王子様の世話は愛の行為から。

月野犬猫先生

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第三十話 京都最終日

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次の日、葵が目を覚ますと、既に起きていた優一が「あ、起きた?」と声をかけた。
葵はんーと、伸びをしながらスマホに手をかける。
待ち受けに表示された時刻はなんと、午前12時だったのだ。

「え!す、すみません…!!俺めちゃくちゃ寝坊して…」

「いいよいいよ。全然時間あるし。それより朝食食べれなくなっちゃったから、外に食べに行かない?」

「はい…」

(ああ、いつも寝坊なんかしないのに…)

葵は頭を抱えつつ、昨日の夜のことを思い出した。
正直あんなことがあった後に、眠れるなんて方がおかしかったのだ。
露天風呂の薄明かりが、なんだか異様に葵の胸の中を掻き立てた。
夢みたいなあんな恥ずかしいことを、昨日優一としてしまったというのに。

優一はむしろ、よく眠れたのか早く起きたようだった。

「あと、おばさんの所にもお土産買わないといけないでしょ?今朝調べた良いお土産さんがあるから、そこに行こう」

「あ、調べてくださったんですか。ありがとうございます…」

葵が軽くお辞儀をすると、フフっと優一が笑った。

「葵くん、どうしたの?そんな改まっちゃって。」

ニコッと笑いかける優一の顔に尚更どぎまぎしながら、葵は慌てて支度をした。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



祇園四条駅から徒歩1分のところにある祇園商店街は、有名な八坂神社や川端通りを繋ぐとおりにある場所で、京都ならではの雑貨屋さんやお土産さんが通り沿いに並んでいた。
その中のカフェでご飯を食べた後、優一達はその通りの中にある1軒のお土産さんの中に入った。
店の前には【舞扇堂】と書かれていた。どうやら扇子などを売っているところだ。

「扇子…ですか」

並べられた色とりどりの美しい扇子を眺めながら、ぽつりと葵は呟いた。

「そうそう。意外とこういうの役立つんだよね。夏のロケとか撮影なんかに持ってくと。」

「確かに、炎天下の中で風送るものがないときついですよね。」

「それに、消費物よりもずっと使えるものの方が思い出としては良いかなって。」

優一が取りあげた扇子は、青と緑色の綺麗な扇子だった。
金箔が散りばめられているようで、まるで星空の情景を写しているかのようだ。

(凄く好きだなぁ…この柄…)

葵がじっと眺めていると、ふと優一に視線を向けられていることに気づいた。

「あっ……どうしました?」

「これ、欲しい?」

「え?」

「葵くんにも一つ、買ってあげようと思っててね。」

「そ、そんなそんな…俺はおばさんのお土産と…あともう一人の友達のお土産があるので…その分で大丈夫ですよ」

「お土産はお土産だけど、これは葵くんへ、僕からのプレゼントだよ。」

「なっ……」

優一はそう言って、綺麗な瞳をじっと葵に向けた。
そんな気遣いなんて、そんな優しさなんて別にいらないのに。

「な、なんでプレゼント…一緒に旅行来てるんだしい、いいですよ。そんなの…」

葵はドキッとしながらも、俯いて答えた。

「この柄、好きでしょ?目をキラキラさせて見てたから。」

「まあ…好きですけど…。優一さんが欲しいんじゃないんですか?」

「僕は、そうだな。もうひとつの方で良いな。」

優一はそう言うと、隣に置いてあった黒と金色の扇子を持ち上げた。
川が流れるように描かれていて、とても幻想的だ。

「確かに、それは優一さんに合いますね。」

「そう?それならこれにしよっと。」

優一はそういうなり、ひょいっとポケットから財布を取り出した。
そして、1万円札を当たり前のように抜き出した。

「えっ…優一さん!ほ、本当に買うんですか!?」

(ま、待ってよく見たらこの扇子…意外と値段高いじゃん…!)

「ん?買うよ?それとも、欲しくない?」

「あ、いやそうじゃなくて…値段…高いから…」

「なんだ。葵くんはそんなこと気にしてたの?お金のことは心配しないで。」

優一はそう言って、そそくさとレジに向かった。

(金持ちって凄いな…)

葵はその様子を呆気に取られてみていた。


その後、おばさんや和樹にあげるお菓子や、八ツ橋のお土産を買った。
花見小路を通り過ぎた頃、ふと小牧のことが頭をよぎったが、連絡は特には入っていなかった。

(昨日、俺が早く帰りたそうにしちゃったから怒ってるかな…)

申し訳ないな…と思いつつも、ずっとあんなふうに二人が笑いあっていたら、何も言わずにその場から逃げてしまいそうだった。
横に並ぶとただでさえ美男美女のカップルでとてつもなくお似合いなのに。
まるで自分はただ仕方なく着いてきただけの構ってもらえない子供みたいじゃないか。
拗ねてたって、虚しいだけじゃないか。

葵はそんなことをまた言い訳のように思いながら、ふと…神社の看板に目が入った。

「そう言えば、清水寺…行ってみたいです。」

「清水寺?ああ、いいよ。ここからそんなに遠くないだろ。また来た道を戻ることになるけど。」

「大丈夫です!行きましょう!」

今の時刻は午後16時だった。
まだまだ時間はある。

自分が寝坊してしまったせいで、お土産しか見て回れなくなるのは優一にも申し訳なかった。
昨日は小牧に案内された方が楽しくて、満喫できたみたいだったし自分も少しは行動を起こしたかった。

清水寺までは結構な道のりだった。
段差のある石畳の階段を登りながら、目移りするようなお土産さんを横目に上へ上へと登った。

混雑した最後の階段を登りきると、そこには絶景が広がっていた。

「うわぁあ…凄いや…」

夏の緑豊かな木々が生い茂る中、京都の美しい街並みが少し暗くなった辺りに広がって見えた。

「凄いな。テレビでは見た事あるけど、意外と高いんだな。」

「そうですね…あ!御籤引きましょうよ」

右端にある御籤の所へ葵は足早に向かった。

「良いのが出たらいいけど。」

「大丈夫ですよ!せーので見せましょ!」


2人は御籤を引くと、せーの!で結果を見せあった。

「うげっ…」

「おお!」

対象的な反応だった。
葵は凶、優一は大吉だった。

「凶かよ…ここに大凶ないみたいだからこれが一番悪いやつらしいです…」

「はは、そんな間に受けなくても。大吉だったらこれ以上上はないけど、凶だったらこれからどんどん上にあがれるってことだよ。」

「そ、そう思っときます…」

内容はよくわからなかったけれど、全体的に悪いことが書かれているような気がした。

(病気は大丈夫っぽいけど……)

目についたのは何故か恋愛の事だった。
別に叶えたい恋なんて無いのに、なんとなくその結果が嫌だった。

その後、紙を括りつけて葵は優一と共にまた下の方へ降りていった。
すると下に着いた頃には、もう午後18時を過ぎていた。
出掛けるのが遅かったから仕方なかったが、今日が最後なのに申し訳ないと思った。

「ごめんなさい。あんまり出かけられなくて。」

「気にしなくていいよ。眠れなかったんでしょ?」

「まあ…はい…」

「僕も、眠れなかったんだ。」

「え?で、でも朝弱いのに起きてたじゃないですか。」

「なんでだろうね。葵くんと次どこ行こうか考えてたら眠れなかったのに、朝早く起きれたんだ。」

「そう…だったんですか。」

「葵くんはどうして、眠れなかったの?」

ドクン…

(なんでそれ、聞くんだよ…?)

「いやなんか、怖い夢…見ちゃって。」

仕方の無い嘘だったけど、優一がこれを聞いてくること自体おかしいのだ。
そんなこと、絶対に分かっているはずなのに。

「そう。」

優一はそれ以上何も言わなかった。
その沈黙がなんだか異常に気まずくなって、葵は帰るまでの間、友達と連絡をとっているフリをした。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

京都、最終日の夜。

昨日のことが浮かんで、お風呂の話がまた出るのをなんとなく回避したかったが、夜ご飯を食べたあとの流れじゃ、どうにも出来なかった。
少し眠気があったし、手軽に部屋にある露天風呂に入りたかったが、また、2人で露天風呂に入るなんてことはもう出来ない。
葵はそう思って、一般の男湯に入ることを言った。

「き、昨日は露天風呂入ったんで今日は男湯の方入りません?」

流石に人が多いところで、自分が反応してしまったとしても手を出してくることは出来ないだろう。
そう思ったからだ。

「そうだね。」

優一もすぐに頷いた。
そして、温泉が閉まる1時間前くらいになって二人は男湯に向かった。

けれど遅かったため脱衣場にはもうほぼ、人がいなかった。
となると、温泉の方にももう数名ほどしか人が居ないだろう。

(人がいなかったら2人で入ったも同然じゃんか!!)

葵はそう思いながら、服を脱いでいく優一の方を見ないように、自分も服を脱いだ。

(そうだ。パッと入って、パッと出ればいいんだ。そして今日こそは早く寝よう…)

「さ、先入りますね!!」

葵はまだ脱いでいる最中の優一にそう言うと、そそくさと温泉の中に入っていってしまった。
なんかちょっと勘づかれてしまいそうで怖かったけれど、昨日のようにならないためにはこれしかなかった。

温泉には数名のおじさんや、お兄さんがいた。
みんなそれぞれ好きな温泉に浸かって、目を瞑って安らいでいた。
葵に目を向ける様子はない。

葵はその中の、白く濁った温泉の中へ入った。
暖かくて心地よくてーーーー

(はぁ……今日は疲れたなぁ…)

葵は優一がくるまで暫く、目を瞑った。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後、暫くして優一の声が聞こえた。顔を上げると、優一が目の前に立っていた。
その瞬間昨日見た優一の綺麗な裸体が映り込んで、葵は思わず目を逸らした。

「葵くん、呼び止めたのに。」

「す、すみません…」

「まあ、いいけど。」

(はぁ、やっぱ…綺麗だな…)

いつ見ても綺麗すぎて、変にドキドキしてしまう。

葵はその姿から目を背け、顔を隠すように深く浸かった。

するとしばらくして、優一がぽつりと呟いた。

「ーーーー昨日はあの事で、眠れなかったの?」

その言葉にビクッと反応してしまった。あの事とは、もはや、あの事でしかない。
けどなんでこんなタイミングで?
葵は応えようか迷ったが、応えることにした。

「……そうです。」

「ふふ、そっか。だから今日、こっちがいいって言ったの?」

「2日連続で変なことされたら、溜まったもんじゃないですからねっ…」

「あれは悪かったと思ってるよ。折角の旅行なのにってさ。」

「そうですよ。折角の…」

「でも、あれは葵くんが悪いと思うんだ。」

「え?」

その瞬間、下半身に電流が走ったような気がした。

(なっ……うそ、だろ…?)

「っちょっと…な、何するんですか。ひ、人っ…いるしっ」

「聞こえてないよ。見てもいないし」

「ま、まって…優一さんっ」

優一のそれと、葵のがぶつかり合ってゾワゾワとした感覚が全身を襲った。
けど、白く濁った温泉の中じゃ見えることはないし、人の少ない温泉の中ではもはや、誰にも気づかれない。

そして、時間が経つにつれ、また一人、また一人と脱衣場の方へ足を向け、最終的にはまた、2人になってしまった。

「葵くん…舐めさせて。」

「優一さんな、何言ってるんです!?お、おかしいですよ!」

「人の体見ただけで反応してるくせに、おかしいなんて言われちゃうの?」

「あっ…やだっ……」

くちゅくちゅ…と卑猥な音が響き渡る。
人がいつ来るかもわからないのに、いるかもしれないのに。
その感覚が気持ちよさをかき立ててしまった。

「優一さんっ…だ、だめ…嫌だっ…」

「こんなに反応してるのに、終わらせていいの?本当はダメなんかじゃなくてーーーー」

ドクン…

「もっと、して。だろ?」

(そ、そんなこと…)

「あっ…やっ……はぁっ…」

気持ちよくて頭がおかしくなる。
もう、無理だった。
この舌の感触も大きな手も、優一の色気のある表情も全てが葵の体を犯してーーーー

「あっ…いくっ…!!」

「いいよ。いって?」

「あっあぁ……だめっ…っはぁあっ!!」


………………

…………………………


「ーーーーくん」

あれ、なんか涼しい…。

「ーーーーいくん」

って俺、どうしたんだろ?
横たわってる?

「ーーーーくん?」

あれ、てか…なんか誰かに呼ばれ……!!!

「葵くん?」

「はっっ…」

葵はその瞬間飛び起きた。

「葵くん、大丈夫?」

「え?」

葵がパッと声のするほうを向くと、目の前には浴衣を着た優一の姿があった。
髪が濡れてる様子はないし、もう乾かした後なのだろう。
それにここは、部屋の布団の上だったのだ。
よく見たら自分も浴衣を着ていて、髪を触ると少ししか濡れていなかった。

「あれ、温泉…は?」

「先に温泉入っちゃったと思ったら、温泉で寝ちゃってたからさ。びっくりしてすぐ出させたよ。」

「えええ!?じ、じゃあ…今のは…!?」

「今の?」

「あ、あれ!?だって……」

葵が戸惑ったように優一を見つめるも、優一は首を捻って「ん?」と答えただけだった。

(あ、あれ?じゃあもしかして今のやつ……夢!?)


そう思った瞬間、体が熱くなっていく気がした。

(俺、なんて夢を……!!!)

「葵くん、大丈夫?」

「だ、大丈夫です…大丈夫…」

(ぁぁあうそだろ…!?あんなリアルな夢見るなんて…)

ていうか確かに、いく感覚も気持ちよさも感じたのに夢なんて。まさか、そうなることを頭の中で無意識に想像してた?
もしかして、期待してた?

(そんなの……)
有り得ないとは言いきれなくて、ますます訳が分からなくなった。
ただそんなことよりももっと問題があったのだ。
それは、寝ている間に現実で反応してはいなかったかどうか、だ。
こんなにリアルだったのだから、夢精もあるかもしれないーーーー

そう思ったらいても立ってもいられなくて、葵は思わず優一に聞こうとしたーーーーけど、間一髪のところで口を噤んだ。
そんなこと聞けば、そんな変な夢を見たということがバレてしまうからだ。

(くそっ…最悪だ…)

けれど優一の反応は至って普通だった。
特に気まずそうにもしていないし、本当に心配しているようだった。

「葵くん、水飲む?」

「あ、…はい…お願いします…」

「うん。待っててね。」

優一は立ち上がると、客室の手前にある小さな冷蔵庫からペットボトルを取り出し、葵に渡した。

「はい。きっと歩きすぎて疲れたんだろうね。階段多かったし。」

「そ、そうですね……」

「まあ、今日は本当に早く寝よう。旅館出る時間が決まってるからね。」

「はい…」

優一は葵が水分を取ったことを確認すると、部屋の明かりを小さくした。

けど、言うまでもなく葵はまた眠れなくなってしまったのだった。


ただ一つ言えることは…


(もう優一さんとお風呂には絶対に入らない!!!)


そう誓ったのだった。
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