君と僕のただダラダラとした会話

三池

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No.15 君と遺体

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「幽霊ってどんな感じ?」

『別に。普通。』

「なんか、空中浮遊できたりしないの?」

『できない。』

「つまんない。」

『るっさいわ。勝手に期待して勝手に幻滅してんじゃねえよ。』

「ってかさ、聞きたいことあるんだけど。」

『急に話変えんなや。で、なに?』

「君の体はどこにあるわけ?お墓参りしたいなー、とか考えてるんだけど。」

『知らん。』

「はい?」

『わからないから成仏できてないのかも。』

「なんでわからないの?え?死因、病気だよね?」

『病気だけど、誘拐されて、その時にちょうど発作的なのきて、死んだ。』

「えっ!そういうこと?死んじゃった場所、病院じゃないの?」

『ああ。どっか知らん場所で死んでた。犯人も見つかってないし、俺の顔に袋かなにかがかけられてて顔は見てない。顔見てたら化けて出れたのに。』

「じゃあ、君の体はまだ見つかってないってこと?」

『うん。』
「あれ…?」

『どうした?』

「ねえ、もしかして、君の死体の場所って…。」

『どうした?』

「…っ。」

『大丈夫?すごい、顔真っ青だけど。』

「言わない。」

『は?』

「ごめん。言わない、言えない。」

『なんでだよ。なにか理由があるのか?』

「それも、言えない。」

『そっか・・・。わかった。言わなくていいよ。お前が言いたくないんなら言わなくていい。』

「ありがと。」

『どういたしまして?俺がどういたしましてって言うの変?』
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