4 / 19
第4話 神楽の災難
しおりを挟む
戦いが終わって数分後、結衣はダッシュで廊下を駆けていた。
神楽が止めていた時間を戻したのだ。その結果、結衣は教室まで急ぐ羽目に陥った。
「教室に帰ってから戻して欲しかった!」
校庭に出た時は窓から突き出されたが、時間が動き出してみんなが見ている中、飛んで戻るわけにもいかない。
あいつは魔女かスーパーマンかと噂がたったら恥ずかしくて明日から学校に来られなくなってしまう。
その原因となった神楽は『お前のせいで力を使いすぎた』と言い残して姿を消してしまった。
「勝手なんだからもう!」
教室へダッシュで駆け込み、席へ座る。葵が驚いたように目をパチクリさせて結衣を見た。
「急に消えたけどどこ行ってたの?」
「ちょっと……トイレにね……はあはあ」
「それはまあ、大変だったね」
まさか呪いの怪物に襲われて時間を止めて戦っていたなんて正直に話すわけにはいかない。とっさに口を突いて出た嘘だったけど、葵は納得してくれたようだった。
教室は何事もなかったかのような日常の風景。クラスメイト達の雑談で賑わっている。
急いで駆けつけたが授業が始まるまではまだ少し時間があった。葵が気にしたように前の椅子を引いて声を掛けてきた。
「夢はもう大丈夫そう?」
「うーん、なんか憑いてきちゃったっていうか……」
結衣は迷ったが、神楽の姿が見えないうちに話をしておいた方がいいかと思った。待っていればまた呪いの怪物が襲ってくるかもしれないし、状況の改善が図れるならばと。
「呪いを追い払うにはどうすればいいと思う?」
「結衣ちゃん、まさか呪われちゃったの!?」
さすがの葵もびっくりした声を出して立ち上がった。すぐに注目を集めたのに気が付いてこほんと咳払いして席に座り直した。
「それは昨日話してくれた夢絡みで?」
「うん、こんなお札効かないって燃やされちゃった」
「それで神社からついてきて今も憑かれてるって?」
「実は…………そうなんだ」
「ほう、面白そうな話をしておるな」
「うわあ! 神楽あ!」
いないと思っていたのにすぐ傍にひょっこりと顔を出した少女の姿に結衣はびっくりしてしまう。和装で銀髪のその姿は目立つと思うのだが、教室のクラスメイト達もすぐ目の前にいる葵もまるで気づいていないようだった。
「まさか神楽の姿って他の人には見えないの?」
「呪いとはそういうものだからな。どうした? 話を続けていいぞ」
「あうう………」
このまま話を続けていいものか。自分だけでなく葵まで呪いの標的にされるのではないかと結衣は迷ったが、葵の方から話を続けてきた。
なぜか鼻息を荒くして興奮に瞳を煌めかせて。
「ちょっと待ってよ。もしかして結衣ちゃんに憑りついている呪いってあの神楽麻倶奈様なの!?」
「どこのかぐらまぐな様なのか知らないけど多分そうだと思うよ」
「凄いよ、結衣ちゃん! あの方はこの土地に伝説級の災いをもたらした呪いの神様なのよ! 私にも会わせてよーーー!」
真剣に悩んでいたはずなのに肩をガクガク揺さぶられて訴えられて結衣は困惑してしまう。呪いの神様に会いたいなんてそんな人が居るんだろうか。葵は正気なんだろうかと。
神楽がもう何かしているのかと訝しんだが、当の本人は眠そうに欠伸していた。こうしていると何か普通の女の子みたいで可愛いな。
「落ち着いてよ、葵ちゃん。神楽はそこにいるよ」
「え? 嘘? 見えないんだけど」
「何か普通の人には見えないんだって」
神楽は眠そうに目じりに涙を浮かべながらも葵の前で手を振ってみせる。どうやら本当に見えていないようだった。
「だから言ったであろう? 誰かに助けを求めても無駄だ。お前の力で事を」
「だったら受肉させるしかないね!」
神楽の言葉を遮って葵が「どんっ!」と机の上に置いたのは何だか古びた木の箱だった。とても女の子の持っているようなお洒落なアクセサリーの小物入れとかではなく、年季の感じられる代物だった。
不思議そうに見る結衣と神楽の前で、葵は自慢げにその箱に掛けられた紐を解いていく。
「それ開けていいものなの?」
良くない物の封印を解いているだけにしか結衣には見えなかったが、こうした物のマニアの葵が気にしていないので大丈夫なのかもしれない。
「開けないと取り出せないじゃん。何か漫画に出てきた物に似てると思って買っちゃったんだ。これなら呪いの神様も満足できると思うよ」
「漫画?」
「お前の友達は何を言っておるのだ?」
「さあ?」
神楽に聞かれても結衣には葵が何の漫画を読んでいるのかなんて分からない。葵の事だから星占いとかが出てきそうなキラキラした漫画だろうか。
そう思いながら見つめていると、やがて葵が「じゃん!」と開いた箱の中には何かミイラみたいな不気味な指が入っていた。
「ひえええ! お洒落なキラキラじゃない! これも呪いの!?」
「どう? 似てるでしょ?」
「これのどこが漫画の物なのか私には分からないよ!」
「分からないかー」
慌てる結衣に残念そうに息を吐く葵。神楽は冷静だった。
「これは作り物だな。呪いとかの類は感じないぞ」
「なんだ、作り物なのか」
呪いの神様の確証を得られて安心する結衣。葵は不満げだった。
「もう、何を言っているの、結衣。こんなに立派な物が作り物のわけないじゃない。ほら、神様。これを供物として捧げますから何卒~」
懇願する葵だったが、もう結衣には笑い話にしかならなかった。神楽もやれやれと首を振るだけだ。
緊張も解け、結衣はふと思いついたことを提案する。
「じゃあ、私の力でなんとかならないかなあ。神楽実体化してーとか」
「ハッ、お前の力で我に干渉するなどまだまだよ」
神楽はそう言ってのけるが、結衣は物は試しと彼女からもらったお札を当人の頭にくっつけて現れてーと念じてみる。
すると葵がきょとんとした顔して、クラスメイト達の雑談も止んだ。
「ん? なんだ……?」
異変を感じ取ったのか今まで余裕を持って勝ち誇っていた神楽がうろたえたように辺りを見た。
みんなの視線が集中している。教室に突然現れた見慣れない少女がまるで見えているかのように。
「神楽ちゃーーーん!」
「#$%&’ーーー!」
野獣が襲ってきたのかと思ったら葵だった。
神楽は声にならない叫びを上げると結衣の席のすぐ後ろに会った掃除用具入れに急いで駆け込んで隠れてしまった。
葵がすぐに追いかけてどんどん叩く。
「神楽ちゃん、どうして隠れるの!? 出ておいでーーー!」
『結衣! そいつを何とかしろーーー!』
掃除用具入れの中からの救助を求める声。
言われても結衣には葵の止め方なんて分からない。
「そうだ、時間を止めれば………」
お札を出して呟くがそもそもその方法も分からないし、別に神楽を助ける理由もなかった。
クラスメイト達の視線もあるし、そっと出したお札をしまう。
そうしている間に神楽の方でも対処法に気付いたようだった。
『そうだ、このお札を剥がしてしまえば……くっ、剥がれん! 結衣の呪いの力はすでにここまで強くなっているのか!』
バァン!
「ひゃああ!」
神楽が結衣に貼られたお札に気を取られたのが隙となった。葵は一気に掃除用具入れの扉を開いてしまう。
中にいたのはびっくりした顔をした神楽だ。天岩戸の何かの神のように誘い出す必要もなかった。
「神楽ちゃーーーん! 本物なの!? 会えて嬉しいよーーー!」
「あああああ!」
葵は狭い掃除用具入れから神楽を引っ張り出すと、抱っこして頬刷りした。
結衣は今まで自分はとんでもない呪いの神様に憑かれたんじゃないかと思っていたが、案外そうでもないんじゃないかと思い始めていた。
神楽が止めていた時間を戻したのだ。その結果、結衣は教室まで急ぐ羽目に陥った。
「教室に帰ってから戻して欲しかった!」
校庭に出た時は窓から突き出されたが、時間が動き出してみんなが見ている中、飛んで戻るわけにもいかない。
あいつは魔女かスーパーマンかと噂がたったら恥ずかしくて明日から学校に来られなくなってしまう。
その原因となった神楽は『お前のせいで力を使いすぎた』と言い残して姿を消してしまった。
「勝手なんだからもう!」
教室へダッシュで駆け込み、席へ座る。葵が驚いたように目をパチクリさせて結衣を見た。
「急に消えたけどどこ行ってたの?」
「ちょっと……トイレにね……はあはあ」
「それはまあ、大変だったね」
まさか呪いの怪物に襲われて時間を止めて戦っていたなんて正直に話すわけにはいかない。とっさに口を突いて出た嘘だったけど、葵は納得してくれたようだった。
教室は何事もなかったかのような日常の風景。クラスメイト達の雑談で賑わっている。
急いで駆けつけたが授業が始まるまではまだ少し時間があった。葵が気にしたように前の椅子を引いて声を掛けてきた。
「夢はもう大丈夫そう?」
「うーん、なんか憑いてきちゃったっていうか……」
結衣は迷ったが、神楽の姿が見えないうちに話をしておいた方がいいかと思った。待っていればまた呪いの怪物が襲ってくるかもしれないし、状況の改善が図れるならばと。
「呪いを追い払うにはどうすればいいと思う?」
「結衣ちゃん、まさか呪われちゃったの!?」
さすがの葵もびっくりした声を出して立ち上がった。すぐに注目を集めたのに気が付いてこほんと咳払いして席に座り直した。
「それは昨日話してくれた夢絡みで?」
「うん、こんなお札効かないって燃やされちゃった」
「それで神社からついてきて今も憑かれてるって?」
「実は…………そうなんだ」
「ほう、面白そうな話をしておるな」
「うわあ! 神楽あ!」
いないと思っていたのにすぐ傍にひょっこりと顔を出した少女の姿に結衣はびっくりしてしまう。和装で銀髪のその姿は目立つと思うのだが、教室のクラスメイト達もすぐ目の前にいる葵もまるで気づいていないようだった。
「まさか神楽の姿って他の人には見えないの?」
「呪いとはそういうものだからな。どうした? 話を続けていいぞ」
「あうう………」
このまま話を続けていいものか。自分だけでなく葵まで呪いの標的にされるのではないかと結衣は迷ったが、葵の方から話を続けてきた。
なぜか鼻息を荒くして興奮に瞳を煌めかせて。
「ちょっと待ってよ。もしかして結衣ちゃんに憑りついている呪いってあの神楽麻倶奈様なの!?」
「どこのかぐらまぐな様なのか知らないけど多分そうだと思うよ」
「凄いよ、結衣ちゃん! あの方はこの土地に伝説級の災いをもたらした呪いの神様なのよ! 私にも会わせてよーーー!」
真剣に悩んでいたはずなのに肩をガクガク揺さぶられて訴えられて結衣は困惑してしまう。呪いの神様に会いたいなんてそんな人が居るんだろうか。葵は正気なんだろうかと。
神楽がもう何かしているのかと訝しんだが、当の本人は眠そうに欠伸していた。こうしていると何か普通の女の子みたいで可愛いな。
「落ち着いてよ、葵ちゃん。神楽はそこにいるよ」
「え? 嘘? 見えないんだけど」
「何か普通の人には見えないんだって」
神楽は眠そうに目じりに涙を浮かべながらも葵の前で手を振ってみせる。どうやら本当に見えていないようだった。
「だから言ったであろう? 誰かに助けを求めても無駄だ。お前の力で事を」
「だったら受肉させるしかないね!」
神楽の言葉を遮って葵が「どんっ!」と机の上に置いたのは何だか古びた木の箱だった。とても女の子の持っているようなお洒落なアクセサリーの小物入れとかではなく、年季の感じられる代物だった。
不思議そうに見る結衣と神楽の前で、葵は自慢げにその箱に掛けられた紐を解いていく。
「それ開けていいものなの?」
良くない物の封印を解いているだけにしか結衣には見えなかったが、こうした物のマニアの葵が気にしていないので大丈夫なのかもしれない。
「開けないと取り出せないじゃん。何か漫画に出てきた物に似てると思って買っちゃったんだ。これなら呪いの神様も満足できると思うよ」
「漫画?」
「お前の友達は何を言っておるのだ?」
「さあ?」
神楽に聞かれても結衣には葵が何の漫画を読んでいるのかなんて分からない。葵の事だから星占いとかが出てきそうなキラキラした漫画だろうか。
そう思いながら見つめていると、やがて葵が「じゃん!」と開いた箱の中には何かミイラみたいな不気味な指が入っていた。
「ひえええ! お洒落なキラキラじゃない! これも呪いの!?」
「どう? 似てるでしょ?」
「これのどこが漫画の物なのか私には分からないよ!」
「分からないかー」
慌てる結衣に残念そうに息を吐く葵。神楽は冷静だった。
「これは作り物だな。呪いとかの類は感じないぞ」
「なんだ、作り物なのか」
呪いの神様の確証を得られて安心する結衣。葵は不満げだった。
「もう、何を言っているの、結衣。こんなに立派な物が作り物のわけないじゃない。ほら、神様。これを供物として捧げますから何卒~」
懇願する葵だったが、もう結衣には笑い話にしかならなかった。神楽もやれやれと首を振るだけだ。
緊張も解け、結衣はふと思いついたことを提案する。
「じゃあ、私の力でなんとかならないかなあ。神楽実体化してーとか」
「ハッ、お前の力で我に干渉するなどまだまだよ」
神楽はそう言ってのけるが、結衣は物は試しと彼女からもらったお札を当人の頭にくっつけて現れてーと念じてみる。
すると葵がきょとんとした顔して、クラスメイト達の雑談も止んだ。
「ん? なんだ……?」
異変を感じ取ったのか今まで余裕を持って勝ち誇っていた神楽がうろたえたように辺りを見た。
みんなの視線が集中している。教室に突然現れた見慣れない少女がまるで見えているかのように。
「神楽ちゃーーーん!」
「#$%&’ーーー!」
野獣が襲ってきたのかと思ったら葵だった。
神楽は声にならない叫びを上げると結衣の席のすぐ後ろに会った掃除用具入れに急いで駆け込んで隠れてしまった。
葵がすぐに追いかけてどんどん叩く。
「神楽ちゃん、どうして隠れるの!? 出ておいでーーー!」
『結衣! そいつを何とかしろーーー!』
掃除用具入れの中からの救助を求める声。
言われても結衣には葵の止め方なんて分からない。
「そうだ、時間を止めれば………」
お札を出して呟くがそもそもその方法も分からないし、別に神楽を助ける理由もなかった。
クラスメイト達の視線もあるし、そっと出したお札をしまう。
そうしている間に神楽の方でも対処法に気付いたようだった。
『そうだ、このお札を剥がしてしまえば……くっ、剥がれん! 結衣の呪いの力はすでにここまで強くなっているのか!』
バァン!
「ひゃああ!」
神楽が結衣に貼られたお札に気を取られたのが隙となった。葵は一気に掃除用具入れの扉を開いてしまう。
中にいたのはびっくりした顔をした神楽だ。天岩戸の何かの神のように誘い出す必要もなかった。
「神楽ちゃーーーん! 本物なの!? 会えて嬉しいよーーー!」
「あああああ!」
葵は狭い掃除用具入れから神楽を引っ張り出すと、抱っこして頬刷りした。
結衣は今まで自分はとんでもない呪いの神様に憑かれたんじゃないかと思っていたが、案外そうでもないんじゃないかと思い始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】好きって言ってないのに、なぜか学園中にバレてる件。
東野あさひ
恋愛
「好きって言ってないのに、なんでバレてるんだよ!?」
──平凡な男子高校生・真嶋蒼汰の一言から、すべての誤解が始まった。
購買で「好きなパンは?」と聞かれ、「好きです!」と答えただけ。
それなのにStarChat(学園SNS)では“告白事件”として炎上、
いつの間にか“七瀬ひよりと両想い”扱いに!?
否定しても、弁解しても、誤解はどんどん拡散。
気づけば――“誤解”が、少しずつ“恋”に変わっていく。
ツンデレ男子×天然ヒロインが織りなす、SNS時代の爆笑すれ違いラブコメ!
最後は笑って、ちょっと泣ける。
#誤解が本当の恋になる瞬間、あなたもきっとトレンド入り。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?
すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。
お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」
その母は・・迎えにくることは無かった。
代わりに迎えに来た『父』と『兄』。
私の引き取り先は『本当の家』だった。
お父さん「鈴の家だよ?」
鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」
新しい家で始まる生活。
でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。
鈴「うぁ・・・・。」
兄「鈴!?」
倒れることが多くなっていく日々・・・。
そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。
『もう・・妹にみれない・・・。』
『お兄ちゃん・・・。』
「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」
「ーーーーっ!」
※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。
※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。
※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)
なんか人類滅亡直前の世界で勇者召喚にて大ハズレみたいな顔をされた【弱体術師】の俺ですが、実は人生4周目にて過去には【勇者】の実績もある最強
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
なんか人類滅亡直前の世界で勇者召喚にて大ハズレみたいな顔をされた【弱体術師】の俺ですが、実は人生4周目にて過去には【勇者】の実績もある銀河最強レベルの【調停者】
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる