8 / 57
〈8〉部下となる奴隷の少女
しおりを挟む
「ドアノブには、それぞれのプロフィールが書いてありますので、そちらも参考にしていただければ」
ドアノブの前?
あぁ、これか……。
------------
スキル:剣士
年齢:23歳
性別:男
・犯罪奴隷
(平民5人を殺害。終身奴隷)
------------
ドアに付けられた窓から中を覗くと、体格のいい男と目があった。
口元をニヤリと緩ませた男が、ドアをあけろと身振り手振りで伝えてくる。
目を見る限りだが、殺したのは、たったの5人じゃないと思う。
「剣士としては優秀で、戦争でも起きれば売値も上がる男なのですが……」
「あぁ、要らないな」
どう見ても、信用出来そうにない。
買えるなら誰でもいいか、なんて思ってはいたが、さすがに無理だ。
「ちなみにですが、奴隷が起こした犯罪は、主人も背負う決まりですので」
「……わかった。絶対に要らないな」
クルリとドアに背を向けると、背後から舌打ちのような音が聞こえた気がした。
「我々の商品が、誠に申し訳ございません。あとで罰を与えておきますので」
「いいですよ、気にしなくて。慣れてますから」
手当たり次第に声をかける予定だったけど、まずは全体を眺めてからにしようか。
少なくとも、俺が手綱を握れるような相手じゃなきゃ面倒事になりそうだからな。
そんな思いで、ドアにかかったプロフィールを眺めていく。
ギャンブルで失敗した30歳の男。
酔った勢いで貴族を殴った40歳の男。
上司を殺した元用兵……。
「すごい奴らばかりだな」
「申し訳ありません。それでも働ける男である分、奴隷としては使い道も多いのです」
「……なるほどな」
大量に購入して炭鉱に送る、戦場に送る、そんなところか。
「ん?」
そうして進み続けた先に、ふと気になる文字を見つけた。
------------
スキル:重歩兵
年齢:16歳
性別:女性(猫族)
・犯罪奴隷
(借金奴隷時代に逃亡を働き、犯罪奴隷に。その後、別の主人に負傷を負わせている。終身奴隷)
------------
「猫族の女性?」
チラリと部屋の中を覗くと、頭に大きな猫の耳がある黒髪の女の子が見えた。
俺と目が合うと、ビクンと肩を震わせた彼女が、落ちていた毛布の下へと隠れてしまう。
「人に怪我を負わせる者の眼には見えないが?」
「……はい。彼女の場合は、少々特殊でして……」
猫族は、走る速さや獲物を捉える早さを誇りにする部族だ。
たが、重歩兵のスキルは俊敏性が落ちる。
それ故に馬鹿にされ、彼女は産まれた村を追い出されたらしい。
辿り着いた王都にも仕事がなく、彼女は借金奴隷の道を選んだようだ。
最初は、娘のメイドとして育てるために買われたらしいが、馴染む事が出来なかったと言う。
「メイド仲間には猫族だからとイジメられ、担当として付けられた買い主の娘にも毛嫌いされたようです」
やがてイジメは虐待になり、彼女は逃げたそうだ。
「空腹で倒れていた所を兵士に捕まり、奴隷商に戻されました」
その後、別の貴族に買われたが、ふとした弾みにその貴族を傷付けたらしい。
「重歩兵のスキルを持った者は、器用さも失うと聞きます。本人に話を聞く限りですが、怪我をさせたのはその影響ではないかと」
2度も貴族の主人に背いた奴隷となれば、まともな買い手が付かないらしい。
まともじゃない買い手--薬の人体実験や夜のお店などは、タイムリミットぎりぎりまで拒むつもりのようだ。
「犯罪奴隷の拒否権は、3年まで。彼女は残り1年です。可哀想ではありますが、国の定めですので」
「……なるほどな」
恵まれないスキルを与えられ、そのせいで今の彼女があるわけか……。
何と言うか、自分と被る点が多過ぎるな。
どうしても、他人とは思えない。
「ラズベルトさん。悪いんだけど、彼女と話をしてもいいかな?」
「よろしいのですか? 戦闘の経験どころか、武器を持ったことすらないと思われますが?」
「…………」
そうなんだけどな。
でも、大丈夫だろう。
逃げたときに、空腹で倒れていたらしいし。
彼女はこの世で最も辛い地獄を見て、地獄を経験したはずだ。
「冒険者の件も含めて、彼女に話してみますよ」
「かしこまりました。それでは」
ガチャンとドアの鍵が外れて、ラズベルトさんが俺を部屋の中に入れてくれる。
「ひぅ……!」
布団ひとつ敷くのが精一杯な小さな部屋の角で丸くなった彼女が、毛布を被ってガタガタと震えていた。
「あ、あと、いちねん、あります。男の人は……、ひぅ!」
異様なほど怯えられているな。
でもまぁ、生い立ちを考えると仕方ないか。
「俺を殺したらいいよ。罪に問わない、そんな契約をしないかな?」
「…………ぇ?」
おっ、どうやら、興味を引けたらしい。
過激に攻めてみたけど、当たりだったかな。
「俺を殺してここに戻れば、3年延長されるよね。違う?」
「……えっと、そうだと、思います」
「住む家がなくて、他にメンバーもいないんだけど。俺と一緒に、冒険者をしてくれないかな?」
「……??」
キョトンとした緑色の瞳が、毛布の中からチラリと覗いていた。
ドアノブの前?
あぁ、これか……。
------------
スキル:剣士
年齢:23歳
性別:男
・犯罪奴隷
(平民5人を殺害。終身奴隷)
------------
ドアに付けられた窓から中を覗くと、体格のいい男と目があった。
口元をニヤリと緩ませた男が、ドアをあけろと身振り手振りで伝えてくる。
目を見る限りだが、殺したのは、たったの5人じゃないと思う。
「剣士としては優秀で、戦争でも起きれば売値も上がる男なのですが……」
「あぁ、要らないな」
どう見ても、信用出来そうにない。
買えるなら誰でもいいか、なんて思ってはいたが、さすがに無理だ。
「ちなみにですが、奴隷が起こした犯罪は、主人も背負う決まりですので」
「……わかった。絶対に要らないな」
クルリとドアに背を向けると、背後から舌打ちのような音が聞こえた気がした。
「我々の商品が、誠に申し訳ございません。あとで罰を与えておきますので」
「いいですよ、気にしなくて。慣れてますから」
手当たり次第に声をかける予定だったけど、まずは全体を眺めてからにしようか。
少なくとも、俺が手綱を握れるような相手じゃなきゃ面倒事になりそうだからな。
そんな思いで、ドアにかかったプロフィールを眺めていく。
ギャンブルで失敗した30歳の男。
酔った勢いで貴族を殴った40歳の男。
上司を殺した元用兵……。
「すごい奴らばかりだな」
「申し訳ありません。それでも働ける男である分、奴隷としては使い道も多いのです」
「……なるほどな」
大量に購入して炭鉱に送る、戦場に送る、そんなところか。
「ん?」
そうして進み続けた先に、ふと気になる文字を見つけた。
------------
スキル:重歩兵
年齢:16歳
性別:女性(猫族)
・犯罪奴隷
(借金奴隷時代に逃亡を働き、犯罪奴隷に。その後、別の主人に負傷を負わせている。終身奴隷)
------------
「猫族の女性?」
チラリと部屋の中を覗くと、頭に大きな猫の耳がある黒髪の女の子が見えた。
俺と目が合うと、ビクンと肩を震わせた彼女が、落ちていた毛布の下へと隠れてしまう。
「人に怪我を負わせる者の眼には見えないが?」
「……はい。彼女の場合は、少々特殊でして……」
猫族は、走る速さや獲物を捉える早さを誇りにする部族だ。
たが、重歩兵のスキルは俊敏性が落ちる。
それ故に馬鹿にされ、彼女は産まれた村を追い出されたらしい。
辿り着いた王都にも仕事がなく、彼女は借金奴隷の道を選んだようだ。
最初は、娘のメイドとして育てるために買われたらしいが、馴染む事が出来なかったと言う。
「メイド仲間には猫族だからとイジメられ、担当として付けられた買い主の娘にも毛嫌いされたようです」
やがてイジメは虐待になり、彼女は逃げたそうだ。
「空腹で倒れていた所を兵士に捕まり、奴隷商に戻されました」
その後、別の貴族に買われたが、ふとした弾みにその貴族を傷付けたらしい。
「重歩兵のスキルを持った者は、器用さも失うと聞きます。本人に話を聞く限りですが、怪我をさせたのはその影響ではないかと」
2度も貴族の主人に背いた奴隷となれば、まともな買い手が付かないらしい。
まともじゃない買い手--薬の人体実験や夜のお店などは、タイムリミットぎりぎりまで拒むつもりのようだ。
「犯罪奴隷の拒否権は、3年まで。彼女は残り1年です。可哀想ではありますが、国の定めですので」
「……なるほどな」
恵まれないスキルを与えられ、そのせいで今の彼女があるわけか……。
何と言うか、自分と被る点が多過ぎるな。
どうしても、他人とは思えない。
「ラズベルトさん。悪いんだけど、彼女と話をしてもいいかな?」
「よろしいのですか? 戦闘の経験どころか、武器を持ったことすらないと思われますが?」
「…………」
そうなんだけどな。
でも、大丈夫だろう。
逃げたときに、空腹で倒れていたらしいし。
彼女はこの世で最も辛い地獄を見て、地獄を経験したはずだ。
「冒険者の件も含めて、彼女に話してみますよ」
「かしこまりました。それでは」
ガチャンとドアの鍵が外れて、ラズベルトさんが俺を部屋の中に入れてくれる。
「ひぅ……!」
布団ひとつ敷くのが精一杯な小さな部屋の角で丸くなった彼女が、毛布を被ってガタガタと震えていた。
「あ、あと、いちねん、あります。男の人は……、ひぅ!」
異様なほど怯えられているな。
でもまぁ、生い立ちを考えると仕方ないか。
「俺を殺したらいいよ。罪に問わない、そんな契約をしないかな?」
「…………ぇ?」
おっ、どうやら、興味を引けたらしい。
過激に攻めてみたけど、当たりだったかな。
「俺を殺してここに戻れば、3年延長されるよね。違う?」
「……えっと、そうだと、思います」
「住む家がなくて、他にメンバーもいないんだけど。俺と一緒に、冒険者をしてくれないかな?」
「……??」
キョトンとした緑色の瞳が、毛布の中からチラリと覗いていた。
0
あなたにおすすめの小説
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さくら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
コストカットだ!と追放された王宮道化師は、無数のスキルで冒険者として成り上がる。
あけちともあき
ファンタジー
「宮廷道化師オーギュスト、お前はクビだ」
長い間、マールイ王国に仕え、平和を維持するために尽力してきた道化師オーギュスト。
だが、彼はその活躍を妬んだ大臣ガルフスの陰謀によって職を解かれ、追放されてしまう。
困ったオーギュストは、手っ取り早く金を手に入れて生活を安定させるべく、冒険者になろうとする。
長い道化師生活で身につけた、数々の技術系スキル、知識系スキル、そしてコネクション。
それはどんな難関も突破し、どんな謎も明らかにする。
その活躍は、まさに万能!
死神と呼ばれた凄腕の女戦士を相棒に、オーギュストはあっという間に、冒険者たちの中から頭角を現し、成り上がっていく。
一方、国の要であったオーギュストを失ったマールイ王国。
大臣一派は次々と問題を起こし、あるいは起こる事態に対応ができない。
その方法も、人脈も、全てオーギュストが担当していたのだ。
かくしてマールイ王国は傾き、転げ落ちていく。
目次
連載中 全21話
2021年2月17日 23:39 更新
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる