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第十章 成長
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「真凛ちゃん、皆さん、いらっしゃいませ」
伊集院先生が出迎えてくれた、奥に設けられたreserved席に案内される。
シャンパンが用意されて、みんなに注がれた。
「「カンパ~イ!」」
solemnityの専属モデル就任から、ざっと1年が経っていた。
「真凛ちゃん、この1年でずいぶん綺麗になった。
可愛らしさが減って、妖艶さが増した感じがする」
伊集院先生が褒めてくれた。
「可愛らしさは、妹に持っていかれたから。
もうピンクメイクは止めて、ブルーとかパープルに変えてます」
「沙織ちゃん、CMで見た時ビックリしちゃった。
真凛ちゃんが若返ったのかと思うほど、似ていた」
「もう芸能活動は沙織に任せて、自分はsolemnityだけに集中します」
最近、自分が考えていることを口にした。
金曜日の夜、店は繁盛していた。
女装のお客様も結構いて、遠巻きで見られていた。
「真凛がいるから、いつもと空気が違う」
加山氏が言ってる。
カウンターに行って、伊集院先生に言った。
「ツーショット撮影したら、落ち着きますか?」
「頼んでいいの?」
「このままじゃ落ち着かないから」
ボーイが、常連客の席を回って説明していた。
すぐに撮影が始まった。
お客様と並んでツーショットを撮る、10分程で終了。
店は落ち着きを取り戻した、テーブルに戻って席に座る。
「女装する人からすれば、スターだな」
「フォトブックの握手会に、大勢来て頂きました」
「Adoreのユーザーに、男性が増えてる」
「今も二人はAdoreでした。キレイに着こなしてる」
「今年のJLW次第で、親会社が代わるかもしれん」加山副社長が話した。
「会社が売られるんですか?」
「今のオーナーは企業再生ファンドだからな。
業績を上げて安定したら、買いたい企業に売るつもりだ」
「solemnityはどうなるんですか?」
「買った企業次第だな。
今のままかもしれないし、大きく変えるかもしれない」
「買う方だって馬鹿じゃない。
利益を生み続けてれば、大事にするんじゃない?」聖苑が言った。
「その通りだ。今出来るのはJLWで成功するように準備することだけだ」
加山副社長の言葉が力強かった。
伊集院先生が出迎えてくれた、奥に設けられたreserved席に案内される。
シャンパンが用意されて、みんなに注がれた。
「「カンパ~イ!」」
solemnityの専属モデル就任から、ざっと1年が経っていた。
「真凛ちゃん、この1年でずいぶん綺麗になった。
可愛らしさが減って、妖艶さが増した感じがする」
伊集院先生が褒めてくれた。
「可愛らしさは、妹に持っていかれたから。
もうピンクメイクは止めて、ブルーとかパープルに変えてます」
「沙織ちゃん、CMで見た時ビックリしちゃった。
真凛ちゃんが若返ったのかと思うほど、似ていた」
「もう芸能活動は沙織に任せて、自分はsolemnityだけに集中します」
最近、自分が考えていることを口にした。
金曜日の夜、店は繁盛していた。
女装のお客様も結構いて、遠巻きで見られていた。
「真凛がいるから、いつもと空気が違う」
加山氏が言ってる。
カウンターに行って、伊集院先生に言った。
「ツーショット撮影したら、落ち着きますか?」
「頼んでいいの?」
「このままじゃ落ち着かないから」
ボーイが、常連客の席を回って説明していた。
すぐに撮影が始まった。
お客様と並んでツーショットを撮る、10分程で終了。
店は落ち着きを取り戻した、テーブルに戻って席に座る。
「女装する人からすれば、スターだな」
「フォトブックの握手会に、大勢来て頂きました」
「Adoreのユーザーに、男性が増えてる」
「今も二人はAdoreでした。キレイに着こなしてる」
「今年のJLW次第で、親会社が代わるかもしれん」加山副社長が話した。
「会社が売られるんですか?」
「今のオーナーは企業再生ファンドだからな。
業績を上げて安定したら、買いたい企業に売るつもりだ」
「solemnityはどうなるんですか?」
「買った企業次第だな。
今のままかもしれないし、大きく変えるかもしれない」
「買う方だって馬鹿じゃない。
利益を生み続けてれば、大事にするんじゃない?」聖苑が言った。
「その通りだ。今出来るのはJLWで成功するように準備することだけだ」
加山副社長の言葉が力強かった。
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