転生して何故か聖女なった私は、婚約破棄されたうえに、聖女を解任される。「え?」 婚約者様。勝手に聖女を解任して大丈夫? 後は知りませんよ

幸之丞

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その頃、頭が、お花畑のレオポルドとカーラは王宮の一室に二人でいます。
先程、王様に咎められた事をもう忘れたかの用にしています。

「ねぇ、レオ。さっきは陛下の顔が怖すぎて、なにも言えなかったけど、私は、
明日から、お祈りをするのだから、精霊達を見えたり、しゃべったりするだけでなく、一緒に遊べるようになるわ。
そして、きっと祈っていれば、魔力が上がって聖魔法もすぐ使えるようになるわよね?」

「そうだ、あの、あんぽんたんのエリーゼが出来たんだ。
可愛くて、頭の良いカーラが出来ないわけ無いだろう」

二人の自信はどこから来るのでしょうか?
全く努力のしていない人間が、精霊に受け入れられるはずはないのですが。

「そういえば、私のパパはいつ働いているのでしょうか?
ずっと屋敷にいて、伯爵領に行くのを見たことないのです。
お姉様は、あちらこちらと行っていて、館にいることは無かったのよね…」


「カーラ。きっと、伯爵様は、出来る家臣がいて、その家臣が領土を治めていると思うよ。
エリーゼは、ポンコツだから、ただ、ドタバタしていただけだよ」

「そうよね。レオ。
そういえば、祈りって何処ですれば良いの?
私、全くわからないの?
聞こうと思っていたけど、他の聖女も神官もどっか行っちゃって、本当に役立たず、ばっかり」

「そうだね。明日の朝、湯浴みをして身を清めたら、精霊館に行けばいいよ。
初日は僕も一緒に行くから。
そうだ、明日、朝早くなるから今日は家に帰らず、宿屋に泊まろうか? 」

「はい。
宿屋に泊まって、イチャイチャしましょう」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

聖女は誰もが、綺麗な体である。
聖女は汚れると、聖女の祈る能力は半分になって、精霊に避けられるという言い伝えがあります。
それは言い伝えでは、ありますが、赤ちゃんなどの幼児以外は、国民全員が知っています。

本当は、精霊に愛されている男性と結ばれると、その能力は倍以上になります。
信仰心のない男性と結ばれると、能力は半分以下になります。
しかし、今までの聖女達は、聖女の名声を取り入れたい、欲深くて、信仰心などまるでない貴族と結婚することが、とても多いので結婚すると、能力が落ちている事が多いのです。
それが、本当は、信仰心の強い男性と結ばれると、聖女は、女神様に近づくほど、精霊と結びつき、『愛と魔術を司る女神』フレイヤ様や、『運命の女神』ベルザンデイ様などの神託も受けるようになり、国を守るだけでなく、国を引っ張るほどの力を得ることになります。
読者の皆様もお気づきと思いますが、レオポルドとカーラはそのことを知らず、
一夜を一緒にしています。
レオポルドは、精霊に対する信仰心は、1ミリメートルもありません。いえいえ、1ミクロンもありません。
そんな彼と結ばれた、カーラは、姉のエリーゼの3分の1もない魔力と信仰心が、半分になります。
聖女どころか、一般の女性にもかないません。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

そうして、二人は、このまま、馬車に乗り宿屋に行ってしまいました。




その数時間後
この部屋に、公爵ご夫婦と、伯爵ご夫婦が,
息を切らせながら、この部屋に入って来ました。


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