥き、紅く艶やかな花芯を口に含んでやる。
「ハアァァァァッ!!!!!」
蜜が漏れだし、臍からお腹、乳房の中心へと伝い落ちる。その感触がゾワゾワと秀一の全身を震えさせた。両腕を美姫の脚の下に潜らせ、乳房を掴んで揉みしだき、舌で花弁の中心を上下になぞった。
「ハアッ!!!!あ、あ、あ、あ……ハアッハアッ……」
蜜の溢れる入口に舌を差し込んで伸ばし、肉襞を舐め回すように動かすと内壁が絡み付いてきた。舌を抜くと、直ぐに指を一気に三本入れ、内部をぐるぐると掻き混ぜた。指が溶かされそうに熱い。美姫の一番感じる場所を探り当てる。
「はっ!!!あぁぁぁぁぁぁ……っっ!!!!!」
花芯に舌を這わせ、左右に一定のリズムで小刻みに揺らしてやる。
「ぁぁぁぁぁぁぁ……」
美姫が全身を痙攣させ、内壁がキュウッッと収縮した。
ん…凄い、締め付けです、ね……
ギチギチと指が締め付けられ、秀一の汗が滝のように流れた。
「ハアッハアッハアッハアッ……」
艶かしい美姫の姿に、秀一は鳥肌が立つ程の興奮を覚える。硬く尖った猛りを一気に深く挿入した。
「ッグ!!!」
喉を押さえつけられたかのような美姫の声が上がる。傘のエラまで引き上げてから、また深くに突き刺す抽挿を秀一は何度も何度も繰り返す。先程まで熱い内部に埋まっていた指を花芯に当て、蜜と絡ませながら円を描くように擦り回し、もう片方の指で乳房の先端をグリグリと摘まんで刺激する。
「ハアァァァァッ!!!!!」
三点を同時に刺激され、美姫が絶叫しながら激しくエクスタシーに達した。
それからは終わることのない絶頂の波に呑まれていった……
「ハアッハアッハアッハアッ……」
「ハアッハアッハアッハアッ……」
幾度も体位を変え、抽挿を繰り返し、吐き出す欲も尽きてきた。お互いの荒い呼吸と欲をぶつける音だけが静かな闇を満たしている。
「ハ、ア……」
ついに、美姫が力尽きて気を失った。恐らく、暫く目を覚ますことはないだろう。次に目を醒ました時には媚薬の効果も切れている筈だ。
秀一はガックリと膝から崩れ落ち、肩で大きく息を吐いた。秀一の媚薬の効果は既に切れており、体力的にも精神的にも…精力的にも全て吸い取られたような気分だった。
ですが……美姫の眠っている今、行かねばなりませんね……
ずっしりと重くなった躰をもう一人の自分が持ち上げるかのように引き上げ、足を地につけると秀一はしっかりと立ち上がった。
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