18 / 41
簡単な依頼
しおりを挟む
日に日にお金が減るので金策の為にテイマー協会に行こうとするがクロが魔玉に入る事を拒否する。
食べ物で釣るしか無いと思い帰りに美味しい物を買うから入ってくれと言うと渋々だが魔玉に入ってくれた。
(食欲に負けるなんてな……帰りに果物でも買ってやるか)
魔物牧場を出てからテイマー協会に向かう、優しい日射しに気持ち良くなりながらもテイマー協会迄着くとそのまま受け付けに行った。受け付けに居たのは登録の際対応してもらった男だ。
「この間登録された新人の方ですよね? 良い魔物をゲットできました?」
「そうですねぇ中々良い魔物です! 可愛くて、可愛くて、可愛くて」
可愛いを連呼するルシウスを見て男は失礼にならない様に笑いを堪えていた。
「本日はどういった用件ですか?」
「新人でも出来る依頼を受けたいんですけど」
男は手際よく書類を数枚取り出す。依頼の内容は食品の搬入や、生命草と言われる草の採集、魔物牧場の手伝い、魔物牧場の手伝いに至っては種類毎に労働時間と対価が書かれていた。馬房、魔物の赤ちゃんの育成、調教師、乳絞り等多岐にわたる。
(これならクロも退屈しないかぁ……)
ルシウスは生命草の依頼を受ける事にした。生命草は村でルシウスも採取をした事があるので見分けもつく、生命草はポーションの材料にもなるがお金が無い者は風邪を引いた時に料理に入れたり、すり潰して傷口に塗ったりと、そのままでも使える有り難い草だ。
大抵は森の入り口に生えていて日射しが当たる所なら纏まって生えるという特性がある。
「生命草の採取ですね、こちらのマジックアイテムに腕輪をかざしてください」
腕輪をかざすと、中央にある白い玉が黄色になり昇格も同時に果たした。
「受理しました。昇格おめでとうございます。これからが本当のスタートなので頑張って下さいね、ちなみに買い取り額ですが生命草の葉五枚で銅貨一枚、二十枚ごとに追加で銅貨一枚つきます。注意点ですが根こそぎ取らずにある程度残し、茎は折らずに葉だけを採取してください、採取出来る場所を簡易地図に記載しているので採取に行く前に目を通してから行くと効率も上がると思います」
「分かりました。ありがとうございます」
丁寧な対応をしてくれた男にお礼を言うと、男が出してくれた簡易地図に目を通してから門に向かう。
門は二ヶ所設置されているのだがまだ街に詳しく無いので前回通った門を目指した。
門に着くと門から出る手続きをする手続きといっても門の所にある窓口にてマジックアイテムに腕輪をかざすだけなとても簡素な物だ。
門を出て記憶の中で一番近い森へ向かう、少し街から離れると直ぐ様クロを魔玉から出した。
(ここなら良いか)
「クロ出ておいでっっ!」
ルシウスの声に応え魔玉から出るとスルスルっとルシウスの肩の上に座った。ここはもうクロの定位置なのだ。
「にゃ?」
「こうして一緒に外に出るのは初めてだよな? 今日はクロの食費を稼ぐ為に生命草を沢山採るから期待してろよ?」
「うにゃー」
ルシウスの肩の上で尻尾を振り日光浴をするクロはとても気持ち良さそうだった。
「よしっ! 行くかっ」
急ぐ事も無くゆったりとした足取りでクロとの初めての外出を楽しみながら森に向かった。
街道を渡り二十分程歩くと目の前に森が広がっていた。森の前には武装した集団がちらほら存在しゾロゾロと森の中へ入っていく。
(あれが冒険者かぁ……厳つい集団だな)
ルシウスと同じ新人の冒険者なのだろう三人程の冒険者は森の入り口で何かを採っていた。
先客が居たので他の場所に移動しようかと考えていた時短弓を腰に背負った女がルシウスに気づいた。
「もしかして君も生命草の採取をする予定?」
赤髪の線が細い女はルシウスと同年代程の見た目で
生命草を片手にクロを凝視していた。
「あぁ、俺も生命草を採取する予定なんだけどそっちも同じなのかな?」
「うん、私達は新人の冒険者で今初めての依頼の最中かなぁ、私はセラで右の方に居る小さい盾と剣を持ってるのがライズ、それでそこのちっこい魔法使いがテラって言うの。貴方の名前聞いても良い? 良かったら隣の子も」
ライズは鍛えたルシウスの体格にも見劣りしない程の肉体を持ち、同年代の割りには鋭い視線をルシウスに向けていた。テラは急にセラが話すものだからおどおどしている。
「俺の名前はルシウス、こっちのはクロだ」
クロは興味も無いのかセラ達と顔を合わせる事もしない。
「この辺は私達が結構採っちゃったから少し離れた所の方が良いかもね」
セラはクロの反応に残念そうにしながらもこの辺はもう採れないと暗に告げる。
「そうかぁ、じゃあ俺達はちょっと離れた所で採るよ」
ルシウスが離れる事を告げるとセラは悲しそうにしていた。だがライズの視線が気になるルシウスは足早にその場から離れた。
(なんなんだっ! 俺なんかしたか?)
ライズの視線に若干イライラしながらも一応大目に距離を取り採取を始める、採取を始めるとクロは肩から降りて草の上に寝転び背中を擦り合わせていた。
(よーし始めるか)
ルシウスの目の前には生命草が沢山広がっている、片っ端から葉を集めポーチに収納する事三十分。沢山あった生命草も半分程になっていた。
(無心で採るとあっという間だな……)
額から汗を流しながら生命草の採取を頑張るルシウスをよそにクロは涼しい顔で昼寝を始めている。
(お前は王様かっっ!)
心の中でツッコミを入れたルシウスは生命草の採取を再開させ近間は粗方取り終えた。
(そろそろ場所を移動するか)
ルシウスの気配で目を覚ましたクロはルシウスの後方を睨み付け尻尾を立て威嚇していた。
「あの……ちょっと良いかな?」
後ろを振り向くとそこにはセラが居た。
食べ物で釣るしか無いと思い帰りに美味しい物を買うから入ってくれと言うと渋々だが魔玉に入ってくれた。
(食欲に負けるなんてな……帰りに果物でも買ってやるか)
魔物牧場を出てからテイマー協会に向かう、優しい日射しに気持ち良くなりながらもテイマー協会迄着くとそのまま受け付けに行った。受け付けに居たのは登録の際対応してもらった男だ。
「この間登録された新人の方ですよね? 良い魔物をゲットできました?」
「そうですねぇ中々良い魔物です! 可愛くて、可愛くて、可愛くて」
可愛いを連呼するルシウスを見て男は失礼にならない様に笑いを堪えていた。
「本日はどういった用件ですか?」
「新人でも出来る依頼を受けたいんですけど」
男は手際よく書類を数枚取り出す。依頼の内容は食品の搬入や、生命草と言われる草の採集、魔物牧場の手伝い、魔物牧場の手伝いに至っては種類毎に労働時間と対価が書かれていた。馬房、魔物の赤ちゃんの育成、調教師、乳絞り等多岐にわたる。
(これならクロも退屈しないかぁ……)
ルシウスは生命草の依頼を受ける事にした。生命草は村でルシウスも採取をした事があるので見分けもつく、生命草はポーションの材料にもなるがお金が無い者は風邪を引いた時に料理に入れたり、すり潰して傷口に塗ったりと、そのままでも使える有り難い草だ。
大抵は森の入り口に生えていて日射しが当たる所なら纏まって生えるという特性がある。
「生命草の採取ですね、こちらのマジックアイテムに腕輪をかざしてください」
腕輪をかざすと、中央にある白い玉が黄色になり昇格も同時に果たした。
「受理しました。昇格おめでとうございます。これからが本当のスタートなので頑張って下さいね、ちなみに買い取り額ですが生命草の葉五枚で銅貨一枚、二十枚ごとに追加で銅貨一枚つきます。注意点ですが根こそぎ取らずにある程度残し、茎は折らずに葉だけを採取してください、採取出来る場所を簡易地図に記載しているので採取に行く前に目を通してから行くと効率も上がると思います」
「分かりました。ありがとうございます」
丁寧な対応をしてくれた男にお礼を言うと、男が出してくれた簡易地図に目を通してから門に向かう。
門は二ヶ所設置されているのだがまだ街に詳しく無いので前回通った門を目指した。
門に着くと門から出る手続きをする手続きといっても門の所にある窓口にてマジックアイテムに腕輪をかざすだけなとても簡素な物だ。
門を出て記憶の中で一番近い森へ向かう、少し街から離れると直ぐ様クロを魔玉から出した。
(ここなら良いか)
「クロ出ておいでっっ!」
ルシウスの声に応え魔玉から出るとスルスルっとルシウスの肩の上に座った。ここはもうクロの定位置なのだ。
「にゃ?」
「こうして一緒に外に出るのは初めてだよな? 今日はクロの食費を稼ぐ為に生命草を沢山採るから期待してろよ?」
「うにゃー」
ルシウスの肩の上で尻尾を振り日光浴をするクロはとても気持ち良さそうだった。
「よしっ! 行くかっ」
急ぐ事も無くゆったりとした足取りでクロとの初めての外出を楽しみながら森に向かった。
街道を渡り二十分程歩くと目の前に森が広がっていた。森の前には武装した集団がちらほら存在しゾロゾロと森の中へ入っていく。
(あれが冒険者かぁ……厳つい集団だな)
ルシウスと同じ新人の冒険者なのだろう三人程の冒険者は森の入り口で何かを採っていた。
先客が居たので他の場所に移動しようかと考えていた時短弓を腰に背負った女がルシウスに気づいた。
「もしかして君も生命草の採取をする予定?」
赤髪の線が細い女はルシウスと同年代程の見た目で
生命草を片手にクロを凝視していた。
「あぁ、俺も生命草を採取する予定なんだけどそっちも同じなのかな?」
「うん、私達は新人の冒険者で今初めての依頼の最中かなぁ、私はセラで右の方に居る小さい盾と剣を持ってるのがライズ、それでそこのちっこい魔法使いがテラって言うの。貴方の名前聞いても良い? 良かったら隣の子も」
ライズは鍛えたルシウスの体格にも見劣りしない程の肉体を持ち、同年代の割りには鋭い視線をルシウスに向けていた。テラは急にセラが話すものだからおどおどしている。
「俺の名前はルシウス、こっちのはクロだ」
クロは興味も無いのかセラ達と顔を合わせる事もしない。
「この辺は私達が結構採っちゃったから少し離れた所の方が良いかもね」
セラはクロの反応に残念そうにしながらもこの辺はもう採れないと暗に告げる。
「そうかぁ、じゃあ俺達はちょっと離れた所で採るよ」
ルシウスが離れる事を告げるとセラは悲しそうにしていた。だがライズの視線が気になるルシウスは足早にその場から離れた。
(なんなんだっ! 俺なんかしたか?)
ライズの視線に若干イライラしながらも一応大目に距離を取り採取を始める、採取を始めるとクロは肩から降りて草の上に寝転び背中を擦り合わせていた。
(よーし始めるか)
ルシウスの目の前には生命草が沢山広がっている、片っ端から葉を集めポーチに収納する事三十分。沢山あった生命草も半分程になっていた。
(無心で採るとあっという間だな……)
額から汗を流しながら生命草の採取を頑張るルシウスをよそにクロは涼しい顔で昼寝を始めている。
(お前は王様かっっ!)
心の中でツッコミを入れたルシウスは生命草の採取を再開させ近間は粗方取り終えた。
(そろそろ場所を移動するか)
ルシウスの気配で目を覚ましたクロはルシウスの後方を睨み付け尻尾を立て威嚇していた。
「あの……ちょっと良いかな?」
後ろを振り向くとそこにはセラが居た。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
元・神獣の世話係 ~神獣さえいればいいと解雇されたけど、心優しいもふもふ神獣は私についてくるようです!~
草乃葉オウル ◆ 書籍発売中
ファンタジー
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしかなかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
「お前の戦い方は地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん、その正体は大陸を震撼させた伝説の暗殺者。
夏見ナイ
ファンタジー
「地味すぎる」とギルドをクビになったおっさん冒険者アラン(40)。彼はこれを機に、血塗られた過去を捨てて辺境の村で静かに暮らすことを決意する。その正体は、10年前に姿を消した伝説の暗殺者“神の影”。
もう戦いはこりごりなのだが、体に染みついた暗殺術が無意識に発動。気配だけでチンピラを黙らせ、小石で魔物を一撃で仕留める姿が「神業」だと勘違いされ、噂が噂を呼ぶ。
純粋な少女には師匠と慕われ、元騎士には神と崇められ、挙句の果てには王女や諸国の密偵まで押しかけてくる始末。本人は畑仕事に精を出したいだけなのに、彼の周りでは勝手に伝説が更新されていく!
最強の元暗殺者による、勘違いスローライフファンタジー、開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる