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第一章
第21話 初めての魔術
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「何か見えましたか?」
「女の子が出てきて、赤い木の実を差し出してきた」
特に思うところはないので、素直に目の前のことを口にする。
すると、スタニスラーヴァがハッと息を呑む気配を背中に感じた。
なにか珍しいことなのだろうか?
「ちょっと信じられませんが、嘘をつく理由もございませんわね。
目の前にいるのは、トシキがいま触れている魔導書の力の源になっている精霊ヴィヴィ・ヴラツカです。
普通は熟練の魔術師が数ヶ月単位の時間をかけて瞑想しても精霊自身が現れることは稀なのに。
よほどその精霊と相性が良かったのでしょうか……」
うーん、相性……いいのか?
むしろ、いたずらが成功したみたいな顔してニヤニヤしているんですが。
「せっかくですので、木の実を受け取って、食べてください。
おそらく、魔導書にのっている文字が全て読めるようになります」
言われるままに俺は幻の中で木の実を受け取り、そして口に含んだ。
その瞬間……これは……体の中に何かが入りこんでくる!?
だが、俺がその違和感に目を白黒させていると、ふいに誰かに抱きしめられた。
スタニスラーヴァ?
いや、違う。
これは目の前の精霊、ヴィヴィ・ヴラツカだ。
そして精霊は自らの顔を俺によせると、そのまま俺の唇を奪った。
「うわぁぁぁぁ!」
「どうしました、トシキさん?」
「キス……されちゃった」
つぶやくと同時に、精霊のドヤ顔が頭に浮かぶ。
「まぁ、精霊の接吻ですか。
それはよかったですね。
そこまで強い契約をもらえたなら、その精霊の書いた魔導書が全部読めるようになりますよ」
なるほど、特に問題がある行動ではなかったのか。
だが、俺はここでいらんことを付け加えてしまったのである。
「……唇に」
「なん……ですって?」
その瞬間、周囲の気温が一気に下がる。
「私のかわいいトシキちゃんの唇が奪われた!?
……許せませんわ。
いますぐに塗りなおさなくては」
スタニスラーヴァの死んだ目が俺に迫ってきた。
うわぁ、何これ、怖い!?
「な、なんでお前が俺にキスする流れなんだよ!」
このままスタニスラーヴァに抱きしめられたら逃げられない。
なし崩しにキスされてしまう。
スタニスラーヴァは美人だし、キスされるのが嫌だというわけではないのだが、こういう展開はなんか嫌だ!
だいたい、お前にはマルコルフがいるだろ?
俺は他人の女のキスは欲しくない!
浮気、ダメ、絶対!!
俺は背中に翼を広げてスタニスラーヴァの顔をはたく。
そして腕の力が緩んだ瞬間に空へと舞い上がった。
「あぁっ、トシキちゃん!
降りてきなさい!!」
「やかましい!
とっとと正気にもどれ!!」
俺は天井にぶら下がっていたシャンデリアにしがみつき、下にむかって叫び散らす。
すると、スタニスラーヴァは呪文を唱え始め、その体が宙に……。
そういえば、飛行呪文使えるとか言っていたような!?
その後、なんとかスタニスラーヴァ冷静になるまで逃げ回ったのだが、激しく疲れた。
走り回ったスタニスラーヴァも、今はソファーにもたれてぐったりしている。
「お……落ち着きましたかスタニスラーヴァ先生」
「……少々取り乱してしまいましたわ」
ちなみに彼女がぐったりしているのは自己嫌悪からであって、けっして俺のように体力の限界がきたからではない。
魔術師というと体力が無いイメージがあるが、すくなくとも彼女には当てはまらないようだ。
「なにはともあれ、これでその魔術書の内容は自然と理解できるようになったはずですわ。
先ほどの迷惑料代わりにその魔導書は差し上げます。
あまり人気の無い魔導書ですし、わたくしが書いた写本ですので」
「意外と読解に苦労しなかったような気がしますけど、これって例外ですよね?」
先ほどからのスタニスラーヴァの言動を考えると、先ほどの瞑想のやり方で幻の中に精霊が登場することはまれであるらしい。
「例外中の例外ですわ。
中に載っている魔術のひとつでも読めるようになったなら儲けものだと思ってましたもの。
まさか、いきなりく、くく、唇に、き、ききき、キスなど……」
先ほどのショックを思い出したのか、スタニスラーヴァの目から光が消えてゆく。
「お、おちついてください、スタニスラーヴァ先生。
俺にはもう屋敷中を飛び回る体力ないので」
次に追い回されたら、もう逃げ切る自信は無い。
下手をすると、そのまんま捕まって絞め殺されてしまうだろう。
……怖ぇよ、スタニスラーヴァ。
助けてマルコルフ!!
雷鳴でもいいから!!
祈るような気分でスタニスラーヴァの様子を伺っていると、彼女の目に少しずつ光が戻りはじめた。
やがてスタニスラーヴァはなんどか深呼吸を繰り返すと、理性の戻った顔で俺に告げる。
「……ふぅ。
失礼しましたわ。
貴方の持ち込んだ魔導書も、書いた精霊の名前と属性がわかれば同じように読み方を学習することができましてよ」
ほほう?
……ということは、うまくゆけばこの恐怖の授業はこれでおしまいになるのだろうか?
だとしたら、非常に助かる。
「ただ、読めるようになっただけでは、効率が悪すぎます。
呪文を唱えても、気休め程度の効力しか発揮できないとおもってくださいまし。
魔術というものは何度も使い込んでその術の理を感覚で理解してこそ真の力を発揮できるものですわ」
まぁ、たしかにそんなものだろう。
たぶん、料理のレシピを知っているからといって、その料理をかならずおいしく作ることができるとは限らないようなものだ。
「ちなみにこの解読方法って、精神汚染は問題ないんですか?」
翻訳の魔術は精神が汚染されるからといって、智の神がしようをためらっていた経緯がある。
これだけの結果を出すのに、代償がいささか小さすぎる気がするのだ。
「うふふ……大いなる英知の深遠に触れることができるなら、小さな犠牲だと思いませんか?」
あかん!
これ、絶対に頻繁に使ったらダメなやつだ!!
「さて、せっかく魔術が使えるようになったのですし……しばらくは自分の思うように魔術を使ってみるとよろしいでしょう。
使っているうちに疑問が出てくるとおもいますから、そのときはまた尋ねてきてくださると嬉しいですわ」
……それに伴うリスクが大きすぎてすぐにはうなづけないけど、まぁ気持ちはありがたい。
「なるほど……そのときはまたよろしくお願いします。
ところで、この魔導書にはどんな魔術が?」
ふと気になって本を開いてみると、たしかに内容が理解できる。
そしてそこに記されていた魔術は……。
【突き放す左手】
相手の手足から摩擦を奪った上で、自分と反対方向に軽い衝撃波を放つ魔術。
その日、俺はとても大事な魔術を使えるようになった。
「女の子が出てきて、赤い木の実を差し出してきた」
特に思うところはないので、素直に目の前のことを口にする。
すると、スタニスラーヴァがハッと息を呑む気配を背中に感じた。
なにか珍しいことなのだろうか?
「ちょっと信じられませんが、嘘をつく理由もございませんわね。
目の前にいるのは、トシキがいま触れている魔導書の力の源になっている精霊ヴィヴィ・ヴラツカです。
普通は熟練の魔術師が数ヶ月単位の時間をかけて瞑想しても精霊自身が現れることは稀なのに。
よほどその精霊と相性が良かったのでしょうか……」
うーん、相性……いいのか?
むしろ、いたずらが成功したみたいな顔してニヤニヤしているんですが。
「せっかくですので、木の実を受け取って、食べてください。
おそらく、魔導書にのっている文字が全て読めるようになります」
言われるままに俺は幻の中で木の実を受け取り、そして口に含んだ。
その瞬間……これは……体の中に何かが入りこんでくる!?
だが、俺がその違和感に目を白黒させていると、ふいに誰かに抱きしめられた。
スタニスラーヴァ?
いや、違う。
これは目の前の精霊、ヴィヴィ・ヴラツカだ。
そして精霊は自らの顔を俺によせると、そのまま俺の唇を奪った。
「うわぁぁぁぁ!」
「どうしました、トシキさん?」
「キス……されちゃった」
つぶやくと同時に、精霊のドヤ顔が頭に浮かぶ。
「まぁ、精霊の接吻ですか。
それはよかったですね。
そこまで強い契約をもらえたなら、その精霊の書いた魔導書が全部読めるようになりますよ」
なるほど、特に問題がある行動ではなかったのか。
だが、俺はここでいらんことを付け加えてしまったのである。
「……唇に」
「なん……ですって?」
その瞬間、周囲の気温が一気に下がる。
「私のかわいいトシキちゃんの唇が奪われた!?
……許せませんわ。
いますぐに塗りなおさなくては」
スタニスラーヴァの死んだ目が俺に迫ってきた。
うわぁ、何これ、怖い!?
「な、なんでお前が俺にキスする流れなんだよ!」
このままスタニスラーヴァに抱きしめられたら逃げられない。
なし崩しにキスされてしまう。
スタニスラーヴァは美人だし、キスされるのが嫌だというわけではないのだが、こういう展開はなんか嫌だ!
だいたい、お前にはマルコルフがいるだろ?
俺は他人の女のキスは欲しくない!
浮気、ダメ、絶対!!
俺は背中に翼を広げてスタニスラーヴァの顔をはたく。
そして腕の力が緩んだ瞬間に空へと舞い上がった。
「あぁっ、トシキちゃん!
降りてきなさい!!」
「やかましい!
とっとと正気にもどれ!!」
俺は天井にぶら下がっていたシャンデリアにしがみつき、下にむかって叫び散らす。
すると、スタニスラーヴァは呪文を唱え始め、その体が宙に……。
そういえば、飛行呪文使えるとか言っていたような!?
その後、なんとかスタニスラーヴァ冷静になるまで逃げ回ったのだが、激しく疲れた。
走り回ったスタニスラーヴァも、今はソファーにもたれてぐったりしている。
「お……落ち着きましたかスタニスラーヴァ先生」
「……少々取り乱してしまいましたわ」
ちなみに彼女がぐったりしているのは自己嫌悪からであって、けっして俺のように体力の限界がきたからではない。
魔術師というと体力が無いイメージがあるが、すくなくとも彼女には当てはまらないようだ。
「なにはともあれ、これでその魔術書の内容は自然と理解できるようになったはずですわ。
先ほどの迷惑料代わりにその魔導書は差し上げます。
あまり人気の無い魔導書ですし、わたくしが書いた写本ですので」
「意外と読解に苦労しなかったような気がしますけど、これって例外ですよね?」
先ほどからのスタニスラーヴァの言動を考えると、先ほどの瞑想のやり方で幻の中に精霊が登場することはまれであるらしい。
「例外中の例外ですわ。
中に載っている魔術のひとつでも読めるようになったなら儲けものだと思ってましたもの。
まさか、いきなりく、くく、唇に、き、ききき、キスなど……」
先ほどのショックを思い出したのか、スタニスラーヴァの目から光が消えてゆく。
「お、おちついてください、スタニスラーヴァ先生。
俺にはもう屋敷中を飛び回る体力ないので」
次に追い回されたら、もう逃げ切る自信は無い。
下手をすると、そのまんま捕まって絞め殺されてしまうだろう。
……怖ぇよ、スタニスラーヴァ。
助けてマルコルフ!!
雷鳴でもいいから!!
祈るような気分でスタニスラーヴァの様子を伺っていると、彼女の目に少しずつ光が戻りはじめた。
やがてスタニスラーヴァはなんどか深呼吸を繰り返すと、理性の戻った顔で俺に告げる。
「……ふぅ。
失礼しましたわ。
貴方の持ち込んだ魔導書も、書いた精霊の名前と属性がわかれば同じように読み方を学習することができましてよ」
ほほう?
……ということは、うまくゆけばこの恐怖の授業はこれでおしまいになるのだろうか?
だとしたら、非常に助かる。
「ただ、読めるようになっただけでは、効率が悪すぎます。
呪文を唱えても、気休め程度の効力しか発揮できないとおもってくださいまし。
魔術というものは何度も使い込んでその術の理を感覚で理解してこそ真の力を発揮できるものですわ」
まぁ、たしかにそんなものだろう。
たぶん、料理のレシピを知っているからといって、その料理をかならずおいしく作ることができるとは限らないようなものだ。
「ちなみにこの解読方法って、精神汚染は問題ないんですか?」
翻訳の魔術は精神が汚染されるからといって、智の神がしようをためらっていた経緯がある。
これだけの結果を出すのに、代償がいささか小さすぎる気がするのだ。
「うふふ……大いなる英知の深遠に触れることができるなら、小さな犠牲だと思いませんか?」
あかん!
これ、絶対に頻繁に使ったらダメなやつだ!!
「さて、せっかく魔術が使えるようになったのですし……しばらくは自分の思うように魔術を使ってみるとよろしいでしょう。
使っているうちに疑問が出てくるとおもいますから、そのときはまた尋ねてきてくださると嬉しいですわ」
……それに伴うリスクが大きすぎてすぐにはうなづけないけど、まぁ気持ちはありがたい。
「なるほど……そのときはまたよろしくお願いします。
ところで、この魔導書にはどんな魔術が?」
ふと気になって本を開いてみると、たしかに内容が理解できる。
そしてそこに記されていた魔術は……。
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相手の手足から摩擦を奪った上で、自分と反対方向に軽い衝撃波を放つ魔術。
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