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最終章
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「solemnity meeting in 関西 を開会します」
加山社長の開会宣言に続いて、俺がステージのセンターに立つ。
モニターが降りてきて、プロモーションの開始だ。
「solemnityのプロデューサーを任されております、伊王蒼海です。
本日は寒い中御来場頂き、誠にありがとうございます。
この度、関西に新しくsolemnityのサロンを開設することになりました。
場所は、西急百貨店の梅田新館内と決定しております。
solemnityは3年前まで、デパートでの販売が主力でした。
ですが加藤商事の倒産により、再建後はECサイトでの直販に舵を切っております。
ただ西急さんとは、solemnityの開業から20年のお付き合いがありました。
是非もう一度、solemnityのサロンを開設したいと申し入れがあり、話し合いを続けてきた結果、開設が決定しております。
Openの日時は決定次第公表しますので、今しばらくお待ちください。
では、spring/summer Collectionの開幕です」
会場から拍手の中、俺は大役を果たしてステージを降りた。
モニターにプロモーション映像が流れて、音楽が流される。
先頭を切って、北宮芽亜里が出てきた。
白いレースのブラウスに重ねた、白いジャンパースカートが美しい。
小花を散らした柄のコットンワンピースで、東條恵里衣が出てきた。
流石に人気モデル、観客からコールや悲鳴が掛かる。
名前を書いた団扇やプレートが揺れていた。
モデルたちが続いた後、出雲沙織が出てきた。
俺が引退したので比べられる心配が無くなった為か、堂々としている。
若草色にレースを重ねたエレガントドレスを着せられて、静々と歩いていた。
ショーの最後に、北宮芽亜里がウェディングドレスで出てきた。
実は花鳥デザイナーが、俺と聖苑の結婚を聞いてデザイン画を描いたものだ。
それをプランナーが是非に出したいと言い出して、作品が出来上がった。
ランウエイを歩く芽亜里を、観客が息を飲むように見ている。
戻って来た途端に、会場から割れんばかりの拍手を貰っていた。
加山社長の開会宣言に続いて、俺がステージのセンターに立つ。
モニターが降りてきて、プロモーションの開始だ。
「solemnityのプロデューサーを任されております、伊王蒼海です。
本日は寒い中御来場頂き、誠にありがとうございます。
この度、関西に新しくsolemnityのサロンを開設することになりました。
場所は、西急百貨店の梅田新館内と決定しております。
solemnityは3年前まで、デパートでの販売が主力でした。
ですが加藤商事の倒産により、再建後はECサイトでの直販に舵を切っております。
ただ西急さんとは、solemnityの開業から20年のお付き合いがありました。
是非もう一度、solemnityのサロンを開設したいと申し入れがあり、話し合いを続けてきた結果、開設が決定しております。
Openの日時は決定次第公表しますので、今しばらくお待ちください。
では、spring/summer Collectionの開幕です」
会場から拍手の中、俺は大役を果たしてステージを降りた。
モニターにプロモーション映像が流れて、音楽が流される。
先頭を切って、北宮芽亜里が出てきた。
白いレースのブラウスに重ねた、白いジャンパースカートが美しい。
小花を散らした柄のコットンワンピースで、東條恵里衣が出てきた。
流石に人気モデル、観客からコールや悲鳴が掛かる。
名前を書いた団扇やプレートが揺れていた。
モデルたちが続いた後、出雲沙織が出てきた。
俺が引退したので比べられる心配が無くなった為か、堂々としている。
若草色にレースを重ねたエレガントドレスを着せられて、静々と歩いていた。
ショーの最後に、北宮芽亜里がウェディングドレスで出てきた。
実は花鳥デザイナーが、俺と聖苑の結婚を聞いてデザイン画を描いたものだ。
それをプランナーが是非に出したいと言い出して、作品が出来上がった。
ランウエイを歩く芽亜里を、観客が息を飲むように見ている。
戻って来た途端に、会場から割れんばかりの拍手を貰っていた。
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