22 / 47
第五章【愚者の時逆流】
第一幕『男はタイムリーパー』
「親方……こんなボロの事務所しかなかったのかよ……」
男はぶつぶつ文句を言いつつも部屋の清掃をしていた。
村山徹《むらやまとおる》五十歳、イベント会社である長岡興業勤務。
イベントがあるたびに屋台道具をトラックに積んで商売を行っている。
表向きは的屋稼業だが、本来はヤクザと呼ばれる部類の人間である。
村山の所属する組は少数の弱小組織であったため、資金繰りも厳しく事務所の移転を余儀なくされたのだ。
都会の片隅、高架下の路地に建つ雑居ビル、そのビルの二階が移転先と決められた。
「まったく、なんでこんなボロの雑居ビルしかないんだ。しかも、高架下ときた。やかましくてかなわん」
給湯室、風呂、トイレ、部屋が二つ、構成員が8人の組事務所にはちょうどよい広さだが、電車が通過するたびに騒音が酷い。
村山が床拭きをしていると、階下から足音が聞こえてきた。
「よお、村山の。すまんのぅ、一人で掃除なんかさせて。若いもんは商売で遠方でな」
恰幅がよくパンチパーマで背広姿の男が事務所に入って村山に声を掛ける。
「親方、お疲れ様です!ここ、ちょっとボロですけど綺麗にしますんで辛抱してくださいね」
村山は中腰で親方に挨拶をした。
「おい、村山。知ってるか? 不動産屋に訊いたんだけどな、ここ家賃かなり安かっただろ? いわくつきの物件らしいぜ」
親方は部屋の天井をぐるりと見渡している。
「いわくつきって言うと、殺しや自殺ですかい?」
「前によ、占い師のババアが住んでたんだけどよ。そのババアが原因不明の変死してるんだってよ」
「その事件なら前に新聞で読みました。なんでも七十歳の老婆が深夜徘徊して、洋服屋のショーウィンドウの前で倒れて死んでたっていうやつですね。名前は失念しましたけど、確かここは占い館ミザリーって店だったような……」
村山は数ヶ月前に読んだ新聞記事を思い出していた。
「まあ、この部屋で死んだわけじゃねぇ。気にするな村山。これから若い衆の手伝いに行ってくる。すまんが掃除の方は今日だけ頼むわ。明日は若い者にやらせるからよ」
「わかりました親方。いってらっしゃいませ!」
村山は親方が出た後も入念に部屋を掃除していた。
階下の路地を見下ろせる窓、その床付近を掃除しているときだった。
「――うん? なんだこりゃ?」
文字がびっしりと書き込まれたメモ用紙が部屋の隅っこに落ちている。
「前の住人の落しもんか? なに? タイムトリップの正しい……はぁ?」
村山は箇条書きに書かれた文章を読んでいるうちに馬鹿馬鹿しくなってきた。
「占い師のババアがトチ狂って書いたんだろうなぁ……過去に戻ってやり直せたらよ、もっと大きなシノギで稼いでるって!株とかよ、競馬も、ロトくじも当て放題じゃねぇか」
「いや、待てよ……。ここの占い師の噂は聞いたことがあるな。客の入りは少なかったが、過去をよく当てられるとか言ってたな。……とするとこれもあながち嘘っぱちとは……」
村山はもう一度紙に書かれた文章を読んでみた。
「いやいやいや!どこのSF物語だ。時間を遡って借金返せるなら万々歳だな!やれやれ……」
落胆しつつも村山は無意識のうちにメモをポケットに入れていた。
その日の晩、事務所に大型のソファと布団を運び込んで眠る前だった。
ゴロリと寝転んだ村山は先程拾ったメモを読んでいた。
「手順その一、明晰夢を自在に操る方法……ほう……手順その二、音無しの世界での行動方法……痛《つ》っ!」
ふいに凄まじい頭痛に襲われた。
「痛てて……なんだ、いきなり? しかし、このメモ……音無しの世界やら番人やら、いったいなにを書いてるのか解らんな。とてもまともな人間が書いたとは思えん……はぁー」
頭をさすりながらため大きな息をついた。
「だが、もしこれで過去に戻れたら借金もチャラにして家族でまた暮らせるんだろうな……」
村山は一年前に愛想を尽かされた妻や子どもの顔を思い浮かべながら眠りについた。
次に目を覚ました村山徹は意外な光景を目の当たりにする。
「なんだ? 目の前が赤いな……わしの目がおかしいのか?」
視界が薄い赤色のフィルムを通した色に変化していることに気付いた。
村山は洗面所に駆け込み、水で顔を洗おうとしたが水が出ない。
「これは変だぞ。なんの音も聞こえない……。電気も点かない、水も出ない」
ドサドサと慌てて路地へ出た村山はさらに驚愕する。
「おいおい……なんだこれは? 車一台通りゃしねぇ。人っ子ひとりいやしねぇ」
そこは、赤っぽい町並みに誰一人としていない光景が広がっていた。
「物音ひとつしないってのは変だな……物音ひとつ……物音? 音?」
村山は眠る前に読んでいたメモに書いてあった文字を思い出した。
「まさかなぁ……ここが音無しの世界だっていうのか?」
わけのわからないまま、村山は北西へ歩き出した。路地を抜け、大通りへ出て町外れの方へ向かっていた。
「やっぱりここは変だな。わし意外誰もいない。もう少し歩いてみるか」
どれぐらい歩を進めただろうか。いつの間にか村山は町外れまで来ていた。
「迷信なんか信じとらんが……これはあのメモに書いてあった通りじゃないのか? あれが占い師の落とし物で本当に過去に戻れる方法だとしたら……ここは音無しの世界か!」
村山はこれから自分がすべきことを確信した。
「あのメモにはこう書いてあったはずだ。音無しの世界で戻りたい過去を思い出して念じてみると……」
目を閉じて過去を思い出していた。
「わしは一年前の夏に戻りたい。博打で文無しになった挙句、カミさんと子どもに愛想を尽かされ、うまい投資話に乗せられて借金を背負った……」
すると、何もなかった空間に過去の映像が現れた。
「これだ!一年前の夏祭りの頃のわしだ!親方と若い衆と店を出して、カミさんと子どもも来ていたな」
「すると、やっぱりあのメモは迷信でもババアの世迷言でもなかったってことか……」
村山はさらに思い出した。タイムトリップを完成させるには、過去の壁を壊して過去の自分の意識を乗っ取らなければいけない。
「これが壁ねぇ……プニプニして気持ち悪いな!どうやって壊すんだ?」
力任せに殴ったり蹴ったり、体当たりをしてみたが壊れそうもない。
村山が壁を壊そうと悪戦苦闘しているときだった。
「誰だ……? 後ろに誰かいるような気配がする!」
よく見ると、十メートル程離れた道路脇に小学生ぐらいの女の子と20代半ばの女が何か喋っている。
「あの作業着……メモに書いてあった音無しの世界の番人か? ちぃっ!やっかいだな」
壁を一旦放置して番人と思しき二人がいる場所へ近づいた。
「こいつは……こいつはもう手遅れだ!」
小さい女の子が村山を見てがく然とした表情をする。
「なんだぁお前ら!邪魔だからどいてろ!」
村山は威嚇するように腕を振り回した。すると、二人はあっさり引き下がったようだ。
「ったく、なんだったんだ? あれが番人か?」
再び壁のあった場所に戻り体当たりを始める。
「そこだ!もうちょっとなんだ!もう手が届きそうだ!」
村山は壁に頭をめり込ませながら手で押していた。
やがて壁は小さな音を立てヒビ割れていく…。
――ピリピリ
――――ビリッ――ビリッ
ヒビ割れた壁に手を突っ込んで、さらにヒビを広げると小さな穴になった。
「これで戻れるぞ!」
村山は勢いを付けてその穴に飛び込んだ。
――そして、男は遡る……。
男はぶつぶつ文句を言いつつも部屋の清掃をしていた。
村山徹《むらやまとおる》五十歳、イベント会社である長岡興業勤務。
イベントがあるたびに屋台道具をトラックに積んで商売を行っている。
表向きは的屋稼業だが、本来はヤクザと呼ばれる部類の人間である。
村山の所属する組は少数の弱小組織であったため、資金繰りも厳しく事務所の移転を余儀なくされたのだ。
都会の片隅、高架下の路地に建つ雑居ビル、そのビルの二階が移転先と決められた。
「まったく、なんでこんなボロの雑居ビルしかないんだ。しかも、高架下ときた。やかましくてかなわん」
給湯室、風呂、トイレ、部屋が二つ、構成員が8人の組事務所にはちょうどよい広さだが、電車が通過するたびに騒音が酷い。
村山が床拭きをしていると、階下から足音が聞こえてきた。
「よお、村山の。すまんのぅ、一人で掃除なんかさせて。若いもんは商売で遠方でな」
恰幅がよくパンチパーマで背広姿の男が事務所に入って村山に声を掛ける。
「親方、お疲れ様です!ここ、ちょっとボロですけど綺麗にしますんで辛抱してくださいね」
村山は中腰で親方に挨拶をした。
「おい、村山。知ってるか? 不動産屋に訊いたんだけどな、ここ家賃かなり安かっただろ? いわくつきの物件らしいぜ」
親方は部屋の天井をぐるりと見渡している。
「いわくつきって言うと、殺しや自殺ですかい?」
「前によ、占い師のババアが住んでたんだけどよ。そのババアが原因不明の変死してるんだってよ」
「その事件なら前に新聞で読みました。なんでも七十歳の老婆が深夜徘徊して、洋服屋のショーウィンドウの前で倒れて死んでたっていうやつですね。名前は失念しましたけど、確かここは占い館ミザリーって店だったような……」
村山は数ヶ月前に読んだ新聞記事を思い出していた。
「まあ、この部屋で死んだわけじゃねぇ。気にするな村山。これから若い衆の手伝いに行ってくる。すまんが掃除の方は今日だけ頼むわ。明日は若い者にやらせるからよ」
「わかりました親方。いってらっしゃいませ!」
村山は親方が出た後も入念に部屋を掃除していた。
階下の路地を見下ろせる窓、その床付近を掃除しているときだった。
「――うん? なんだこりゃ?」
文字がびっしりと書き込まれたメモ用紙が部屋の隅っこに落ちている。
「前の住人の落しもんか? なに? タイムトリップの正しい……はぁ?」
村山は箇条書きに書かれた文章を読んでいるうちに馬鹿馬鹿しくなってきた。
「占い師のババアがトチ狂って書いたんだろうなぁ……過去に戻ってやり直せたらよ、もっと大きなシノギで稼いでるって!株とかよ、競馬も、ロトくじも当て放題じゃねぇか」
「いや、待てよ……。ここの占い師の噂は聞いたことがあるな。客の入りは少なかったが、過去をよく当てられるとか言ってたな。……とするとこれもあながち嘘っぱちとは……」
村山はもう一度紙に書かれた文章を読んでみた。
「いやいやいや!どこのSF物語だ。時間を遡って借金返せるなら万々歳だな!やれやれ……」
落胆しつつも村山は無意識のうちにメモをポケットに入れていた。
その日の晩、事務所に大型のソファと布団を運び込んで眠る前だった。
ゴロリと寝転んだ村山は先程拾ったメモを読んでいた。
「手順その一、明晰夢を自在に操る方法……ほう……手順その二、音無しの世界での行動方法……痛《つ》っ!」
ふいに凄まじい頭痛に襲われた。
「痛てて……なんだ、いきなり? しかし、このメモ……音無しの世界やら番人やら、いったいなにを書いてるのか解らんな。とてもまともな人間が書いたとは思えん……はぁー」
頭をさすりながらため大きな息をついた。
「だが、もしこれで過去に戻れたら借金もチャラにして家族でまた暮らせるんだろうな……」
村山は一年前に愛想を尽かされた妻や子どもの顔を思い浮かべながら眠りについた。
次に目を覚ました村山徹は意外な光景を目の当たりにする。
「なんだ? 目の前が赤いな……わしの目がおかしいのか?」
視界が薄い赤色のフィルムを通した色に変化していることに気付いた。
村山は洗面所に駆け込み、水で顔を洗おうとしたが水が出ない。
「これは変だぞ。なんの音も聞こえない……。電気も点かない、水も出ない」
ドサドサと慌てて路地へ出た村山はさらに驚愕する。
「おいおい……なんだこれは? 車一台通りゃしねぇ。人っ子ひとりいやしねぇ」
そこは、赤っぽい町並みに誰一人としていない光景が広がっていた。
「物音ひとつしないってのは変だな……物音ひとつ……物音? 音?」
村山は眠る前に読んでいたメモに書いてあった文字を思い出した。
「まさかなぁ……ここが音無しの世界だっていうのか?」
わけのわからないまま、村山は北西へ歩き出した。路地を抜け、大通りへ出て町外れの方へ向かっていた。
「やっぱりここは変だな。わし意外誰もいない。もう少し歩いてみるか」
どれぐらい歩を進めただろうか。いつの間にか村山は町外れまで来ていた。
「迷信なんか信じとらんが……これはあのメモに書いてあった通りじゃないのか? あれが占い師の落とし物で本当に過去に戻れる方法だとしたら……ここは音無しの世界か!」
村山はこれから自分がすべきことを確信した。
「あのメモにはこう書いてあったはずだ。音無しの世界で戻りたい過去を思い出して念じてみると……」
目を閉じて過去を思い出していた。
「わしは一年前の夏に戻りたい。博打で文無しになった挙句、カミさんと子どもに愛想を尽かされ、うまい投資話に乗せられて借金を背負った……」
すると、何もなかった空間に過去の映像が現れた。
「これだ!一年前の夏祭りの頃のわしだ!親方と若い衆と店を出して、カミさんと子どもも来ていたな」
「すると、やっぱりあのメモは迷信でもババアの世迷言でもなかったってことか……」
村山はさらに思い出した。タイムトリップを完成させるには、過去の壁を壊して過去の自分の意識を乗っ取らなければいけない。
「これが壁ねぇ……プニプニして気持ち悪いな!どうやって壊すんだ?」
力任せに殴ったり蹴ったり、体当たりをしてみたが壊れそうもない。
村山が壁を壊そうと悪戦苦闘しているときだった。
「誰だ……? 後ろに誰かいるような気配がする!」
よく見ると、十メートル程離れた道路脇に小学生ぐらいの女の子と20代半ばの女が何か喋っている。
「あの作業着……メモに書いてあった音無しの世界の番人か? ちぃっ!やっかいだな」
壁を一旦放置して番人と思しき二人がいる場所へ近づいた。
「こいつは……こいつはもう手遅れだ!」
小さい女の子が村山を見てがく然とした表情をする。
「なんだぁお前ら!邪魔だからどいてろ!」
村山は威嚇するように腕を振り回した。すると、二人はあっさり引き下がったようだ。
「ったく、なんだったんだ? あれが番人か?」
再び壁のあった場所に戻り体当たりを始める。
「そこだ!もうちょっとなんだ!もう手が届きそうだ!」
村山は壁に頭をめり込ませながら手で押していた。
やがて壁は小さな音を立てヒビ割れていく…。
――ピリピリ
――――ビリッ――ビリッ
ヒビ割れた壁に手を突っ込んで、さらにヒビを広げると小さな穴になった。
「これで戻れるぞ!」
村山は勢いを付けてその穴に飛び込んだ。
――そして、男は遡る……。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話