聖女の紋章 転生？少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です！

領地繁栄編

14話 お肉を焼いて食べてもらうよ 前日

14話　お肉を焼いて食べてもらうよ　前日

お見合いパーティーが終わった翌日、ベルティンブルグ一派の貴族達が続々とベルティンブルグの領都のベルンに到着いたしました。

もう到着しているメンバーを含めて
バルデマーお祖父様夫妻
リカードお父様夫妻
オスカー叔父様一家
ギャロン叔父様夫妻
オドベード＝ハウスビッシュ一家
レナウド＝オッドリア叔父様一家
ワグナー＝ビアシンケン一家
ヴァーリック＝ボロニア夫妻
コルティン＝リオナ夫妻（ヴァーリックの隣の領地、ベルティンブルグ派になった）
等などです。
ベルティンブルグ派ではないですが王族もいます。

その者達は、お祖父様やお父様、王族に挨拶をすませると、そそくさと料理長と使用人を連れて、ベルンの市場や商店に向かいました。

向かう先は、お肉屋さん。調味料屋さん。酒屋さん。八百屋。炭屋さん等です。

貴族達は何をするのかと言うと、明日は
『第一回　ベルン　バーベキュー大会』なのです。
そのために肉をそれぞれの味を漬ける為に買い物に出たのです。
明日の9時から18時までの9時間。肉の塊を蓋付き焼き台で加熱して会場に集まった者達に食べてもらい投票をしてもらうのです。
審査員は、フーマ王国国王。ソフィア、アデリッサちゃん。そしてベルティンブルグの文官と武官そして、シュタインの弟子とブリリアントホテルの料理長と支配人代理の八名です。
そして一般票ですが、一番が五〇点2番が四〇点三番が三〇点と点数が入ります。
バーベキューを作るのは、王族から、マルグレーテ王妃とフィオナ王妃。
リカード夫妻　オスカー夫妻　ギャロン夫妻　オドベード夫妻　レナウド夫妻　ワグナー夫妻　ヴァーリック夫妻　コルティン夫妻　そして、リーサとエルーシアコンビの一〇組です。

王妃達と各夫婦は馬車を走らせて商店街と市場に向かいます。
私とリーサは空を飛んで、先ずは市場へ行きました。
私とリーサは市場で、お肉の塊を三種類、開いてもらった物を2種類買い求めました。
後は、米で作られたお酒、みりんのように甘いお酒、ワイン、林檎の醸造酒。
砂糖、お塩、胡椒、お醤油等の調味料とジャガイモのようなお芋とお野菜を数種類買いました。あと豆で絞った油と蜂蜜と質の良い木炭等を購入しました。

買い物した物をアイテムバッグにしまい込み、小等学校のグランドに向かいました。
小等学校のグランドには、テントが張ってあり、小さく横に並んだ十張りのテントには、蓋が出来る焼き台が三台。焼き台に使う網が六枚、鉄板三枚あります。包丁やまな板、ボウルなどの調理用具もおいてありました。

そして、私とリーサは、お肉を作ったタレにつけたり、肉を挽いたりしました。