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アシュレイさんに話を聞いて、私はクリストファー殿下のことが気になってしょうがない。
ロギィを投げつけたあの子、私の言葉に目を丸くしていた。つまり、ロギィが投げられて痛い思いをしてるんじゃないかってことを全く思いつかなかったんだろう。それはとりもなおさず注意する人が周りにいなかったということで、殿下自身は優しい子なんじゃないかと思う。
いつかゆっくり話をしてみたい。まあ相手は王子様、そんな機会は早々来ないだろう。
そう思っていた時期が私にもありました。
「え、お茶に?」
「はい、クリストファー殿下からご招待が」
幼児からお茶のご招待。びっくり。
幼児とは言え相手は王族、断る訳にはいかないだろうし断る理由もない。何より私もクリストファー殿下と話してみたかったし。
「私、マナーとか全然わからないんですが大丈夫てしょうか?」
「大丈夫ですよ。気軽にお出かけください――――ソフィア、そのようにサーナ様のお支度を」
「かしこまりました」
「お、お支度」
やっぱりお茶会用のドレスに着替えるんですね。人様に着替えさせてもらうとか抵抗があるのですが、自分でやるって言うとソフィアさんが悲しそうな目でじいーっと見つめてくるので諦めています。
お着替え、するんですね。
目があったソフィアさんがにっこりと笑った。
殿下と出会ったあの庭園ではなく、今回お茶の席がしつらえてあったのはアイリスの咲く庭だ。私はソフィアさんとアシュレイさんに連れられてその庭へと足を踏み入れた。
細い川が作ってあって、それを縁取るように青や紫の大ぶりのアイリスが咲き乱れる。少し離れたところには大きな柳の木が青々と枝を垂らしていて、以前テレビで見たモネの庭みたいだ。あ、よく見たら橋もかかってる。
「よく来たな」
相変わらず居丈高な態度の五歳児にたまらず口角が上がってしまう。可愛いなんて言ったら機嫌損ねちゃうだろうなあ。
アシュレイさんが殿下と私の橋渡し役らしく、お互いを紹介してくれる。なんでも貴族社会では紹介されるまでは口をきくのもマナー違反らしい。難しい。
紹介されて私はソフィアさんに教えてもらった付け焼き刃の礼をした。
「お招きいただきありがとうございます」
「うむ、座るといい」
笑いを噛み殺しながら席につくと、音もなく侍女さんたちが紅茶を淹れてくれる。
でも殿下は下を向いてぷるぷるしている。「言うぞ、言うぞ!」って決心している感じだったから、私はじっとクリストファー殿下の言葉を待った。
「さてクリストファー殿下、なにかサーナ様にお話があるということでしたが」
「うっ、うるさいぞアシュレイ! 今話そうと思っていたところだ!」
そしてクリストファー殿下はその勢いに乗せて私に口を開いた。
「か、過日は、すまなかった!」
「ロギィの話ですか?」
「そ、そうだ。ロギィを投げつけてすまなかった。父上にも叱られた――――が、その」
「何でしょう?」
「その、ロギィは本当に投げつけられたら痛い思いをするのか?」
それまで「言われたから謝りに来た」という雰囲気が濃厚だったクリストファー殿下の瞳がいつの間にか違う色に変わっている。別に水色の瞳が違う色になったわけじゃなく、何かを知りたい熱意のようなものが湛えられているんだ。
真剣な問いにはたとえどんな荒唐無稽なことでも真剣に答える。これは施設の職員さんに教えてもらったことだ。
「たとえば殿下がベッドから落ちてしまったとしますよね。落ちたら痛くないですか」
「まあ、痛いな」
「じゃあ躓いて転んだら?」
「もちろん痛いだろう」
「誰か大きな大人に突き飛ばされたり投げ飛ばされたりしたら?」
「僕は王子だぞ、そんなことする人間はいない」
「そうですね、では」
ふと目についた柳の木を指さして私は言葉を続ける。
「あの木くらいの大きな悪者がやってきて、ということにしましょうか。それならどうですか?」
「――――っ! 怖くない、怖くないぞ! ただ――――すごく、痛そうだ」
「はい」
「そうか……ロギィから見れば僕はものすごく大きいんだ。それを勢いよくなげちゃったから」
どんどんうなだれていくクリストファー殿下。本当は優しい子なんだなあ、そして頭もいい。ちゃんと私との会話の中から必要なものを想像してくみ取ることができるのに今回できていなかったのは、幼稚園みたいな集団行動を学ぶ場がないからなのかもなあ。王子様が幼稚園行くとか考えにくい。
「殿下はロギィがお好きなんですね」
「……うん」
「それならもう大丈夫ですね。殿下はもうロギィに痛いことしないですもんね」
「もちろんだ!」
うう、このどや顔がすっごく可愛い。ほっこりとしてお茶とお菓子に手を伸ばしていたらアシュレイさんが困ったように笑った。
「殿下、陛下が謝ってこいとおっしゃったのはロギィに痛いことをしたからではなく、人様にイタズラを仕掛けたことについてだったと思いますが――――?」
その後、改めてクリストファー殿下が謝罪したことを受けて超多忙な宰相のアシュレイさんは仕事に戻っていった。私は綺麗なお庭で殿下とお茶の続き。何だかお茶会の最初よりは殿下の私に対する警戒が解けているような気がする。
「サーナ、サーナはどの菓子が好きだ?」
美しく盛りつけられた何種類もの焼き菓子を前にクリストファー殿下が聞いてきた。
「そうですねえ、これなんか好きですよ」
私が指さしたのは大きな円盤状に焼いて中心を丸く型抜きし、放射状に切り分けたショートブレッドだ。マーガレットの花みたいでかわいい。
「そうか、僕はこっちのケーキが好きだ」
殿下が指さしたのは、りんごとラズベリーを混ぜ込んだバターケーキだ。上にたっぷりアーモンドが散らしてあってきれい。
「おいしそうですね。それじゃ私のぶんもいかがですか?」
「い、いいのか?」
「ええ、もちろん。でも夕食にひびくといけませんからひとつだけ、ね」
ケーキをぱくっとほおばって、そのおいしさに「んんんっ」と笑顔になっちゃう殿下のかわいさよ。わかるよわかる、おいしいものって勝手に笑顔になっちゃうよね。
この短時間で私はすっかりこの王子様に魅了されていた。
やがて穏やかだった庭園に少しだけ風が出てきた頃お茶会はお開きになった。お茶会のお礼を伝えるとクリストファー殿下が駆け寄ってきた。
「サーナは僕の世話係か教師で王城へ来たんじゃないのか?」
「いいえ、違います」
「そうか……僕、またいやな教師が来たんだと思って追い返そうとしてた」
それからどこかむずかしい顔でうつむいた。まるでお茶会の最初の時みたいだ。
でもこんな表情を私はよく知ってる。楽しい時間が終わって帰りたくないーって顔だよね。弱いんだ、私。こういう顔に。
「クリストファー殿下」
「――――なんだ」
「今日はお会い出来て楽しかったです。もしお嫌でなければ今度は私に殿下をご招待させてくださいますか?」
途端にパッと殿下が顔を上げた。勢いが良すぎてそのまま頭がスポーンと抜けて飛んでっちゃうんじゃないかってくらいだ。まるで殿下が人形みたいに可愛らしいからなおさらそんなふうに見えちゃう。
「サーナが? 僕を?」
「はい」
「――――仕方がないな! 僕は王子だから忙しいんだがな、特別に時間を作ってやる! 特別にな!」
期待に満ちた目で私を見ていたくせにそれを必死に隠して偉ぶって見せるあたりがたまらない。私もそれに倣って「ありがたき幸せです」なんて返事をしてしまった。
★☆★☆★
ところが、ところがだ。
その翌日突然レーンハルト陛下に呼び出された。
私昨日何かやらかしちゃったかなあ? 勝手にクリストファー殿下を招待する約束なんかして怒られちゃうかな?
うっかり忘れていたが、そもそも殿下の存在すら私には伝えられていなかった状況だったのだ。あのとき殿下が私にロギィを投げつけなければひょっとしたら未だに存在すら知らなかったかも知れない。
いやいや、会っていいって許可はもらったよね?
突然の最高権力者からのお呼び出しにかなり緊張を強いられる。うー、レーンハルト陛下って真面目そうで無表情で、ちょっとだけ怖い。まあそんな人とこの間はよく二人で話ができたものだ。
そんなことを考えながらたどり着いた陛下の執務室で、私は突然の提案に驚くことになる。
ロギィを投げつけたあの子、私の言葉に目を丸くしていた。つまり、ロギィが投げられて痛い思いをしてるんじゃないかってことを全く思いつかなかったんだろう。それはとりもなおさず注意する人が周りにいなかったということで、殿下自身は優しい子なんじゃないかと思う。
いつかゆっくり話をしてみたい。まあ相手は王子様、そんな機会は早々来ないだろう。
そう思っていた時期が私にもありました。
「え、お茶に?」
「はい、クリストファー殿下からご招待が」
幼児からお茶のご招待。びっくり。
幼児とは言え相手は王族、断る訳にはいかないだろうし断る理由もない。何より私もクリストファー殿下と話してみたかったし。
「私、マナーとか全然わからないんですが大丈夫てしょうか?」
「大丈夫ですよ。気軽にお出かけください――――ソフィア、そのようにサーナ様のお支度を」
「かしこまりました」
「お、お支度」
やっぱりお茶会用のドレスに着替えるんですね。人様に着替えさせてもらうとか抵抗があるのですが、自分でやるって言うとソフィアさんが悲しそうな目でじいーっと見つめてくるので諦めています。
お着替え、するんですね。
目があったソフィアさんがにっこりと笑った。
殿下と出会ったあの庭園ではなく、今回お茶の席がしつらえてあったのはアイリスの咲く庭だ。私はソフィアさんとアシュレイさんに連れられてその庭へと足を踏み入れた。
細い川が作ってあって、それを縁取るように青や紫の大ぶりのアイリスが咲き乱れる。少し離れたところには大きな柳の木が青々と枝を垂らしていて、以前テレビで見たモネの庭みたいだ。あ、よく見たら橋もかかってる。
「よく来たな」
相変わらず居丈高な態度の五歳児にたまらず口角が上がってしまう。可愛いなんて言ったら機嫌損ねちゃうだろうなあ。
アシュレイさんが殿下と私の橋渡し役らしく、お互いを紹介してくれる。なんでも貴族社会では紹介されるまでは口をきくのもマナー違反らしい。難しい。
紹介されて私はソフィアさんに教えてもらった付け焼き刃の礼をした。
「お招きいただきありがとうございます」
「うむ、座るといい」
笑いを噛み殺しながら席につくと、音もなく侍女さんたちが紅茶を淹れてくれる。
でも殿下は下を向いてぷるぷるしている。「言うぞ、言うぞ!」って決心している感じだったから、私はじっとクリストファー殿下の言葉を待った。
「さてクリストファー殿下、なにかサーナ様にお話があるということでしたが」
「うっ、うるさいぞアシュレイ! 今話そうと思っていたところだ!」
そしてクリストファー殿下はその勢いに乗せて私に口を開いた。
「か、過日は、すまなかった!」
「ロギィの話ですか?」
「そ、そうだ。ロギィを投げつけてすまなかった。父上にも叱られた――――が、その」
「何でしょう?」
「その、ロギィは本当に投げつけられたら痛い思いをするのか?」
それまで「言われたから謝りに来た」という雰囲気が濃厚だったクリストファー殿下の瞳がいつの間にか違う色に変わっている。別に水色の瞳が違う色になったわけじゃなく、何かを知りたい熱意のようなものが湛えられているんだ。
真剣な問いにはたとえどんな荒唐無稽なことでも真剣に答える。これは施設の職員さんに教えてもらったことだ。
「たとえば殿下がベッドから落ちてしまったとしますよね。落ちたら痛くないですか」
「まあ、痛いな」
「じゃあ躓いて転んだら?」
「もちろん痛いだろう」
「誰か大きな大人に突き飛ばされたり投げ飛ばされたりしたら?」
「僕は王子だぞ、そんなことする人間はいない」
「そうですね、では」
ふと目についた柳の木を指さして私は言葉を続ける。
「あの木くらいの大きな悪者がやってきて、ということにしましょうか。それならどうですか?」
「――――っ! 怖くない、怖くないぞ! ただ――――すごく、痛そうだ」
「はい」
「そうか……ロギィから見れば僕はものすごく大きいんだ。それを勢いよくなげちゃったから」
どんどんうなだれていくクリストファー殿下。本当は優しい子なんだなあ、そして頭もいい。ちゃんと私との会話の中から必要なものを想像してくみ取ることができるのに今回できていなかったのは、幼稚園みたいな集団行動を学ぶ場がないからなのかもなあ。王子様が幼稚園行くとか考えにくい。
「殿下はロギィがお好きなんですね」
「……うん」
「それならもう大丈夫ですね。殿下はもうロギィに痛いことしないですもんね」
「もちろんだ!」
うう、このどや顔がすっごく可愛い。ほっこりとしてお茶とお菓子に手を伸ばしていたらアシュレイさんが困ったように笑った。
「殿下、陛下が謝ってこいとおっしゃったのはロギィに痛いことをしたからではなく、人様にイタズラを仕掛けたことについてだったと思いますが――――?」
その後、改めてクリストファー殿下が謝罪したことを受けて超多忙な宰相のアシュレイさんは仕事に戻っていった。私は綺麗なお庭で殿下とお茶の続き。何だかお茶会の最初よりは殿下の私に対する警戒が解けているような気がする。
「サーナ、サーナはどの菓子が好きだ?」
美しく盛りつけられた何種類もの焼き菓子を前にクリストファー殿下が聞いてきた。
「そうですねえ、これなんか好きですよ」
私が指さしたのは大きな円盤状に焼いて中心を丸く型抜きし、放射状に切り分けたショートブレッドだ。マーガレットの花みたいでかわいい。
「そうか、僕はこっちのケーキが好きだ」
殿下が指さしたのは、りんごとラズベリーを混ぜ込んだバターケーキだ。上にたっぷりアーモンドが散らしてあってきれい。
「おいしそうですね。それじゃ私のぶんもいかがですか?」
「い、いいのか?」
「ええ、もちろん。でも夕食にひびくといけませんからひとつだけ、ね」
ケーキをぱくっとほおばって、そのおいしさに「んんんっ」と笑顔になっちゃう殿下のかわいさよ。わかるよわかる、おいしいものって勝手に笑顔になっちゃうよね。
この短時間で私はすっかりこの王子様に魅了されていた。
やがて穏やかだった庭園に少しだけ風が出てきた頃お茶会はお開きになった。お茶会のお礼を伝えるとクリストファー殿下が駆け寄ってきた。
「サーナは僕の世話係か教師で王城へ来たんじゃないのか?」
「いいえ、違います」
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それからどこかむずかしい顔でうつむいた。まるでお茶会の最初の時みたいだ。
でもこんな表情を私はよく知ってる。楽しい時間が終わって帰りたくないーって顔だよね。弱いんだ、私。こういう顔に。
「クリストファー殿下」
「――――なんだ」
「今日はお会い出来て楽しかったです。もしお嫌でなければ今度は私に殿下をご招待させてくださいますか?」
途端にパッと殿下が顔を上げた。勢いが良すぎてそのまま頭がスポーンと抜けて飛んでっちゃうんじゃないかってくらいだ。まるで殿下が人形みたいに可愛らしいからなおさらそんなふうに見えちゃう。
「サーナが? 僕を?」
「はい」
「――――仕方がないな! 僕は王子だから忙しいんだがな、特別に時間を作ってやる! 特別にな!」
期待に満ちた目で私を見ていたくせにそれを必死に隠して偉ぶって見せるあたりがたまらない。私もそれに倣って「ありがたき幸せです」なんて返事をしてしまった。
★☆★☆★
ところが、ところがだ。
その翌日突然レーンハルト陛下に呼び出された。
私昨日何かやらかしちゃったかなあ? 勝手にクリストファー殿下を招待する約束なんかして怒られちゃうかな?
うっかり忘れていたが、そもそも殿下の存在すら私には伝えられていなかった状況だったのだ。あのとき殿下が私にロギィを投げつけなければひょっとしたら未だに存在すら知らなかったかも知れない。
いやいや、会っていいって許可はもらったよね?
突然の最高権力者からのお呼び出しにかなり緊張を強いられる。うー、レーンハルト陛下って真面目そうで無表情で、ちょっとだけ怖い。まあそんな人とこの間はよく二人で話ができたものだ。
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