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第一章
第45話 ヤバい奴がきちゃった
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コンクリートの壁をこえる簡単な方法……解決方法は意外と早く思いついた。
「ようするに、はしごを作ればいいんだよな」
俺は壁を見ながら一人つぶやく。
イオニスに頼んで作ってもらえば楽でいいのだが、彼はヨハンナと一緒に食事の準備をしているので、できるだけ使いたくない。
……となると、アドルフの力を借りた魔術、『アドルフの左官鏝』と『うごめく泥霊』の出番である。
『アドルフの左官鏝』は水と混ぜた石灰……つまりセメントを呼び出し『うごめく泥霊』は、泥状のものを自在に形をかえ、そして一瞬で乾燥させることのできる魔術。
この魔術を使えば、コンクリート製のはしごができるはず。
だが、実はこういう細かい作業こそ難しいのだ。
まっすぐな棒を作ったつもりでも、気を抜くとすぐに曲がってしまう。
「床とか天井はわりと楽なんだけどなぁ」
何が違うのかわからないが、とにかくまっすぐで細長いものを作り出すのはむずかしいのである。
いささかの不安を抱えながらも、俺は目を閉じ、息を整えて意識を集中する。
そして、いざはしごを作ろうとしたそのときだった。
「うわっ、なんだこの壁!?」
「まさか、人間たちの拠点か?」
壁の向こうから誰かの声が響き、集中が乱れた。
まっすぐ上に伸びていたコンクリートの棒が、ゴムホースのように曲がりながら地面に落下ちてくる。
「うわぁっ!」
あやうく頭にコンクリートの一撃を受けそうになり、思わず悲鳴を上げてしまった。
まぁ、まだ固まってないからダメージはほとんどないと思うけど、逆に言えば泥の塊だからな。
こんなものが上から降ってきたら、そりゃ悲鳴も上がりますって。
「……誰かいるのか!?」
俺の悲鳴が聞こえたのか、壁の向こうから問いただす声がする。
どうしよう、答えるべきか?
俺が背中にいやな汗をかきつつ考えていると、後ろから誰かが走ってくる音がした。
「今の声、パパ?」
「おお、アムスティローネ!
無事だったのか!!」
どうやら壁の向こうにいるのはエルフの少女の肉親らしい。
あと、彼女の名前はアムスティローネというようだ。
しかし、馬車の中にいたはずなのにあの声が聞こえたのか。
さすがエルフ……耳のよさは別格だな。
「す、すいません!
あの声は、おそらく私の父と兄です!
よかった、無事で……」
感極まったのか、アムスティローネはその場で膝をついて顔を手で覆う。
まぁ、こういう場面に出くわすと人助けも悪くないと思うよな。
「そっちは何人ですか?
今、上からロープを垂らします」
こちらの様子に気づいたのか、ヨハンナが枯れ草から作ったロープを持ってこちらに近づいている。
まったくもって用意のいい守護者だ。
「こちらは二人だ。
私はエルフの狩人でエルヴェナス。
息子のカスティネックが隣にいる」
「では、ロープを投げますので、一人ずつ上ってきてください!」
俺が目配せをすると、ヨハンナが壁の向こうに向かってロープを投げた。
そしてロープを支えるためにイオニスがその反対側を持つ。
一応、俺も手伝ったほうがいいだろうな。
やがて壁を超えてやってきたのは、高校生ぐらいに見える赤毛の少年だった。
つづいて、よく年齢がわからない青年が姿を現す。
そして三人は抱き合って再開を喜ぶと、男二人はイオニスを見て膝をついた。
「家族を保護していただき、礼を申し上げる。
大きな魔力の揺らぎを感じて、はぐれた同族と思って確かめにきたのだが、まさかうちの娘たちが人間族の方に保護されていたとは」
「いえ、それは私ではありません。
礼なら我が主様へ」
イオニスはにこりともせずに、手の指をそろえて俺を示す。
すると、エルフたちの表情が若干の戸惑いを見せた。
獅子の獣人の子供にしか見えない俺が、人間の使用人をもっていることが意外なのだろう。
「こ、これは失礼を」
「トシキだ。
智の神の神官をしている。
訳あって西に向かって旅をしている途中で貴方の家族を保護した」
エルフたちの謝罪を軽く流し、俺は簡単に自己紹介をする。
「で、奴隷狩りに追われているって?」
「そうなのです。
三日前に村を襲われ、なんとか連中の足止めをして妻と娘を逃がすことはできたのですが……連中を振り切る事ができないのです。
二日ほど前に追いつかれ、交戦することになりまして」
俺のイメージだけの話かもしれないが、森の中でエルフを追い続けるってちょっと無茶だよな。
なにか目印でもつけられているんじゃないかな?
だが、そのぐらいはたぶんエルフたちも考えているはず。
「とりあえず、この中にいれば連中も簡単に襲ってはこれないでしょう。
ヨハンナ、食事の量は大丈夫か?」
「すぐに用意いたします」
俺が声をかけると、ヨハンナはすぐに増えたエルフたちの分の食事の準備をはじめた。
「獣人の子よ、感謝する」
「別に礼はいいよ。
しかし、亜人をさらって奴隷にするとは……ろくでもない奴らがいたものだ」
そうつぶやきながら、俺は今の自分が亜人であり、しかも希少種族であることを思い出す。
背中の翼がバレたら、奴らはまっさきに俺を狙うだろう。
「かくまってもらった身でこう言うのは何だが、おそらく連中はここまでやってくるだろう。
具体的にはわからないが、なんらかの普通ではない方法で奴らは私たちの後をつけてきている」
やはりエルフたちもそう思っているのか。
だが、その追跡方法がわからない限り、どこに逃げても余り代らないだろう。
ならば撃退するか?
だが、戦力が足りない。
イオニスは弓が使えるようだが、敵の数が多いと対応しきれないだろう。
巨大羊に関しては、アレが暴れたら俺たちまで巻き添えになりかねない。
さて、どうしたものか?
そのとき、背後で何か゛バサッと音がした。
振り返ると、自己主張するかのように一冊の本が落ていちる。
これは……スタニスラーヴァからもらった魔導書。
寺院においてきたはずなのに、なぜ?
「まさか、自分を守護者にしろということか?」
「どうされた、獣人の子よ」
俺の戸惑いを感じたのか、エルフ家族の父親……エルヴェナスが心配げに声をかけてくる。
だが、その声に応える余裕がなかった。
「これ、どうかんがえても精霊の仕業だよな」
おそらくは、この魔導書を守護者にしろということだろう。
なお、本から生み出した守護者は、今の俺の魔力だと一冊分しか維持しかできない。
この本を守護者にすると、森暮らしの書の守護者化を解く必要がある。
「イオニス、ヨハンナ、これから別の本を守護者にするから一度本にもどってくれ。
ありがとう。
とても助かったよ」
「お褒め頂き恐悦至極」
「御用がありましたら、いつでもお呼びくださいませ」
二人は寄り添うように並んでひざまずくと、一瞬で元の本へと姿がかわる。
横で見ていたエルフたちが絶句しているが、説明はあとだ。
「智の神の叡智と威光において、智の眷属たる書物に命ず。
我が呼びかけに応え、我に仕えるべし。
汝が智は力となりて、共に栄光の道を歩まん」
変化は一瞬だった。
金色の光が瞬いたかと思うと、そこには白い民族衣装を身に着けた少女が立っていたのである。
その姿と顔は間違いなく……。
「ヴィヴィ・ヴラツカ!?」
「もぉ、おいてゆくなんてひどいじゃない!
でも、面白そうな場面に呼んでくれたから許してあげる」
いや、どう見ても押しかけたの間違いだろ。
そんな俺の印象をよそに、彼女は芝居かかった調子で笑う。
「私、見た目はかわいいけど、けっこう武闘派なのよね」
彼女はそう告げながら、どこからともなく羊飼いの使うような捻じ曲がった杖を取り出した。
そして陶酔するかのような、どこか暗い声で声で告げる。
「トシキをいじめる子は、私がイジメかえしてあげる」
「ようするに、はしごを作ればいいんだよな」
俺は壁を見ながら一人つぶやく。
イオニスに頼んで作ってもらえば楽でいいのだが、彼はヨハンナと一緒に食事の準備をしているので、できるだけ使いたくない。
……となると、アドルフの力を借りた魔術、『アドルフの左官鏝』と『うごめく泥霊』の出番である。
『アドルフの左官鏝』は水と混ぜた石灰……つまりセメントを呼び出し『うごめく泥霊』は、泥状のものを自在に形をかえ、そして一瞬で乾燥させることのできる魔術。
この魔術を使えば、コンクリート製のはしごができるはず。
だが、実はこういう細かい作業こそ難しいのだ。
まっすぐな棒を作ったつもりでも、気を抜くとすぐに曲がってしまう。
「床とか天井はわりと楽なんだけどなぁ」
何が違うのかわからないが、とにかくまっすぐで細長いものを作り出すのはむずかしいのである。
いささかの不安を抱えながらも、俺は目を閉じ、息を整えて意識を集中する。
そして、いざはしごを作ろうとしたそのときだった。
「うわっ、なんだこの壁!?」
「まさか、人間たちの拠点か?」
壁の向こうから誰かの声が響き、集中が乱れた。
まっすぐ上に伸びていたコンクリートの棒が、ゴムホースのように曲がりながら地面に落下ちてくる。
「うわぁっ!」
あやうく頭にコンクリートの一撃を受けそうになり、思わず悲鳴を上げてしまった。
まぁ、まだ固まってないからダメージはほとんどないと思うけど、逆に言えば泥の塊だからな。
こんなものが上から降ってきたら、そりゃ悲鳴も上がりますって。
「……誰かいるのか!?」
俺の悲鳴が聞こえたのか、壁の向こうから問いただす声がする。
どうしよう、答えるべきか?
俺が背中にいやな汗をかきつつ考えていると、後ろから誰かが走ってくる音がした。
「今の声、パパ?」
「おお、アムスティローネ!
無事だったのか!!」
どうやら壁の向こうにいるのはエルフの少女の肉親らしい。
あと、彼女の名前はアムスティローネというようだ。
しかし、馬車の中にいたはずなのにあの声が聞こえたのか。
さすがエルフ……耳のよさは別格だな。
「す、すいません!
あの声は、おそらく私の父と兄です!
よかった、無事で……」
感極まったのか、アムスティローネはその場で膝をついて顔を手で覆う。
まぁ、こういう場面に出くわすと人助けも悪くないと思うよな。
「そっちは何人ですか?
今、上からロープを垂らします」
こちらの様子に気づいたのか、ヨハンナが枯れ草から作ったロープを持ってこちらに近づいている。
まったくもって用意のいい守護者だ。
「こちらは二人だ。
私はエルフの狩人でエルヴェナス。
息子のカスティネックが隣にいる」
「では、ロープを投げますので、一人ずつ上ってきてください!」
俺が目配せをすると、ヨハンナが壁の向こうに向かってロープを投げた。
そしてロープを支えるためにイオニスがその反対側を持つ。
一応、俺も手伝ったほうがいいだろうな。
やがて壁を超えてやってきたのは、高校生ぐらいに見える赤毛の少年だった。
つづいて、よく年齢がわからない青年が姿を現す。
そして三人は抱き合って再開を喜ぶと、男二人はイオニスを見て膝をついた。
「家族を保護していただき、礼を申し上げる。
大きな魔力の揺らぎを感じて、はぐれた同族と思って確かめにきたのだが、まさかうちの娘たちが人間族の方に保護されていたとは」
「いえ、それは私ではありません。
礼なら我が主様へ」
イオニスはにこりともせずに、手の指をそろえて俺を示す。
すると、エルフたちの表情が若干の戸惑いを見せた。
獅子の獣人の子供にしか見えない俺が、人間の使用人をもっていることが意外なのだろう。
「こ、これは失礼を」
「トシキだ。
智の神の神官をしている。
訳あって西に向かって旅をしている途中で貴方の家族を保護した」
エルフたちの謝罪を軽く流し、俺は簡単に自己紹介をする。
「で、奴隷狩りに追われているって?」
「そうなのです。
三日前に村を襲われ、なんとか連中の足止めをして妻と娘を逃がすことはできたのですが……連中を振り切る事ができないのです。
二日ほど前に追いつかれ、交戦することになりまして」
俺のイメージだけの話かもしれないが、森の中でエルフを追い続けるってちょっと無茶だよな。
なにか目印でもつけられているんじゃないかな?
だが、そのぐらいはたぶんエルフたちも考えているはず。
「とりあえず、この中にいれば連中も簡単に襲ってはこれないでしょう。
ヨハンナ、食事の量は大丈夫か?」
「すぐに用意いたします」
俺が声をかけると、ヨハンナはすぐに増えたエルフたちの分の食事の準備をはじめた。
「獣人の子よ、感謝する」
「別に礼はいいよ。
しかし、亜人をさらって奴隷にするとは……ろくでもない奴らがいたものだ」
そうつぶやきながら、俺は今の自分が亜人であり、しかも希少種族であることを思い出す。
背中の翼がバレたら、奴らはまっさきに俺を狙うだろう。
「かくまってもらった身でこう言うのは何だが、おそらく連中はここまでやってくるだろう。
具体的にはわからないが、なんらかの普通ではない方法で奴らは私たちの後をつけてきている」
やはりエルフたちもそう思っているのか。
だが、その追跡方法がわからない限り、どこに逃げても余り代らないだろう。
ならば撃退するか?
だが、戦力が足りない。
イオニスは弓が使えるようだが、敵の数が多いと対応しきれないだろう。
巨大羊に関しては、アレが暴れたら俺たちまで巻き添えになりかねない。
さて、どうしたものか?
そのとき、背後で何か゛バサッと音がした。
振り返ると、自己主張するかのように一冊の本が落ていちる。
これは……スタニスラーヴァからもらった魔導書。
寺院においてきたはずなのに、なぜ?
「まさか、自分を守護者にしろということか?」
「どうされた、獣人の子よ」
俺の戸惑いを感じたのか、エルフ家族の父親……エルヴェナスが心配げに声をかけてくる。
だが、その声に応える余裕がなかった。
「これ、どうかんがえても精霊の仕業だよな」
おそらくは、この魔導書を守護者にしろということだろう。
なお、本から生み出した守護者は、今の俺の魔力だと一冊分しか維持しかできない。
この本を守護者にすると、森暮らしの書の守護者化を解く必要がある。
「イオニス、ヨハンナ、これから別の本を守護者にするから一度本にもどってくれ。
ありがとう。
とても助かったよ」
「お褒め頂き恐悦至極」
「御用がありましたら、いつでもお呼びくださいませ」
二人は寄り添うように並んでひざまずくと、一瞬で元の本へと姿がかわる。
横で見ていたエルフたちが絶句しているが、説明はあとだ。
「智の神の叡智と威光において、智の眷属たる書物に命ず。
我が呼びかけに応え、我に仕えるべし。
汝が智は力となりて、共に栄光の道を歩まん」
変化は一瞬だった。
金色の光が瞬いたかと思うと、そこには白い民族衣装を身に着けた少女が立っていたのである。
その姿と顔は間違いなく……。
「ヴィヴィ・ヴラツカ!?」
「もぉ、おいてゆくなんてひどいじゃない!
でも、面白そうな場面に呼んでくれたから許してあげる」
いや、どう見ても押しかけたの間違いだろ。
そんな俺の印象をよそに、彼女は芝居かかった調子で笑う。
「私、見た目はかわいいけど、けっこう武闘派なのよね」
彼女はそう告げながら、どこからともなく羊飼いの使うような捻じ曲がった杖を取り出した。
そして陶酔するかのような、どこか暗い声で声で告げる。
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