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第1章 魔王軍VS地球軍編
第六十一話 魔王軍幹部テトVSシャルティアたん
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「それでは、第5回戦シャルティアVSテト、召喚士対決だね。テト君、Sランクの召喚士を倒すチャンスだよ、頑張ってね! 両者、リングに上がってください!」
「負けないのだー」
「僕も、負けませんよ、シャルティアさん」
「試合開始!」
「最初から全力で行きますよ。フレアドラゴン召喚!」
「やらせないのだー」
「シャルティアが走り出す。テト、どう動く!?」
シャルティアたんはフレアドラゴンが召喚される前に攻撃を入れようとした。だが……。
「サンダー」
「うわー、ビリビリするのだー」
「これは上手い! 魔法の使い方がとても上手です!」
テト君は小さな雷を出してシャルティアたんを攻撃した。おそらく威力はかなり低いだろう。だが、召喚の時間を稼ぐという目的のためには充分だった。
俺のテームドラゴンより少しだけ小さめのドラゴンが召喚された。だが、テームドラゴンとは圧力が違った。
この前出会ったブリザードドラゴンと変わらないくらいは強いだろう。まあ、そこまで正確にわかるわけじゃないけど。
「ベビドラ召喚!」
フレアドラゴンがシャルティアたんを足止めしている間に掌に乗るくらいなサイズのまんまるとしたドラゴンが召喚された。めっちゃ可愛いんだけど。
「どれだけ召喚しても無駄なのだー」
「そう言っていられるのも今のうちですよ」
「さあ、シャルティアどう動くか! 注目ですねー!」
シャルティアたんはフレアドラゴンに向かって走り出した。
「フレアドラゴン、迎撃。ベビドラはその補助」
「グオォォォォォオ」
「おおっと!? フレアドラゴンのファイアーブレス炸裂!」
「当たらなければ意味はないのだー」
シャルティアたんはフレアドラゴンのファイアーブレスをジャンプで躱し、ベビドラの追撃の火球も左手で弾き返した。そして、そのまま流れるようにフレアドラゴンに向かっていく。
「うりゃー!」
「グオォォォォォオ」
「シャルティアのパンチがフレアドラゴンにヒットした!」
フレアドラゴンは反撃でファイアーブレスを放つが、シャルティアたんは焦らずに後ろに下がって躱す。
「流石ですシャルティアさん。けど、そんな攻撃じゃあまだまだうちのフレアドラゴンは倒されませんよ」
「ならもっと強く攻撃するだけなのだー」
シャルティアたんはもう1度フレアドラゴンに向かって走り出す。フレアドラゴンも同じようにファイアーブレスを吐く。今度はもっと大きな範囲に向けて吐いたが、シャルティアたんはそれよりも高くジャンプして躱す。
ベビドラも火球を放って追撃するが、同じようにシャルティアたんに片手で弾かれる。だが……火球を弾き返したシャルティアたんの目に映ったのは巨大な氷の球だった。
「テトの放った巨大な氷球がシャルティアに直撃する!」
「うわー」
「かかりましたねシャルティアさん。僕が召喚とちょっとだけの魔法で戦っていると思っていたでしょう? 僕はそこらの魔道士よりも強い魔法を使えますよ?」
「やられたのだー。けど、そんな攻撃じゃあ効かないのだー」
「言ってくれますね。でも、何発耐えれますかね?」
「その前にぶち殺すのだー」
シャルティアたんは今度はテト本人に向かって走り出した。そして、攻撃はテトに当たったと思われた。だが……。
「テレポート、そしてブリザードボール」
テトはテレポートで攻撃を受ける前にリングの端の方に逃げた。そして、攻撃を繰り出したシャルティアたんに向けてファイアーブレスと火球、遅れてテトの放った氷球がシャルティアたんを襲う。
氷球はさっきよりもだいぶ大きかった。これが必殺技名を言った方がいい理由か。さっき必殺技名を言わなかったのは奇襲のためだろうか? まあ多分そうなんだろうな。
「うわー、これはやばいのだー」
シャルティアたんはファイアーブレスを避け、火球を片手で弾き返し、氷球をもう片方の手で受け止めた……かと思ったら、火球を弾き返した手を添え、テトの方に向かって投げ返していた。むちゃくちゃだ。
「な、投げ返したー!? シャルティア、魔法を投げ返しました! 意味が分からない!」
「は!? え!? ちょっと待っ、グハッ」
テトに氷球が直撃した。テトもまさか自分の放った氷球で倒れるとは思っていなかっただろう。
テトの魔力供給が無くなったのか、召喚されたフレアドラゴンとベビドラは消滅していた。カードに戻ったのだろう。
「テト試合続行不可能ということで、シャルティアの勝利です!」
「やったー勝ったのだー」
「すごいな、シャルティアたん」
「ありがとうなのだー」
「これで、勝利した5人が出揃ったので、この中からバトルロワイヤル的な感じで全員がリングに入って、上位2人を決めます!」
「え? トーナメントじゃなかったのか?」
「5人だし、めんどくさいから仕様変更! 拒否権はないよ!」
さすが魔王様、適当だな。まあ5人でトーナメントってのもシードとかめんどくさそうだし、妥当かな。
「出場者のみんな、それでいいよね?」
「なんでもいいのだー」
「ええ、私の勝ちは揺るぎないもの」
「ふん、いいだろう」
「ギャハッ、全然オッケーだぜ!」
「もちろんそれで大丈夫で御座います」
「それじゃあ、試合終わったばっかりだから、10分後、試合開始します!」
「負けないのだー」
「僕も、負けませんよ、シャルティアさん」
「試合開始!」
「最初から全力で行きますよ。フレアドラゴン召喚!」
「やらせないのだー」
「シャルティアが走り出す。テト、どう動く!?」
シャルティアたんはフレアドラゴンが召喚される前に攻撃を入れようとした。だが……。
「サンダー」
「うわー、ビリビリするのだー」
「これは上手い! 魔法の使い方がとても上手です!」
テト君は小さな雷を出してシャルティアたんを攻撃した。おそらく威力はかなり低いだろう。だが、召喚の時間を稼ぐという目的のためには充分だった。
俺のテームドラゴンより少しだけ小さめのドラゴンが召喚された。だが、テームドラゴンとは圧力が違った。
この前出会ったブリザードドラゴンと変わらないくらいは強いだろう。まあ、そこまで正確にわかるわけじゃないけど。
「ベビドラ召喚!」
フレアドラゴンがシャルティアたんを足止めしている間に掌に乗るくらいなサイズのまんまるとしたドラゴンが召喚された。めっちゃ可愛いんだけど。
「どれだけ召喚しても無駄なのだー」
「そう言っていられるのも今のうちですよ」
「さあ、シャルティアどう動くか! 注目ですねー!」
シャルティアたんはフレアドラゴンに向かって走り出した。
「フレアドラゴン、迎撃。ベビドラはその補助」
「グオォォォォォオ」
「おおっと!? フレアドラゴンのファイアーブレス炸裂!」
「当たらなければ意味はないのだー」
シャルティアたんはフレアドラゴンのファイアーブレスをジャンプで躱し、ベビドラの追撃の火球も左手で弾き返した。そして、そのまま流れるようにフレアドラゴンに向かっていく。
「うりゃー!」
「グオォォォォォオ」
「シャルティアのパンチがフレアドラゴンにヒットした!」
フレアドラゴンは反撃でファイアーブレスを放つが、シャルティアたんは焦らずに後ろに下がって躱す。
「流石ですシャルティアさん。けど、そんな攻撃じゃあまだまだうちのフレアドラゴンは倒されませんよ」
「ならもっと強く攻撃するだけなのだー」
シャルティアたんはもう1度フレアドラゴンに向かって走り出す。フレアドラゴンも同じようにファイアーブレスを吐く。今度はもっと大きな範囲に向けて吐いたが、シャルティアたんはそれよりも高くジャンプして躱す。
ベビドラも火球を放って追撃するが、同じようにシャルティアたんに片手で弾かれる。だが……火球を弾き返したシャルティアたんの目に映ったのは巨大な氷の球だった。
「テトの放った巨大な氷球がシャルティアに直撃する!」
「うわー」
「かかりましたねシャルティアさん。僕が召喚とちょっとだけの魔法で戦っていると思っていたでしょう? 僕はそこらの魔道士よりも強い魔法を使えますよ?」
「やられたのだー。けど、そんな攻撃じゃあ効かないのだー」
「言ってくれますね。でも、何発耐えれますかね?」
「その前にぶち殺すのだー」
シャルティアたんは今度はテト本人に向かって走り出した。そして、攻撃はテトに当たったと思われた。だが……。
「テレポート、そしてブリザードボール」
テトはテレポートで攻撃を受ける前にリングの端の方に逃げた。そして、攻撃を繰り出したシャルティアたんに向けてファイアーブレスと火球、遅れてテトの放った氷球がシャルティアたんを襲う。
氷球はさっきよりもだいぶ大きかった。これが必殺技名を言った方がいい理由か。さっき必殺技名を言わなかったのは奇襲のためだろうか? まあ多分そうなんだろうな。
「うわー、これはやばいのだー」
シャルティアたんはファイアーブレスを避け、火球を片手で弾き返し、氷球をもう片方の手で受け止めた……かと思ったら、火球を弾き返した手を添え、テトの方に向かって投げ返していた。むちゃくちゃだ。
「な、投げ返したー!? シャルティア、魔法を投げ返しました! 意味が分からない!」
「は!? え!? ちょっと待っ、グハッ」
テトに氷球が直撃した。テトもまさか自分の放った氷球で倒れるとは思っていなかっただろう。
テトの魔力供給が無くなったのか、召喚されたフレアドラゴンとベビドラは消滅していた。カードに戻ったのだろう。
「テト試合続行不可能ということで、シャルティアの勝利です!」
「やったー勝ったのだー」
「すごいな、シャルティアたん」
「ありがとうなのだー」
「これで、勝利した5人が出揃ったので、この中からバトルロワイヤル的な感じで全員がリングに入って、上位2人を決めます!」
「え? トーナメントじゃなかったのか?」
「5人だし、めんどくさいから仕様変更! 拒否権はないよ!」
さすが魔王様、適当だな。まあ5人でトーナメントってのもシードとかめんどくさそうだし、妥当かな。
「出場者のみんな、それでいいよね?」
「なんでもいいのだー」
「ええ、私の勝ちは揺るぎないもの」
「ふん、いいだろう」
「ギャハッ、全然オッケーだぜ!」
「もちろんそれで大丈夫で御座います」
「それじゃあ、試合終わったばっかりだから、10分後、試合開始します!」
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