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第5話
ぶうま
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「おいおい!一体どういう事だよ!
アイツ、身体が龍じゃ無くなったぞ!
あきらかに豚だな
豚の顔した馬になったぞ!」
りゅうまは何故か豚の顔をした馬になっていた。
「これはマズい!!
りゅうまは【ぶうま】になってしまいました!
カツ殿!絶対に容姿について触れてはいけませんよ!」
「えぇ?何でだよ!
ツッコミどころ満載なのに!
あれは誰だって!」
「いえ!そこをガマンして下さい!
彼は過去の悲しい【トラウマ】を未だ引きづっているようです。
りゅうまは魔天界の魔天国王様の魔法によりカッコイイ龍の姿に変えてもらった事でそのトラウマを取り払ったハズだったのに。」
「そのトラウマって何だよ?」
「彼は元々ウマシカと言う鹿の顔をした馬でした。大きい声では言えませんが、彼は周りの者から「馬と鹿でバカだ!」と言われ続け、それからと言うもの容姿や鳴き方をバカにされると、気を落とし、みにくい姿のぶうまに変化するのです。
「へえ~!面白いヤツだなぁ!
見たまんま言われただけなのにバカにされて、酷な話だな。」
すると香音が、りゅうまに向かって何か言おうと前に出てきた。
「私はとても可愛いと思うわ!!
今のぶうまになったあなたの事!
何も気にする事ないじゃない!
それがあなたの個性なんだから!
それを受け入れたらトラウマもウマシカも気にならなくなるんじゃないかな!!」
すると、それを聞いたぶうまは笑顔になり喜んでいる。
「ぶ、ぶひ~ん!」
ぶうまの姿からびよよ~んと身体が伸びてきて、最初のりゅうまに戻った。
「何という事でしょう!
国王様の魔法でもトラウマが払いきれなかったと言うのに!香音さん!あなたって人は!」
「元の龍の姿に戻って良かったね!
りゅうま君はきっと褒められて伸びるタイプなのね。」
「ははは!本当だ~!身体伸びてるしね!」
「これは言葉の魔法と言うモノですね。香音さんは本能的にプラス魔法を使ったんでしょう!」
「プラス魔法?何それ?」
「プラス魔法とは、ポジティブなプラスの言葉を発する事によって、相手に良い影響をもたらすことができる魔法なのです。」
「ふひ~んひんひん!」
りゅうまが空から降りてきた
「おぉ、りゅうまが早く乗れと言ってますね。
さぁさ、坊ちゃん気をつけて乗って下さいね。」
ピーシュ、マック、勝利の順に乗り上がった。
「香音ちゃん俺の手につかまりな!」
勝利は香音の手を掴み、りゅうまの背中へと引っ張り上げた。
「よいしょっと、先輩ありがとうございます。」
「よしみんな乗ったな!
さぁ!それじゃ~りゅうまよ!
俺たちを魔天界まで連れてってくれ!!」
「ふひ~~~ん!!」
りゅうまは、上空のチャックに向かって行き、そのまま中に入って行った。
そしてチャックは音を立てながら閉まり、その後チャックは消えて行った。
アイツ、身体が龍じゃ無くなったぞ!
あきらかに豚だな
豚の顔した馬になったぞ!」
りゅうまは何故か豚の顔をした馬になっていた。
「これはマズい!!
りゅうまは【ぶうま】になってしまいました!
カツ殿!絶対に容姿について触れてはいけませんよ!」
「えぇ?何でだよ!
ツッコミどころ満載なのに!
あれは誰だって!」
「いえ!そこをガマンして下さい!
彼は過去の悲しい【トラウマ】を未だ引きづっているようです。
りゅうまは魔天界の魔天国王様の魔法によりカッコイイ龍の姿に変えてもらった事でそのトラウマを取り払ったハズだったのに。」
「そのトラウマって何だよ?」
「彼は元々ウマシカと言う鹿の顔をした馬でした。大きい声では言えませんが、彼は周りの者から「馬と鹿でバカだ!」と言われ続け、それからと言うもの容姿や鳴き方をバカにされると、気を落とし、みにくい姿のぶうまに変化するのです。
「へえ~!面白いヤツだなぁ!
見たまんま言われただけなのにバカにされて、酷な話だな。」
すると香音が、りゅうまに向かって何か言おうと前に出てきた。
「私はとても可愛いと思うわ!!
今のぶうまになったあなたの事!
何も気にする事ないじゃない!
それがあなたの個性なんだから!
それを受け入れたらトラウマもウマシカも気にならなくなるんじゃないかな!!」
すると、それを聞いたぶうまは笑顔になり喜んでいる。
「ぶ、ぶひ~ん!」
ぶうまの姿からびよよ~んと身体が伸びてきて、最初のりゅうまに戻った。
「何という事でしょう!
国王様の魔法でもトラウマが払いきれなかったと言うのに!香音さん!あなたって人は!」
「元の龍の姿に戻って良かったね!
りゅうま君はきっと褒められて伸びるタイプなのね。」
「ははは!本当だ~!身体伸びてるしね!」
「これは言葉の魔法と言うモノですね。香音さんは本能的にプラス魔法を使ったんでしょう!」
「プラス魔法?何それ?」
「プラス魔法とは、ポジティブなプラスの言葉を発する事によって、相手に良い影響をもたらすことができる魔法なのです。」
「ふひ~んひんひん!」
りゅうまが空から降りてきた
「おぉ、りゅうまが早く乗れと言ってますね。
さぁさ、坊ちゃん気をつけて乗って下さいね。」
ピーシュ、マック、勝利の順に乗り上がった。
「香音ちゃん俺の手につかまりな!」
勝利は香音の手を掴み、りゅうまの背中へと引っ張り上げた。
「よいしょっと、先輩ありがとうございます。」
「よしみんな乗ったな!
さぁ!それじゃ~りゅうまよ!
俺たちを魔天界まで連れてってくれ!!」
「ふひ~~~ん!!」
りゅうまは、上空のチャックに向かって行き、そのまま中に入って行った。
そしてチャックは音を立てながら閉まり、その後チャックは消えて行った。
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