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第24話
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第24話 お父さま
牛車はゆっくりと橋を渡りました。
(この橋はミヅハノさまのお力で動いているのね)
などと考えていると牛車が止まりました。到着したようです。
わたしは、使用人にエスコートされ牛車を降りました。
(不思議ね。きちんとエリーゼの記憶もきちんとあるけれども、結衣の記憶が戻った後だと見え方が変わるのね)
使用人が玄関を開けると
「リーゼちゃん。おかえり。初の敬霊館は面白かったかな?
ところで、リーゼちゃんを囲っている丸い光りは、なんなのかな? 」
お父さまが使用人を押しのけて、こちらに来ましたが、首を傾けています。
(丸い光り?)
ハッとしたわたしは、《魔法障壁なくなって》と心の中で願いました。
わたしは、牛車の中でも結界を張ったままでお屋敷まで移動してしまいました。
(こういう魔法って役目が終わったら消えるのが普通じゃないのかしら?)
なんて考えていると精霊さまや妖精さまがわたしの周りに現われました。
そして、飛んだり、跳ねたり、踊ったりしています。
お話しを戻します。お父さまの名前はバーレットです。この地域では珍しく、栗毛色の髪で背が高くて細マッチョのイケメンです。
皆と一緒に聖なる湖に行く予定でしたが、領地の視察に時間がとられ、行く事を諦めたのだそうです。
なにか問題でも起こったのでしょうか?
お父さまは、笑顔で両腕を広げてわたしを待っています。
(わたし甘えん坊だったから抱っこしてあげると言う意味ね。 お父様の雰囲気少し変わったかな? だって笑顔だけれども、何か不安を隠している感じがするのだもの)
高校生の時の記憶があるので躊躇しましたが、思い切ってお父さまの胸に飛び込みました。
お父様は飛びついたわたしを抱き上げクルクルと回ります。
ついでに精霊さまや妖精さま達も回っています。
「エリーゼちゃん? ちょっとお顔が変わったかな?」
(そういうお父さまも何かいつもと違う顔つきだと思うけれど)
お父さまに雰囲気が変わったと指摘がありましたが、わたしも同じくお父さまに何か変化があったのではないかと思います。と思いながらも
「リーゼは、(勾玉の)ネックレスを貰ったので、少し大人になったのです」
抱っこされたまま、お父さまに勾玉のネックレスを見せました。
「おおお! この彩りは、お母さん(エルーフェ)と一緒だね」
「お母さまとお揃いです。お婆さまも一緒です!」
「おお!お義母様とエルーフェと一緒の勾玉を賜ったので、大人になったのかな?」
「ん? 女神さまの所の滝の水を通ったら大人になったのです。滝の水が怖かったけれど、嘘泣きはしたけど、泣かなかったリーゼは偉いのです」
(嘘は言っていないわよ。お父さん)
「ミヅハノ女神様にお目にかかれたのだね?」
その言葉の後、お父さまは、わたしの手の甲に視点を止めて、グルグル回るのをやめました。精霊さま達はクルクル回っています。
(これ以上グルグルすると目を回すのでちょうどよかった)
「三歳で勾玉を賜るだけでなく、紋章までも!」
お父さまは、イケメンが台無しになるくらいに、目と口を大きく開いて、変顔になっています。
「ふふふ。リーゼは女神様と精霊達に愛されているわ」
わたしの後から玄関に入ってきたお母さまがお父さまに告げました。
「エルーフェ。おかえり」
お父さまは、抱っこをやめて、お母さまをハグしました。
(父母が仲良くって娘は安心です)
「あら。バーレット。硬い顔をしているわね。何かあたったのかしら?」
お母さまもお父さんの様子がいつもと違うことに気がついたようです。
「実は…… 」
--------------------------------------------------------------------------
いつもご愛読ありがとうございます。
作者です。
本日はあと二話更新します。
作者からお願いです。
いいね♡
感想 待ってます。
幸之丞
牛車はゆっくりと橋を渡りました。
(この橋はミヅハノさまのお力で動いているのね)
などと考えていると牛車が止まりました。到着したようです。
わたしは、使用人にエスコートされ牛車を降りました。
(不思議ね。きちんとエリーゼの記憶もきちんとあるけれども、結衣の記憶が戻った後だと見え方が変わるのね)
使用人が玄関を開けると
「リーゼちゃん。おかえり。初の敬霊館は面白かったかな?
ところで、リーゼちゃんを囲っている丸い光りは、なんなのかな? 」
お父さまが使用人を押しのけて、こちらに来ましたが、首を傾けています。
(丸い光り?)
ハッとしたわたしは、《魔法障壁なくなって》と心の中で願いました。
わたしは、牛車の中でも結界を張ったままでお屋敷まで移動してしまいました。
(こういう魔法って役目が終わったら消えるのが普通じゃないのかしら?)
なんて考えていると精霊さまや妖精さまがわたしの周りに現われました。
そして、飛んだり、跳ねたり、踊ったりしています。
お話しを戻します。お父さまの名前はバーレットです。この地域では珍しく、栗毛色の髪で背が高くて細マッチョのイケメンです。
皆と一緒に聖なる湖に行く予定でしたが、領地の視察に時間がとられ、行く事を諦めたのだそうです。
なにか問題でも起こったのでしょうか?
お父さまは、笑顔で両腕を広げてわたしを待っています。
(わたし甘えん坊だったから抱っこしてあげると言う意味ね。 お父様の雰囲気少し変わったかな? だって笑顔だけれども、何か不安を隠している感じがするのだもの)
高校生の時の記憶があるので躊躇しましたが、思い切ってお父さまの胸に飛び込みました。
お父様は飛びついたわたしを抱き上げクルクルと回ります。
ついでに精霊さまや妖精さま達も回っています。
「エリーゼちゃん? ちょっとお顔が変わったかな?」
(そういうお父さまも何かいつもと違う顔つきだと思うけれど)
お父さまに雰囲気が変わったと指摘がありましたが、わたしも同じくお父さまに何か変化があったのではないかと思います。と思いながらも
「リーゼは、(勾玉の)ネックレスを貰ったので、少し大人になったのです」
抱っこされたまま、お父さまに勾玉のネックレスを見せました。
「おおお! この彩りは、お母さん(エルーフェ)と一緒だね」
「お母さまとお揃いです。お婆さまも一緒です!」
「おお!お義母様とエルーフェと一緒の勾玉を賜ったので、大人になったのかな?」
「ん? 女神さまの所の滝の水を通ったら大人になったのです。滝の水が怖かったけれど、嘘泣きはしたけど、泣かなかったリーゼは偉いのです」
(嘘は言っていないわよ。お父さん)
「ミヅハノ女神様にお目にかかれたのだね?」
その言葉の後、お父さまは、わたしの手の甲に視点を止めて、グルグル回るのをやめました。精霊さま達はクルクル回っています。
(これ以上グルグルすると目を回すのでちょうどよかった)
「三歳で勾玉を賜るだけでなく、紋章までも!」
お父さまは、イケメンが台無しになるくらいに、目と口を大きく開いて、変顔になっています。
「ふふふ。リーゼは女神様と精霊達に愛されているわ」
わたしの後から玄関に入ってきたお母さまがお父さまに告げました。
「エルーフェ。おかえり」
お父さまは、抱っこをやめて、お母さまをハグしました。
(父母が仲良くって娘は安心です)
「あら。バーレット。硬い顔をしているわね。何かあたったのかしら?」
お母さまもお父さんの様子がいつもと違うことに気がついたようです。
「実は…… 」
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いつもご愛読ありがとうございます。
作者です。
本日はあと二話更新します。
作者からお願いです。
いいね♡
感想 待ってます。
幸之丞
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