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1章 転生してしまったが、魔法チート発見!!
4.お茶会 Part1
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前世を思い出してから約1週間、私の秘密の魔法訓練は順調に進んでいた。ロッテンシュタイン侯爵家の家には森もあり、あまり奥まで行かないんだったらと、森の中で遊ぶ許可も得ている。庭師のフレッドさんから花の種を貰い、魔法で花園を作った。フレッドおじいちゃん、ありがとう!!魔法で育てた花たちを花束にして、プレゼントしようかな。
ある日、また森に遊びに行こうとしたときお父様に呼び出された。
「失礼します。」
「ああ、そこに座りなさい。」
そこには、ニコニコしたお母様と不機嫌そうなお父様がいた。
「2ヶ月後、王宮でお茶会がある。そこで第一王子の婚約者を決めるらしい。」
「えっ!!!」
お母様は相変わらずニコニコしながら、
「ロゼリアの新しいドレスを作らないと。瞳の色に合わせて、薄い緑色のドレスなんてどうかしら。わくわくするわ~。」
お母様、ご機嫌ですね……。
「ううっ、うちの可愛いロゼリアがもうお嫁に行くかもしれないなんて……。」
お父様、そんなに私のこと溺愛してたんですね。嬉しいけどお父様、情けない顔しないでください。まあ、イケメンに変わりはないから別にいいけどね。って、吞気に考えている場合じゃないわ!どうしよう……!攻略対象に会わなきゃいけないの!?
「あら、アルバートったら。まだロゼリアが、お嫁に行くわけじゃないでしょう?それになったとしても、まだ婚約者よ~。」
「それでもロゼリアはやらん!」
「わ…私も、王子様のお嫁さんになんかなりたくないよ……。もっとお父様たちといたい…。」
「ロゼリア……!!ほら、ロゼリアもこう言ってるんだし、行かせなくてもいいだろう?」
「だめよ~。王様からのご命令だもの。」
「くっ……!」
えええ、嫌だーー!攻略対象に会ったらバッドエンドになるかもしれないじゃん!!
「ほら~、ロゼリアも可愛いドレス作ってあげるからね。」
可愛いドレスは確かに欲しいけど……。だってロゼリアは美少女だからなあ……。じゃなくて!!
「とにかく、お茶会には参加しなくちゃだめよ。」
あははっ、どうやら会うしかなさそうですね!もう嫌だ……。
ある日、また森に遊びに行こうとしたときお父様に呼び出された。
「失礼します。」
「ああ、そこに座りなさい。」
そこには、ニコニコしたお母様と不機嫌そうなお父様がいた。
「2ヶ月後、王宮でお茶会がある。そこで第一王子の婚約者を決めるらしい。」
「えっ!!!」
お母様は相変わらずニコニコしながら、
「ロゼリアの新しいドレスを作らないと。瞳の色に合わせて、薄い緑色のドレスなんてどうかしら。わくわくするわ~。」
お母様、ご機嫌ですね……。
「ううっ、うちの可愛いロゼリアがもうお嫁に行くかもしれないなんて……。」
お父様、そんなに私のこと溺愛してたんですね。嬉しいけどお父様、情けない顔しないでください。まあ、イケメンに変わりはないから別にいいけどね。って、吞気に考えている場合じゃないわ!どうしよう……!攻略対象に会わなきゃいけないの!?
「あら、アルバートったら。まだロゼリアが、お嫁に行くわけじゃないでしょう?それになったとしても、まだ婚約者よ~。」
「それでもロゼリアはやらん!」
「わ…私も、王子様のお嫁さんになんかなりたくないよ……。もっとお父様たちといたい…。」
「ロゼリア……!!ほら、ロゼリアもこう言ってるんだし、行かせなくてもいいだろう?」
「だめよ~。王様からのご命令だもの。」
「くっ……!」
えええ、嫌だーー!攻略対象に会ったらバッドエンドになるかもしれないじゃん!!
「ほら~、ロゼリアも可愛いドレス作ってあげるからね。」
可愛いドレスは確かに欲しいけど……。だってロゼリアは美少女だからなあ……。じゃなくて!!
「とにかく、お茶会には参加しなくちゃだめよ。」
あははっ、どうやら会うしかなさそうですね!もう嫌だ……。
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