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第102話 二度目の夏休み
しおりを挟む大学生になっての2回目の夏が来た。
前回の夏休みには梓たちを連れてボルネオに行ったのだけれども、夏を楽しむことなどできずに、梓たちのまぶしい水着姿を見られるチャンスがありながらみすみす見逃したのを思い出した。
尤も今では、あの時に見逃していた女性官僚の明日香さんと仁美さんの二人とは……その関係を持つまでに至ってしまったが。
あの時に逃した明日香さんや仁美さんの水着姿はまだ拝んではいないが、それ以上の二人の全裸姿は毎日のように拝んでいるので、まあ我慢もできよう。
あの二人は、今まで男性とのお付き合いの経験が無かったようで、今では完全にはまってしまったようだ。
ちょうど、榊さんや花村さんのように拗らせる前だったのにも関わらず、あの二人のようだ。
若いうちの恋愛経験は本当に大切なのだろう。
喩え片思いでもそういった感情の変化を経験していないと、まるではしかにでもかかったように年齢が上がれば上がるほど重篤化してしまうのだろうか。
少なくともあの4人はその兆候はあった。
まあ、それのおかげではあるのだが、毎日のように良い思いができるのだから俺にとっては不満などない。
別件だが、この間仲間に引き込んだ英子さんとは、まだそのような関係にはなっていないが、聡子さんや幸子さんとの逢瀬では隠れて見ているようだ。
彼女も結構スケベのようだ。
しかし、今の生活に不満は無いと言えば嘘になる。
不満があるとすれば、今年の夏は昨年以上に仕事漬けだということだ。
キャキャウフフは毎夜のベッドの中だけで、日中は仕事漬けだ。
それもこれも、今まで用意していた城南交通の水上バス運航が暫定ではあるが、開始されたのだ。
竹芝から横浜のみなとみらいまでの区間で暫定運行を始めた。
それに伴い、乗客の獲得を目指して、バニーガールズに協力してもらい、城南島に談合坂のライブハウスをオープンさせた。
これは、開発中の施設に作る予定の専用ライブハウスを、先取りして興行用のテントハウスを作り、そこで毎日のようにライブをしていくという計画だ。
これは、バニーガールズの方でもメリットがあり、これから恒久施設で始める興業の先取りで、問題点の洗い出しも兼ねての試験興行となるのだ。
はじめは、談合坂だけで始めるようだが、そのうち、新人ユニットも使っていき、デビュー前の周知にも使いたいとも言っていた。
この興行については、俺らは一切かかわらないが、交通手段の確保については責任をもって当たる。
その手配など、結構俺も忙しく働いているのだ。
今は、ライブハウス向けの水上バス運行だが、収益化を考えると、もっと根本的な部分を押さえようという話になって、隣にいる役人たちを通して、羽田空港へのアクセスや国際展示場へのアクセスの許可申請をしている最中だ。
それと、イレーヌさんなどは、あの夢の島でもあるリスたちの王国向けの水上交通についても先方の運営会社と協議に入った。
今のところ俺の周りは水上バスの運航についてだけで一杯一杯だ。
なにせ、海運会社を丸ごと買い取ったのは良いが、水上バスについてのノウハウが全くないのだ。
流石にこれでは問題だとして、まず最初に取り組んだのが人材の確保だ。
決して俺のための女性の確保じゃ無いよ。
もう十分過ぎるくらいいるからもういらない。
これにもお隣を通して知り合ったERJと相談して、水運事業に詳しい人を紹介してもらった。
このERJの主体は東日本の鉄道事業だが、事業運営はそれだけでなく不動産事業から、観光事業、流通事業、小売りなど幅広く事業を行っており、その中で観光用の水上交通事業もしているのだ。
また、同時期に分かれて設立されてWRJには、それこそ瀬戸内海での水上バス事業も盛んに行っているので、水上バスに詳しい人をERJを通して確保できたのは本当にラッキーだった。
そこから来た人たちの提案で、本格的な営業前に試験営業をした方が良いという意見を受け入れてのこの夏からの営業だ。
路線網の拡張についてもここからの意見で、現在、あるプロジェクトチームが立ち上がっている。
東京湾山手線計画だ。
何だこの節操のない名前は……俺が付けたので、文句はないが、早い話が、千葉県の千葉市と木更津市とも航路を結び、東京湾をぐるりと回る高速水上バスの運航計画だ。
直ぐには難しいだろうが、この話はあっちこっちを巻き込みながら進めているのだ。
既に東京湾周辺で事業を展開している水運会社からのオファーも来ている。
そこで、この夏の休みを利用して海外の水上交通の視察に出かけようという話になり、俺が団長として城南交通やERJからお偉いさんを連れて香港やベニスなどを回る視察に出かけることになった。
結構あっちこっちを回るので、エニス王子に許可を貰い、今まで使っていた自家用機で回ることになった。
視察団の最初の訪問地である香港までは飛行機の便も多数あり、問題ないので視察に出かける他社の人たちとは香港で落ち合うことにした。
それで、俺は自家用機を取りにボルネオに俺の処の小型の国産ジェットで向かった。
ボルネオで飛行機を乗り換えてから香港に向かう予定だ。
そんな計画が上がると、俺の処の飛行部門が騒ぎ出した。
この視察にパイロットして誰が付いていくかということでだ。
もうすでに全員がこの国産ジェットの他にも、今まで使っていたこの飛行機のライセンスを取得しており、ボルネオから借りていたパイロットは無事に返すことができている。
しかし、この飛行機は国産ジェットと違い、ボルネオを中心に運航させているので、ボルネオまで取りに行かなければならない。
別に香港まで呼びつければ良いだけなのだが、何故か俺の処のパイロット連中がそれを許さない。
まだ、このパイロット連中と機内ランデブーを経験していないという理由からなので、ボルネオまでは他の人たちもいないこともあり、多数の参加者が出た。
今はまだ、うちのパイロット部門は急に増えたこともあり、比較的余裕がある。
また、俺は彼女たちの頑張りに報い切れていないことも気になったので、希望者の内、半数を連れて行くことにした。
うちの場合、機長資格保有者はまだ二人だけなので、ボルネオからの移動には聡子さんにお願いしてあるので、日本からボルネオ行きの機長を英子さんが受け持った。
なにせ、この機体を帰りにはボルネオから日本へ運ばないといけないからね。
ということで、現在俺は機内で、……中。
意味が解らん。
そうだろうな。
先にも言ったが、機上ランデブーの経験が無いとかなり前から不満が出ていたパイロット組の人たちに対しての福利厚生??中だ。
流石に部外者と一緒の移動ではできないので、ボルネオからの機長をしてもらう聡子さんを中心に頑張っております。
しかし、現在操縦中のはずの英子さんが、とうとう我慢ができずに……中の俺に飛び込んできた。
日本をたってから2時間は過ぎており、聡子さんも満足していたこともあって、聡子さんはそのままの格好でコックピットに向かった。
て、初めて見たよ、裸で操縦するパイロットって。
まあ、オートパイロット中でもあり、かつ、副操縦士もいるので、それほど緊急性は無いのだが、安全の確保は重要だ。
聡子さんは英子さんの決断の方がうれしかったのか、英子さんが混ざって来た時に、直ぐに操縦を代わるためにコックピットに向かった。
そういうことで、俺は今、英子さんの初めてを貰っている最中だ。
もうすでに俺らの逢瀬に興奮していたのか、下半身はぐちゃぐちゃだった。
それでも初めてと聞いていたので、入念に準備を始めて、頂いた。
彼女にはどこかのホテルで、十分に雰囲気を作ってからと思っていたのだが、彼女自身の決断だったので、俺は優しく対応したのだ。
この後の彼女は当然使い物にはならず、聡子さんが機長を代わり俺らを安全にボルネオまで連れて行ってくれた。
流石に、着陸するときに全裸という訳にもいかないので、俺がコックピットまで着替えをもっていくと、少し興奮する光景だった。
俺も命が惜しいので、流石にここでは襲わなかったが、今度飛ぶ前にはここでもいいかもと思ってしまった。
激しく暴れたら壊れそうなので、聡子さん、英子さんの二人から禁止されたのは言うまでもない。
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