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第1章 魔王軍VS地球軍編
第五十五話 地球軍、魔王を攻撃す
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魔王様は、息を荒らげながら、俺を出迎えてくれた。その左足と右肩からは血を流していた。
「ま、魔王様!? 一体何が!?」
「ごめんね、ちょっとヘマしちゃって……あっ、大丈夫。これくらいで死にはしないよ。けど、もう地球軍が攻めてくるまであまり時間はない……」
魔王様が負けるほどの相手だなんて、地球軍はそんなにやばいのか!? それにもう来てるってことじゃ……。
「大丈夫、まだ攻めてはこないはずだよ。私がなんとか扉を破壊したから。でも、また同じものを作ってくるでしょう。今度は軍隊で攻められようにもっと大きくね」
「今回はどれ位のでかさだったんですか?」
「人が通れるくらいかな。戦車とかそういうのは通れない大きさだった。100人くらいやってきたけどそれでも私ひとりで余裕で殲滅出来るはずだった。実際に殆ど全滅までは出来たの。けど、ひとりだけ強い奴がいたの、なんとか撃退はしたけど殺すことは出来なかった。その時に怪我を負っちゃった」
魔王様ですら一筋縄ではいかない相手ってそんなのありかよ!?
え? どうしようもなくね? そいつがめちゃくちゃ強かっただけってことを祈るくらいしか……。
「ああ、いや、私と言ってもこれ一番弱い分身体ではあるんだけどね」
「分身体に性能の差なんてあるんですか!?」
「うん、もちろん。強いのをいっぱい出すのは無理だからねー、何体かはあんまり戦闘力は持たせていないの。とは言っても普通に幹部クラスくらいには戦えるはずなんだけどなー」
幹部クラスって実際どれくらいの強さなのかあんまりわかんないんだよな。
「あっ、そうか。まだ何回か会ったことがあるくらいにしか知らないんだね。じゃあ後で勝負の用意をしておくよ。実際に戦ってみたらわかるでしょ」
「え、マジですか」
うわー、怖いなぁ。
「大丈夫大丈夫、ちゃんと安全面は確保しとくから」
「まあ、お願いします」
「あっ、本題忘れてたね。一刻も早く英雄になってほしいんだけど。シナリオは描いてるからそれ通りに進めてほしいんだ。私達ももちろん手助けするから」
「わかりました。任せてください」
「うんうん、頼もしいね。じゃあ他のみんなも呼んでくるからちょっと待っててね」
「そういえばみんなは何してるんですか?」
「えっとね、第六師団の訓練を見てくれてるよ」
それなら後で第六師団のみんながどれくらい成長してるか聞いておこう。
「お連れいたしました」
「ありがとう執事さん」
それから英雄化作戦の概要を聞いた。まあ、なかなかのハードスケジュールだった。
もちろん魔王軍は仲間だから戦わなくていいから楽ではあるけど、もし本当に魔王軍と戦わないといけなかったら魔王軍に殺される前に過労死するわ。
とりあえずすぐに取りかからないと本当にいつ攻めてくるかわかんないからな。
次攻めてくるときは連絡入れるからって言ってたけどその時にはもう手遅れってことも有り得なくないかもしれないからな。それまでに出来る限りのことはしておかないと。
ということで、大都市セルリアルにやってきた。ここでの目的はというと、もう1人のSランク召喚士に会うことだ。手っ取り早く戦力を集めるためにはここは外せない。
あと、魔王様が大々的に動くとこの人も動き始めちゃうかもしれないしね。そうなったらとてもめんどくさい。
ここにSランクの人がいる、ってことでいいんだよな?
とても不安になってくる。何故かというと、大都市の中でもっともと言っていいほどめちゃくちゃボロい一軒家だったからだ。
だけど、魔王様が間違ってるとも思えないんだよな。それに表札にはSランクの召喚士の名前のであるアスカと書かれているから、合っているんだろう。
「すいませーん。アスカさん居ますかー?」
少し立ってからドアが開いた。
「何よ、こんな時間に! 依頼ならギルドを介して頂戴!」
「あっ、いや、とても重要な話があってですね。俺達のこと知ってます? 最近Sランクになったチームなんですけど」
「ああ、あんた達ね、噂には聞いてるわよ。シャルティアにブレインが付いたって。それで何の用よ」
「えっと、魔王様の仲間になってください」
「はあ!?」
「お主、言い方が悪すぎるのじゃ。我が説明するのじゃ」
ミツハたんが事細かに、必要な情報を全て話してくれた。それにしてもめちゃくちゃわかりやすい説明だったな。ミツハたんがいてくれて本当によかった。
「へえ、それでその話が本当だという証拠は?」
「ないのじゃ。だから信じてもらわなければ困るのじゃ」
「そんなの簡単に信じられるわけないでしょ。まあでもその話がもし本当なら私の命にも関わってくるわね。わかったわ。私が自分の目で確かめる。魔王城まで連れていってちょうだい」
「わかった。じゃああの人の近くによってくれ」
執事さんの方を指差す。テレポートの力を見てもらえば魔王様に会うまでにも少しくらいは納得してくれるだろうしな。
もちろん1番の理由はテレポートが便利すぎるということなんだけど。
「では、テレポート」
俺達はまた魔王城まで帰ってきた。ひとり増えてるけどね。
「へえ、ここが魔王城ね、いい造りじゃない。簡単には落とせそうにないわね」
まさか魔王城を初めて見て造りの話を出来るとは。本物だわ。俺たしかでかいことしか考えれなかったからな。
「ま、魔王様!? 一体何が!?」
「ごめんね、ちょっとヘマしちゃって……あっ、大丈夫。これくらいで死にはしないよ。けど、もう地球軍が攻めてくるまであまり時間はない……」
魔王様が負けるほどの相手だなんて、地球軍はそんなにやばいのか!? それにもう来てるってことじゃ……。
「大丈夫、まだ攻めてはこないはずだよ。私がなんとか扉を破壊したから。でも、また同じものを作ってくるでしょう。今度は軍隊で攻められようにもっと大きくね」
「今回はどれ位のでかさだったんですか?」
「人が通れるくらいかな。戦車とかそういうのは通れない大きさだった。100人くらいやってきたけどそれでも私ひとりで余裕で殲滅出来るはずだった。実際に殆ど全滅までは出来たの。けど、ひとりだけ強い奴がいたの、なんとか撃退はしたけど殺すことは出来なかった。その時に怪我を負っちゃった」
魔王様ですら一筋縄ではいかない相手ってそんなのありかよ!?
え? どうしようもなくね? そいつがめちゃくちゃ強かっただけってことを祈るくらいしか……。
「ああ、いや、私と言ってもこれ一番弱い分身体ではあるんだけどね」
「分身体に性能の差なんてあるんですか!?」
「うん、もちろん。強いのをいっぱい出すのは無理だからねー、何体かはあんまり戦闘力は持たせていないの。とは言っても普通に幹部クラスくらいには戦えるはずなんだけどなー」
幹部クラスって実際どれくらいの強さなのかあんまりわかんないんだよな。
「あっ、そうか。まだ何回か会ったことがあるくらいにしか知らないんだね。じゃあ後で勝負の用意をしておくよ。実際に戦ってみたらわかるでしょ」
「え、マジですか」
うわー、怖いなぁ。
「大丈夫大丈夫、ちゃんと安全面は確保しとくから」
「まあ、お願いします」
「あっ、本題忘れてたね。一刻も早く英雄になってほしいんだけど。シナリオは描いてるからそれ通りに進めてほしいんだ。私達ももちろん手助けするから」
「わかりました。任せてください」
「うんうん、頼もしいね。じゃあ他のみんなも呼んでくるからちょっと待っててね」
「そういえばみんなは何してるんですか?」
「えっとね、第六師団の訓練を見てくれてるよ」
それなら後で第六師団のみんながどれくらい成長してるか聞いておこう。
「お連れいたしました」
「ありがとう執事さん」
それから英雄化作戦の概要を聞いた。まあ、なかなかのハードスケジュールだった。
もちろん魔王軍は仲間だから戦わなくていいから楽ではあるけど、もし本当に魔王軍と戦わないといけなかったら魔王軍に殺される前に過労死するわ。
とりあえずすぐに取りかからないと本当にいつ攻めてくるかわかんないからな。
次攻めてくるときは連絡入れるからって言ってたけどその時にはもう手遅れってことも有り得なくないかもしれないからな。それまでに出来る限りのことはしておかないと。
ということで、大都市セルリアルにやってきた。ここでの目的はというと、もう1人のSランク召喚士に会うことだ。手っ取り早く戦力を集めるためにはここは外せない。
あと、魔王様が大々的に動くとこの人も動き始めちゃうかもしれないしね。そうなったらとてもめんどくさい。
ここにSランクの人がいる、ってことでいいんだよな?
とても不安になってくる。何故かというと、大都市の中でもっともと言っていいほどめちゃくちゃボロい一軒家だったからだ。
だけど、魔王様が間違ってるとも思えないんだよな。それに表札にはSランクの召喚士の名前のであるアスカと書かれているから、合っているんだろう。
「すいませーん。アスカさん居ますかー?」
少し立ってからドアが開いた。
「何よ、こんな時間に! 依頼ならギルドを介して頂戴!」
「あっ、いや、とても重要な話があってですね。俺達のこと知ってます? 最近Sランクになったチームなんですけど」
「ああ、あんた達ね、噂には聞いてるわよ。シャルティアにブレインが付いたって。それで何の用よ」
「えっと、魔王様の仲間になってください」
「はあ!?」
「お主、言い方が悪すぎるのじゃ。我が説明するのじゃ」
ミツハたんが事細かに、必要な情報を全て話してくれた。それにしてもめちゃくちゃわかりやすい説明だったな。ミツハたんがいてくれて本当によかった。
「へえ、それでその話が本当だという証拠は?」
「ないのじゃ。だから信じてもらわなければ困るのじゃ」
「そんなの簡単に信じられるわけないでしょ。まあでもその話がもし本当なら私の命にも関わってくるわね。わかったわ。私が自分の目で確かめる。魔王城まで連れていってちょうだい」
「わかった。じゃああの人の近くによってくれ」
執事さんの方を指差す。テレポートの力を見てもらえば魔王様に会うまでにも少しくらいは納得してくれるだろうしな。
もちろん1番の理由はテレポートが便利すぎるということなんだけど。
「では、テレポート」
俺達はまた魔王城まで帰ってきた。ひとり増えてるけどね。
「へえ、ここが魔王城ね、いい造りじゃない。簡単には落とせそうにないわね」
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