209 / 322
第十二章 新機軸
14
しおりを挟む
朝から新幹線到着駅に、田中社長、沙織、月奈、古田美那を迎えに来た。
「明けましておめでとう、ガードマン付きとは仰々しいな」
田中社長が、驚いている。
「こっちでは、社長命令でずっとガードマンが付くんだ」
車2台に分乗して、いつもの美容室に到着した。
「まあ、可愛いお嬢さんたち」
一ノ瀬社長の奥様が、出迎えてくれた。
「明けましておめでとうございます。
ガーデンズを任されました、田中でございます」
「御挨拶、ありがとう。
お嬢さんたちを中に入れて、晴れ着を選んで頂いて」
例年のように、呉服屋が店内に様々な晴れ着を並べていた。
「一ノ瀬グループのHPを飾って頂くから、費用は本社が支払うわ。
本当に好きな晴れ着を選んでね」
奥様の言葉で、みんなは選び始める。
しかし、最後の頼みは月奈だった。
彼女が並んでる晴れ着から、真凛、沙織、美那と選んでいく。
「3人のバランス、個人のpersonalカラーで選んでいます」
「素晴らしく有能だけど、面白くないわ」
「申し訳、在りません。私も仕事なので」
「判ったわ。ただし仕事終わりに、自分の晴れ着も選んでね」
真凛は銀鼠色に松竹梅の柄、沙織は濃い桃色に薔薇を散らした花柄、美那は鮮やかな青に白い大きな牡丹の振り袖を選んだ。
月奈自身は、黄色に古典的な柄の振り袖を選んだ。
「プロって、やっぱり違うのね。4人並んでも、全く喧嘩しないもの」
奥様は、月奈の腕に感心していた。
着物の着付けを終わって美容師にヘアアレンジをされた3人に、月奈がメイクをしていく。
計算され尽くしたメイクに、美容師も驚いていた。
「月奈さん、参ったわ。娘たちもお願いして、いいかしら」
「始めから、そのつもりでした」
奥様まで含めて全員分のメイクを終わらせて、自分の着付けをしていく流れはプロの仕事だった。
全員揃って、写真館に移動した。
「明けましておめでとう、ガードマン付きとは仰々しいな」
田中社長が、驚いている。
「こっちでは、社長命令でずっとガードマンが付くんだ」
車2台に分乗して、いつもの美容室に到着した。
「まあ、可愛いお嬢さんたち」
一ノ瀬社長の奥様が、出迎えてくれた。
「明けましておめでとうございます。
ガーデンズを任されました、田中でございます」
「御挨拶、ありがとう。
お嬢さんたちを中に入れて、晴れ着を選んで頂いて」
例年のように、呉服屋が店内に様々な晴れ着を並べていた。
「一ノ瀬グループのHPを飾って頂くから、費用は本社が支払うわ。
本当に好きな晴れ着を選んでね」
奥様の言葉で、みんなは選び始める。
しかし、最後の頼みは月奈だった。
彼女が並んでる晴れ着から、真凛、沙織、美那と選んでいく。
「3人のバランス、個人のpersonalカラーで選んでいます」
「素晴らしく有能だけど、面白くないわ」
「申し訳、在りません。私も仕事なので」
「判ったわ。ただし仕事終わりに、自分の晴れ着も選んでね」
真凛は銀鼠色に松竹梅の柄、沙織は濃い桃色に薔薇を散らした花柄、美那は鮮やかな青に白い大きな牡丹の振り袖を選んだ。
月奈自身は、黄色に古典的な柄の振り袖を選んだ。
「プロって、やっぱり違うのね。4人並んでも、全く喧嘩しないもの」
奥様は、月奈の腕に感心していた。
着物の着付けを終わって美容師にヘアアレンジをされた3人に、月奈がメイクをしていく。
計算され尽くしたメイクに、美容師も驚いていた。
「月奈さん、参ったわ。娘たちもお願いして、いいかしら」
「始めから、そのつもりでした」
奥様まで含めて全員分のメイクを終わらせて、自分の着付けをしていく流れはプロの仕事だった。
全員揃って、写真館に移動した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
36
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる