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領地繁栄編
17話 バーベキュー大会 レオン立ち直る
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17話 バーベキュー大会 レオン立ち直る
鬼のような顔をしていたシアナが、とても笑顔になりました。
さすが、愛と豊饒の女神フレイヤ様です。
ドッカ!
バッシーン!
私は、意識をなくしいるように、固まっているレオンのお尻を思いっきり蹴りました。(二発ほど)
レオンのせいで恐い思いをしたのです。
このくらいの仕返しはコンプライアンスに引っかからないはずです。
ですが、淑女らしくありませんと、リーサに叱られました。
「え? ここは誰? 僕はどこ?」
レオンはキョロキョロしています。
ちょっと強すぎたかしら?
「ほほほ。レオン君、意識が戻って来たようですね。
ヘタレのレオン君のおかげで、進行が送れています。
すぐに先に進めるわよ」
(シアナは真面目な顔をしてレオンに話していますが、進行が遅くなったのはシアナの責任ではないでしょうか?
恐くて言えませんけれども)
シアナってレオンが絡むとものすごく恐くなると教訓を得たところで、審査員席を見ました。
あらら、国王陛下や、ヴァーリック様ご夫妻など、新しく私達の派閥に入った方も固まっていますね。
国王陛下なんて、まるで眠っているようです。
(あれ? 国王陛下、コク コク って舟をこいでいないかしら?)
私は、視線を陛下から外して、会場を見て見ました。
手を繋いでお見合いパーティーで両思いになってイチャイチャしている、教国で元枢機卿だったベアテルや、大司教だったハンスは涙を流していますわ。信教していた女神様が降臨したら感動するわよね。
でも、オスカー叔父様夫妻を除く、ベルティンブルグ一家は平然としていますね。
慣れてしまったのでしょうか。
私を捨てたレナウド叔父様も平然としていますね。
まあ、フレイヤ様の兄のフレイ様から、お告げを聞いているのですから、そんなに感動はしないのかもね。
「それでは、今日のバーベキュー大会は、審査員と会場の皆様で、お肉を美味しく食べて、誰の料理が美味しかったか?誰がおもてなしの良かったかを審査することになります。
最初の課題は、お昼に鳥を使った焼き料理を提供していただきます。
今日は、国王陛下も審査をされますので、各組に二名ほど近衛兵がつきますが、これは料理に毒などが盛られないかの確認ですので、皆様は気にしないでください」
(気にしない度胸がある人はいるのかしら?)
「シアナさん。気にするなと言っても気になりますよ」レオンは、シアナに軽く突っ込みをいれ
「それでは、鳥料理の提供時間は12時です。
調理する皆様よろしくお願いします!」
ワアアアア!
オオオオオ!
色々ありましたが、第一回ベルンバーベキュー大会が始まりました。
(ふう 一時はどうなるかと思いましたが、なんとかはじまったわ。
今後、二人が結婚するまで、シアナとレオンに司会をさせるのを控えた方がいいかしら?
でも、観客はものすごく盛り上がったのよね)
などと考えながら私は、昨日調味料に漬けた、鳥肉を焼き始める準備をしたのです。
鬼のような顔をしていたシアナが、とても笑顔になりました。
さすが、愛と豊饒の女神フレイヤ様です。
ドッカ!
バッシーン!
私は、意識をなくしいるように、固まっているレオンのお尻を思いっきり蹴りました。(二発ほど)
レオンのせいで恐い思いをしたのです。
このくらいの仕返しはコンプライアンスに引っかからないはずです。
ですが、淑女らしくありませんと、リーサに叱られました。
「え? ここは誰? 僕はどこ?」
レオンはキョロキョロしています。
ちょっと強すぎたかしら?
「ほほほ。レオン君、意識が戻って来たようですね。
ヘタレのレオン君のおかげで、進行が送れています。
すぐに先に進めるわよ」
(シアナは真面目な顔をしてレオンに話していますが、進行が遅くなったのはシアナの責任ではないでしょうか?
恐くて言えませんけれども)
シアナってレオンが絡むとものすごく恐くなると教訓を得たところで、審査員席を見ました。
あらら、国王陛下や、ヴァーリック様ご夫妻など、新しく私達の派閥に入った方も固まっていますね。
国王陛下なんて、まるで眠っているようです。
(あれ? 国王陛下、コク コク って舟をこいでいないかしら?)
私は、視線を陛下から外して、会場を見て見ました。
手を繋いでお見合いパーティーで両思いになってイチャイチャしている、教国で元枢機卿だったベアテルや、大司教だったハンスは涙を流していますわ。信教していた女神様が降臨したら感動するわよね。
でも、オスカー叔父様夫妻を除く、ベルティンブルグ一家は平然としていますね。
慣れてしまったのでしょうか。
私を捨てたレナウド叔父様も平然としていますね。
まあ、フレイヤ様の兄のフレイ様から、お告げを聞いているのですから、そんなに感動はしないのかもね。
「それでは、今日のバーベキュー大会は、審査員と会場の皆様で、お肉を美味しく食べて、誰の料理が美味しかったか?誰がおもてなしの良かったかを審査することになります。
最初の課題は、お昼に鳥を使った焼き料理を提供していただきます。
今日は、国王陛下も審査をされますので、各組に二名ほど近衛兵がつきますが、これは料理に毒などが盛られないかの確認ですので、皆様は気にしないでください」
(気にしない度胸がある人はいるのかしら?)
「シアナさん。気にするなと言っても気になりますよ」レオンは、シアナに軽く突っ込みをいれ
「それでは、鳥料理の提供時間は12時です。
調理する皆様よろしくお願いします!」
ワアアアア!
オオオオオ!
色々ありましたが、第一回ベルンバーベキュー大会が始まりました。
(ふう 一時はどうなるかと思いましたが、なんとかはじまったわ。
今後、二人が結婚するまで、シアナとレオンに司会をさせるのを控えた方がいいかしら?
でも、観客はものすごく盛り上がったのよね)
などと考えながら私は、昨日調味料に漬けた、鳥肉を焼き始める準備をしたのです。
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