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第12章 (2)ヴァロンside
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しおりを挟む「っあ……ッ!!
ゃ、いッ……あぁ……っ!!」
身を縮めて、アカリが俺にしがみ付く。
っ……もう、少し……ッ。
狭く、締まった彼女の中。
途中まで進ませた俺は、一気に残りの部分を挿し込んだ。
「ッーーー……!!」
奥まで貫かれて、アカリは声にならない叫び声を上げるように、俺の肩を握り締めて思いっきり引っ掻いた。
「っ……!」
い、っ……てぇ……!
抉られたように痛くて、思わず動きが止まる。
初めて、女に素で引っ掻かれた……。
ワザとじゃなくて、本当に引っ掻く女がいるとは……ね。
アカリとのセックスは、俺にとっても初めてだらけだ。
「……アカリ」
俺は少し上半身を上げて、そっとアカリの頬に触れて見つめた。
「っ……ヴァ、ロン……」
真っ赤な顔で息を乱しながら、涙で潤んだ瞳で見つめ返されて……。
俺の鼓動が、ドキンッと跳ねる。
「っ……綺麗、だ」
思わず口から言葉が出て、俺は自分と繋がってるアカリを……じっくり見た。
火照って熱を帯びた表情。
汗ばんだ身体。
今まで感じた事のない、アカリの色気。
最高に、興奮する。
「っ……大丈夫か?」
今すぐ犯したい気持ちを抑えて、俺は彼女を抱き締めて優しく頭を撫でる。
痛みを取り除いてやりたい。
少しでも和らげてやりたい。
様子を伺うように見つめると……。
俺と目が合ったアカリが微笑んだ。
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