57 / 112
第1章 魔王軍VS地球軍編
第五十話 タワーツクール
しおりを挟む
「貴様らの戦闘はじっくりと見させてもらったよ。たしかに素晴らしい攻撃だ。だが……当たらなければ意味がない……だろ?」
「当てたらどうなっちゃうのかなー? その言い方だと当たったら負けるに聞こえちゃうなー?」
「ふん、言ってろ!」
いや、やっぱり姿見えないんだけど、そんなに遠くにいるのか?
まさかアーチャー的な? 遠距離攻撃的なやつなのか?
「ぐはっ、痛いのだー」
『何処なのだー?』
は? 今なんでシャルティアたんは……。
「クッ、どこから攻撃を!?」
サリエル様まで、何が起こっているんだ!? 弓矢のようなものは見えなかったが……。
「ひゃははははは! どうしたどうした? 一方的だなおい!」
「クソッ、何処にいやがる!」
「ここにいるじゃないか、ここだよここ!」
心なしか声が聞こえてくる場所が変わっている気がする。でも、何故だ? あいつは何処に?
「さてさてさてぇ、止めといきますかァ?」
「ほう、余裕ぶってるのじゃが、お主はバカなのじゃ。お喋りが過ぎたのじゃ」
「あ? うっせーんだよ! 貴様から殺してやるよ!」
「殺されるのはお主なのじゃ」
なんと、ミツハたんは自分の身に炎を纏った。
「あっつ!」
「そこじゃな? 止めじゃ」
ミツハたんは自身の周りをすべて焼き尽くした。
「くぁ、ぐっ、はぁ。やべぇ……透明化が……切れる……」
「あー、見つけたのだー!」
「なっ!? うわぁぁぁぁぁあ!」
「ちょ、シャルティアたんストップストップ!」
シャルティアたんの追撃が炸裂し、伸びている男に、近寄る。それにしても透明化か……こんなことにも気付かないとはな。ゲーマー失格だわ。
「んっ、……!?」
「よお、起きたか。とりあえず説明してもらおうか?」
「ちょっ、あの、そっちから喧嘩売ってきたから……」
「あ? なんて?」
「いえ、すみません! コレクションを渡しますのでそれでなんとか許してくれませんか?」
「コレクションってなんなんだ?」
「その、冒険者から奪ってきたアイテムとか精霊カードとかです。命だけは助けて……」
「おう、わかった。じゃあありがたくアイテム使わせてもらうわ。お前名前はなんて言うんだ?」
「あっ、ソールって言います」
「そうか、これから何か頼むこともあると思うけどよろしくな」
「えっ、あっ……はい」
俺はソールに案内してもらった宝物庫からめぼしいものを探していた。ついでにアイテムとかのことをよくわかっているサリエル様にも手伝ってもらっている。
ちなみにシャルティアたんとミツハたんにはスライムなどの精霊と戯れてもらっている。
「あ、ご主人様、これなんてどうですか? 威力の高い魔法を一撃だけ撃てるようになるアイテムです」
「身体能力を底上げしてくれるアイテムもあったぞ!」
「あっ、この精霊は……ガチャ限ですよご主人様! なんでこんなものあるんですかね?」
「ガチャ限って言ってもこの世界には別にガチャ限じゃないってこともありそうだな。どこかの貴族が持ってるとか」
「なんで貴族なんですか?」
「うーん、お金持ってるから?」
「貴族には必要無いでしょ」
「確かにそうだな」
なんかめっちゃいっぱいアイテムとかあるし、冒険者からだいぶ剥ぎ取ってきたんだろうな。冒険者……可哀想に。アイテムを冒険者から剥ぎ取れば剥ぎ取るほど強くもなれるしな。
そういえばあんまりアイテム使ってなかったな。ここでなんか面白いアイテム見つけて使ってみたいな。
そう思っていたら、サリエル様がそれにうってつけのアイテムを見つけてきてくれた。
「ご主人様、これ凄いですよ! なんと塔を作れるらしいです!」
「マジか! それ使ってみようぜ!」
そのアイテムは塔を作る、というものでしかないから、そのアイテムだけを使って塔を作ったところで意味はない。だが……ここにあるアイテムと、この前ガチャから出てきた鏡を使えば。
「よし! みんな! 凄く面白いアイテム見つけたからこの洞窟出るぞ!」
「えー、最深部まで行きたいのだー」
「すまん、シャルティアたん。でも、このアイテム使ったらもっと強いモンスターと戦えるぞ?」
「わかったのだー」
『強いモンスター倒すのだー』
「とりあえずはやく塔を作りたいからこのアイテムを使って外に出るぞ」
「塔ー? アイテムー?」
「ああ、今から塔を作ろうと思ってな。あとこのアイテムはダンジョンの入口まで戻ることが出来るというアイテムだ」
そのアイテム、脱出ドアを使って洞窟の入口まで戻る。問題はどこに塔を建てるかだよなぁ。1回塔を建ててしまったら場所は動かせないしな。まあいいか、ここで。
「タワーツクール、発動!」
ニョキニョキと塔が生えてくる。壮観だなこれ。
「そして、もういっちょ! マジックミラー、発動!」
もう1個ニョキニョキと塔が生えてくる。もはや気持ち悪い。
「そして、モンスター収集機!」
まあ、見た目ではわからないんだけど、塔の中にモンスターがいっぱい集まってきたはずだ。しかも、このモンスター、魔族領からも集まってきてるはずなので、この近くのモンスターよりは強いと思う。多分ね。
「更に、テレポートゾーン!」
これはあの執事さんがやってたテレポートを特定の場所でのみ出来るというアイテムだ。今は塔の入口付近の湖の近くに小屋があったから、そこの中と片方の塔の1番上を繋げておいた。
「最後に、家具ツクール!」
これで塔の1番上の場所を部屋と呼べるような場所にする。これで塔に住み着くことも出来るようになった。あとはまあその時その時で必要なものを足していけばいいか。
「じゃあとりあえず、この左の塔、部屋を作っていない方の塔を探索してみるか!」
「当てたらどうなっちゃうのかなー? その言い方だと当たったら負けるに聞こえちゃうなー?」
「ふん、言ってろ!」
いや、やっぱり姿見えないんだけど、そんなに遠くにいるのか?
まさかアーチャー的な? 遠距離攻撃的なやつなのか?
「ぐはっ、痛いのだー」
『何処なのだー?』
は? 今なんでシャルティアたんは……。
「クッ、どこから攻撃を!?」
サリエル様まで、何が起こっているんだ!? 弓矢のようなものは見えなかったが……。
「ひゃははははは! どうしたどうした? 一方的だなおい!」
「クソッ、何処にいやがる!」
「ここにいるじゃないか、ここだよここ!」
心なしか声が聞こえてくる場所が変わっている気がする。でも、何故だ? あいつは何処に?
「さてさてさてぇ、止めといきますかァ?」
「ほう、余裕ぶってるのじゃが、お主はバカなのじゃ。お喋りが過ぎたのじゃ」
「あ? うっせーんだよ! 貴様から殺してやるよ!」
「殺されるのはお主なのじゃ」
なんと、ミツハたんは自分の身に炎を纏った。
「あっつ!」
「そこじゃな? 止めじゃ」
ミツハたんは自身の周りをすべて焼き尽くした。
「くぁ、ぐっ、はぁ。やべぇ……透明化が……切れる……」
「あー、見つけたのだー!」
「なっ!? うわぁぁぁぁぁあ!」
「ちょ、シャルティアたんストップストップ!」
シャルティアたんの追撃が炸裂し、伸びている男に、近寄る。それにしても透明化か……こんなことにも気付かないとはな。ゲーマー失格だわ。
「んっ、……!?」
「よお、起きたか。とりあえず説明してもらおうか?」
「ちょっ、あの、そっちから喧嘩売ってきたから……」
「あ? なんて?」
「いえ、すみません! コレクションを渡しますのでそれでなんとか許してくれませんか?」
「コレクションってなんなんだ?」
「その、冒険者から奪ってきたアイテムとか精霊カードとかです。命だけは助けて……」
「おう、わかった。じゃあありがたくアイテム使わせてもらうわ。お前名前はなんて言うんだ?」
「あっ、ソールって言います」
「そうか、これから何か頼むこともあると思うけどよろしくな」
「えっ、あっ……はい」
俺はソールに案内してもらった宝物庫からめぼしいものを探していた。ついでにアイテムとかのことをよくわかっているサリエル様にも手伝ってもらっている。
ちなみにシャルティアたんとミツハたんにはスライムなどの精霊と戯れてもらっている。
「あ、ご主人様、これなんてどうですか? 威力の高い魔法を一撃だけ撃てるようになるアイテムです」
「身体能力を底上げしてくれるアイテムもあったぞ!」
「あっ、この精霊は……ガチャ限ですよご主人様! なんでこんなものあるんですかね?」
「ガチャ限って言ってもこの世界には別にガチャ限じゃないってこともありそうだな。どこかの貴族が持ってるとか」
「なんで貴族なんですか?」
「うーん、お金持ってるから?」
「貴族には必要無いでしょ」
「確かにそうだな」
なんかめっちゃいっぱいアイテムとかあるし、冒険者からだいぶ剥ぎ取ってきたんだろうな。冒険者……可哀想に。アイテムを冒険者から剥ぎ取れば剥ぎ取るほど強くもなれるしな。
そういえばあんまりアイテム使ってなかったな。ここでなんか面白いアイテム見つけて使ってみたいな。
そう思っていたら、サリエル様がそれにうってつけのアイテムを見つけてきてくれた。
「ご主人様、これ凄いですよ! なんと塔を作れるらしいです!」
「マジか! それ使ってみようぜ!」
そのアイテムは塔を作る、というものでしかないから、そのアイテムだけを使って塔を作ったところで意味はない。だが……ここにあるアイテムと、この前ガチャから出てきた鏡を使えば。
「よし! みんな! 凄く面白いアイテム見つけたからこの洞窟出るぞ!」
「えー、最深部まで行きたいのだー」
「すまん、シャルティアたん。でも、このアイテム使ったらもっと強いモンスターと戦えるぞ?」
「わかったのだー」
『強いモンスター倒すのだー』
「とりあえずはやく塔を作りたいからこのアイテムを使って外に出るぞ」
「塔ー? アイテムー?」
「ああ、今から塔を作ろうと思ってな。あとこのアイテムはダンジョンの入口まで戻ることが出来るというアイテムだ」
そのアイテム、脱出ドアを使って洞窟の入口まで戻る。問題はどこに塔を建てるかだよなぁ。1回塔を建ててしまったら場所は動かせないしな。まあいいか、ここで。
「タワーツクール、発動!」
ニョキニョキと塔が生えてくる。壮観だなこれ。
「そして、もういっちょ! マジックミラー、発動!」
もう1個ニョキニョキと塔が生えてくる。もはや気持ち悪い。
「そして、モンスター収集機!」
まあ、見た目ではわからないんだけど、塔の中にモンスターがいっぱい集まってきたはずだ。しかも、このモンスター、魔族領からも集まってきてるはずなので、この近くのモンスターよりは強いと思う。多分ね。
「更に、テレポートゾーン!」
これはあの執事さんがやってたテレポートを特定の場所でのみ出来るというアイテムだ。今は塔の入口付近の湖の近くに小屋があったから、そこの中と片方の塔の1番上を繋げておいた。
「最後に、家具ツクール!」
これで塔の1番上の場所を部屋と呼べるような場所にする。これで塔に住み着くことも出来るようになった。あとはまあその時その時で必要なものを足していけばいいか。
「じゃあとりあえず、この左の塔、部屋を作っていない方の塔を探索してみるか!」
0
あなたにおすすめの小説
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる