【完結】 悪女は今日もパンを焼く 【R18】

灰色 猫

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春間近 1

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2月に入り、3回目で最後の事前研修が品川のグローバル製菓学校で行われた。

過去2回より増えて、30名程の参加になっている。
今回も実習で、コッペパンを作る。
間に挟むクリームとコールスローも作るので、前回より作業は多くなっている。

4人でグループになって、作業を進める。
今回は高校生3人と私だった。
女の子二人と男子一人、私だったので、自然とリーダー役のようになる。
指導の1年生がいるので、出しゃばらないように気をつけた。

私と男子で、コールスローを作る。
私がキャベツを刻み、彼にはハムを角切りにしてもらう。
ちょっと大きいが、何とかなっている。
塩が馴染んできたところで、彼にはキャベツを絞って水を出して貰った。
それにコーンとハムを合わせ、味付けしたら出来上がり。
みんなでスプーン一口味見をすると、メンバーが親指を立ててくれた。
作った彼も、嬉しそうだ。

コッペパンが焼き上がり、中央に切れ目を入れる。
女の子二人が作ったホイップクリームと、私たちが作ったコールスローを挟む。

豆から煎れたコーヒーと一緒に、試食する。
自分で作ると、何でも美味しい。
完食して、今日のレポートを書いた。

次回、みんなと会うのは入学式になる。
最後のミーティングが終わり、帰ろうとすると伊桜稜也と柚木武尊がいた。

「姉さん、パンの感想を話したい。
時間、あるかな?」

「大丈夫よ」

学校を出て、品川駅に向かう。
途中に有ったカフェに、入った。

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