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カンフー少女日本に行く
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修剣痴という名を知っているだろうか?知っている人は知っているが知らない人は全く知らない、通背拳の達人である。通背拳の名はかなり古い時代から知られているが、劈掛拳や陳式太極拳の源流に当たる拳法も通背拳と呼ばれており、風格は流派によってかなり異なる。もっとも古いといわれている白猿通背拳はその名のとおり白猿、つまり日本でいうところのテナガザルの風格を持つといわれるが、このテナガザル、昔の中国では両腕がつながっていると思われていたようで、腕が背中を通過する=通背の名の由来であるらしい。風格は異なっても、その通背の名の示す通り、腕を長く伸ばす特徴はどの流派においても基本となっているようだ。今回の主人公は修剣痴の系統を習得した少女の話であるが、修剣痴の系統は小架式と呼ばれ動作がコンパクトで素早いのが特徴である。
彼女は通背拳の盛んな大連市で生まれ育った。1990年代の大連にはまだ多くの老拳士がいた。中国の東北部では八極拳も盛んであったが、通背拳が一大勢力でもあったのだ。彼女は若いころから祖父につき、通背拳の基礎を学んだ、套路(型)はそれほど覚えなかったが、基本の技術はしっかり習得しており、特に基本の五行掌が得意であった。日本の武術に似たような技はあまり見られないが、ざっくり簡単に説明すると縦に打つビンタみたいな技を含む5つの基本技である。しかし、説明したとおり、通背の名を冠しているからには、力が脊椎から発せられており、その威力は単なるビンタの比ではない。そして快速拳法と言われるほどのスピードをもっているのだ。
彼女の名は「芳香(ファンシャン)」、比較的裕福な家庭で育ち、昨年から日本へ留学していたのだが、父親の会社が中国株バブルの崩壊で倒産の危機にある。
仕送りが激減してしまった彼女はバイト先を探し始めるのだが・・・
彼女は通背拳の盛んな大連市で生まれ育った。1990年代の大連にはまだ多くの老拳士がいた。中国の東北部では八極拳も盛んであったが、通背拳が一大勢力でもあったのだ。彼女は若いころから祖父につき、通背拳の基礎を学んだ、套路(型)はそれほど覚えなかったが、基本の技術はしっかり習得しており、特に基本の五行掌が得意であった。日本の武術に似たような技はあまり見られないが、ざっくり簡単に説明すると縦に打つビンタみたいな技を含む5つの基本技である。しかし、説明したとおり、通背の名を冠しているからには、力が脊椎から発せられており、その威力は単なるビンタの比ではない。そして快速拳法と言われるほどのスピードをもっているのだ。
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