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第23話 知らない顔
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「ありがとうございます......! 本当にここまで」
「いえいえ。前に台車でも支えきれないぐらい荷物を抱えていたときがあって。それで手伝っていたんです」
トマはそう言いながら孤児院を眺める。その瞳にはどこか憂いも見えたが、彼女はレイアを見て笑うと、「アスラさんによろしくお願いします!」と返した。
その晴れやかな笑顔にレイアはうつむきつつ答えた。
「ありがとう……ございます」
頬が赤く染まっていたが、先行して孤児院へと入っていった。
入ろうと、スライド式の門を開けたとき、奥から出てくる姿があった。それは男性のレアの民族の老人とこちらを指さしているこれまた全員レアの民族の子どもたちであった。
「この子たちが、アスラさんの知り合い……?」
子どもたちは出てこず、レアの民族の老人だけやってきた。そして彼はこちらを見るなり、にらみつけてくる。明らかに視線は厳しい。
「なんだ。また殺しに来たのか?」
いきなりそのようなことを言われ、エデンは言い返そうになるが、静かに呟いた。
「いえ。このアスラさんを探しに来たんです。私たちは彼の同僚として働いているギルドの者です」
「ギルド?なんでギルドに人間がおるんだ。あ?」
その言葉にセリナは顔をしかめたが、代わりにレイアが答える。
「人間もレアの民族も関係ありません。私たちは仲間です」
そう宣言したレイアの顔を覗き込むと、その男性の老人は引き下がった。
「なるほど。すまなかったね。はいりなさい」
その様子を間近に見ていて、セリナは人間とレアの民族の関係の溝はまだまだ深いことを感じとった。先ほど、レイアがトマに対し、詰めたのもそれが理由だろう。彼女からすれば、虐殺した民族がされた民族を分かろうとすることが理解できなかったのかもしれない。
それはそうだ。
和解も取らず、殺そうとしてきた民族を理解できるはずもない。己の利益ためだけに殺そうとした民族のことを。
「……どうしたんだ?」
エデンに声をかけられ、セリナは顔をあげたが、また視線を落とし、「なんでもない」と自信なさげに答え、この男性の後についていった。
孤児院はくの字になっているなっている建造物であった。
大きさとしては端から端まで30mほど。こう見ると、レアの民族街ではかなり大きい建造物になっているだろう。
この男性が通したのは、くの字のちょうど曲がった部分、そこから入ってすぐの茶の間であった。覗き込む子どもたちがおり、エデンは軽く手を振るも、反応はなく、むしろ除く顔は無くなってしまう。
お客様を迎えるための部屋なのだろうか。小さく四人もぎりぎり入れる程度の広さであった。その真ん中に丸いテーブルがあり、奥の方に男性は座った。
「どうぞ、座りなさい」
「失礼いたします」
「早速、本題に入るが、アスラがどうしたんだ?」
「アスラさんが仲間の一人を矢で撃ちました。そしてそのまま逃走中です」
そう隠すことなくセリナは言った。
「ちょ、何言って」
エデンはあまりにもストレートに言いすぎである彼女に対し、止めようとするも、目の前の男性の表情は特に変わることはなかった。
続けてセリナは言った。
「何か知っていることはありませんか?」
「……だいぶ素直に言うんだな君は」
男性は真顔のまま呟く。
「嘘をつかれることやはぐらかされるのが一番嫌いかなと思いまして」
その言葉に目の前の男性は真顔から微笑んだ。
「なるほど。よくわかっているな。おれはヤマブキ。この孤児院の院長をしている」
「よろしくお願いいたします。私はセリナ」
首を振られ、それぞれ挨拶する。
「あたしはエデン」「わたしはレイアです」
「どうも」
妙にひょうひょうとしているヤマブキにセリナは聞いた。
「なぜ、アスラさんのことを聞いて驚かないんですか?」
「……長く暮らしているとね。分かるんだ。違うなっていうのが」
三人はその言葉を聞いて首をかしげる。
「あの、前のパーティが解散してからだ。アスラの中身が変わったのは」
「中身が変わった……?」
その言葉を聞いて、エデンとレイアはまた首をかしげていたが、セリナは体を乗り出していた。
「どういう意味ですか?」
「違うんだよ。話し方も雰囲気もなんとなくね。まるで、死体の皮をかぶっているようだった」
その言葉を聞いて、セリナの脳内にはあのゴーレムと『ティタン化計画』が思い浮かんでくる。そうなってくると理解もできてくる。アスラはティタンなのか。この計画がどのような計画なのか分からないが、ゴーレムの犯罪歴がある以上、何かしらの犯罪計画ではないのか。
「では、彼は排除しても……」
そうセリナが言いかけたのと同時に、茶の間へ飛び込んでくる子どもたちがいた。
「やめて! アスラお兄ちゃんを殺さないで」
「お願い! やめて!」
子どもたちは口々にそう呼びかけ、次々に三人に絡みついてくる。だが、普段発揮している力があれば、セリナはともかくギルドメンバーの二人にとって大した力ではなかった。だが、止めたのは目の前の老人であった。
「まぁ、子どもたち。落ち着きなさい、大丈夫だから」
そうヤマブキが言うと、子どもたちの締める力は弱くなった。続けてヤマブキは言う。
「……今のアスラもね。悪くないんだ。いい人なんだよ。子どもたちのために頑張ってくれているんだよ。そのアスラも子どもたちは大好きなんだ」
「本当にいい人なの?」
セリナはその巨人を眺めていた。
(予想通りと言えば予想通り。やはり、彼もまたティタンであった。ただ、フレイとは異なっているのは明らかに別人になっているということ。フレイから聞いてみたが、フレイは契約を受け入れたと言っていた。そうなると、彼は……。いや、彼らは……。)
ティタンの足元には元フレイと同パーティのデロとリラが存在していた。
「死体ということになるけど……」
姿を現したティタンにエデンとレイアは口を開けたまま、放心状態となっていた。それもそうだろう。このようなこと現実にはあり得ない。
オケアノスは足を踏み出す。門を越え、地面に着くと、地響きで周囲が揺れた。
エデンは弓を構え、空への飛行を開始する。だが、無慈悲にも彼女たちに向けて、周囲から集まった水分がオケアノスの掲げられた右腕に集まっていく。
レイアが盾を構えるが、右腕に掲げられた球体の大きさは既に、オケアノスの大きささえも凌駕していた。
「あんなの。食らったら……」
そう、エデンが呟いたその時だった。
オケアノスの球体の水分が停止する。そして、球体は一気に分化し、それらはすべてが10mほどの水流の槍と化した。
周囲が息をのんだその時。
オケアノスは言った。
「申し訳ございません」
その言葉にデロとリラは微笑んだ。
だが。
その槍の方向に表情がこわばったものとなった。
その切っ先はすべて彼らへと向いていた。
「私は……彼らを殺すことはできません」
その瞬間、一斉に水流の槍は落とされた。
「いえいえ。前に台車でも支えきれないぐらい荷物を抱えていたときがあって。それで手伝っていたんです」
トマはそう言いながら孤児院を眺める。その瞳にはどこか憂いも見えたが、彼女はレイアを見て笑うと、「アスラさんによろしくお願いします!」と返した。
その晴れやかな笑顔にレイアはうつむきつつ答えた。
「ありがとう……ございます」
頬が赤く染まっていたが、先行して孤児院へと入っていった。
入ろうと、スライド式の門を開けたとき、奥から出てくる姿があった。それは男性のレアの民族の老人とこちらを指さしているこれまた全員レアの民族の子どもたちであった。
「この子たちが、アスラさんの知り合い……?」
子どもたちは出てこず、レアの民族の老人だけやってきた。そして彼はこちらを見るなり、にらみつけてくる。明らかに視線は厳しい。
「なんだ。また殺しに来たのか?」
いきなりそのようなことを言われ、エデンは言い返そうになるが、静かに呟いた。
「いえ。このアスラさんを探しに来たんです。私たちは彼の同僚として働いているギルドの者です」
「ギルド?なんでギルドに人間がおるんだ。あ?」
その言葉にセリナは顔をしかめたが、代わりにレイアが答える。
「人間もレアの民族も関係ありません。私たちは仲間です」
そう宣言したレイアの顔を覗き込むと、その男性の老人は引き下がった。
「なるほど。すまなかったね。はいりなさい」
その様子を間近に見ていて、セリナは人間とレアの民族の関係の溝はまだまだ深いことを感じとった。先ほど、レイアがトマに対し、詰めたのもそれが理由だろう。彼女からすれば、虐殺した民族がされた民族を分かろうとすることが理解できなかったのかもしれない。
それはそうだ。
和解も取らず、殺そうとしてきた民族を理解できるはずもない。己の利益ためだけに殺そうとした民族のことを。
「……どうしたんだ?」
エデンに声をかけられ、セリナは顔をあげたが、また視線を落とし、「なんでもない」と自信なさげに答え、この男性の後についていった。
孤児院はくの字になっているなっている建造物であった。
大きさとしては端から端まで30mほど。こう見ると、レアの民族街ではかなり大きい建造物になっているだろう。
この男性が通したのは、くの字のちょうど曲がった部分、そこから入ってすぐの茶の間であった。覗き込む子どもたちがおり、エデンは軽く手を振るも、反応はなく、むしろ除く顔は無くなってしまう。
お客様を迎えるための部屋なのだろうか。小さく四人もぎりぎり入れる程度の広さであった。その真ん中に丸いテーブルがあり、奥の方に男性は座った。
「どうぞ、座りなさい」
「失礼いたします」
「早速、本題に入るが、アスラがどうしたんだ?」
「アスラさんが仲間の一人を矢で撃ちました。そしてそのまま逃走中です」
そう隠すことなくセリナは言った。
「ちょ、何言って」
エデンはあまりにもストレートに言いすぎである彼女に対し、止めようとするも、目の前の男性の表情は特に変わることはなかった。
続けてセリナは言った。
「何か知っていることはありませんか?」
「……だいぶ素直に言うんだな君は」
男性は真顔のまま呟く。
「嘘をつかれることやはぐらかされるのが一番嫌いかなと思いまして」
その言葉に目の前の男性は真顔から微笑んだ。
「なるほど。よくわかっているな。おれはヤマブキ。この孤児院の院長をしている」
「よろしくお願いいたします。私はセリナ」
首を振られ、それぞれ挨拶する。
「あたしはエデン」「わたしはレイアです」
「どうも」
妙にひょうひょうとしているヤマブキにセリナは聞いた。
「なぜ、アスラさんのことを聞いて驚かないんですか?」
「……長く暮らしているとね。分かるんだ。違うなっていうのが」
三人はその言葉を聞いて首をかしげる。
「あの、前のパーティが解散してからだ。アスラの中身が変わったのは」
「中身が変わった……?」
その言葉を聞いて、エデンとレイアはまた首をかしげていたが、セリナは体を乗り出していた。
「どういう意味ですか?」
「違うんだよ。話し方も雰囲気もなんとなくね。まるで、死体の皮をかぶっているようだった」
その言葉を聞いて、セリナの脳内にはあのゴーレムと『ティタン化計画』が思い浮かんでくる。そうなってくると理解もできてくる。アスラはティタンなのか。この計画がどのような計画なのか分からないが、ゴーレムの犯罪歴がある以上、何かしらの犯罪計画ではないのか。
「では、彼は排除しても……」
そうセリナが言いかけたのと同時に、茶の間へ飛び込んでくる子どもたちがいた。
「やめて! アスラお兄ちゃんを殺さないで」
「お願い! やめて!」
子どもたちは口々にそう呼びかけ、次々に三人に絡みついてくる。だが、普段発揮している力があれば、セリナはともかくギルドメンバーの二人にとって大した力ではなかった。だが、止めたのは目の前の老人であった。
「まぁ、子どもたち。落ち着きなさい、大丈夫だから」
そうヤマブキが言うと、子どもたちの締める力は弱くなった。続けてヤマブキは言う。
「……今のアスラもね。悪くないんだ。いい人なんだよ。子どもたちのために頑張ってくれているんだよ。そのアスラも子どもたちは大好きなんだ」
「本当にいい人なの?」
セリナはその巨人を眺めていた。
(予想通りと言えば予想通り。やはり、彼もまたティタンであった。ただ、フレイとは異なっているのは明らかに別人になっているということ。フレイから聞いてみたが、フレイは契約を受け入れたと言っていた。そうなると、彼は……。いや、彼らは……。)
ティタンの足元には元フレイと同パーティのデロとリラが存在していた。
「死体ということになるけど……」
姿を現したティタンにエデンとレイアは口を開けたまま、放心状態となっていた。それもそうだろう。このようなこと現実にはあり得ない。
オケアノスは足を踏み出す。門を越え、地面に着くと、地響きで周囲が揺れた。
エデンは弓を構え、空への飛行を開始する。だが、無慈悲にも彼女たちに向けて、周囲から集まった水分がオケアノスの掲げられた右腕に集まっていく。
レイアが盾を構えるが、右腕に掲げられた球体の大きさは既に、オケアノスの大きささえも凌駕していた。
「あんなの。食らったら……」
そう、エデンが呟いたその時だった。
オケアノスの球体の水分が停止する。そして、球体は一気に分化し、それらはすべてが10mほどの水流の槍と化した。
周囲が息をのんだその時。
オケアノスは言った。
「申し訳ございません」
その言葉にデロとリラは微笑んだ。
だが。
その槍の方向に表情がこわばったものとなった。
その切っ先はすべて彼らへと向いていた。
「私は……彼らを殺すことはできません」
その瞬間、一斉に水流の槍は落とされた。
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