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第二章 漆黒の悪霊王
第53話 待ち望んだ者の戦い
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有栖のいつも見ていた父の背中があった。有栖は懐かしむように頼れるその背中を見つめた。
父と向かい合う上級悪霊が不思議そうに訊ねる。
「誰ですか? あなたは」
父は答えなかった。ただ勇敢に足を前に踏み出した。上級悪霊を恐れもせずお祓い棒を振りかぶり、呆気に取られる白い髪の少女の頭に問答無用で振り下ろした。
「悪霊退散!!」
「いたーーーい!」
ごちんと大きく鈍い音がした。白い少女の髪が跳ね上がった。今まで圧倒的な力を誇っていた上級悪霊はそのたった一撃で頭を抑えてうずくまってしまった。
「いきなり何する……」
んですか、と言う言葉は途中で消えた。
「この性悪悪霊め!」
父の振り上げるお祓い棒が上級悪霊の顔を捉えていた。もろにクリーンヒットしたその光景を見て、舞火と天子は興奮に拳を強く握って応援した。
殴られたドナルダは派手に転がって、瓦礫の間へと倒れていった。
「「やったか!?」」
「だからそれフラグ……」
勇敢な父の活躍を見て、舞火や天子、エイミーの声にも余裕が戻っていた。
芽亜も安心の息を吐いて有栖に駆け寄った。
「良かったね、有栖ちゃん。お父さんが戻ってきて。これでもう大丈……」
「いえ……」
だが、有栖は浮かない顔をしていた。その焦りを見せる表情を有栖の父、権蔵も同じく浮かべていた。
敵は立ち上がる。その姿は少し汚れていたが、翼を振るとすぐに綺麗に戻った。
権蔵はお札を投げ、さらにお祓い棒を握って敵へ掛かっていく。
札は風で散らされ、大振りの攻撃は当たらない。ドナルダはそれを次々と回避していく。
「止めてください! 危ないじゃないですか!」
ドナルダの放つ脅しのビーム攻撃を権蔵は撃たれる前に横へ回避する。
「ちょっと動かないでくださいよ! 動くと当たっちゃうじゃないですか!」
なぜ父はわざわざ大振りに行動するのか。その理由を有栖はすぐに悟った。
敵の注意を引きつけて誘い込んだ。
「あなたなんなんですか! 名前ぐらい名乗ったら、ふわふが」
叫ぶ上級悪霊の口に銃が突っ込まれていた。ドナルダの視線が横を見る。そこにいたのは有栖達も知らない権蔵の友達、一流の退魔師ヘンリーの姿。
巧みに敵の死角から近づいていたのだ。
「こいつが上級悪霊か! なるほど、ふざけた顔をしてやがる!」
「はれがふざけたはおっ、ふあっ」
ヘンリーはさらに銃口を敵の口の奧深くに強く押し込み、引き金に力を入れようとした。
「上級悪霊、並の攻撃なら効かないだろうが、この距離なら!」
「いかん、ヘンリー! 離れろ!」
だが、引き金を弾くことは出来なかった。ヘンリーはすぐに銃を抜いて下がった。
権蔵の注意を聞いていなければやられていた。ドナルダの軽く上げられた両手から発射された純白の光線がさっきまで立っていた地面をなぎ払っていた。
白い光に砕かれ、吹き飛ばされる地面。飛んでくる石を権蔵とヘンリーは払いのけ、上級悪霊と向かい合った。
ドナルダはえずくようにせき込んでいた。
「もう! なんてものを口に突っ込んでくれるんですか! 黑くて固くて歯ががちっと言ってがちっと言って、怒りますよ!」
一見してただの少女だが、二人は緊張を隠せない。一流の退魔師をもってしても上級悪霊は手ごわいのだ。
だが、逃げるわけにはいかない。それを誰もが知っている。
「ヘンリー、霊力を練り上げる時間を稼いでくれ!」
「分かった!」
権蔵の指示を受けて、ヘンリーは素早く動いた。弾を入れ替えて狙いを付ける。
「上級悪霊を相手に出し惜しみは出来ねえか。こいつは特別製だぜ。受け取りな!」
「はい?」
数発の銃声が響いた。ドナルダはその場を動くこともせずに、素早く手を動かしてその銃弾を全て掴み取ってしまった。
「なんだと!?」
その光景に誰もが驚きを隠せない。
「受け取れって言うから受け取ったんですけど?」
「ミーは銃弾を素手で掴む人って初めてみました」
ドナルダが呟き、エイミーも感想を呟いた。
だが、それだけではない。一流の退魔師であるヘンリーをも驚かせるのは。
「あれは銀と聖灰を高密度で圧縮して作った特別製の銃弾なんだぜ。それを悪霊がただの素手で掴むとは」
「え? 特別製の銃弾?」
その言葉にドナルダも気づいたようだ。手の中で銃弾がプスプスと煙を上げている。彼女は慌てて手に握っていたそれを投げ捨てた。
「うわあっつい! 何なんですか、これ! もう、わたしの綺麗な手に火傷の跡が出来たらどうしてくれるんですか!」
「大丈夫、これで決める!」
集中した霊力をお祓い棒へと溜めた権蔵が一気に前へ出た。迫る男に向かってドナルダは慌てて指を上げようとした。
「あ……当てていいんですか! 当たったら死にますよ!」
権蔵は上級悪霊を恐れなかった。敵が発射するのも待たなかった。一発、二発と振るわれる必殺のお祓い棒をドナルダは間一髪、右へ左へと回避して、三発目は翼を広げて宙へ舞い上がって回避した。
必殺の三連撃が全て回避された。権蔵は低く息を吐いて、宙に飛んだ少女を見上げた。
戦いを見守っていて、有栖は驚愕するしか無かった。
「父さんの攻撃をここまで凌ぐなんて……」
「上級悪霊ってそんなに強いの?」
「このまま続ければ勝てそうだけど」
舞火と天子の言葉に、有栖は緊張に唇を結んで首を横に振った。
「父さん達の攻撃は何発か当たってはいるんです。かすっただけでも威力は伝わっていると思います。それなのにあいつの霊力は全く揺らいでも減ってもいない」
「つまり全くのノーダメージってことですか?」
エイミーの言葉に有栖は難しい顔をして唸った。
「そこまででは無いと思うんですが……」
再び戦場に意識を戻した。
白い翼の少女は空から二人の男を見下ろした。
「あなた達は王様にとっても邪魔になりそうですね。服従するならそれで良し。従わないなら、もうわたしの手で片づけるしか無さそうです」
その言葉に二人は目配せを交し合い、ヘンリーが言った。
「お前の王様って誰なんだ?」
その質問に上級悪霊の少女は隠すこともせずに答えた。
「ミックマウザ様ですよ。あなた達が悪霊王と呼ぶミックマウザ様こそがわたしの仕える偉大なる王様なのです!」
「ミックマウザだと!?」
その言葉にヘンリーは顔に驚愕を浮かべた。銃を持つその手を震わせる。
「あのアメリカで暴れていた悪霊王か。最近姿を見せないと思ったら、日本を狙ってきていたとはな」
その言葉にドナルダは不満そうに口をとがらせた。
「あなた達が煩く騒いで追い出したんじゃないですか。王様には争う気は無かったんです」
「悪霊に屈服させられた町の人達を俺達は解放したんだ!」
「勝手ですね。みんな幸せに暮らしていたのに。まあもう終わった過去のことです。わたしは王様のために次の新しく暮らしやすい町を見つけなければいけません」
「なら、教えてやるぜ。そんな町は無いってな!」
「ならばあなただけでも消しておきますか。気は進みませんが、あなたは民にはなれそうに無いです」
ドナルダの指が向けられようとする。だが、戦いは始められなかった。
その前に不気味な霊気が空を覆って、そこから不気味な声が掛けられてきた。
『ドナルダ、戻ってこい。余の元へ』
「ミックマウザ様!」
ドナルダは顔を上げて、すぐに視線を地上へと戻した。
「王様が呼んでいます。わたしはすぐに帰らなければなりません。次に会う時までに冷静な答えを考えておいてください」
上級悪霊の少女は白い翼を広げて飛び立っていく。その頃にはムササビンガーもすでに姿を消していた。
白い翼を広げる少女へ向けて銃を撃とうとするヘンリー。その行動を権蔵が止めた。
「よせ、今の我々にはミックマウザと戦える戦力は無い」
「くっ」
ヘンリーは渋々と銃を下ろした。
「それよりも」
邪悪の気配が去って戦いの終わった地で、権蔵はジーネスを見ていた。
ジーネスはびっくりしたようにエイミーの後ろに隠れた。
「ゴンゾー、ネッチーはミーの後輩で……」
権蔵は悪霊王を祓うようなことはしなかった。ただ穏やかな笑みを浮かべて娘の方を見た。
「有栖、また新しい友達が出来たのだな」
「うん、ネッチーって言うの。ほら、挨拶して」
促されてジーネスは前に出た。おずおずと差し出される少女の手を権蔵は取った。
「これからも娘のことを頼む」
「ああ、任せておけ。有栖はわらわにとっても友達じゃ」
ジーネスが微笑み、暖かな空気が広がって、それは町にも伝わるように感じられた。
これからも町に悪霊は現れるだろう。
だが、この町には有栖達、戦う巫女達がいる。父も帰ってきた。
きっと何の心配もない。そう願って。
有栖達は神社への帰路へついていった。
父と向かい合う上級悪霊が不思議そうに訊ねる。
「誰ですか? あなたは」
父は答えなかった。ただ勇敢に足を前に踏み出した。上級悪霊を恐れもせずお祓い棒を振りかぶり、呆気に取られる白い髪の少女の頭に問答無用で振り下ろした。
「悪霊退散!!」
「いたーーーい!」
ごちんと大きく鈍い音がした。白い少女の髪が跳ね上がった。今まで圧倒的な力を誇っていた上級悪霊はそのたった一撃で頭を抑えてうずくまってしまった。
「いきなり何する……」
んですか、と言う言葉は途中で消えた。
「この性悪悪霊め!」
父の振り上げるお祓い棒が上級悪霊の顔を捉えていた。もろにクリーンヒットしたその光景を見て、舞火と天子は興奮に拳を強く握って応援した。
殴られたドナルダは派手に転がって、瓦礫の間へと倒れていった。
「「やったか!?」」
「だからそれフラグ……」
勇敢な父の活躍を見て、舞火や天子、エイミーの声にも余裕が戻っていた。
芽亜も安心の息を吐いて有栖に駆け寄った。
「良かったね、有栖ちゃん。お父さんが戻ってきて。これでもう大丈……」
「いえ……」
だが、有栖は浮かない顔をしていた。その焦りを見せる表情を有栖の父、権蔵も同じく浮かべていた。
敵は立ち上がる。その姿は少し汚れていたが、翼を振るとすぐに綺麗に戻った。
権蔵はお札を投げ、さらにお祓い棒を握って敵へ掛かっていく。
札は風で散らされ、大振りの攻撃は当たらない。ドナルダはそれを次々と回避していく。
「止めてください! 危ないじゃないですか!」
ドナルダの放つ脅しのビーム攻撃を権蔵は撃たれる前に横へ回避する。
「ちょっと動かないでくださいよ! 動くと当たっちゃうじゃないですか!」
なぜ父はわざわざ大振りに行動するのか。その理由を有栖はすぐに悟った。
敵の注意を引きつけて誘い込んだ。
「あなたなんなんですか! 名前ぐらい名乗ったら、ふわふが」
叫ぶ上級悪霊の口に銃が突っ込まれていた。ドナルダの視線が横を見る。そこにいたのは有栖達も知らない権蔵の友達、一流の退魔師ヘンリーの姿。
巧みに敵の死角から近づいていたのだ。
「こいつが上級悪霊か! なるほど、ふざけた顔をしてやがる!」
「はれがふざけたはおっ、ふあっ」
ヘンリーはさらに銃口を敵の口の奧深くに強く押し込み、引き金に力を入れようとした。
「上級悪霊、並の攻撃なら効かないだろうが、この距離なら!」
「いかん、ヘンリー! 離れろ!」
だが、引き金を弾くことは出来なかった。ヘンリーはすぐに銃を抜いて下がった。
権蔵の注意を聞いていなければやられていた。ドナルダの軽く上げられた両手から発射された純白の光線がさっきまで立っていた地面をなぎ払っていた。
白い光に砕かれ、吹き飛ばされる地面。飛んでくる石を権蔵とヘンリーは払いのけ、上級悪霊と向かい合った。
ドナルダはえずくようにせき込んでいた。
「もう! なんてものを口に突っ込んでくれるんですか! 黑くて固くて歯ががちっと言ってがちっと言って、怒りますよ!」
一見してただの少女だが、二人は緊張を隠せない。一流の退魔師をもってしても上級悪霊は手ごわいのだ。
だが、逃げるわけにはいかない。それを誰もが知っている。
「ヘンリー、霊力を練り上げる時間を稼いでくれ!」
「分かった!」
権蔵の指示を受けて、ヘンリーは素早く動いた。弾を入れ替えて狙いを付ける。
「上級悪霊を相手に出し惜しみは出来ねえか。こいつは特別製だぜ。受け取りな!」
「はい?」
数発の銃声が響いた。ドナルダはその場を動くこともせずに、素早く手を動かしてその銃弾を全て掴み取ってしまった。
「なんだと!?」
その光景に誰もが驚きを隠せない。
「受け取れって言うから受け取ったんですけど?」
「ミーは銃弾を素手で掴む人って初めてみました」
ドナルダが呟き、エイミーも感想を呟いた。
だが、それだけではない。一流の退魔師であるヘンリーをも驚かせるのは。
「あれは銀と聖灰を高密度で圧縮して作った特別製の銃弾なんだぜ。それを悪霊がただの素手で掴むとは」
「え? 特別製の銃弾?」
その言葉にドナルダも気づいたようだ。手の中で銃弾がプスプスと煙を上げている。彼女は慌てて手に握っていたそれを投げ捨てた。
「うわあっつい! 何なんですか、これ! もう、わたしの綺麗な手に火傷の跡が出来たらどうしてくれるんですか!」
「大丈夫、これで決める!」
集中した霊力をお祓い棒へと溜めた権蔵が一気に前へ出た。迫る男に向かってドナルダは慌てて指を上げようとした。
「あ……当てていいんですか! 当たったら死にますよ!」
権蔵は上級悪霊を恐れなかった。敵が発射するのも待たなかった。一発、二発と振るわれる必殺のお祓い棒をドナルダは間一髪、右へ左へと回避して、三発目は翼を広げて宙へ舞い上がって回避した。
必殺の三連撃が全て回避された。権蔵は低く息を吐いて、宙に飛んだ少女を見上げた。
戦いを見守っていて、有栖は驚愕するしか無かった。
「父さんの攻撃をここまで凌ぐなんて……」
「上級悪霊ってそんなに強いの?」
「このまま続ければ勝てそうだけど」
舞火と天子の言葉に、有栖は緊張に唇を結んで首を横に振った。
「父さん達の攻撃は何発か当たってはいるんです。かすっただけでも威力は伝わっていると思います。それなのにあいつの霊力は全く揺らいでも減ってもいない」
「つまり全くのノーダメージってことですか?」
エイミーの言葉に有栖は難しい顔をして唸った。
「そこまででは無いと思うんですが……」
再び戦場に意識を戻した。
白い翼の少女は空から二人の男を見下ろした。
「あなた達は王様にとっても邪魔になりそうですね。服従するならそれで良し。従わないなら、もうわたしの手で片づけるしか無さそうです」
その言葉に二人は目配せを交し合い、ヘンリーが言った。
「お前の王様って誰なんだ?」
その質問に上級悪霊の少女は隠すこともせずに答えた。
「ミックマウザ様ですよ。あなた達が悪霊王と呼ぶミックマウザ様こそがわたしの仕える偉大なる王様なのです!」
「ミックマウザだと!?」
その言葉にヘンリーは顔に驚愕を浮かべた。銃を持つその手を震わせる。
「あのアメリカで暴れていた悪霊王か。最近姿を見せないと思ったら、日本を狙ってきていたとはな」
その言葉にドナルダは不満そうに口をとがらせた。
「あなた達が煩く騒いで追い出したんじゃないですか。王様には争う気は無かったんです」
「悪霊に屈服させられた町の人達を俺達は解放したんだ!」
「勝手ですね。みんな幸せに暮らしていたのに。まあもう終わった過去のことです。わたしは王様のために次の新しく暮らしやすい町を見つけなければいけません」
「なら、教えてやるぜ。そんな町は無いってな!」
「ならばあなただけでも消しておきますか。気は進みませんが、あなたは民にはなれそうに無いです」
ドナルダの指が向けられようとする。だが、戦いは始められなかった。
その前に不気味な霊気が空を覆って、そこから不気味な声が掛けられてきた。
『ドナルダ、戻ってこい。余の元へ』
「ミックマウザ様!」
ドナルダは顔を上げて、すぐに視線を地上へと戻した。
「王様が呼んでいます。わたしはすぐに帰らなければなりません。次に会う時までに冷静な答えを考えておいてください」
上級悪霊の少女は白い翼を広げて飛び立っていく。その頃にはムササビンガーもすでに姿を消していた。
白い翼を広げる少女へ向けて銃を撃とうとするヘンリー。その行動を権蔵が止めた。
「よせ、今の我々にはミックマウザと戦える戦力は無い」
「くっ」
ヘンリーは渋々と銃を下ろした。
「それよりも」
邪悪の気配が去って戦いの終わった地で、権蔵はジーネスを見ていた。
ジーネスはびっくりしたようにエイミーの後ろに隠れた。
「ゴンゾー、ネッチーはミーの後輩で……」
権蔵は悪霊王を祓うようなことはしなかった。ただ穏やかな笑みを浮かべて娘の方を見た。
「有栖、また新しい友達が出来たのだな」
「うん、ネッチーって言うの。ほら、挨拶して」
促されてジーネスは前に出た。おずおずと差し出される少女の手を権蔵は取った。
「これからも娘のことを頼む」
「ああ、任せておけ。有栖はわらわにとっても友達じゃ」
ジーネスが微笑み、暖かな空気が広がって、それは町にも伝わるように感じられた。
これからも町に悪霊は現れるだろう。
だが、この町には有栖達、戦う巫女達がいる。父も帰ってきた。
きっと何の心配もない。そう願って。
有栖達は神社への帰路へついていった。
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