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5 占いとまじないと呪い
悪魔からの提案
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「じゃあ、きっちり1週間後までにな」
「ところで、悪魔さん、あなたのお名前は?」
「クククッ、抜け目ない嬢ちゃんだな。名前を教えたら、呪うつもりだろ」
「あらバレた?まあ、悪魔に効くのかわからないけれどね」
「悪魔にも効くぜ。だから名前は言わない。けれど、ラロとは長い付き合いだし、今回の紹介料代わりに呪いをバージョンアップしてやるよ」
バージョンアップ?
何それ?
「なんだ、まだ呪いを強化できたのか。古典的な呪いの割には、バージョンアップなんて洒落ているな」
「だろ。まあ、新たな知識として教えてやるだけだがな」
と言うことは、もとからあった設定なんだ。
なんだろう、すごく気になるな。
「それは、どんなものなんだい?」
わたしの代わりにラロお祖父ちゃんが聞いてくれた。
「まあ簡単に言うと、呪いによる死に方を指定できるってことだ。苦しんで死んでいくところなんか見てみたいだろう」
死に方を指定できる!
すごくない、それ。
あぁ、如月君と一緒に、アンティーク家具に囲まれた静かな部屋でコーヒーを飲みながら、どんな死に方させるか語り合うなんて素敵過ぎる。
もうワクワクドキドキしちゃう。
一週間後には、わたしは真呪教を継いで、呪いの反動が来なくなる。しかもその呪いはバージョンアップされる。
如月君、あと少しだけ待っていてね。終わったら、迎えに行くから。
「ところで、悪魔さん、あなたのお名前は?」
「クククッ、抜け目ない嬢ちゃんだな。名前を教えたら、呪うつもりだろ」
「あらバレた?まあ、悪魔に効くのかわからないけれどね」
「悪魔にも効くぜ。だから名前は言わない。けれど、ラロとは長い付き合いだし、今回の紹介料代わりに呪いをバージョンアップしてやるよ」
バージョンアップ?
何それ?
「なんだ、まだ呪いを強化できたのか。古典的な呪いの割には、バージョンアップなんて洒落ているな」
「だろ。まあ、新たな知識として教えてやるだけだがな」
と言うことは、もとからあった設定なんだ。
なんだろう、すごく気になるな。
「それは、どんなものなんだい?」
わたしの代わりにラロお祖父ちゃんが聞いてくれた。
「まあ簡単に言うと、呪いによる死に方を指定できるってことだ。苦しんで死んでいくところなんか見てみたいだろう」
死に方を指定できる!
すごくない、それ。
あぁ、如月君と一緒に、アンティーク家具に囲まれた静かな部屋でコーヒーを飲みながら、どんな死に方させるか語り合うなんて素敵過ぎる。
もうワクワクドキドキしちゃう。
一週間後には、わたしは真呪教を継いで、呪いの反動が来なくなる。しかもその呪いはバージョンアップされる。
如月君、あと少しだけ待っていてね。終わったら、迎えに行くから。
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