超廃課金勢のソシャゲ転生~俺がガチャを引いたら異世界者が転生してくる件について~

嵐を巻き起こす男

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第1章 魔王軍VS地球軍編

第七十一話 魔王を倒しに行った英雄様が、魔王と楽しくお喋りしているんだが

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 サリエル様のご飯を食べてから、鑑定を色々試してみたんだが、実は結構使いにくかった。さっきまで神スキルだと思ってたんだけどな。まず、自分より強い相手には基本的に使えなかった。いや、自分より強い相手なのか一定以上強い相手なのかはわからないが。
 何故わからないかというと、自分のステータスは鑑定出来なかったからだ。自分のステータスだけならまだしも、精霊も鑑定出来なかった。だから、自分がどれくらいの実力を持っているかはよくわからん。いやまあ大体はカンでわかるんだけどね。
 まあ、良かったのはモンスターを鑑定出来たことだな。敵の強さがわかれば対策しやすいし、重宝できる強いスキルだと思う。でも、もうちょっと使いやすいと思ってたんだけどなー。俺が弱すぎてか知らんけど、鑑定出来る相手は結局なにも対策しなくても勝てるし、今のところはあんまり意味無いかなー。


 そんなことをしていたら、もう朝だった。あれ? 俺寝るために時間とったんじゃなかったっけ? でも、寝なくてもこの世界に来てから大丈夫になった気がする。体力で無理やり耐えてるだけなんかな? まあいいや、なんとかなるだろ。


「おはようございますご主人様、早いですね」
「いや、徹夜」
「え!? 大丈夫なんですか?」
「うーん、まあなんとかなるだろ」
「そうですか……気を付けてくださいよ? まあ、今から魔王城行くだけで戦う訳では無いからいいんですけど」


 その後も続々とみんなが起きてきた。そういえば、アスカさんも一緒の部屋で寝てるんだよ。まあ、俺見た目は女だし誰も変に思わないんだろうな。マジで最高。


「みんな起きたな。じゃあ、魔王城行くか」
「ええ、行きましょう」


 魔王城に向かって歩いていく。いや、歩いてないわ、いつも通りめっちゃ走ってるわ。とにかく、1日かからないくらいで魔王城に着いた。受付のお姉さんを無視してそのまま魔王がいる部屋に行く。魔王城もだいぶ慣れてきたな。


「うぃーっす、魔王様。英雄になってきたよ!」
「さすがギルドマスターだね。手際よかったよー」
「見てたの?」
「まあ、魔王だからねー。それくらいの事は造作もないんだよ」
「さすが魔王様」
「まあ、それほどでもあるかな」


 魔王様の扱いにも慣れました。と言ってもまあ、これ聞かれてるんだろうけど。


「うん、聞いてるよ。むしろ私が君の魔王様像を演じてあげてるんだから」
「え? そうだったの?」
「いや、まあ……今考えついただけだけど」
「ということはこの絡み方で合ってるってことでいいのかな?」
「……はい」


 なにその「はい」可愛いんだけど! 日に日に魔王様が可愛く見えてきてやばい!


「……」
「どうしました魔王様」
「いや、わかってるよね?」
「うーん、なんのことだか全然わかりません。口に出して教えてもらえますか?」
「殺すよ?」
「ごめんなさいもうしません許してください」


 殺すよが本気で殺される可能性しか見えなくて怖い! 多分死なないように殺してくるよね魔王様なら。どっかの厨二病の時のように。


「あいつを殺したのはシャルティアたんでしょ!」
「でも殺させようとしたのは……」
「負けたあいつが悪い!」
「あんた達何喋ってるかわかんないわよ! 何を喋ってるの!」
「ああ、ごめんアスカさん。魔王様に心を読まれるのが当たり前になってきちゃって」
「私達には心を読む能力なんてないんだからね!」
「我はあるのじゃ」
「私は神や魔王様とは違うの!」
「いや、俺も心読めるぞ?」
「え!? 嘘でしょ!?」


 あっ、言っちゃった。言わなかったほうがよかったかな?


「私にも教えなさいよ!」
「まあ、時間があったらな。もしくは他の人に教えてもらってくれ」
「約束よ!」
「はいはい」


 時間ができるのは地球軍が来た後だろうけどな。っていうかあとどれくらいで地球軍が来るんだろうか?


「ごめんね、食い止めるのももうそろそろきついから、1週間もつかどうかってくらいだと思う」
「それまでに全世界統一しないとってことだよな? 間に合うかな?」
「君達ならなんとか出来ると信じてるよ。ギルドマスターがあんなに有能だとは思わなかったけど、あれなら時間余るくらいじゃないかな?」


 そんなにギルマス凄いのか。とにかく、あと目立った種族はドワーフだけだから、まずドワーフと友好関係築いてから魔族と友好関係築くって感じでいいか。


「もしかしたら魔族の権限は人類に対して弱くなったりするかもしれませんが、大丈夫ですか?」
「大丈夫、そんなことになったらボコすから」
「ちょっ、魔王は俺達が倒した設定なんですからね!?」
「冗談だって、私なら最善の条約結べるから。今エルフと人類が条約結んでるけど、それくらいの条件までは粘りたいな」
「エルフと人類との条約はどんな感じなんですか?」
「完全なる対等って感じかな」
「対等ですか。いけますかね?」
「まあ、頑張るよ。君も英雄として言っといてね。魔族と対等な関係の条約を結べって」
「わかりました」
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