蒼い海 ~女装男子の冒険~

灰色 猫

文字の大きさ
244 / 322
第一四章 挑戦

10

しおりを挟む
「今日は、出雲真凛ちゃんがフローラーリアでインターンシップした様子をレポートします。
番組の後半ですから、お楽しみに」

Sunday Morning Bizの林キャスターの紹介から、生番組は始まった。
前半では、世界経済、東京株式市場向などが放送されている。
1時間が経った頃、私の出番が周って来た。

「真凛さん、インターシップはどうでしたか?」
司会の林キャスターから声が掛かった。

「ランジェリー業界とは、ファッションの世界で繋がっていると思っていた私には、新しい刺激でした。
と同時に、ひとつの製品にこんなにも多くの人の思いが込められていると思うと、大切に扱わないといけないって思わされました」

私が答えると、インターシップの映像が流れた。
途中、会議で私が発言しているシーンがあった。
音声は入って無かったが、これが後の話に繋がってると理解していた。

「実は、このインターシップで一つ、ビジネスの種が生まれたようですね。
真凛さん、いかがですか?」

「まだ公表は出来ないんですが、私がインターシップで話したことが実現するかもしれません。
楽しみにしておいて下さい」

「真凛さんの活躍を、今後も番組は追いかけます。
お楽しみに」
林キャスターの発言で、私のコーナーは終了した。

放送後に番組プロデューサーから、レギュラーで出演しないかと誘われる。
会社と相談しますと、答えておいた。

翌週の木曜日に、フローラーリアと打ち合わせがあった。
デザイナーの花鳥さんと相談した上で、私が考えるsolemnityのランジェリーについて話す。
メーカーのプロダクトマネージャーが、私の話に沿って企画を作ることになった。

「真凛さん、さすがにsolemnityの服に合うランジェリーのイメージが明確ですね」

「クラシックな感じは残して、着心地の良いものを作りたいです」
プロデューサーに指名された以上、自分が満足出来るものを作る。
そう決めていた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

OLサラリーマン

廣瀬純七
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

パンツを拾わされた男の子の災難?

ミクリ21
恋愛
パンツを拾わされた男の子の話。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

処理中です...