もしも過去に戻れたら

りりすけ

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朝だ、明るい。
ふと外を見てそう思い起き上がった。
学校へ行く用意をしようと起き上がり、枕元の目覚まし時計をみる。
いつも起きる時間より10分早い。

目覚まし時計を止めた。

伸びをして起き上がり、着替えて居間にいくとおばあちゃんが朝ごはんの用意をしていた。

「おばあちゃん!おはよう!」

「はい、おはよう。」

そこに父の弟、おじさんもいた。

「おじちゃんおはようっ」

「おう、おはよう」

「ねえ、おじちゃん、夜中ねー、ゆきとおばあちゃん、2人で怖い夢みたんだよー!!」

と私がいうと

「そんな事もあるんだなぁ。」とおじさんがいった。

私はなんか乗らない気分をどうにか奮い立たせ、ご飯を急いで食べて学校へ行く準備をした。

その時、家の電話がなった。

まだ昭和の時代だ、携帯電話などはない。

ただ、鳴り響く昔ながらの黒電話のベルがやけに耳につく。

祖母が電話に出た。

「うん、うんっ、、」とひたすら頷く声が聞こえてくる。

子供心に悟った。

良い電話ではないな、、、

そう思いながら絶妙な緊張感で、祖母の電話が終わるのを待つ。

「うんうん、じゃあね。
ゆきは大丈夫だよ。
心配するな
うん、じゃあね」

電話が切れた。

私たちに緊張感がはしった。

「おばあちゃん電話誰だったの?
朝早いね、、」

「お母さんから電話で、お母さんの方のおばあちゃん亡くなったそうだよ。」


時間を聞いたら丁度あの怖い夢を見ていた目が覚めた時間だった。

おばあちゃんと2人で顔を見合わせて、昨夜の不思議な出来事に納得した。

朝からもやもやしていたけど、私がお葬式などに出るわけではないので、学校へ行く準備して登校した。

学校へ着き、授業を受け一日が終わる。

そんな普通の日々に終わりを告げる鐘の音は迫っていた。

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