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第1章 (3)ヴァロンside
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しおりを挟む当時7歳だった俺が連れて来られたのは、世界中の人が集まる港街。
それは別名ー差別のない街ー。
ここではちゃんとした審査を通れば、他所の国の人や俺のように珍しい容姿だったり……。つまり、”普通の人とは少し違う特徴を持つ人”でも差別や偏見を持たれず住む事が出来、暮らせる街だった。
そこへ俺を連れて来た、謎に包まれた変わり者の女。
この女性との出逢い、暮らし、そして別れが……。
俺の大切な一部になる事を、俺は、まだこの時知らなかった。
……
…………。
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