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しおりを挟む最初に動いたのは三匹の犬だった。左右と直線でコースをとり、獲物を追い詰めようと猛ダッシュしてくる。
続いて辺り一面を濃い霧が覆い始めた。これは相手の魔法によるものだろう。視界を遮り、犬たちの攻撃を視認できないようにするためだ。
右から低い唸り声がした、と同時に地面を跳ねる足音、そして霧の中に鋭い牙を剥き出しにした犬が現れる。飛びかかってきたそいつを避け、続いて左から飛びかかって来たもう一匹も避ける。
正面を駆けてくる足音を頼りに三匹目を避け、ふとある事に気付いた。アレインがくれたお守りが僅かに熱を持っている。シャツの下に手を入れると、カイロみたくほんのりと温かい。きっとあの三人組が精神や五感に作用する魔法を向けて来ているのだろうけど、アレインの薄紫の石はちゃんと防いでくれているようだとわかった。
三匹の犬が俺の周りを囲んでぐるぐると歩いているのが音でわかる。吸血鬼の五感は鋭いので、濃霧で視認できなくても関係ない。が、獲物を狙う獣は侮れない。人間よりよほど敏感で周到だということも理解している。俺が人間だった頃、まだ野山に野犬がいた時代だったから、人間の荷物から食べ物の匂いを察知して集団で襲ってくる所を何度か見たことがあった。
犬たちにはそれぞれ役目があって、人間を脅かす役、荷物を漁る役など本当に利口で、当時の人間にとってはかなりの脅威だった。それが今やペットショップで笑みを浮かべているのが普通なのだ、時代の流れって恐ろしい。
そんな余計な事を考えている間にも、犬たちは連携をとりつつ定期的に襲ってくる。殴り飛ばすのは簡単だが可哀想で、俺は避けつつも慎重に、三人組の居場所を探るために少しずつ移動した。人間の気配を掴むことができれば早いのだが、犬の立てる音と濃霧が邪魔でそう上手くはいかない。その間にもアレインのお守りは熱を放ち、かなり心強かった。
長くはないが短くもない時間が経った頃、前方から鋭い物が風を切る音がした。俺はそれをしゃがんで避けたが、飛んできた物体を見て悟る。魔法による直接攻撃が効かないとわかった三人組が、霧に紛れて直接物理攻撃を始めたようだ。当たったら絶対に大怪我をする勢いで飛来したのは、細かな石礫だったのだ。
こうなると犬に居場所がバレバレの俺は不利になる。魔力を持つ使い魔である犬たちは、自分の居場所を三人組に伝えることができるようで、時折的確に石礫や鎌鼬のような鋭利な風が飛来するようになった。それらは濃霧の中から突然現れ、完全に予測して避けることが難しく、致命傷を避けてかわすしかない。途端にあちこち怪我を負って、自分の血の匂いが鼻をついた。
ただ攻撃が来る方向が一辺倒なため、彼らはそこに固まっているようだと予想がつく。大方犬頼りで決着を付けられると決め付けているのだ。ゲイル殿下の言う通り、そこまで戦闘というものを理解していないらしい。方向の予測がつけばあとは詰めるだけ。俺は襲って来た犬を一匹、二匹と避け、三匹目が来たと同時に走り出そうとした。
しかし三匹目を避けた直後、もうひとつ足音が耳に届く。駆け出そうとしたが踏み止まり、咄嗟に両腕で体を庇う。左腕に鋭い痛みが走った。
「ぐ、うっ!?」
思わず呻いて、左腕を見る。白いシャツと皮膚を突き破った二つの穴があった。ダラダラと血が溢れているのが見え、瞬く間にシャツの袖が赤く染まる。腕にかかる重さが、そこに犬が噛み付いているのだと知らしめてくるが、どうしてか姿が見えない。獣の息遣いと唸り声が確かにそこからするのに、噛み付かれた腕の向こうは地面が見える。咄嗟に鼻先であろう場所を右の拳で殴り付けた。キャンッと叫び声がして、透明な犬であろうそいつが口を離す。
でも逃げるには一歩遅かった。今度は後ろから右の太腿に噛みつかれる。その犬はしっかりと姿が見えた。押し倒される形で体制を崩すと、次から次へと犬たちが飛びかかってくる。こうなるともう無我夢中で、まるで同じ獣のように地面をのたうち回ってなんとか逃れようとした。一度噛み付くと意地でも顎を離そうとしない犬たちを、鼻先や脇腹を殴ったり蹴ったりしながら引き剥がそうともがく。
砂埃と犬の唾液、それから自分の血に塗れ、なんとか抜け出すことに成功する。すぐに立ち上がって駆け出すと、彼らも吠えながらついてくる。怪我を気にして立ち止まっている暇はなかった。というか、もはや痛覚がバカになっていて自分がどんな状態なのかもわからない。
「見つけた!!」
三人組の気配は意外と近くにあった。思わず呟いて、霧の中から飛びかかる。獣ではない人間の息遣いと気配は、思った通りそこにいた。
完全に油断していたのだろう。まさかこの濃霧の中を、獰猛な使い魔たちを振り切って向かってくるとは思いもしていなかった、という表情で、三人は俺を見た。目が合うと一瞬で怯えた顔をした。俺は三人組の中、いつも真ん中に陣取って偉そうな顔をしている奴に飛び付いた。
片腕を背中へ引いて体制を崩し、瞬時に背後を取って組み伏せる。勢いよくうつ伏せに倒れた相手の背に馬乗りになって動きを封じた。
「動くな。誰かちょっとでも動けば、俺はこいつの首の骨を折るよ」
シン、と辺りが静まり返る。左右に立つ二人がまるでオバケでも見たかのように青ざめた表情を浮かべている。犬たちはくぅんと悲しげな鳴き声をあげて尻尾を丸めてしまう。改めて確認すると、犬は四匹いる。一匹はやっぱり見えないけど、息遣いや気配で存在はわかる。
「クソッ!!どうなってんだよ!?」
俺の下にいる男が憤りを込めて叫ぶ。逃れようともがくが、背後から首裏を抑えつけると大人しくなった。
「こいつを戦闘不能にしてから、あんたら二人を同じようにすることもできる。だから負けを認めてこの霧を消して」
そう言ってから、ゲイル殿下、と声を上げた。霧が徐々に晴れる。かなり離れた位置にアレインとゲイル殿下がいて、なぜかアレインはゲイル殿下に地面にはがいじめにされていた。あっちはあっちで戦闘後みたいな不思議な光景だ。
「終わったか?」
「はい!」
ゲイル殿下の叫ぶ声に応える。二人が立ち上がってこちらへと小走りでやってくる。状況を確認したゲイル殿下とアレインが見る見ると顔色を青ざめさせる。
あれ、俺、なんかやらかしたか?と、俺も一瞬で青くなる。
「殿下、アレイン…?俺、ちゃんとやったでしょ?もしかして、後の二人も捕まえないと勝ちじゃない?」
不安で声が震えた。俺の下にいる奴はまだ唸ったりして抵抗しようとしているけれど、後の二人はピクリとも動かない。霧の魔法を解いてくれたのだから、きっと負けを認めたはず。なのに何か、俺は間違っただろうか?
「いや、お前の勝ちだ。使い魔たちも主人の危険を察して攻撃をやめている。が……お前、自分が今どんな状態かわかっているのか?」
まるで奇妙なものを見るような目付きだった。俺はふらりと立ち上がって、アレインの方へ数歩進む。そして自分の姿を確認した。
全身血濡れだった。最初に噛み付かれた左腕は、肘から手首にかけて裂け、千切れたシャツの下は肉が柘榴のように捲れている。視認すると痛みが知覚できるようになった。出血のせいで視界がぐにゃぐにゃとしていることにも気付く。まあでも、必死だったしある程度の怪我は覚悟の上だ。戦闘とは、たとえ訓練であってもそういうものだろう?
「ハズキ!ごめん、僕のせいでこんな怪我をさせてしまった!!」
アレインが今にも泣きそうな顔で走り寄ってくる。別に俺がやると言ったし、手を出させないように殿下に頼んだのも俺なのだから、アレインには何も責任はないのに、と思いつつ、フラフラとアレインの方へ足を進めた。めまいのせいで真っ直ぐ歩けているのかは定かではないが。
「ハズキッ、ハズキ!!」
アレイの伸ばした両手が後少しで届く。そんな時、俺の後ろでクソッと罵る声がした。続いて何やら口汚い悪態が飛び、俺は思わず振り返った。今まで俺が組み伏せていた奴が片膝を突いてこちらへ手のひらを向けている。
咄嗟に俺はアレインに手を伸ばした。痛む体を叱咤してアレインの前へと滑り込む。
「おい!お前っ、」
ゲイル殿下が怒声を上げるのが聞こえた。同時に先程と同じ、石礫が風を切る音が迫る。
「アレインッ!…いっ!!」
俺はアレインに正面から飛び込むと、そのまま地面に押し倒す、というか突き飛ばしてアレインの肩に両手をついて転倒した。アレインの細いけど硬い腹の上で、彼の顔を庇ってうずくまる。己の痛みなんてどうでもいい。アレインのこの神々しい美貌に傷を付けたくない、なんてまた、的外れな思考が過ぎる。
「……アレイン、大丈夫?」
真下にアレインの顔を確認して問う。石礫はアレインに直撃はしなかったが、左の首筋を掠めたようで、白く輝く肌に少しだけ血が滲んでいた。
「僕は平気だよ……でも、ハズキが、」
「俺は大丈夫、これくらいで死んだりしないから」
それこそ吸血鬼同士のケンカなんて、基本的に単純な肉弾戦が多い。限られた人間から血を貰う俺たちには、人間と共存するための縄張り意識が強い。吸血鬼のコミュニティ同士がぶつかれば当然ケンカになるし、殴り合いからの引き千切り合いからの、その辺にあるものを適当に武器にしての熾烈な戦闘に発展する。見ていられないほどの泥試合だ。それも簡単に死なないし、簡単に回復することが前提の、相手をぐちゃぐちゃにしてしまうような、そんなケンカだ。
ケンカなら俺もそこそこ経験がある。多分、長命なせいで痛覚自体が退化しているのだと思う。誰かに一方的に与えられる痛みと恐怖は嫌だけど、怪我をすること自体に躊躇いも恐れもない。だって、放っておいても治ってしまうのだから。
「でも血が、すごく沢山……ハズキの顔に傷が」
顔面蒼白なアレインの震えた手が、俺の右頬に触れた。アレインの白くて細長い指がドロリと血に汚れる。視界が半分不明瞭で、顔の右側に石礫が当たって、負傷して流れた血のせいで見えにくいのだと理解した。ただ、興奮のせいでそこまで痛み自体は感じない。
「大丈夫。放っておけば治るよ」
ニコリと微笑んでみる。ツキっと鋭い痛みが右のこめかみに走った。
アレインは呆然として俺を見ていたが、その薄紫の瞳が、徐々に涙で曇った。ゆらゆらと雫を讃えた瞳が揺れ、つつ、と雫が頬を落ちる。同時に呼吸も浅く早くを繰り返し始めた。止めどなく流れ落ちる涙の色が褪せていくように見えた。
「ぼ、僕の、せいで……」
「アレイン?」
後方では、ゲイル殿下が怒りに任せて怒鳴っていた。勝負はついていたのに後方から闇討ちとは何事か?卑怯にも程があるだろう、と感情に任せて怒りを爆発させる声が聞こえている。
だけどそんな事より、急に色褪せたように表情を消してしまったアレインが気になった。
「アレイン、大丈夫だよ?俺は吸血鬼だから怪我なんてすぐに治るよ?」
アレインはまるで聞いていない、というか聞こえていないようで、ただ不自然な呼吸を繰り返す。過呼吸か?と自分のことは差し置いて心配になる。アレイン、と名前を呼びつつ頬に触れる。氷のように冷たい。思わずゾワリと背筋に悪寒が走る。何か良くないことが起こる、と本能的に悟った。
次の瞬間、低く重く、体の芯から揺さぶるような地鳴りがした。周りで様子を伺っていた学院生たちが、きゃあ、とか、うわっ、と小さく悲鳴をあげた。俺はアレインの体に乗り上げたまま辺りを見回すと、学院生たちはソワソワとキョロキョロと不安げにしている。様々な種類の使い魔たちも主人と同じく、どこか怯えたように身を丸くする様が伺えた。
俺が感じていたゾワゾワしたものは、次第に周囲に広がって、程近くにいた学院生が数人身震いし、自分の肩や腕を摩りだす。何かが空気中を漂って、嫌な気を撒き散らせているような感覚だ。息苦しさすら感じる。
その感覚は俺よりも、学院生たちの方が敏感に感じ取ったらしい。ハッと数人がアレインから後退り、こちらを凝視したままブルブルと震えだす。誰かの使い魔が、くぅん、と怯えたように鳴き声を上げた。
俺にはそこまでの違和感はないが、彼らの様子を見ればこのゾワゾワがアレインから発されていることは理解できる。
「アレイン、どうしたんだよ?みんな怖がってる」
軽く頬を叩いてみる。しかし全く反応がない。その間にも地鳴りは続いていて、軽く地面が揺れ出した。アレインはただぼんやりした瞳で、ハラハラと涙を流したまま固まってしまっている。
「マズい!!アレインを止めろ!!」
ゲイル殿下が駆け寄って来て俺の肩を掴んだ。俺は振り返って首を傾げる。よく見ると殿下は顔色が真っ青で、額にじっとりと冷や汗を滲ませていた。俺の肩に触れた手も小さく震えている。
「止める?何を?」
「こいつの魔力の大放出を、だ!!ここで爆発されると王城どころか街が吹き飛ぶ!!」
「えっ!?」
そうか。このゾワゾワしたものはアレインの魔力なのか。本来魔力の無い俺には感じ取ることができないらしいが、それでも得体の知れない不安感はわかる。俺にもわかるほどの多くの魔力を垂れ流しているとすれば、学院生たちはたまったものじゃないだろう。だから怯えているのだ、と理解する。しかし街が吹き飛ぶなんて、そんな大袈裟なと思わないでもないが、ゲイル殿下の焦った様子を見るに本当なのだろう。
「頼む、アレインを止めてくれ!」
「って言われても、さっきから全く反応しないんですよ!」
答えつつアレインの頬を軽くつねる。しかしやっぱり反応がない。
「だがアレインが心を許し、愛しているのはお前だけだ。お前の声なら届くはずだ」
「はぁ?愛、してるなんて、そんな、」
バカバカしい。執着して依存してるのはわかるが、愛だなんてそんなものは勘違いだ。家族愛や友人同士の友愛を知らないから、それらを過剰なスキンシップと共に俺に押し付けてるだけ、だと俺は思うんだけど。
「お前と菓子を食べているアレインは、本気の目をしてた。俺もあんな表情をするアレインを初めて見たんだ……まあ、いい。わからないならそれでも。だがとにかく、今アレインを止められるのはお前だけだ、だからやれ!!」
ビクッと肩が震えた。過去のトラウマを抉られるから、怒鳴られるのは苦手なのだ。
仕方ない。幸にして俺は、どんなときでもアレインが過剰反応する方法を知っている。一度眠ると朝まで起きないアレインだが、それをすると瞬時に察して飛び起きる。俺はそれが面白くて、夜中に何度もイタズラしているのだ。その度に目を見開いて起きて、でも結局幸せそうに笑ってくれるのが嬉しくて。
はぁ、とため息をつきつつ、でもいつも通り俺はアレインの頬を両手で挟んで引き寄せた。血で汚してしまうのは申し訳ないが、そうも言っていられない。徐々に地鳴りが大きくなっているのだ。
「アレイン」
名前を呼び、そして彼の柔らかい唇に自分の唇を押し当てる。少し開いた隙間から舌を差し込んで、あたたかい粘膜を舐める。
後ろでゲイル殿下が、ぬあっ!?と奇声を上げた。まったく、揃いも揃って童貞かよと内心で笑い、俺は濃厚なキスを続けた。
頬を伝った自分の血と、アレインの唾液が混ざった味がする。いつもみたいに、はやく俺を見て、俺に気付いて、と願いを込める。そう、最初は孤独なご主人様が望むなら、とただ応えるだけのキスだったはずだけれど、最近は違う。
アレインのウブな反応を笑えなくなっている。キスひとつで本気で幸せそうに微笑むから。薄紫の純粋な瞳に俺だけが映るのが嬉しくて。なんとなく同情だけではない感情が、確かに燻っているのを自覚している。捨てられないようにと思っていたし、今でもその恐怖感はある。例えアレインにとっては、人間関係に飢えているからこそのスキンシップで、寂しさを埋めたいだけだとしても。
それよりなにより、アレインが幸せそうに笑うのが見たいなんて、思っているのはまだ秘密だ。
「んっ、はぁ……」
甘い吐息を漏らして唇を離す。ふと視線を上げると、しっかり光が宿る薄紫の瞳と目があった。
アレインは涙で濡れた顔のまま、ふにゃりと笑みをこぼした。俺が見たかった笑顔だ。よかったぁ、と俺も自然と笑みを浮かべる。
「……帰ろうか」
「え?」
帰る?この状況を放置して?と疑問が浮かんだが、アレインが急に俺を抱きしめてきたので思考が途切れる。ついでに視界がぐにゃりと歪んで、驚いて目を瞑った。
次に目を開けると、どうしてか俺はアレインに抱き抱えられたまま、アレインの寝室にいたのだった。
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