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第十一章 激震
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「今日のゲストは、出雲沙織ちゃんです」
栗栖千鶴と白河寧々がパーソナリティを務める、ラジオ番組に出演した。
話題は、三角監督のドラマCMについてだった。
「沙織ちゃん、監督から何と言われてたの?」
千鶴の司会で話がスタートした。
「役のイメージは、可愛い格好が苦手な女の子でしたね」
「いきなりショートカットになったので、ビックリしちゃった」
寧々が話に入ってきた。
「役になりきるために、切りました」
「ショートになって、一気に若い頃の真凛ちゃんになった。
メンバー人気が凄いの」
「武内君と沙織はどういう関係だったのかな?」
「私の中では、片思いでした。
監督からは明確な指示が無いんですよ」
「確かに三角監督は状況だけ説明して、役者に任せるものね」
去年のCMで経験している、千鶴が同調した。
「そして最後のシーンだけど、どうだったの?」
「大好きな男があと一歩でインターハイを逃した。
お前ならどう慰める?
監督に言われて、背中をドンと押されました。
後は、全て成り行きでした」
「背中に抱きついて、顔を見合わせてからkissする流れが自然だった」
寧々が嬉しそうに話した。
「何で、泣いたの?」
「わからないです」
「悲しかったとか、嬉しかったとかじゃないの?」
「たぶん、違うと思います」
「武内君は、あの涙で最高の出来上がりになったと語ってる」
「狙って泣いたのなら、褒められてもいいけど。
何で泣いたかが自分でも分からないのは、情けないです」
「みさきちゃんが、ラストシーンで嫉妬したって話してた」
「本当に可愛い人で、真凛ちゃんと仲良しなんですよ。
向こうの方がずっとスターなのに、同い年なのでライバル宣言されました」
「今日のゲストは、研究生の出雲沙織ちゃんでした」
無事に収録が終わり、そのまま放送された。
「武内君にキスされたら私だって泣いちゃう」
「嬉しかったんじゃないの」
「アドリブであの演技って出来るの?」
「みさきとライバルなんて3年早いわ」
net上は、また大騒ぎになっていた。
栗栖千鶴と白河寧々がパーソナリティを務める、ラジオ番組に出演した。
話題は、三角監督のドラマCMについてだった。
「沙織ちゃん、監督から何と言われてたの?」
千鶴の司会で話がスタートした。
「役のイメージは、可愛い格好が苦手な女の子でしたね」
「いきなりショートカットになったので、ビックリしちゃった」
寧々が話に入ってきた。
「役になりきるために、切りました」
「ショートになって、一気に若い頃の真凛ちゃんになった。
メンバー人気が凄いの」
「武内君と沙織はどういう関係だったのかな?」
「私の中では、片思いでした。
監督からは明確な指示が無いんですよ」
「確かに三角監督は状況だけ説明して、役者に任せるものね」
去年のCMで経験している、千鶴が同調した。
「そして最後のシーンだけど、どうだったの?」
「大好きな男があと一歩でインターハイを逃した。
お前ならどう慰める?
監督に言われて、背中をドンと押されました。
後は、全て成り行きでした」
「背中に抱きついて、顔を見合わせてからkissする流れが自然だった」
寧々が嬉しそうに話した。
「何で、泣いたの?」
「わからないです」
「悲しかったとか、嬉しかったとかじゃないの?」
「たぶん、違うと思います」
「武内君は、あの涙で最高の出来上がりになったと語ってる」
「狙って泣いたのなら、褒められてもいいけど。
何で泣いたかが自分でも分からないのは、情けないです」
「みさきちゃんが、ラストシーンで嫉妬したって話してた」
「本当に可愛い人で、真凛ちゃんと仲良しなんですよ。
向こうの方がずっとスターなのに、同い年なのでライバル宣言されました」
「今日のゲストは、研究生の出雲沙織ちゃんでした」
無事に収録が終わり、そのまま放送された。
「武内君にキスされたら私だって泣いちゃう」
「嬉しかったんじゃないの」
「アドリブであの演技って出来るの?」
「みさきとライバルなんて3年早いわ」
net上は、また大騒ぎになっていた。
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