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第一四章 挑戦
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「スーツは、お客様の体にフィットしたものを売りたい」
私の提案に、みんなが振り回されていた。
ただスーツは、シルエットが命だ。
出来る限り、お客様の体に合わせたい。
ただ、フルオーダーだと値段が跳ね上がる。
何とかお客様に手が届く価格で提供したい気持ちと、製品の完成度のせめぎ合いが続く。
イージーオーダーを、会社で研究する。
委託出来る取引先を探して、営業の社員が走り回ってくれた。
私のサイズで制作依頼をした、サンプルのスーツを着てみる。
サイズが固定されているスーツに比べて、フィット感はある。
シルエットも悪くはないが、特別感も無い。
デザインは、変更したくない。
生産委託工場と再度話し合いをして、カッチリとした仕立て感を出したい。
細めにシェイプされたウエストで、立体的なボディラインを演出するように注文した。
スーツ販売のプロジェクトはsolemnityの社外秘プロジェクトだが、親会社である一ノ瀬グループ本社には報告してある。
一ノ瀬流通グループでは、ECサイト統合プロジェクトが進行中だ。
フィーデスに全て統合することは決まっていて、9月1日の再スタートまで大忙しだ。
そこに、solemnityのスーツ販売を取り扱いたいと言ってきた。
「フィーデス側は再スタートの目玉商品として、スーツを取り扱いたいらしい。
真凛のスーツが買えるのはフィーデスのECサイトだけと、言いたいようだ」
田坂営業本部長が、説明してくれた。
「断る。大量販売は考えてない。
着心地のいいスーツを、ちゃんと採寸してお客様に合わせて作る。
フルオーダーまではいかないけど、少しでも満足度の高い物を売りたいんだ」
「よし、スーツは断ろう。ただし、ランジェリーはECサイトで売ろう」
加山社長が決断した。
俺も異論は無い。
「いいけど、ランジェリーはマニアック過ぎて、沢山は売れないと思うよ」
「solemnityが大好きなファンの為に販売するんだ。
話題になれば、それでいい」
私の提案に、みんなが振り回されていた。
ただスーツは、シルエットが命だ。
出来る限り、お客様の体に合わせたい。
ただ、フルオーダーだと値段が跳ね上がる。
何とかお客様に手が届く価格で提供したい気持ちと、製品の完成度のせめぎ合いが続く。
イージーオーダーを、会社で研究する。
委託出来る取引先を探して、営業の社員が走り回ってくれた。
私のサイズで制作依頼をした、サンプルのスーツを着てみる。
サイズが固定されているスーツに比べて、フィット感はある。
シルエットも悪くはないが、特別感も無い。
デザインは、変更したくない。
生産委託工場と再度話し合いをして、カッチリとした仕立て感を出したい。
細めにシェイプされたウエストで、立体的なボディラインを演出するように注文した。
スーツ販売のプロジェクトはsolemnityの社外秘プロジェクトだが、親会社である一ノ瀬グループ本社には報告してある。
一ノ瀬流通グループでは、ECサイト統合プロジェクトが進行中だ。
フィーデスに全て統合することは決まっていて、9月1日の再スタートまで大忙しだ。
そこに、solemnityのスーツ販売を取り扱いたいと言ってきた。
「フィーデス側は再スタートの目玉商品として、スーツを取り扱いたいらしい。
真凛のスーツが買えるのはフィーデスのECサイトだけと、言いたいようだ」
田坂営業本部長が、説明してくれた。
「断る。大量販売は考えてない。
着心地のいいスーツを、ちゃんと採寸してお客様に合わせて作る。
フルオーダーまではいかないけど、少しでも満足度の高い物を売りたいんだ」
「よし、スーツは断ろう。ただし、ランジェリーはECサイトで売ろう」
加山社長が決断した。
俺も異論は無い。
「いいけど、ランジェリーはマニアック過ぎて、沢山は売れないと思うよ」
「solemnityが大好きなファンの為に販売するんだ。
話題になれば、それでいい」
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