14 / 37
第14話
しおりを挟む
俺は恐る恐る振り向くと、そこには真っ白なスクラブを身に着けた歩夢が立っていた。
「先輩?どうしたんですか?」
「歩夢くん!」
その瞬間、張り詰めていた心と体が一気に解けた。俺は、不安や恐怖を振り払うように彼に抱きついた。
歩夢は状況が飲み込めていない様子だったが、何も言わずに俺を強く抱きしめ返してくれた。その腕の温かさに、心の中にこびりついていた恐怖が少しずつ溶けていく。
俺は堪えきれず声を上げて泣いた。ずっと一人で抱え込んでいたものが溢れ出すようだった。
「大丈夫です、先輩。俺がいますから。」
歩夢の低く優しい声が耳元に届くたび、心に溜まっていた不安が少しずつ和らいでいく。
…歩夢くんに相談すれば、きっと助けてもらえる。でも…駄目だ。もうこれ以上、彼を巻き込むわけにはいかない。
「何があったんですか?」
彼は真剣な瞳で俺を見つめてくる。
「それは…その…」
言葉が喉に詰まる。打ち明けたい気持ちと、黙っていようという理性がぶつかり合う中、歩夢がさらに一歩踏み込むように言った。
「俺、先輩の力になりたいんです。困ったことがあるなら、何でも俺に言ってください。」
その真っ直ぐな言葉が胸を刺す。でも、これ以上心配させたくない。
「ううん、大丈夫だよ!」
俺は精一杯の笑顔を作って答えた。
「さっき玄関でネズミを見かけて驚いただけだから。本当に何でもないよ。ほら、早く仕事に行こう?患者さんが待ってるよ。」
歩夢が不審そうにこちらを見つめるのを感じながらも、俺は彼の背中を押して病棟へと急いだ。
何も知らないふりをしてくれている彼に、今はただ感謝するしかなかった。
「じゃあ先輩、俺、先に家帰って待ってるんで、この鍵渡しておきますね?」
歩夢はポケットから鍵を取り出し、俺の手にそっと握らせた。
「え?でもこれ渡したら、歩夢くんが家に入れなくなるんじゃ…?」
「それ、合鍵なんです。」
「…合鍵?」
「はい。先輩のために作りました。」
突然の告白に目を丸くする俺を見て、歩夢は少しだけ顔を赤くしながら言葉を続けた。
「その…先輩がよく俺の家に来てくれるから、いちいち鍵開けるの面倒かなって思って…」
「…え?」
歩夢の視線が一瞬泳ぎ、次の瞬間、耳まで真っ赤に染めながら、こう付け加えた。
「…いずれは、俺の奥さんになってもらうんで、その準備、っていうか…。」
「えっ!?な、なにそれ…!」
心臓がドキドキして止まらない。突然の大胆な発言に顔が熱くなるのを感じた。そんな俺を見て、歩夢はさらに照れくさそうに微笑みながら頭を掻いた。
「いや、まだすぐにってわけじゃないですけど。でも、そういうつもりでいるんで…。」
思わず俯いてしまう俺の横で、彼の真っ直ぐな瞳が俺を射抜くように見つめているのが分かる。
「今日、夜22時までですよね?ご飯作って待ってるんで、疲れたら俺の家でゆっくりしてください。」
「…うん。ありがとう、歩夢くん。」
その優しい声と言葉に、胸がいっぱいになって、自然と笑みがこぼれた。
そんなやり取りを横で聞いていた看護師の花田さんが、タイミング良く茶化してくる。
「ちょっとちょっと、なにその甘い雰囲気~!もう新婚気分?」
「ち、違います!そんなのじゃ…!」
「えー、でも歩夢くん、奥さんになるって宣言してたよね~?」
「ちょ、やめてくださいってば!」と赤面しながら焦る歩夢の姿を見て、俺はつい吹き出してしまった。
「ごめんごめん。でも、ありがとう。歩夢くん、すごく嬉しい。」
照れながら「もー!」と頬を膨らませる歩夢。その姿が可愛くて、俺は胸の中に温かい何かが広がるのを感じた。
小さな鍵と彼の言葉が、俺たちの未来を照らしているようだった。
遅番の業務が始まり、ナースステーションで準備をしていると、男性同僚で幼馴染の泰輝が近づいてきた。短髪で引き締まった体つき、まさに野球部出身といった雰囲気の彼は、昔から俺の事情をよく知る、信頼できる存在だ。
「なぁ、裕貴。宮野くんと付き合うのはいいけど、例の件、ちゃんと片付いてるのか?」
泰輝が低い声で問いかけてくる。
「例の件…?」
一瞬、何のことかと考えたが、すぐに彼が言いたいことに気づく。
「光さんとのことだよ。離婚、ちゃんと成立してるのか?」
俺は少し視線を逸らしながら、小さくため息をついた。
「…離婚届は送った。でも全然判子押してくれなくて。」
愚痴るように答えると、泰輝は苦い表情を浮かべた。
「やっぱりか…。あの人、昔から執着すごかったもんな。でもよ、早いとこ解決しねぇと、宮野くんに迷惑かけるだろ?」
「分かってるよ…けど、どうしたらいいのか分からなくて…。」
俺が弱音を吐くと、泰輝は優しく肩に手を置き、励ますように微笑んでくれた。その瞬間、不意に彼が口角を上げ、茶化すように言い出す。
「まぁ、それはともかくさ。お前、宮野くんとは上手くやってるんだろ?どうなんだよ、アレは。」
「アレって?」
眉を寄せる俺に、泰輝はニヤつきながら答えた。
「セックス、だよ。お前ら、どれくらいやってんの?」
「はぁっ!?」
思わず声が裏返った。顔が一気に熱くなり、慌てて周りを見回す。
「な、なに言ってんだよ!ここ病院だぞ!?」
「病院だからって、関係ねぇだろ?俺ら男同士なんだし。なぁ、どんくらい?」
泰輝はグイッと顔を近づけてくる。
「…し、週…7日くらい。」
「ぶっ!」
泰輝は噴き出して、腹を抱えて笑い出した。
「毎日じゃん!お前ら新婚かよ!」
「ち、違うってば!そんな…たまたま、最近ちょっと続いてただけで…!」
言い訳しながら、顔がさらに赤くなるのが分かる。
「たまたま続くってレベルじゃねぇだろ、それ。宮野くん、相当体力あるんだなー!」
「お前、声がでかい!聞こえるだろ、他の人に!」
慌てて泰輝を制止しようとする俺を見て、彼は肩を揺らしながら大笑いしていた。
「悪い悪い。でもさ、幸せそうで良かったよ、裕貴。けど、宮野くんを大事にしてやれよな?」
「…ありがと。」
泰輝の笑顔に、少しだけ救われた気がした。でも、その直後にまた茶化されるんじゃないかと、俺は気が気じゃなかった。
「先輩?どうしたんですか?」
「歩夢くん!」
その瞬間、張り詰めていた心と体が一気に解けた。俺は、不安や恐怖を振り払うように彼に抱きついた。
歩夢は状況が飲み込めていない様子だったが、何も言わずに俺を強く抱きしめ返してくれた。その腕の温かさに、心の中にこびりついていた恐怖が少しずつ溶けていく。
俺は堪えきれず声を上げて泣いた。ずっと一人で抱え込んでいたものが溢れ出すようだった。
「大丈夫です、先輩。俺がいますから。」
歩夢の低く優しい声が耳元に届くたび、心に溜まっていた不安が少しずつ和らいでいく。
…歩夢くんに相談すれば、きっと助けてもらえる。でも…駄目だ。もうこれ以上、彼を巻き込むわけにはいかない。
「何があったんですか?」
彼は真剣な瞳で俺を見つめてくる。
「それは…その…」
言葉が喉に詰まる。打ち明けたい気持ちと、黙っていようという理性がぶつかり合う中、歩夢がさらに一歩踏み込むように言った。
「俺、先輩の力になりたいんです。困ったことがあるなら、何でも俺に言ってください。」
その真っ直ぐな言葉が胸を刺す。でも、これ以上心配させたくない。
「ううん、大丈夫だよ!」
俺は精一杯の笑顔を作って答えた。
「さっき玄関でネズミを見かけて驚いただけだから。本当に何でもないよ。ほら、早く仕事に行こう?患者さんが待ってるよ。」
歩夢が不審そうにこちらを見つめるのを感じながらも、俺は彼の背中を押して病棟へと急いだ。
何も知らないふりをしてくれている彼に、今はただ感謝するしかなかった。
「じゃあ先輩、俺、先に家帰って待ってるんで、この鍵渡しておきますね?」
歩夢はポケットから鍵を取り出し、俺の手にそっと握らせた。
「え?でもこれ渡したら、歩夢くんが家に入れなくなるんじゃ…?」
「それ、合鍵なんです。」
「…合鍵?」
「はい。先輩のために作りました。」
突然の告白に目を丸くする俺を見て、歩夢は少しだけ顔を赤くしながら言葉を続けた。
「その…先輩がよく俺の家に来てくれるから、いちいち鍵開けるの面倒かなって思って…」
「…え?」
歩夢の視線が一瞬泳ぎ、次の瞬間、耳まで真っ赤に染めながら、こう付け加えた。
「…いずれは、俺の奥さんになってもらうんで、その準備、っていうか…。」
「えっ!?な、なにそれ…!」
心臓がドキドキして止まらない。突然の大胆な発言に顔が熱くなるのを感じた。そんな俺を見て、歩夢はさらに照れくさそうに微笑みながら頭を掻いた。
「いや、まだすぐにってわけじゃないですけど。でも、そういうつもりでいるんで…。」
思わず俯いてしまう俺の横で、彼の真っ直ぐな瞳が俺を射抜くように見つめているのが分かる。
「今日、夜22時までですよね?ご飯作って待ってるんで、疲れたら俺の家でゆっくりしてください。」
「…うん。ありがとう、歩夢くん。」
その優しい声と言葉に、胸がいっぱいになって、自然と笑みがこぼれた。
そんなやり取りを横で聞いていた看護師の花田さんが、タイミング良く茶化してくる。
「ちょっとちょっと、なにその甘い雰囲気~!もう新婚気分?」
「ち、違います!そんなのじゃ…!」
「えー、でも歩夢くん、奥さんになるって宣言してたよね~?」
「ちょ、やめてくださいってば!」と赤面しながら焦る歩夢の姿を見て、俺はつい吹き出してしまった。
「ごめんごめん。でも、ありがとう。歩夢くん、すごく嬉しい。」
照れながら「もー!」と頬を膨らませる歩夢。その姿が可愛くて、俺は胸の中に温かい何かが広がるのを感じた。
小さな鍵と彼の言葉が、俺たちの未来を照らしているようだった。
遅番の業務が始まり、ナースステーションで準備をしていると、男性同僚で幼馴染の泰輝が近づいてきた。短髪で引き締まった体つき、まさに野球部出身といった雰囲気の彼は、昔から俺の事情をよく知る、信頼できる存在だ。
「なぁ、裕貴。宮野くんと付き合うのはいいけど、例の件、ちゃんと片付いてるのか?」
泰輝が低い声で問いかけてくる。
「例の件…?」
一瞬、何のことかと考えたが、すぐに彼が言いたいことに気づく。
「光さんとのことだよ。離婚、ちゃんと成立してるのか?」
俺は少し視線を逸らしながら、小さくため息をついた。
「…離婚届は送った。でも全然判子押してくれなくて。」
愚痴るように答えると、泰輝は苦い表情を浮かべた。
「やっぱりか…。あの人、昔から執着すごかったもんな。でもよ、早いとこ解決しねぇと、宮野くんに迷惑かけるだろ?」
「分かってるよ…けど、どうしたらいいのか分からなくて…。」
俺が弱音を吐くと、泰輝は優しく肩に手を置き、励ますように微笑んでくれた。その瞬間、不意に彼が口角を上げ、茶化すように言い出す。
「まぁ、それはともかくさ。お前、宮野くんとは上手くやってるんだろ?どうなんだよ、アレは。」
「アレって?」
眉を寄せる俺に、泰輝はニヤつきながら答えた。
「セックス、だよ。お前ら、どれくらいやってんの?」
「はぁっ!?」
思わず声が裏返った。顔が一気に熱くなり、慌てて周りを見回す。
「な、なに言ってんだよ!ここ病院だぞ!?」
「病院だからって、関係ねぇだろ?俺ら男同士なんだし。なぁ、どんくらい?」
泰輝はグイッと顔を近づけてくる。
「…し、週…7日くらい。」
「ぶっ!」
泰輝は噴き出して、腹を抱えて笑い出した。
「毎日じゃん!お前ら新婚かよ!」
「ち、違うってば!そんな…たまたま、最近ちょっと続いてただけで…!」
言い訳しながら、顔がさらに赤くなるのが分かる。
「たまたま続くってレベルじゃねぇだろ、それ。宮野くん、相当体力あるんだなー!」
「お前、声がでかい!聞こえるだろ、他の人に!」
慌てて泰輝を制止しようとする俺を見て、彼は肩を揺らしながら大笑いしていた。
「悪い悪い。でもさ、幸せそうで良かったよ、裕貴。けど、宮野くんを大事にしてやれよな?」
「…ありがと。」
泰輝の笑顔に、少しだけ救われた気がした。でも、その直後にまた茶化されるんじゃないかと、俺は気が気じゃなかった。
58
あなたにおすすめの小説
俺の好きな人は誰にでも優しい。
u
BL
「好きなタイプは?」と聞かれて世界で一番多く答えられているのは間違いなく「優しい人」だろう。
相手の優しいところに惹かれ、気づいた時には引き返せないところまで恋に落ちている。
でも次第に気付くのだ。誰だってみんな「優しい人」ではなく「"自分だけに"優しい人」が好きなのだと。
ロランは、"誰にでも優しい男"、フィリオンに恋をしてしまい、地獄のような日々に身を焼かれていた。
そんなとある日「この恋、捨てたいな…」と溢したら「それ、捨てようとすんの、やめてくんね?オレ、あんたがアイツを見る視線に興奮すっからさ」と遊び人で有名な男、ヒューゴに言われる。
彼は、自分を好きな人間には興味がなく、別の誰かに恋い焦がれている人間の目が好きな変態らしい。
そんな身勝手な遊び人とちょくちょく話すようになってからというもの、フィリオンの様子はどんどんおかしくなっていく。
恋を捨てたい男と、恋を捨てるなと言う男と、優しさが狂い始めていく男の話。
※作者の意思ではなくキャラの意思で結末が決まります。ご要望は受け付けられませんのでどちらとくっついても美味しいと思う方のみお読みください。
※中世ヨーロッパ風学園ものです。
※短編予定でしたが10万文字以内におさまらないので長編タグへと変更します。
※完結までノンストップで毎日2話ずつ更新。
クローゼットは宝箱
織緒こん
BL
てんつぶさん主催、オメガの巣作りアンソロジー参加作品です。
初めてのオメガバースです。
前後編8000文字強のSS。
◇ ◇ ◇
番であるオメガの穣太郎のヒートに合わせて休暇をもぎ取ったアルファの将臣。ほんの少し帰宅が遅れた彼を出迎えたのは、溢れかえるフェロモンの香気とクローゼットに籠城する番だった。狭いクローゼットに隠れるように巣作りする穣太郎を見つけて、出会ってから想いを通じ合わせるまでの数年間を思い出す。
美しく有能で、努力によってアルファと同等の能力を得た穣太郎。正気のときは決して甘えない彼が、ヒート期間中は将臣だけにぐずぐずに溺れる……。
年下わんこアルファ×年上美人オメガ。
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
【BL】執着激強Ω王子はα従者を落としたい
カニ蒲鉾
BL
国王である父親譲りの《美しい美貌》と《強い執着心》、王妃である母親(生物学上は男)譲りの《“推し”への情熱》と《可愛らしさ》、そんな二人の性質を色濃く受け継いで生まれた第一王子のジェイドは生まれたその瞬間から想いを寄せる相手がいた。
ラルド───母の専属騎士である男。
母が生まれた当時から御屋敷お抱えの騎士として傍に仕え、今では専属騎士として母を守るその姿が好きでたまらない。
「ねぇラルド」
「はい、ジェイド様」
「いつになったら僕をラルドの番にしてくれる?」
「……ジェイド様にはもっと相応しい相手がございます」
言葉や態度でわかりやすくアピールしても、身分も年齢も離れすぎている、とまったく相手にされない日々。……それがどうした!?押してダメなら既成事実!どうにかオメガフェロモンで屈強なアルファの男を落とすことはできないだろうか!?
そんな鋼メンタルの執着激強オメガ王子の奮闘ラブコメディ。
のほほんオメガは、同期アルファの執着に気付いていませんでした
こたま
BL
オメガの品川拓海(しながわ たくみ)は、現在祖母宅で祖母と飼い猫とのほほんと暮らしている社会人のオメガだ。雇用機会均等法以来門戸の開かれたオメガ枠で某企業に就職している。同期のアルファで営業の高輪響矢(たかなわ きょうや)とは彼の営業サポートとして共に働いている。同期社会人同士のオメガバース、ハッピーエンドです。両片想い、後両想い。攻の愛が重めです。
二人のアルファは変異Ωを逃さない!
コプラ@貧乏令嬢〜コミカライズ12/26
BL
★お気に入り1200⇧(new❤️)ありがとうございます♡とても励みになります!
表紙絵、イラストレーターかな様にお願いしました♡イメージぴったりでびっくりです♡
途中変異の男らしいツンデレΩと溺愛アルファたちの因縁めいた恋の物語。
修験道で有名な白路山の麓に住む岳は市内の高校へ通っているβの新高校3年生。優等生でクールな岳の悩みは高校に入ってから周囲と比べて成長が止まった様に感じる事だった。最近は身体までだるく感じて山伏の修行もままならない。
βの自分に執着する友人のアルファの叶斗にも、妙な対応をされる様になって気が重い。本人も知らない秘密を抱えたβの岳と、東京の中高一貫校から転校してきたもう一人の謎めいたアルファの高井も岳と距離を詰めてくる。叶斗も高井も、なぜΩでもない岳から目が離せないのか、自分でも不思議でならない。
そんな岳がΩへの変異を開始して…。岳を取り巻く周囲の騒動は収まるどころか増すばかりで、それでも岳はいつもの様に、冷めた態度でマイペースで生きていく!そんな岳にすっかり振り回されていく2人のアルファの困惑と溺愛♡
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
さかなのみるゆめ
ruki
BL
発情期時の事故で子供を産むことが出来なくなったオメガの佐奈はその時のアルファの相手、智明と一緒に暮らすことになった。常に優しくて穏やかな智明のことを好きになってしまった佐奈は、その時初めて智明が自分を好きではないことに気づく。佐奈の身体を傷つけてしまった責任を取るために一緒にいる智明の優しさに佐奈はいつしか苦しみを覚えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる