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少年管理業者 (1)
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誘拐された少年は、買い手に渡るまでにどのようなルートをたどるのだろうか。実は、捕獲された少年の管理を一手に引き受ける業者がいる。正式な名称はないものの、少年管理業者、業界では「カンリ」と呼ばれる。この業者は、買い手の元へ届けられるまでの保管、飼育、調教、宅配手配など、細々とした雑用を一気に引き受けている。
このシリーズでは、前回まで誘拐業者を取材してきたが、特別にそのまま管理業者も追うことが許された。少年産業が発達するにつれ、対象の数が増えるだけでなく、その使用用途も顧客も多様化の一途をたどっている。顧客ニーズに寄り添うことで利便性や満足度を高め、事業拡大してきたのが、管理業者である。
いったい、内部ではどのようなことが行われているのか。これまで一度も実態が明らかにされたことのない、この業種の核心に迫る。
(週刊ライブ! 編集部)
—————————————————————————————————————
本誌はこの取材に先立ち、誘拐業者を追っていたが、その際に先方の好意によって、その後の少年がたどる過程をも追わせてもらえることとなった。この業界のグループは、仕事の内容によって業者が分かれてはいるものの、危険を伴うがゆえに、密接に結びつきあっている。そのため、一旦取材が認められると、後は段取りよく他の場所でも許可が下りるようである。
誘拐業者が、誘拐したその足で、車内から連絡をとったのが、都内の某所に事務所を構える少年管理業者である。ちょうど都合が良いからと、団体代表自らが案内してくれることになった。
都内を走る車が、路地に面するある建物のガレージ前で停車する。すると、ガレージが自動で開いた。登録した車両が近づくと、自動で開くようだ。
車両が入ると、再びガレージは閉まる。ここで車を降りると、中から男性が出てきて出迎えてくれた。この男性が団体代表の渡辺達也(33, 仮名)である。彼はスーツにネクタイ、というスタイルで、商社の営業マンのような風貌である。とても人身売買組織の一端を担う団体の代表とは思えない。周囲によると、若くしてこの団体を立ち上げ、瞬く間に軌道にのせた「やり手」とのことだった。
「お待ちしておりました。」
渡辺は丁寧な挨拶をすると、近くに現れた部下の男性に合図を送った。さらにこの男性が手にした通信機を操作すると、奥からさらに数人の男性が出てきて、少年の入った段ボールの荷下ろしがはじまった。
【 (2) へ続く】
このシリーズでは、前回まで誘拐業者を取材してきたが、特別にそのまま管理業者も追うことが許された。少年産業が発達するにつれ、対象の数が増えるだけでなく、その使用用途も顧客も多様化の一途をたどっている。顧客ニーズに寄り添うことで利便性や満足度を高め、事業拡大してきたのが、管理業者である。
いったい、内部ではどのようなことが行われているのか。これまで一度も実態が明らかにされたことのない、この業種の核心に迫る。
(週刊ライブ! 編集部)
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本誌はこの取材に先立ち、誘拐業者を追っていたが、その際に先方の好意によって、その後の少年がたどる過程をも追わせてもらえることとなった。この業界のグループは、仕事の内容によって業者が分かれてはいるものの、危険を伴うがゆえに、密接に結びつきあっている。そのため、一旦取材が認められると、後は段取りよく他の場所でも許可が下りるようである。
誘拐業者が、誘拐したその足で、車内から連絡をとったのが、都内の某所に事務所を構える少年管理業者である。ちょうど都合が良いからと、団体代表自らが案内してくれることになった。
都内を走る車が、路地に面するある建物のガレージ前で停車する。すると、ガレージが自動で開いた。登録した車両が近づくと、自動で開くようだ。
車両が入ると、再びガレージは閉まる。ここで車を降りると、中から男性が出てきて出迎えてくれた。この男性が団体代表の渡辺達也(33, 仮名)である。彼はスーツにネクタイ、というスタイルで、商社の営業マンのような風貌である。とても人身売買組織の一端を担う団体の代表とは思えない。周囲によると、若くしてこの団体を立ち上げ、瞬く間に軌道にのせた「やり手」とのことだった。
「お待ちしておりました。」
渡辺は丁寧な挨拶をすると、近くに現れた部下の男性に合図を送った。さらにこの男性が手にした通信機を操作すると、奥からさらに数人の男性が出てきて、少年の入った段ボールの荷下ろしがはじまった。
【 (2) へ続く】
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