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D,No.2「レベルアポ~」
しおりを挟む冒険者になる為には、市役所で申請したり、適性検査で、ダンジョンの発生した県ごとに自衛隊が安全の為の講習などをしてくれるようだ、そこで満足いく身体能力がないと冒険者を示す、免許証は貰えない様だ。
特に今回は、初めての試みだからか、とても厳しくするらしい、試験期間は1週間で、ダメな奴はそく帰宅させるみたいだ。
因みに俺はグンマー県民だから近くだと埼玉に行かないとダンジョンがありません...
めんどいな!近くにダンジョンがあればいいのにな。
じゃあ、ちょっくら合格してくるから祝いの準備しとけよ?
ー試験期間が終了して帰宅 ー
あ~、帰ってきたわ~、やっぱり旅行もいけど故郷が1番落ち着くわ。楽しかったな~。
え!!、試験はどうした、旅行じゃないだろって?
え!? ナ、ナンノコト?僕、難しい事言われても、わかんないよ?
しらばっくれんな、どうせ落ちたんだろって?
ちっちげーし、おちてなんかいませ~ん、俺の方から断ってやったんです~
嘘乙だって?うっうるせ~やい、だいち、ガチムチのおっさんとか間違いなくカタギじゃないやつがいんのにできっかよ普通の人間じゃ無理だろ!
おい!今笑ったろ、表でろ、上等じゃね~か、ぶっ飛してやる。
さてと茶番は、終わりにして本題に入りますか、試験は普通に合格出来ました~
え!? なにお前ら、騙されちゃった?ダメだよ?人の言葉を完全信用しちゃ、そんなんじゃ、ダンジョンですぐに、死んじゃいまちゅよ?
え?俺は、ダンジョン入んないからいいんだよって?そんなんだからお前は、モブなんだよフッ
まあ、この世界に愛されし新堂さんが落ちるわけないよね?
馬鹿にするのも程々にして、じゃあ、改めて、合格したぜ!これで俺も冒険者だ!
合格すると、冒険者証と言うのお貰えて、それを持たずにダンジョンからの出入りは禁止されている。
なぜ、出るのも禁止かだって?それは、もしそいつが、人間に化けたモンスターだったらとりかいしつかないじゃないか、そんなモンスターは確認されていないが、いないと決まってないからな、あと安否確認のためだ、失くした場合は、別室に案内されて、確認されるらしい。
ちなみに試験を受けて、受かったやつは、80万人中5000人だけだ、これで、いかに俺がすごいかわかっただろ?
お前ら勘違いしてるかもだけど、大体は運動出来るやつばっかが、来てるからな?そりゃ~他県から来るやつが、運動できないやつだったら、そいつは馬鹿か天才だけだからな。
もっとも、運動できない天才は今回お呼びじゃない、もしかしたら、これから魔法使いとか増えるかもしれないけど、今じゃない。
そんな事で、やって来ましたダンジョン。
この日のためにヒートテック、くるぶしまでの長さのスパッツその上にチェーンメイルに特殊加工されたツナギに滑り止め付きの手袋、籠手、すね当て、特注の頑丈で動き安い靴、目全体を覆えるゴーグル、沢山ものが入って厚手の大きなリュックにその中身の水、カロリー○イト、inなゼリー、解体ナイフ、清潔なタオル、頑丈なひも、最低限の救急セット...etcそれと、メイン武器の2mの槍、サブ武器の大型のシースナイフなどだ、これで大丈夫だろうか?
え!?やりすぎ?まあ、やりすぎないで死んだら意味無いしね、死んだら金なんて意味もなくなるからかなり金をかけたのも認める。
全部で100万以上いったんじゃないかな?
肌が出てたりしたら、危ないし人間なんて、全身弱点みたいな生物だからね。
それじゃ、入りますかこの《大宮のダンジョン》に、あ~あ人口密度の多いとこにできちゃって大変そうだな、安全のため周りはある程度の距離は関係者以外の侵入を禁止されている、まあ、絶対じゃないから侵入してくる馬鹿がなにかに襲われて死んでも責任は取れませんよって言う予防線のようなものだが、もちろん目の前で襲われていれば助けるようだが、何が起きるかわからないし、人員不足による自衛隊や警備員の足りなさによる仕方なくの処置だ。
それじゃ、ダンジョン入るための列に入りますか。
「きっきみも、ダンジョン入るんだよね…」
新「ええ、なんでしょう。」
前の列にいる、チャラそうな人が話しかけてきた、それと連れの人達の3人組のようだが、なんだろ?
「すっすごいね、その格好」
「そうだな、ここまでやってるやつは初めて見たな」
「ああ...」
新「まあ、このぐらいしないと死んでも死にきれませんしね、あの時、あの装備にしておけばって、後悔したくないですし」
「確かにそうだね...」
チャラそうな人、呼び方がめんどうだからチャラさんでいいや、チャラさん達のカッコは確かに厚手の服だが手袋や顔をを守るものなどはしていないく、大丈夫だろうか?
新「チャッ、ゴッホん!俺は今できることに妥協はしたくないんです、安全にしすぎて困る事はないですし、死んだら金なんて意味ないですからね?」
「チャッ? そうだね、僕らはもう一度装備を確認してから入ることにするよ…」
「確かにそれがいいな」
「...」
新「はい、そうした方がいいと思います」
「君は1人で入るみたいだけど、大丈夫?」
新「ええ、逃げ足には自信がありますから」
「わかった、気おつけてくれよ、僕らの同期に死なれたら目覚めが悪いから」
新「あなた達も、それでは」
「じゃあ、また今度どこかであったら」
新「ええ、」
いい仕事したわ。今日もう、帰ってもいい気がするな、まあ、帰んないんだけどね。
「次の人冒険者証出して下さい」
新「はい、お願いします」
「うん、君は大丈夫そうだね、でも1人なんだから、危ない時は逃げるんだよ?何っかあったら助けを呼べば、私たち自衛隊員が君たちを守るから」
新「その時は、お願いします、でも冒険者が自衛隊にたすけてもらっては、カッコつかないですけどね」
「ははっ、確かにね、でもそこはお互い様だよ、私達もなにかあった時は君たち冒険者も力を貸してくれよ?」
新「ええ、もちろんです」
「確認終わりました、どうぞ気おつけて」
新「ありがとうございます」
よし、行きますか。
ここ大宮のダンジョン中は洞窟型ダンジョンだ。
ただ、とても広いため窮屈には感じられないし俺の武器も振り回せる、通路は5m×5mで部屋が大中小で500m×500m、100m×100m、50m×50mになっていてとても広く1階だけで今わかっている広さが、5km×5kmはあるらしいがまだつずいてるらしい、2階は1階に比べてさらに調べられてないらしく3階はまだ見つかってない、ちなみにこのダンジョンは下に降りる方のダンジョンだ。
宝箱も見つかっているらしく、とても楽しみだ。
まずはレベルを上げてステータスを開くかな 。
俺たちの今のレベルは0らしく、一体でもモンスターをたをし、1レベルになることで、ステータスを開けるらしい。
ここ1階のモンスターはスライム、イモムシの2体だけだから、自衛隊員も5kmまで進めたのだろう。
相手がスライムやイモムシだからといって馬鹿にすると痛い目をみる。
スライムは、このダンジョンの天井に張り付いっていて落ちて来ることがあるらしく、じさっいに自衛隊員がそれを頭から受けて、溺れ死にそうになり、周りの隊員がなんとか引き剥がして一命を取り留めたらしいが、スライムの消化でその隊員は軽い火傷を受けたらしい。
恐ろしいことは、上位のスライムにそんな事やられたらまず、助からないだろうって事だ。
まだ、見つかっていなとは言え、いることは確かだろう。海外でゴブリンの上位種が確認されているのがいい証拠だ。
イモムシも粘着質な糸を吐くから厄介だ、1匹ならいいが、10数匹に集中放下されれば、身動きが取れずにゆっくり喰べられていくことだろう。
恐ろしい...
まあ、入口の近場は人が多く、モンスターも多くて3匹しか固まってないから大丈夫だろう。
「おお、スライムじゃないか。いきなり、1匹だけのスライムだとはラッキーだな」
もちろん、天上は確認済みです。
最初はスライムを倒そうと思っていたのでよかった、スライムは天上から落ちてくる以外は、少しはねてくるだけで、とんでも30センチぐらいだそうだ、大した攻撃ができない。
イモムシの糸は出す瞬間はわかりやすくはなつまでに、数秒かかるらしく1体では、何もできないざっこらしいが、念の為だ、飛距離は2mとぶらしく、やはり最初はスライムだと思った。
自分が槍を選んだのもここにある、絶対てっき安全圏からの攻撃。
ああ、言い忘れてたが洞窟なのに何故ライトもつけずにいってんだよって、質問は無用だぞ?
なぜなら洞窟全体にヒカリゴケと言う謎の植物で光源は十分だ!あと、ダンジョンのモンスターも生きているのでご飯も食べます、スライム達はこのヒカリゴケを食べているので、暗い所イコール敵がいっぱいとわかりやすくて助かるな。
奴らは常にゆっくりではあるがヒカリゴケを食べるからか、うっすらではあるが少し光っている、産まれたばかりのやつは光らないので、油断は、禁物だがな。
やるか
「ふふふ、死に晒せ~ふん!」
ベチョッ
よし的確にスライムの核を潰せたな
《レベルが上がりました》
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