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音楽コンクール
最優秀賞。
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アンネマリーの演奏が終わり、遂にエミーリエの番が回ってきた。
一度音楽室でエミーリエとアドルフに絡まれてからはなるべく時間が被らないようにして遠ざけるようにしてきた。
あの2人とのやり取りも面倒だったし、他の人に迷惑をかける可能性が高いからだ。
それに出来れば音楽コンクールに集中したかったというのもある。
「あの2人…どんな演奏するのかしらね。」
アンネマリーも興味津々だ。
パッと見は美男美女のカップルだけど…
「確かに…エミーリエがどのくらい演奏できるようになったのかしら。3週間前は全く弾けなかったけど…」
「先生に聞いて見たのだけど、あの2人一切練習に行かなかったらしいのよね。だから何をしていたか分からないのよ…。」
2人が壇上に上がってくる。どうやらアドルフはヴァイオリンを弾くらしい。
持っているとこ初めて見たけどヴァイオリン弾けるのね。
2人が準備を終えるとポーンポーンポーンとピアノの音が鳴り響いた。
音楽とは程遠く、ただ1音だけをずーっと人差し指で鳴らし続けるだけ…のものだ。
それに合わせてアドルフがヴァイオリンを弾き始める。
「えっと…私達何を聞かされているのかしら…」
アンネマリーも同じように思ったようだ。
「聞くに耐えないわ…。外に出ましょう。」
アンネマリーの言葉に私たちは会場を後にする。
アドルフも音楽にはなっておらず、1音だけをずーっと引き続けると言ったなんとも言えない合奏が始まったのである。
あれから10分…一人の持ち時間は10分なのでそろそろ終わった頃だろうか。
そう思って中に入ると、皆ぐったりとしている人達ばかりだった。よく耐えたと思う…
そしてそんなぐったりした人たちを見て勘違いしたのがあの2人だ。
「皆、僕たちの愛の曲に魂を持っていからていたね。僕たちの愛が伝わっただろうか…。」
「えぇ、きっと伝わっているわ!アドルフ…だって皆、私達の曲を聴いてうっとりしていたもの…。」
…
……
………。
いやいや、よく見てほしい。皆うっとりしていたんじゃなくてゲッソリしていたという事に…
未だに不協和音が残っているのか、青白い顔をしている人までいる。先程の私の緊張していた顔よりも酷いわ。
「ここで10分間の休憩を挟みます。」
恐らく皆が限界だということに気づいた先生が気を利かせてくれたのだろう。それにこの後の曲を聴くにもあの演奏の後だと聞きたくない気持ちになってくる。
私達は少し休んだあと、先程のことは忘れて、残りの演奏を楽しむことにした。3年生の演奏を楽しんだ後、最優秀賞と優秀賞が選出される。
最優秀賞は1名、優秀賞は各学年1名ずつだ。選ばれたからと言って特に何がある訳では無いが、頑張ってきた分、選ばれたら嬉しいものである。
「今回の最優秀賞は…非常に僅差でした。そして2人で1つの作品にしたというのもとても大きいでしょう…」
そこまで学長が話すと、
「まさか私たちのことかしら?アドルフ!!やっぱり私たちの気持ちが皆に伝わったんだわ!!」
「本当だね!エミーリエ。僕たちの愛が伝わったんだ。」
自分たちが選ばれたと信じて疑わない2人が勝手に中央まで歩いてくる。
きっと皆同じことを思っただろう…
「勘違いも甚だしい。」と…。
「き、き、君たち!何勝手に前に出てきているんだ。君たちでは無いから後ろに下がりなさい。」
学院長の言葉に皆が頷く。
それでも下がろうとしない2人に他の先生達が近寄ってきて後ろまで連れていこうとした。
しかし、それを振り切って話し始めるアドルフ…。
「なんだと!?僕たち以外に相応しいものなどいないじゃないか。だって僕たちの曲を聴いてのぼせ上がっていただろう。あれこそが僕たちの演奏が素晴らしかったという証拠だ。」
「そうよ。私たちの音楽で倒れていく人が、何人もいたわ!それだけ私達の演奏が良かったということ…なのに何故誰も認めてくれないの…グスン…」
えっ、今泣くところありましたか!?
寧ろ泣きたいのはあなた達ではなくあの曲を聞かされた人達だと思うのですが…
最早2人のやり取りに皆目が点である…。
「はぁ、あなた達いい加減になさいな。周りを見てみなさい!貴女方が邪魔で先に進まないのよ。アドルフ様もエミーリエも早く後ろに下がって。邪魔よ!」
私が2人を後ろに下げるように指示を出すと先生方が連れていく。
「覚えてろよー!」とか「なんで僕たちが下がらなくてはならないんだー!」とか聞こえたけど、全て聞こえない振りをした。
全く、どこまで行っても邪魔しかできない婚約者とその恋人に腹が立つ…。
周りの方々に軽く頭を下げ謝罪をすると元の位置に戻った。
「ゴホン。では、気を取り直して、今回の最優秀賞ですが、2人居ます。2年B組、アンネマリー・エッシェンバッハとヴェロニカ・ロンベルク。」
「へ…?」
まさか自分の名前が最優秀賞で呼ばれると思っていなかった私は吃驚しすぎて変な声が出てしまった。
「2人の作品を聞いて皆が気づいたことでしょう。2つの作品が対になっている…という事に。切ない感情や、嫉妬から生まれる深い愛情。可憐、優しさ、華やかさなど様々な情景が目に浮かび、まるで本を読んでいるかのようなそんな感覚に陥りました。」
学院長の言葉一つ一つがこの1ヶ月間掛けて頑張ってきたからこその賛辞だと思うととても嬉しく感じる。
まぁ、先程の2人の件があるから全てを心から喜ぶのはなんとも気が引けるけど…。
「アンネマリーのおかげね。ありがとう。」
「そんなことないわ!ヴェロニカが頑張ったからよ。これでまた1歩完璧な悪役令嬢に近づいたわね!」
別に完璧を求めている訳では無いのだけど。
私は素直にアンネマリーに言葉を返した。
「そうね!あと5ヶ月だもの。頑張るわ!」
イザベラお姉様が断罪すると決めた卒業パーティーまで残り5ヶ月…。
一度音楽室でエミーリエとアドルフに絡まれてからはなるべく時間が被らないようにして遠ざけるようにしてきた。
あの2人とのやり取りも面倒だったし、他の人に迷惑をかける可能性が高いからだ。
それに出来れば音楽コンクールに集中したかったというのもある。
「あの2人…どんな演奏するのかしらね。」
アンネマリーも興味津々だ。
パッと見は美男美女のカップルだけど…
「確かに…エミーリエがどのくらい演奏できるようになったのかしら。3週間前は全く弾けなかったけど…」
「先生に聞いて見たのだけど、あの2人一切練習に行かなかったらしいのよね。だから何をしていたか分からないのよ…。」
2人が壇上に上がってくる。どうやらアドルフはヴァイオリンを弾くらしい。
持っているとこ初めて見たけどヴァイオリン弾けるのね。
2人が準備を終えるとポーンポーンポーンとピアノの音が鳴り響いた。
音楽とは程遠く、ただ1音だけをずーっと人差し指で鳴らし続けるだけ…のものだ。
それに合わせてアドルフがヴァイオリンを弾き始める。
「えっと…私達何を聞かされているのかしら…」
アンネマリーも同じように思ったようだ。
「聞くに耐えないわ…。外に出ましょう。」
アンネマリーの言葉に私たちは会場を後にする。
アドルフも音楽にはなっておらず、1音だけをずーっと引き続けると言ったなんとも言えない合奏が始まったのである。
あれから10分…一人の持ち時間は10分なのでそろそろ終わった頃だろうか。
そう思って中に入ると、皆ぐったりとしている人達ばかりだった。よく耐えたと思う…
そしてそんなぐったりした人たちを見て勘違いしたのがあの2人だ。
「皆、僕たちの愛の曲に魂を持っていからていたね。僕たちの愛が伝わっただろうか…。」
「えぇ、きっと伝わっているわ!アドルフ…だって皆、私達の曲を聴いてうっとりしていたもの…。」
…
……
………。
いやいや、よく見てほしい。皆うっとりしていたんじゃなくてゲッソリしていたという事に…
未だに不協和音が残っているのか、青白い顔をしている人までいる。先程の私の緊張していた顔よりも酷いわ。
「ここで10分間の休憩を挟みます。」
恐らく皆が限界だということに気づいた先生が気を利かせてくれたのだろう。それにこの後の曲を聴くにもあの演奏の後だと聞きたくない気持ちになってくる。
私達は少し休んだあと、先程のことは忘れて、残りの演奏を楽しむことにした。3年生の演奏を楽しんだ後、最優秀賞と優秀賞が選出される。
最優秀賞は1名、優秀賞は各学年1名ずつだ。選ばれたからと言って特に何がある訳では無いが、頑張ってきた分、選ばれたら嬉しいものである。
「今回の最優秀賞は…非常に僅差でした。そして2人で1つの作品にしたというのもとても大きいでしょう…」
そこまで学長が話すと、
「まさか私たちのことかしら?アドルフ!!やっぱり私たちの気持ちが皆に伝わったんだわ!!」
「本当だね!エミーリエ。僕たちの愛が伝わったんだ。」
自分たちが選ばれたと信じて疑わない2人が勝手に中央まで歩いてくる。
きっと皆同じことを思っただろう…
「勘違いも甚だしい。」と…。
「き、き、君たち!何勝手に前に出てきているんだ。君たちでは無いから後ろに下がりなさい。」
学院長の言葉に皆が頷く。
それでも下がろうとしない2人に他の先生達が近寄ってきて後ろまで連れていこうとした。
しかし、それを振り切って話し始めるアドルフ…。
「なんだと!?僕たち以外に相応しいものなどいないじゃないか。だって僕たちの曲を聴いてのぼせ上がっていただろう。あれこそが僕たちの演奏が素晴らしかったという証拠だ。」
「そうよ。私たちの音楽で倒れていく人が、何人もいたわ!それだけ私達の演奏が良かったということ…なのに何故誰も認めてくれないの…グスン…」
えっ、今泣くところありましたか!?
寧ろ泣きたいのはあなた達ではなくあの曲を聞かされた人達だと思うのですが…
最早2人のやり取りに皆目が点である…。
「はぁ、あなた達いい加減になさいな。周りを見てみなさい!貴女方が邪魔で先に進まないのよ。アドルフ様もエミーリエも早く後ろに下がって。邪魔よ!」
私が2人を後ろに下げるように指示を出すと先生方が連れていく。
「覚えてろよー!」とか「なんで僕たちが下がらなくてはならないんだー!」とか聞こえたけど、全て聞こえない振りをした。
全く、どこまで行っても邪魔しかできない婚約者とその恋人に腹が立つ…。
周りの方々に軽く頭を下げ謝罪をすると元の位置に戻った。
「ゴホン。では、気を取り直して、今回の最優秀賞ですが、2人居ます。2年B組、アンネマリー・エッシェンバッハとヴェロニカ・ロンベルク。」
「へ…?」
まさか自分の名前が最優秀賞で呼ばれると思っていなかった私は吃驚しすぎて変な声が出てしまった。
「2人の作品を聞いて皆が気づいたことでしょう。2つの作品が対になっている…という事に。切ない感情や、嫉妬から生まれる深い愛情。可憐、優しさ、華やかさなど様々な情景が目に浮かび、まるで本を読んでいるかのようなそんな感覚に陥りました。」
学院長の言葉一つ一つがこの1ヶ月間掛けて頑張ってきたからこその賛辞だと思うととても嬉しく感じる。
まぁ、先程の2人の件があるから全てを心から喜ぶのはなんとも気が引けるけど…。
「アンネマリーのおかげね。ありがとう。」
「そんなことないわ!ヴェロニカが頑張ったからよ。これでまた1歩完璧な悪役令嬢に近づいたわね!」
別に完璧を求めている訳では無いのだけど。
私は素直にアンネマリーに言葉を返した。
「そうね!あと5ヶ月だもの。頑張るわ!」
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