142 / 275
3
しおりを挟む
「やっぱりお母さんのご飯が、世界一美味しい」
りゅうきゅうにだご汁、ブリ大根と、私の大好物を母が作ってくれた。
りゅうきゅうは、お刺身を生姜、醤油、みりんで作ったつけ汁に漬けたもの。
すりゴマをかけて、青ネギを散らしていただきます。
父親は、麦焼酎のロック、私と母は日本酒を飲みながら、夕食をいただく。
久しぶりの両親との食事で、専門学校の話をたくさん聞かれた。
来年2月の学園祭には、夫婦で見に行くと言ってる。
あの時、母に連絡して良かった。
明日は、空港まで両親が送ってくれることになった。
今晩は智貴の家に泊まるので、タクシーで戻った。
部屋に入ると、彼は風呂に入っている。
声を掛けると、直ぐにあがってきた。
「ご飯、食べた?」
「いや、これから」
「じゃあ、これ。
母が、あなたの分を持たせてくれた」
密閉容器に、だご汁とブリ大根が入っている。
「温めるから、ちょっと待って」
器に移して、レンジにかけた。
テーブルに並べたら、ビールを注いであげる。
彼をおいて、私もお風呂に入る。
ゆっくりしてから上がると、彼は2本目のビールを開けていた。
私も冷蔵庫から出して、グラスに注いで一気に飲んだ。
「食器は、結構残ってるじゃないか?」
「私が買いそろえた、和食器が欲しかったの。
普段使いの食器は、置いておくわ。
どうせ貴男に彼女が出来たら、全部入れ替えると思うから」
「そういうものなのか?」
「それが、バツイチなの。
貴男に彼女が出来たら、彼女は私の影を消したいと思うわ」
「君は、割り切れてるんだな」
「だから、セフレでいいって言ったじゃない。
私は今、製パンの事が最優先なの。
彼氏も作らないし、縛られたくない」
「SEXするのは、いいんだ」
「智貴だから、SEXするの。
貴方が割り切れないなら、もうしないわ」
りゅうきゅうにだご汁、ブリ大根と、私の大好物を母が作ってくれた。
りゅうきゅうは、お刺身を生姜、醤油、みりんで作ったつけ汁に漬けたもの。
すりゴマをかけて、青ネギを散らしていただきます。
父親は、麦焼酎のロック、私と母は日本酒を飲みながら、夕食をいただく。
久しぶりの両親との食事で、専門学校の話をたくさん聞かれた。
来年2月の学園祭には、夫婦で見に行くと言ってる。
あの時、母に連絡して良かった。
明日は、空港まで両親が送ってくれることになった。
今晩は智貴の家に泊まるので、タクシーで戻った。
部屋に入ると、彼は風呂に入っている。
声を掛けると、直ぐにあがってきた。
「ご飯、食べた?」
「いや、これから」
「じゃあ、これ。
母が、あなたの分を持たせてくれた」
密閉容器に、だご汁とブリ大根が入っている。
「温めるから、ちょっと待って」
器に移して、レンジにかけた。
テーブルに並べたら、ビールを注いであげる。
彼をおいて、私もお風呂に入る。
ゆっくりしてから上がると、彼は2本目のビールを開けていた。
私も冷蔵庫から出して、グラスに注いで一気に飲んだ。
「食器は、結構残ってるじゃないか?」
「私が買いそろえた、和食器が欲しかったの。
普段使いの食器は、置いておくわ。
どうせ貴男に彼女が出来たら、全部入れ替えると思うから」
「そういうものなのか?」
「それが、バツイチなの。
貴男に彼女が出来たら、彼女は私の影を消したいと思うわ」
「君は、割り切れてるんだな」
「だから、セフレでいいって言ったじゃない。
私は今、製パンの事が最優先なの。
彼氏も作らないし、縛られたくない」
「SEXするのは、いいんだ」
「智貴だから、SEXするの。
貴方が割り切れないなら、もうしないわ」
1
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
離婚する両親のどちらと暮らすか……娘が選んだのは夫の方だった。
しゃーりん
恋愛
夫の愛人に子供ができた。夫は私と離婚して愛人と再婚したいという。
私たち夫婦には娘が1人。
愛人との再婚に娘は邪魔になるかもしれないと思い、自分と一緒に連れ出すつもりだった。
だけど娘が選んだのは夫の方だった。
失意のまま実家に戻り、再婚した私が数年後に耳にしたのは、娘が冷遇されているのではないかという話。
事実ならば娘を引き取りたいと思い、元夫の家を訪れた。
再び娘が選ぶのは父か母か?というお話です。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる