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第十三章 変革
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日曜日の午前中、家で聖苑と一緒に番組を見る。
今日が、銀行に訪問した時の放送だった。
「真凛ちゃん、制服が似合ってる。今までで一番だね」
「一番、仕立てが良かった」
「本店の受付嬢に勝ってる」
「自分で言うのも恥ずかしいけど、TOPモデルですから」
社員食堂で囲まれてるところは無く、佐藤頭取と会ってるシーンはナレーションだった。
会話の内容は、放送されてない。
「笑顔だけど、何話してるの?」
「一ノ瀬社長が可愛がるのも判るって、言われた」
「父の知り合い?」
「大学の先輩って言ってた」
「10歳以上、上だよね。どういう先輩だろ?」
「多分、連絡してくれたんじゃないかな。
そうじゃなきゃ、会ってくれる人じゃないみたいだ」
「父に会いに行く?」
「是非、お礼を言いたいよ」
すぐに聖苑が、連絡をしていた。
「家に夕食を食べに来いって言ってる」
「行こう」
直ぐに着替えて、新幹線で向かった。
駅には、運転手とガードマンが待っていた。
車で、自宅に送ってくれる。
「早かったわね。お父様がお待ちですよ」
奥様がお迎えしてくれた。
リビングに行くと、一ノ瀬社長が待っていた。
「放送が終わって、友人達からお前が手を回したんだろうと言ってきてる」
「佐藤頭取に、社長が可愛がるのも判るって言われました」
「あの人は、帝都大学漕艇部の15年先輩なんだ」
「15年先輩でも、交流有るの?」
聖苑が驚いてる。
「OB会で何度も会ってる。俺の仕事ぶりを叱ってくれる大事な人だ」
「お父様にも、怖い人がいるのね」
「いなくなったら、終わりだよ」
「頭取と握手したんですが、力強くて優しい人でした」
「上に厳しく、下に優しい。素晴らしい人だよ」
社長が言う通りの人だった。
「こんな機会を作って頂き、ありがとうございます」
一ノ瀬社長にお礼が言えてよかった。
聖苑の家族に混じって、夕食を共にする。
メニューは、すき焼きだった。
同じ鍋の料理を頂くと、付き合いが一段深くなった気がした。
「みんなが揃って食事をすると、美味いな」
社長が言うと、みんながうなずいた。
今日が、銀行に訪問した時の放送だった。
「真凛ちゃん、制服が似合ってる。今までで一番だね」
「一番、仕立てが良かった」
「本店の受付嬢に勝ってる」
「自分で言うのも恥ずかしいけど、TOPモデルですから」
社員食堂で囲まれてるところは無く、佐藤頭取と会ってるシーンはナレーションだった。
会話の内容は、放送されてない。
「笑顔だけど、何話してるの?」
「一ノ瀬社長が可愛がるのも判るって、言われた」
「父の知り合い?」
「大学の先輩って言ってた」
「10歳以上、上だよね。どういう先輩だろ?」
「多分、連絡してくれたんじゃないかな。
そうじゃなきゃ、会ってくれる人じゃないみたいだ」
「父に会いに行く?」
「是非、お礼を言いたいよ」
すぐに聖苑が、連絡をしていた。
「家に夕食を食べに来いって言ってる」
「行こう」
直ぐに着替えて、新幹線で向かった。
駅には、運転手とガードマンが待っていた。
車で、自宅に送ってくれる。
「早かったわね。お父様がお待ちですよ」
奥様がお迎えしてくれた。
リビングに行くと、一ノ瀬社長が待っていた。
「放送が終わって、友人達からお前が手を回したんだろうと言ってきてる」
「佐藤頭取に、社長が可愛がるのも判るって言われました」
「あの人は、帝都大学漕艇部の15年先輩なんだ」
「15年先輩でも、交流有るの?」
聖苑が驚いてる。
「OB会で何度も会ってる。俺の仕事ぶりを叱ってくれる大事な人だ」
「お父様にも、怖い人がいるのね」
「いなくなったら、終わりだよ」
「頭取と握手したんですが、力強くて優しい人でした」
「上に厳しく、下に優しい。素晴らしい人だよ」
社長が言う通りの人だった。
「こんな機会を作って頂き、ありがとうございます」
一ノ瀬社長にお礼が言えてよかった。
聖苑の家族に混じって、夕食を共にする。
メニューは、すき焼きだった。
同じ鍋の料理を頂くと、付き合いが一段深くなった気がした。
「みんなが揃って食事をすると、美味いな」
社長が言うと、みんながうなずいた。
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