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第一章
第25話 謎の男、マルコルフ
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アドルフの魔導書を解読できるようになった翌日。
俺はさっそく寺院の修理に手をつけるべく、雷鳴と一緒にスラム地区へと足を伸ばすことにした。
秘書の人からは殺人犯を見るような目で見られたが、雷鳴は満面の笑みである。
どうやら、俺の護衛は仕事をサボる口実になっているらしい。
そんなわけで、いい笑顔をうかべた雷鳴と連れ立って外に出た……のだが、そこに余計なおまけがついてきた。
マルコルフである。
お前、肝心なときにはいないくせに、なんでどうでもいい時だけ現れるの?
スタニスラーヴァにさんざんモフられた俺の体、どう責任をとってくれる!
今朝なんか、メイドさんたちまで加わって無理やり風呂場で俺の体を……と詰め寄ったら、責任をもってモフりなおされた。
解せぬ。
むしろいらぬ。
スタニスラーヴァとメイドさんたちによってフワフワのツヤツヤにされた俺の毛並みをマルコルフの手の脂でベトベトにされるとか意味がわからない。
あと……言っておくが、俺は高級なぬいぐるみではないからな。
え? 迷子になると困る?
どういう意味……か説明する前に、奴は俺を小脇に抱えやがった。
離せ、俺は汗臭い野郎に密着する趣味はない!!
……あれ?
今気づいたけど、こいつなんか高そうな香水つけてるぞ?
男性用の奴だから、女の移り香ではなさそうだな。
雷鳴がつけているならわかるんだが、マルコルフだとちょっとイメージとあわない
こいつ実は意外といい家の人間なのだろうか?
「ずいぶんとお気に入りだな、マルコルフ」
「なんというかな。
こいつの毛並み見ていると、つい触りたくなるんだ」
なんか、昨日も聞いたぞ。 そんな台詞。
あと、雷鳴もうなずくんじゃない。
そんなわけで、マルコルフに抱えられたままヌイグルミ状態で町を歩く。
この状態で人目を引かないはずもなく、スラムの住人たちからも注目されっぱなしだ。
……なんだお前ら、そのもの欲しそうな視線は。
おい、そこのお子様。
おかあさん、あれほしいじゃないのです。
おれはヌイグルミのようでヌイグルミじゃないから、とりあえずだれかたすけてモテモテなのはいいけどにんげんあつかいじゃないとかつらいの。
俺が人としての尊厳をなくし始めていたそのときだった。
「マルコルフ、ちょっと止まって」
「どうした、おチビ」
誰がチビか!
いや、俺か。
……じゃなくて!
「あれ、ちょっとひどくないか?」
俺が見つけたのは、自宅を修理している家族だった。
屋根があからさまに腐食しており、修理じゃなくてむしろ張替えが必要な段階である。
おそらくは床も腐っているんじゃないだろうか?
こんな場所で暮らしていたら、確実に病気になるだろう。
まだ小さな子供もいるみたいなのにな。
そのとき、ふと思い出す。
俺が昨日使えるようになった魔術なら、あの家ですら直せるのではないか?
そう思い、俺は雷鳴に尋ねる。
「あの建物、直しても大丈夫?」
すると、雷鳴はひどく難しい顔をした。
「あまり関心できませんね。
彼らは違法に居住している存在です。
税も払っていない、いわば犯罪者。
そんな彼らが住み着く要因を増やすのは、はたして正義といえるでしょうか?
しかも、困っているのは彼らだけではない。
賢い貴方ならその意味はわかりますよね?
私はただの不公平だと思いますよ」
なるほど、ただしい答えだと思う。
もしも俺が建物を直したとしよう。
金は払えないだろうから、全てボランティアだ。
すると、ほかのスラムの住人も自分の家を直してくれというだろう。
結果として、このスラムの全てを俺が直したら、今度はスラムの外の住人も自分の家を治してくれというだろう。
むろん報酬をとれば、不公平だ。
そして最後には、俺が仕事を失った大工たちから憎まれ、ことの事情を領主に報告。
すると領主は、綺麗な街並を取り戻したスラムから違法に滞在している住人を全て追い出して、新規の住宅街として利用するだろう。
この区画に住む連中にとっては災厄でしかない。
そして結果的には、俺が領主に良いように利用され、仕事を減らされた大工や追い出されたスラムの人間たちに憎まれるという形でこの話は終わる。
見事なまでに愚かな結末だ。
だが、雷鳴の判断も、全てにおいて正しいわけではない。
「雷鳴。
では、なぜ彼らは罪を犯さなくてはならないのでしょう?
それは、彼らを保護すべき人間がサボっているからじゃないでしょうか?」
その瞬間、雷鳴の顔がこわばる。
おや?
たとえ痛いところをついても、この男がこんな顔をするとは思えないのだが。
なにかまずい発言をしたような気がする。
そして、なぜか答えたのはマルコルフだった。
「たしかにそれは怠慢だな。
ところでかわいいおチビちゃんは、この状況を立て直すために何が必要だとおもう?」
「誰がかわいいおチビちゃんだ。
かわいいもチビもいらんわ!
俺にはトシキっていう立派な名前があるんだぞ」
まったく。
それが人にものを尋ねる態度かよ。
まぁ、俺の体が子供なのは事実だから、ここはさらりと許して度量を見せ付けてやるとするか。
「……まぁ、結局は金だよマルコルフ。
金がないから彼らは普通の場所に住めないし、やむを得ず犯罪に手を染める」
すると、マルコルフは俺を地面に降ろし、腕を組んで考えはじめた。
そしてボソリとつぶやく。
「じゃあ、その金をどこから持ってくるんだ?
空からは降ってこないぞ」
「それは間違った認識だ、マルコルフ。
貧しい人間をなくすということは、貧しい連中に金を施すことじゃない。
この世界の金のめぐりを加速させることなんだ。
富は水の流れのようなもので、淀めば腐る。
これが社会に貧しさを生み出すんだ。
そもそもどれだけ金を用意しても、全体に行き渡らなければ無意味。
みんなが金を使わなくても無意味。
だいたい、必要な金というものは最初から存在している。
それを動かす何かが必要なんだ。
でも……そんなの、解決するようなアイディアがすぐに出てくるはずないだろ」
結局、俺にも具体案はない。
そんな夢物語の主人公みたいに都合よくはないのだ。
だが、マルコルフは俺を責めることなく、深々とため息をついた。
「おまえ、本当に子供らしくないな。
まぁ、そのぶんスフィンクスらしくはあるけど」
そういって、俺の頭をくしゃりとなでる。
うわぁ、抱きかかえるな!
俺はヌイグルミじゃないって何度言えばわかるんだよ!
「……人前で俺の正体バラすな、この筋肉達磨」
「心配しなくても、こんな場所にいる連中はスフィンクスが何かすらしらねぇよ」
俺の心配を鼻で笑った後、マルコルフは少し疲れた……だが真剣な目をして俺に尋ねた。
「なぁ、おチビ。
お前の賢い頭で、あいつらに何か仕事を探してやることはできるか?」
「無茶言いやがるなマルコルフ。
俺に仕事を紹介するツテなんかあるはずないだろ。
金だってないんだぞ?」
だが、この頼みは受けたほうがいい。
なぜかそんな気がした。
「もしもお前がスラムの連中のために十分な雇用を生むことができたら、こうしよう。
この廃棄区画の土地と建物はお前のものだということにしてやる。
あとは好きに使えばいい」
「なんでお前がそんな許可出すんだよ」
俺が首をひねりながらそう尋ねると、奴は男臭い笑みを浮かべながらこう答えた。
「知らないだろうけど、俺、お前が思っているよりずっと偉いんだぜ?」
俺はさっそく寺院の修理に手をつけるべく、雷鳴と一緒にスラム地区へと足を伸ばすことにした。
秘書の人からは殺人犯を見るような目で見られたが、雷鳴は満面の笑みである。
どうやら、俺の護衛は仕事をサボる口実になっているらしい。
そんなわけで、いい笑顔をうかべた雷鳴と連れ立って外に出た……のだが、そこに余計なおまけがついてきた。
マルコルフである。
お前、肝心なときにはいないくせに、なんでどうでもいい時だけ現れるの?
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むしろいらぬ。
スタニスラーヴァとメイドさんたちによってフワフワのツヤツヤにされた俺の毛並みをマルコルフの手の脂でベトベトにされるとか意味がわからない。
あと……言っておくが、俺は高級なぬいぐるみではないからな。
え? 迷子になると困る?
どういう意味……か説明する前に、奴は俺を小脇に抱えやがった。
離せ、俺は汗臭い野郎に密着する趣味はない!!
……あれ?
今気づいたけど、こいつなんか高そうな香水つけてるぞ?
男性用の奴だから、女の移り香ではなさそうだな。
雷鳴がつけているならわかるんだが、マルコルフだとちょっとイメージとあわない
こいつ実は意外といい家の人間なのだろうか?
「ずいぶんとお気に入りだな、マルコルフ」
「なんというかな。
こいつの毛並み見ていると、つい触りたくなるんだ」
なんか、昨日も聞いたぞ。 そんな台詞。
あと、雷鳴もうなずくんじゃない。
そんなわけで、マルコルフに抱えられたままヌイグルミ状態で町を歩く。
この状態で人目を引かないはずもなく、スラムの住人たちからも注目されっぱなしだ。
……なんだお前ら、そのもの欲しそうな視線は。
おい、そこのお子様。
おかあさん、あれほしいじゃないのです。
おれはヌイグルミのようでヌイグルミじゃないから、とりあえずだれかたすけてモテモテなのはいいけどにんげんあつかいじゃないとかつらいの。
俺が人としての尊厳をなくし始めていたそのときだった。
「マルコルフ、ちょっと止まって」
「どうした、おチビ」
誰がチビか!
いや、俺か。
……じゃなくて!
「あれ、ちょっとひどくないか?」
俺が見つけたのは、自宅を修理している家族だった。
屋根があからさまに腐食しており、修理じゃなくてむしろ張替えが必要な段階である。
おそらくは床も腐っているんじゃないだろうか?
こんな場所で暮らしていたら、確実に病気になるだろう。
まだ小さな子供もいるみたいなのにな。
そのとき、ふと思い出す。
俺が昨日使えるようになった魔術なら、あの家ですら直せるのではないか?
そう思い、俺は雷鳴に尋ねる。
「あの建物、直しても大丈夫?」
すると、雷鳴はひどく難しい顔をした。
「あまり関心できませんね。
彼らは違法に居住している存在です。
税も払っていない、いわば犯罪者。
そんな彼らが住み着く要因を増やすのは、はたして正義といえるでしょうか?
しかも、困っているのは彼らだけではない。
賢い貴方ならその意味はわかりますよね?
私はただの不公平だと思いますよ」
なるほど、ただしい答えだと思う。
もしも俺が建物を直したとしよう。
金は払えないだろうから、全てボランティアだ。
すると、ほかのスラムの住人も自分の家を直してくれというだろう。
結果として、このスラムの全てを俺が直したら、今度はスラムの外の住人も自分の家を治してくれというだろう。
むろん報酬をとれば、不公平だ。
そして最後には、俺が仕事を失った大工たちから憎まれ、ことの事情を領主に報告。
すると領主は、綺麗な街並を取り戻したスラムから違法に滞在している住人を全て追い出して、新規の住宅街として利用するだろう。
この区画に住む連中にとっては災厄でしかない。
そして結果的には、俺が領主に良いように利用され、仕事を減らされた大工や追い出されたスラムの人間たちに憎まれるという形でこの話は終わる。
見事なまでに愚かな結末だ。
だが、雷鳴の判断も、全てにおいて正しいわけではない。
「雷鳴。
では、なぜ彼らは罪を犯さなくてはならないのでしょう?
それは、彼らを保護すべき人間がサボっているからじゃないでしょうか?」
その瞬間、雷鳴の顔がこわばる。
おや?
たとえ痛いところをついても、この男がこんな顔をするとは思えないのだが。
なにかまずい発言をしたような気がする。
そして、なぜか答えたのはマルコルフだった。
「たしかにそれは怠慢だな。
ところでかわいいおチビちゃんは、この状況を立て直すために何が必要だとおもう?」
「誰がかわいいおチビちゃんだ。
かわいいもチビもいらんわ!
俺にはトシキっていう立派な名前があるんだぞ」
まったく。
それが人にものを尋ねる態度かよ。
まぁ、俺の体が子供なのは事実だから、ここはさらりと許して度量を見せ付けてやるとするか。
「……まぁ、結局は金だよマルコルフ。
金がないから彼らは普通の場所に住めないし、やむを得ず犯罪に手を染める」
すると、マルコルフは俺を地面に降ろし、腕を組んで考えはじめた。
そしてボソリとつぶやく。
「じゃあ、その金をどこから持ってくるんだ?
空からは降ってこないぞ」
「それは間違った認識だ、マルコルフ。
貧しい人間をなくすということは、貧しい連中に金を施すことじゃない。
この世界の金のめぐりを加速させることなんだ。
富は水の流れのようなもので、淀めば腐る。
これが社会に貧しさを生み出すんだ。
そもそもどれだけ金を用意しても、全体に行き渡らなければ無意味。
みんなが金を使わなくても無意味。
だいたい、必要な金というものは最初から存在している。
それを動かす何かが必要なんだ。
でも……そんなの、解決するようなアイディアがすぐに出てくるはずないだろ」
結局、俺にも具体案はない。
そんな夢物語の主人公みたいに都合よくはないのだ。
だが、マルコルフは俺を責めることなく、深々とため息をついた。
「おまえ、本当に子供らしくないな。
まぁ、そのぶんスフィンクスらしくはあるけど」
そういって、俺の頭をくしゃりとなでる。
うわぁ、抱きかかえるな!
俺はヌイグルミじゃないって何度言えばわかるんだよ!
「……人前で俺の正体バラすな、この筋肉達磨」
「心配しなくても、こんな場所にいる連中はスフィンクスが何かすらしらねぇよ」
俺の心配を鼻で笑った後、マルコルフは少し疲れた……だが真剣な目をして俺に尋ねた。
「なぁ、おチビ。
お前の賢い頭で、あいつらに何か仕事を探してやることはできるか?」
「無茶言いやがるなマルコルフ。
俺に仕事を紹介するツテなんかあるはずないだろ。
金だってないんだぞ?」
だが、この頼みは受けたほうがいい。
なぜかそんな気がした。
「もしもお前がスラムの連中のために十分な雇用を生むことができたら、こうしよう。
この廃棄区画の土地と建物はお前のものだということにしてやる。
あとは好きに使えばいい」
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