超廃課金勢のソシャゲ転生~俺がガチャを引いたら異世界者が転生してくる件について~

嵐を巻き起こす男

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第1章 魔王軍VS地球軍編

第五十話 タワーツクール

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「貴様らの戦闘はじっくりと見させてもらったよ。たしかに素晴らしい攻撃だ。だが……当たらなければ意味がない……だろ?」
「当てたらどうなっちゃうのかなー? その言い方だと当たったら負けるに聞こえちゃうなー?」
「ふん、言ってろ!」


 いや、やっぱり姿見えないんだけど、そんなに遠くにいるのか?
 まさかアーチャー的な? 遠距離攻撃的なやつなのか?


「ぐはっ、痛いのだー」
『何処なのだー?』


 は? 今なんでシャルティアたんは……。


「クッ、どこから攻撃を!?」


 サリエル様まで、何が起こっているんだ!? 弓矢のようなものは見えなかったが……。


「ひゃははははは! どうしたどうした? 一方的だなおい!」
「クソッ、何処にいやがる!」
「ここにいるじゃないか、ここだよここ!」


 心なしか声が聞こえてくる場所が変わっている気がする。でも、何故だ? あいつは何処に?


「さてさてさてぇ、止めといきますかァ?」
「ほう、余裕ぶってるのじゃが、お主はバカなのじゃ。お喋りが過ぎたのじゃ」
「あ? うっせーんだよ! 貴様から殺してやるよ!」
「殺されるのはお主なのじゃ」


 なんと、ミツハたんは自分の身に炎を纏った。


「あっつ!」
「そこじゃな? 止めじゃ」


 ミツハたんは自身の周りをすべて焼き尽くした。


「くぁ、ぐっ、はぁ。やべぇ……透明化が……切れる……」
「あー、見つけたのだー!」
「なっ!? うわぁぁぁぁぁあ!」
「ちょ、シャルティアたんストップストップ!」


 シャルティアたんの追撃が炸裂し、伸びている男に、近寄る。それにしても透明化か……こんなことにも気付かないとはな。ゲーマー失格だわ。


「んっ、……!?」
「よお、起きたか。とりあえず説明してもらおうか?」
「ちょっ、あの、そっちから喧嘩売ってきたから……」
「あ? なんて?」
「いえ、すみません! コレクションを渡しますのでそれでなんとか許してくれませんか?」
「コレクションってなんなんだ?」
「その、冒険者から奪ってきたアイテムとか精霊カードとかです。命だけは助けて……」
「おう、わかった。じゃあありがたくアイテム使わせてもらうわ。お前名前はなんて言うんだ?」
「あっ、ソールって言います」
「そうか、これから何か頼むこともあると思うけどよろしくな」
「えっ、あっ……はい」


 俺はソールに案内してもらった宝物庫からめぼしいものを探していた。ついでにアイテムとかのことをよくわかっているサリエル様にも手伝ってもらっている。
 ちなみにシャルティアたんとミツハたんにはスライムなどの精霊と戯れてもらっている。


「あ、ご主人様、これなんてどうですか? 威力の高い魔法を一撃だけ撃てるようになるアイテムです」
「身体能力を底上げしてくれるアイテムもあったぞ!」
「あっ、この精霊は……ガチャ限ですよご主人様! なんでこんなものあるんですかね?」
「ガチャ限って言ってもこの世界には別にガチャ限じゃないってこともありそうだな。どこかの貴族が持ってるとか」
「なんで貴族なんですか?」
「うーん、お金持ってるから?」
「貴族には必要無いでしょ」
「確かにそうだな」


 なんかめっちゃいっぱいアイテムとかあるし、冒険者からだいぶ剥ぎ取ってきたんだろうな。冒険者……可哀想に。アイテムを冒険者から剥ぎ取れば剥ぎ取るほど強くもなれるしな。
 そういえばあんまりアイテム使ってなかったな。ここでなんか面白いアイテム見つけて使ってみたいな。
 そう思っていたら、サリエル様がそれにうってつけのアイテムを見つけてきてくれた。


「ご主人様、これ凄いですよ! なんと塔を作れるらしいです!」
「マジか! それ使ってみようぜ!」

 そのアイテムは塔を作る、というものでしかないから、そのアイテムだけを使って塔を作ったところで意味はない。だが……ここにあるアイテムと、この前ガチャから出てきた鏡を使えば。


「よし! みんな! 凄く面白いアイテム見つけたからこの洞窟出るぞ!」
「えー、最深部まで行きたいのだー」
「すまん、シャルティアたん。でも、このアイテム使ったらもっと強いモンスターと戦えるぞ?」
「わかったのだー」
『強いモンスター倒すのだー』
「とりあえずはやく塔を作りたいからこのアイテムを使って外に出るぞ」
「塔ー? アイテムー?」
「ああ、今から塔を作ろうと思ってな。あとこのアイテムはダンジョンの入口まで戻ることが出来るというアイテムだ」


 そのアイテム、脱出ドアを使って洞窟の入口まで戻る。問題はどこに塔を建てるかだよなぁ。1回塔を建ててしまったら場所は動かせないしな。まあいいか、ここで。


「タワーツクール、発動!」


 ニョキニョキと塔が生えてくる。壮観だなこれ。


「そして、もういっちょ! マジックミラー、発動!」


 もう1個ニョキニョキと塔が生えてくる。もはや気持ち悪い。


「そして、モンスター収集機!」


 まあ、見た目ではわからないんだけど、塔の中にモンスターがいっぱい集まってきたはずだ。しかも、このモンスター、魔族領からも集まってきてるはずなので、この近くのモンスターよりは強いと思う。多分ね。


「更に、テレポートゾーン!」


 これはあの執事さんがやってたテレポートを特定の場所でのみ出来るというアイテムだ。今は塔の入口付近の湖の近くに小屋があったから、そこの中と片方の塔の1番上を繋げておいた。


「最後に、家具ツクール!」


 これで塔の1番上の場所を部屋と呼べるような場所にする。これで塔に住み着くことも出来るようになった。あとはまあその時その時で必要なものを足していけばいいか。


「じゃあとりあえず、この左の塔、部屋を作っていない方の塔を探索してみるか!」
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