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第二章 転機
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最初の仕事は、例のオーディションだ。
シュガー・エンターテインメントは田中氏が窓口になって、俺たちをフォローしてくれる。
美容外科を受診して、全身脱毛の施術に通う事になった。
系列の美容歯科で、特殊なマウスピースによる歯列矯正も受ける。
必要とするスキルを身に着けるために、週末の休みはレッスンに追われる。
一番の難関が、ウォーキングだ。
8cmのハイヒールを履いて、スタジオをひたすら歩く。
「真凛ちゃん、膝が曲がってますよ」
「下向かない」
「猫背になってます」
容赦なく、先生の声が飛ぶ。
体力には自信があるが、ハイヒールが難敵だった。
上手く体重をコントロール出来ないし、ピンヒールの接地面積なんて点だ。
平日、ストレッチや腹筋トレーニングの後に、ウォーキングのトレーニングを加えた。
腕を頭の上に上げて、壁に背中をつけて真っすぐ立つ。
その状態から、踵を上げて足の指立ちを繰り返す。
朝のランニングもランを半分にして、ウォーキングを増やした。
今朝はラップミニスカートに、パステルブルーのレースブラウスを着ている。
大学に行くのに、6cmヒールのパンプスを履いた。
「ヒールがあると脚が長く見える。真凛ちゃん、脚が細いから」
「レッスンだけじゃ身につかない。実際に今日一日ハイヒールで歩いて見る」
もう開き直った。
俺に金が掛かっている、恥ずかしいなんて言ってられない。
家を出た瞬間から、人の眼が気になる。
大教室に入ると、友人の渡辺雅紀と山本晴斗がいた。
「今日はずいぶんとサービスがいいなあ。下から覗きたくなる」
二人共に、脚をじろじろ見てくる。
「どう?」モデル立ちをしてみる。
「いや、最高」
「跪いて、キス出来る?」
「sexさせてくれるなら、出来るよ」
「させてあげない」
……
家に帰って、足をソファーに上げて横になる。
「足がパンパンになった。
女の子って凄いね、これが毎日だもん」
聖苑がマッサージをしてくれる。
「社長にマッサージしてもらうなんて、おこがましい」
「うちの商品だから、大事にしなきゃ」
シュガー・エンターテインメントは田中氏が窓口になって、俺たちをフォローしてくれる。
美容外科を受診して、全身脱毛の施術に通う事になった。
系列の美容歯科で、特殊なマウスピースによる歯列矯正も受ける。
必要とするスキルを身に着けるために、週末の休みはレッスンに追われる。
一番の難関が、ウォーキングだ。
8cmのハイヒールを履いて、スタジオをひたすら歩く。
「真凛ちゃん、膝が曲がってますよ」
「下向かない」
「猫背になってます」
容赦なく、先生の声が飛ぶ。
体力には自信があるが、ハイヒールが難敵だった。
上手く体重をコントロール出来ないし、ピンヒールの接地面積なんて点だ。
平日、ストレッチや腹筋トレーニングの後に、ウォーキングのトレーニングを加えた。
腕を頭の上に上げて、壁に背中をつけて真っすぐ立つ。
その状態から、踵を上げて足の指立ちを繰り返す。
朝のランニングもランを半分にして、ウォーキングを増やした。
今朝はラップミニスカートに、パステルブルーのレースブラウスを着ている。
大学に行くのに、6cmヒールのパンプスを履いた。
「ヒールがあると脚が長く見える。真凛ちゃん、脚が細いから」
「レッスンだけじゃ身につかない。実際に今日一日ハイヒールで歩いて見る」
もう開き直った。
俺に金が掛かっている、恥ずかしいなんて言ってられない。
家を出た瞬間から、人の眼が気になる。
大教室に入ると、友人の渡辺雅紀と山本晴斗がいた。
「今日はずいぶんとサービスがいいなあ。下から覗きたくなる」
二人共に、脚をじろじろ見てくる。
「どう?」モデル立ちをしてみる。
「いや、最高」
「跪いて、キス出来る?」
「sexさせてくれるなら、出来るよ」
「させてあげない」
……
家に帰って、足をソファーに上げて横になる。
「足がパンパンになった。
女の子って凄いね、これが毎日だもん」
聖苑がマッサージをしてくれる。
「社長にマッサージしてもらうなんて、おこがましい」
「うちの商品だから、大事にしなきゃ」
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