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しおりを挟むツンと澄ました顔のレイチェルは、アレインが側にいる時より余程大人びて見えた。
外見は可憐な少女だけれど、内側は強かな大人の女性だ。アレインを手に入れるためならばなんでもやってやる、というような意志の強さと、王の娘であるという絶対的な地位を傘にきた高慢さが滲み出ているように思う。
俺の部屋の前室のテーブルで向かい合って、ソーヤが淹れてくれた紅茶を前に、レイチェルは強かな瞳をこちらへと向けていた。
「率直に要件だけお伝えします」
湯気の立つ紅茶には手をつける素振りすら見せず、レイチェルは淡々と言う。
「私がアレイン様と結婚しましたら、あなたはできるだけ視界に入らないところにいてください。契約魔法のためあなたからアレイン様と離れることはできないと理解はしていますが、正直他の魔法使いの方々の使い魔と違って、終始見張られているようで気分が悪いわ」
少し離れたところで給仕のため控えていたソーヤの表情があからさまに険しくなるのを見た。でも俺は、ただレイチェルに向かって頷いた。
「わかってますよ。あんたが言った通り、俺は契約魔法で縛られてるからここにいるだけだ。俺だってご主人様の子作り現場なんて見たくないんだから、あんたもアレインに言ってくれよ?はやく使い魔の契約を解いてあんな不気味な奴は追い出せってさ」
ソーヤの表情がピキッと凍ったのが視界の端で見えたが、俺はさらに笑みを浮かべて続けた。
「アレインは寂しがりだから、夜は勝手に部屋に入ってくるんだ。正直毎日ベッドを一緒にしててゆっくり眠れない。あんたも今のうちにおひとり様を満喫しておいた方がいいよ」
なんて下品な発言だろう。アレインが知ったら泣くかも。でもこれでいい。俺がアレインのことなんてどうでもいいも思ってるってわかったら、きっとバカみたいな執着心は消えるだろう。
中途半端に縋るようなことをしている俺も悪いのだから。
多分見放されて捨てられたら、この世界では本当に生きていけないだろう。生き血が必要なのだから、きっと飢えた末に人を襲って、魔物だと言われて討伐されるのがオチだ。魔法に逆らう術がないのだ、きっと簡単に捕まって殺される。
正直ものすごく怖い。不安で息が苦しくて、それなのにどうして平気なフリをしてレイチェルと同じテーブルで向かい合っていられるのかわからない。
でもアレインのためだ。彼に、まともに生きて、幸せになって欲しいから。
レイチェルは嫌悪感たっぷりな顔で言った。
「穢らわしい……ねぇ、あの噂は本当なの?お前がアレイン様を誑かしてるって」
「どう思う?答えはあんたがアレインと結婚してから、ベッドの中で確かめればいい」
俺的にいい感じな悪役顔ができたと思う。その証拠に、レイチェルは紅茶のカップをはたき落として、
「気持ち悪い!さっさと消えてちょうだい!!」
と吐き捨てて部屋を出て行った。テンプレな展開に俺もビックリだが、まあ、これでいいや。というか、もうどうでもいいや……
「ハズキ様」
ソーヤの声が、静かな部屋に厳かに沁みた。
「アレイン様を傷付けるおつもりですか?」
ズキリと胸が痛んだ。その通りだからだが、それだけじゃない。
ソーヤはアレインが小さい頃から側に使えて来た。だからアレインを一番に尊重して心配する。当たり前のことだ。そんなアレインの使い魔だから、ソーヤは俺にも良くしてくれる。
初めからわかってる。だから俺は、ソーヤにも、ハンナにも気を許したことなんてないんだ。
「だったら何?そっちの都合で俺はこれまでの全部を奪われたのに、本気であんたたちに気を許したなんて思ってたの?傷付けられて振り回されてるのはこっちなんだよ。ただでさえアレインの執着心は本当に面倒なのに、あんな女が婚約者なんて勘弁してくれよ……俺はペットじゃないんだ、意志だってある。アレインはさったさと結婚して、俺を解放して欲しいよ」
そう言い切って立ち上がった。
視界がグニャグニャと揺れている。
慣れないことをしたせいだろうか。恐ろしく気分が悪い。胸がズキズキと痛んで、なぜかすごく息苦しい。
「ハズキ様…?お加減が悪いように思います。どうぞこちらへ、」
「放っといて!!俺に触るな!!アレインにも何も言うなよ?昼食は気分じゃないしいらないって言っておいて。部屋にも来ないで欲しい」
誰にも会いたくない。こんな自分は、誰にも見られたくない。
寝室に駆け込んで、またいつも通り窓辺に座り込む。冬の晴れ間の日差しは柔らかい。人間だった頃も、日がな一日陽の当たる場所に座っていた。雄吾と過ごしたあの狭い部屋でも、俺はいつも窓辺に腰を下ろしていた。そのまま眠ってしまうと、雄吾はそっと毛布をかけてくれて、そのまましばらく隣に座って頭を撫でてくれた。感覚の鋭い俺は目が覚めてしまうのだけど、いつも心地良くてしばらく寝たふりをしていて、雄吾は気付かないまま、俺の額にキスをしてから離れていく。
あの頃はそんな日常がずっと続くと信じていた。俺が吸血鬼であることなんて忘れて。雄吾が死んでからしばらくしてはたと気付いた。結局は俺より先に人間である雄吾は死んでしまうんだって。だからこれも、不幸ではあるけれど仕方ない別れなのだ、と。
それから親密にならないよう気を付けて人間との関係を築いてきた。体は許しても心までは曝け出さないように。気持ちまでは持たないように。
今回だって同じだ。ちょっと特殊な環境に驚いて、普段とは違うことをしてしまったけれど。
しばし呼吸を落ち着けていると、またも扉をノックする音がした。今度は俺の返事を待たずに扉が開いて、バタバタとアレインが駆け寄って来た。
「ハズキ、大丈夫?具合が悪いって聞いたんだけど」
アレインは学院のローブも外さず、真っ先にここへやって来たようだった。俺のそばに膝をついて、真剣な表情で顔を覗き込んでくる。俺はそれをわかっていて、顔を上げずに唇を噛んだ。
ソーヤはやっぱりアレインにありのまま状況を伝えたのだ。侍従として当たり前だとわかっているけれど、俺の気持ちは何一つ汲み取って貰えないことを再確認した。彼らはアレインの使用人なのだから当然だが、やっぱり自分がアレインの持ち物だと思われていることを再確認した。
「ハズキ、血が足りない?遠慮せずなんでも言って?僕にできることはなんだってするから」
アレインは本気で心配そうな声音だった。
なんだってする?
だったら俺を、元の世界に戻してくれよ。
それがダメなら、このふざけた契約魔法を解除して解放してくれよ。
それもできないなら、あんたの嫌味な婚約者をどっかへやってくれ。
中途半端なあんたの態度を改めて、公爵家の名前なんて捨ててちゃんと俺だけを愛してくれよ。
そういうあれこれを口に出してしまうべきではない。それを俺は人間だったころに、名前をつけてくれたあの人を失った時に学んだ。
だから俺は言いたいことを飲み込むんだ。そして一度深呼吸して、笑顔を取り繕うのだ。これはもはや癖のようになっていて、相手を怒らせないようにとずっとそうしてきた。俺自身が一番に思うことは、大抵ロクでもないことなのだから口にするべきではない。口にしなければ、それによって傷付いたり腹を立てる人はいない。
「ごめんなさい。ちょっと寝不足で体調が良くなくて、それでソーヤには迷惑をかけちゃった。あとで謝りに行くね」
顔を上げて微笑む。ソーヤから何をどんなふうに聞いたかはわからないが、それ以上は立ち入ってほしくないこと態度に出してみる。
アレインは真剣な目をして俺を見ていたけれど、どこかいつもより遠慮がちだった。
「今日の舞踏会、俺は行かないよ。あんたが勝手に盛り上がってたから言い出し辛かったんだけど、あんなあからさまなお揃い衣装で人前に出て、公爵家の三男の慰み者だって後ろ指刺されるのはごめんだよ」
「僕は、そんなつもりはなかったんだ。ただああいう場は、自分に相応しい相手を連れていくものだと思っていた。陛下もそういうものだと、僕がデビューの時におっしゃっていたから」
何年前の話だよ、と俺は内心で笑った。アレインは至って真剣な眼差しだが。
「そんな子供のころのことはおいといて、今はアレインだって大人として立場があるだろ?アレインもわかってると思うけど、レイチェルの求婚を退けるのはかなり難しいだろ?立場とかさ、俺にはわかんないけど身分とかそういうのがあるんだから」
実際、王家の娘の求婚を、公爵家の三男が反故にできるかなんてわからないが、レイチェルの自信満々な態度からして、アレインの気持ちなんて関係ないのだろう。
アレインもそれは理解しているようで、神妙な表情で俯いてしまった。
「だからね、アレイン。俺のことはいいからさ、あんたが生きやすい方を選んでよ。穏便に全てが上手くいく方を選んでくれると俺も安心だから」
レイチェルを好きじゃなくてもどうでもいい。けれどきっと、二人が一緒の方が王様も公爵家も安心するのではないだろうか。波風立てずに進める方へ向かう方が、アレインのこれから先もきっと順調に進むはずだ。俺との出会いの方がイレギュラーだったのだから。
「僕は我儘だろうか?」
それは唐突な問いだった。顔を上げたアレインの瞳は悲しげで、そんな表情をさせているのが自分だと思うと胸が痛む。だが、ここで心を鬼にしなければ、アレインはずっと独りぼっちだ。
「え、と……そうかもね。客観的に見て、かなり恵まれた立場なのに、自分の思い通りに行かないからって駄々を捏ねているようには見える、かな。まあ、俺はそもそも何も持ってないまま生きて来たから、そうやってやりたい放題、言いたい放題言えるアレインが羨ましい。ほんのちょっと我慢すれば、そのほかは大抵が手に入るでしょ」
身分も才能も容姿も最高スペックで、友達は難しいけれど好いてくれる女はいる。それもかなりハイスペックな女だ。
「やりたい放題も言いたい放題もしているつもりはないし、いつも僕の本当の望みはかなわないのに」
「いや、正直アレインの存在はかなりの我が儘が罷り通ると思うよ?だって誰もアレインにはかなわないんでしょう?」
「それはそうだけれど」
学院の雰囲気から言って、アレインはかなり恐れられていた。こそこそとスパイを忍び込ませるようなことをされているのだって、面と向かって勝てないと思われているからだと俺は思う。柔和な性格の為に横暴な態度を取らないから、本人だけが自分の恐ろしさに気付いていない、という状況でもある。逆に言えばナメられているのもこの性格の所為だろう。
「でも横暴な事をしない性格だから、アレインは優しいんだよね。その優しさにすごく助けられて来た。でも間違ってはダメだ。俺は使い魔で、あんたは魔法使いだ。舞踏会に同伴するような間柄じゃ、絶対にない。でもアレインがちゃんとすべき事をして、筋を通せば罷り通る我が儘だってきっとある。だから年長者の俺の言う事を聞いて、今は周りに合わせて空気を読んでおくべきだ、と俺は思うね」
ムスッ、と拗ねたように唇を尖らせるアレインが可愛い。でも俺は心を鬼にしてアレインを突き放す。これも彼の為だと自分に言い聞かせて。
「その時が来たら、ハズキは僕の我が儘に付き合ってくれる?」
なんて縋るような視線を向けられて、俺はしばし考えた。
結婚してもそばにいろ、とか?
絶対に裏切らないで、はちょっと、時と場合によるな。ご主人を思って厳しくならざるを得ない時もある。
ちょっと悩んだ末に、
「付き合わざるを得ない状況だったらね」
と、はぐらかすように言った。
しかしアレインはなぜか満足そうに微笑んで、俺の額に軽く唇を押し当てた。突然のことで反応できなかった俺は、瞬きを数回繰り返して戸惑う。
「わかった。ものすごく不本意ではあるけれど、ハズキの言う事を聞いて今は穏便に大人しくしておくことにする。そうすれば我が儘を通せる時が来るんだよね?」
「ああ、まあ、そうなんじゃない?」
ニッコリと、アレインはお手本のような素晴らしい笑顔を浮かべた。
なんだかとんでもなく嫌な予感がしたが、とりあえず俺は頷いた。
結果から言えばアレインはその後、レイチェルと二人きりで昼食を取り、あくせくと準備を整えて夕方にレイチェルを伴って舞踏会へと向かったのだった。
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楽しみに待っております。
感想ありがとうございます!
まさに私が書きたいことを読んでくれていてすごく嬉しいです!
色々な作家様がおられ、その中で、「え?単純過ぎでは?」と思う物語もあるけれど、それが受け入れられるのが一般的なのかなぁ、自分ならこう書くな、と思いながらこの話を思いついたのですごく嬉しい感想です☺️
葉月の感情面とアレインの関わり方をちょっと迷ってるので更新が遅くなりますが、感想などの反応戴けて意欲が沸くのでもうしばしお待ちいただければと思います!
今日見つけて読ませていただきました!
吸血鬼受け大好きです♥️受けのトラウマとか不憫な話が大好きなのですが、この話神すぎました✨️これからも受けのトラウマの話をドキドキしながら更新楽しみにしと来ます!!!!
感想ありがとうございます😭
頑張って書きます!!